本来は
ムスタシム王国内の一魔導研究機関に過ぎなかったが、10年ほど前に
魔導士が反乱を起こし、
ムスタシム王国を滅亡させた。
なお、現在も付近の小国を侵略し、領土を吸収し続けている。
魔導士とそうでないものを差別する異様な国家体制を敷いており、
魔導士かどうかの血統で国民は5段階の等級に分けられ、割り振られた
国民等級により、立ち入れる区画や住居区画、結婚、出産までもが厳しく制限されている。
現在は特例を除き
魔導士しか入国することができない。
国境には関所が設けられ、巨大な槌を用いて、
防壁魔法が発動するかどうかを確認する入国審査が行われる。
学院都市を中心に3重の防御結界がはられているほか、他国では貴重なはずの
魔法道具が恒常的に使用され、
魔力さえあれば、完全な自給自足を可能としている。
国民の大多数は学園都市内部に収納されている。
学園都市の結界内部は地上よりも低い、巨大なすり鉢状の穴の中に潜るように建設されている。
円の中心部は底までの吹き抜けとなり、壁に張り付くように居住区ごとの層が設けられ、地上に一番近い層から4等、3等、2等許可区となっている。
底辺部に
1等許可区および
マグノシュタット学院と、さらにその地下に
5等許可区が存在する。
重要機関には強力な結界が張られていて
1型結界手形を所有する上級
魔導士以外は出入りできない。
なお、学生は思想教育を受けているか否かにより胸章が違う。
国法違反は厳罰で、非魔導士はもちろん魔導士であっても国法を犯せば死罪となる。
モデルはオスマン帝国以前のトルコ共和国。
マグノシュタット出身・所属の人物
最終更新:2024年03月09日 10:00