シーケンシャル・ツインターボ


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シーケンシャル・ツインターボ


エンジンの回転数に応じ大小2つのターボチャージャーを使い分けることでターボラグの低減、低回転からの過給効果を目的としたシステムである。低回転では小容量のターボチャージャーを使用し低速トルクの確保、ターボラグの回避、中高回転では大容量のターボチャージャーを用いて高出力を狙う。2機のターボを「順次駆動」するさまからシーケンシャルの名がある。シーケンシャル・ターボは自動車の様な負荷変動の多いエンジンに向いているが、2つのターボの制御は難しく上手に制御しなければ有効性は発揮されない。その為、排気ガスの量やエンジンの回転数、エンジンの状態等をモニタした上で2つのターボの動作を制御する必要からエンジン及びターボの電子制御が不可欠となる。 乗用車用ガソリンエンジンでは1987年のポルシェ 959での採用が初であるとされる。日本車では1990年のユーノス・コスモ、RX-7(FD3S)が初である。後にトヨタも採用したが、シーケンシャルツインターボとは名乗らなかった。 現在では、シングルターボでも応答性や低速トルクを実現できる、軽量タービンやツインスクロールタービンが登場し、採用している車種はほとんどない。低回転域と高回転域のタービンの仕事域が明確に分かれている為、低→高の切り変わり時点のブースト落ちがメーカーによっては顕著になる。