マグノシュタット

西大陸の旧ムスタシム王国跡地に存在する魔導国家。総人口は約30万人。
世界最高峰の魔導士育成機関であるマグノシュタット学院が国の中枢機関を兼ね、学長のマタル・モガメットが実質上国の指導者となっている。

本来はムスタシム王国内の一魔導研究機関に過ぎなかったが、10年ほど前に魔導士が反乱を起こし、ムスタシム王国を滅亡させた。
なお、現在も付近の小国を侵略し、領土を吸収し続けている。

魔導士とそうでないものを差別する異様な国家体制を敷いており、魔導士かどうかの血統で国民は5段階の等級に分けられ、割り振られた国民等級により、立ち入れる区画や住居区画、結婚、出産までもが厳しく制限されている。

現在は特例を除き魔導士しか入国することができない。
国境には関所が設けられ、巨大な槌を用いて、防壁魔法が発動するかどうかを確認する入国審査が行われる。

学院都市を中心に3重の防御結界がはられているほか、他国では貴重なはずの魔法道具が恒常的に使用され、魔力さえあれば、完全な自給自足を可能としている。
国民の大多数は学園都市内部に収納されている。

学園都市の結界内部は地上よりも低い、巨大なすり鉢状の穴の中に潜るように建設されている。
円の中心部は底までの吹き抜けとなり、壁に張り付くように居住区ごとの層が設けられ、地上に一番近い層から4等、3等、2等許可区となっている。
底辺部に1等許可区およびマグノシュタット学院と、さらにその地下に5等許可区が存在する。

重要機関には強力な結界が張られていて1型結界手形を所有する上級魔導士以外は出入りできない。
なお、学生は思想教育を受けているか否かにより胸章が違う。

国法違反は厳罰で、非魔導士はもちろん魔導士であっても国法を犯せば死罪となる。
モデルはオスマン帝国以前のトルコ共和国。
マグノシュタット出身・所属の人物
学院関係者
上級魔導士 マタル・モガメット(学長)
マイヤーズ(コドル6担当教官) イレーヌ・スミルノフ(研究室「ルフの変質」室長)
モージャ ドロン
学生 アラジン スフィントス・カーメン ティトス・アレキウス ネロ 才凛 ムハラジャ チョッポ
5等国民
マルガ オットー ゲオルガ
その他
ヤムライハ  ヤコフ フョードル アショーカ エーベルハルト リリマナ
デュポン ブウ アラン セレス リンリー ゲムナー イザベラ イアン
ムスタシム王国関係者
ドゥニヤ・ムスタシム イサアク サーナ

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最終更新:2024年03月09日 10:00