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ディーテ城砦攻略戦 援護・探索2

最終更新: 2009年04月17日 (金) 23時39分56秒 ;

ディーテ城砦攻略戦 援護・探索1

調査

前回参照
  • 世界の各地で悪魔が現れている。~
  • デビルの能力を調べるために~

城砦を確保したおかげで、これまでよりも腰を落ち着けて作業にかかれる。
地獄に来てから、地上では分からぬデビルやカオスの情報が確実に明らかになってきている。
だが、それでも分からない事が多すぎる。
――より確かな真相を。
そう焦る気持ちを抑えながら、■■はディーテ内部を探索し、持ち帰った情報を一つ一つ吟味していく。
そうする内に、ある書物に目が留まる。
酷い臭気を発するその書には、天より堕ちる天使らしき姿や地面から湧き上がるカオスのような絵が随所にちりばめられていた。
文字はあるが、読めない。だが何か気になり、同じく作業を続ける同僚にその書を見せる。
「今の言葉じゃなさそうね。古代魔法語? 少し違うかしら」
「リードセンテンスを使える者はいるか? いなければ探して来い」
俄かに作業場が騒がしくなる。
書かれているのが、デビルの寝物語の可能性もある。
しかし、それも見極めてみなければ分からない。

床に転がってしまった巻物に手を伸ばして、■■は息をついた。
膨大な資料の山に埋もれて、今日で何日になるのか。
目がしぱしぱする。そろそろ太陽の光を浴びないと萎れてしまうかもしれない。それ以前にキノコとか生えて来るかも。
「‥‥‥‥」
自分の隣の書棚で熱心に調べ物を続ける仲間に目を遣る。
彼は自分よりも先にここへ来て、ひたすら書物を漁り続けている。カビやキノコの類が生えるのは、恐らく彼の方が先だ。いや、もう生えているのかもしれない。
そっと彼の衣の裾に手を伸ばす。
胸が高鳴るのは、他人の衣服を捲るという高揚感からではない。決してない。
「‥‥よかった」
まだ、カビ人間にも恐怖のキノコ男にも変身していないようだ。
ほっと安堵した■■は、自分に集まる冷たい視線に首を傾げた。
カビ人間よりもキノコ男よりも不名誉な称号が自分についた事に気付くのは、それからしばらくしてからの事だった。

上級と分類されるデビルの中には、元は神に仕える天使だった者もいる。
彼らは己の力を過信し、神が自分達よりも人を愛する事に嫉妬して叛旗を翻し、戦いを挑み、ついには天界を追われたという。
「つまり、こういう事だ」
神妙な顔で、■■は続ける。

『俺はもう強いんだっ! いつまでも父ちゃんの言いなりになんかなるもんか!』
『何を言うか! お前にはまだまだ修行が必要だという事が分からないのか!』
『父ちゃんは俺が強くなるのが怖いんだろ! だから、弱っちい人間ばかり可愛がるんだ!!』
『馬鹿な事を言うんじゃないっ!』
『畜生っ! 父ちゃんなんか大っ嫌いだーっ! 出て行ってやるーっ!』
『ああ、出ていけ、出ていけ! お前はもうウチの子じゃない!』

「なるほど、そう考えると分かりやすいですね」
尊敬の眼差しを向けて来る後輩に、得意満面の■■の肩を仲間の冒険者が叩いた。
「伝承の筋は合ってる。合ってはいるんだがな‥‥」

カオスの魔物――それはデビルとは一線を画す物だということはこれまでの調査で分かっていた。だが、具体的に名前が挙がっても実際にその姿と結びつかないので理解しづらい。
■■はそんなカオスの魔物に関する文献をあさっていた。アトランティスに出現するというカオスの魔物――少しでもその正体が分かれば。
ふと、文献を繰っていた手を止める。そこにはこう書かれていた。

『(カオスの魔物情報を参照)』

‥‥‥この情報は――。

目の前には、たくさんの書物が置かれている。それは、世界各国で見つけられた、悪魔に関する研究の書だ。
その中の一つに、■■は目が止まった。
「(悪魔情報を参照)」
このような敵がまだ、現れるのだろうか。■■はそう思いながらも今日の調査を終えることにした。

カオスの魔物情報

【霧吐く鼠】
下級のカオスの魔物。耳まで裂けた大きな口の、ねずみに似た醜いカオスの魔物で、尻尾は常に細い鞭のようになっている。どうやら寒い霧の夜などに現れ、霧を吐いて視界を封じる能力があるようだ。霧吐く鼠自体はその霧の中でも視野が確保できるらしい。

【酒に浸る者】
下級のカオスの魔物。下級のカオスの魔物。邪気を振りまく者に似ているが、爪が長く、尾はなく、毛むくじゃらだ。姿を消すことができ、様々な悪戯をするがエールには目がなく、樽いっぱいのエールにおびき出されたという話もある。

【邪気を振りまく者】
下級のカオスの魔物。背中にコウモリの羽を生やし、先端が矢尻のような形をした長い尻尾を持つ醜い小鬼です。鉛色の膚をしています。耳まで口が裂け、鋭い牙が並んでいます。非常に小柄で、悪戯好きで狡猾。多数で現れて悪事を働くという。

悪魔情報

【前回参照】
  • アガチオン
  • インキュバス/サキュバス(画像
  • インプ(画像
  • エフィアルテス
  • グリマルキン(画像
  • グレムリン(画像
  • リリス(画像
  • 羅刹

「中級デビル:アザゼル
地獄の山羊番として知られる、がっしりとした体躯の山羊の角を生やした悪魔。
映し込んだ者の罪を暴露するという魔法の鏡を持ち、相手の過去の罪や後ろめたいことを暴露する。
過去の罪を暴露したものに山羊の姿に変える呪いをかける。また罪がないものには言葉巧みに罪を犯させるという。」

「中級デビル:アビゴール
槍や軍旗、王杖などを携え、蝙蝠のような翼の生えた地獄の馬にまたがった、礼儀正しく凛々しい悪魔の騎士。
善なるものを滅ぼすための戦いに手を貸し、戦術と騎馬での戦闘に長ける。敵である天使を倒すためであれば、その戦いに関する秘密を的確に教えるという。」
(画像)

「中級デビル:アンドロアルフェス <下級表示あり>
孔雀の姿をした悪魔で呪いを得意とする。
得意な呪いは相手の姿を無害な鳥に変えてしまうもので、この悪魔に気に入らなければ、一生その呪いは解かれることはないという。」

「中級デビル:イペス <下級表示あり>
ガチョウの頭と足、ウサギの尾に獅子の体という奇妙な姿の悪魔。
白い羽の生えた天使のような姿で現れることもあり、力を望むものに悪魔となる方法を教え、悪の道に誘うという。」

「中級デビル:ヴィヌ <下級表示あり>
黒い馬にまたがる獅子の頭を持つ悪魔の貴族。手には毒蛇を持ち、常に怒りを露にしている。
相手の過去をのぞき、隠された暗い過去を揺さぶる。また水を操ることができ、嵐や水害を引き起こすという。」

「中級デビル:ヴェパール
美しい人魚の姿をした海の悪魔。
海難の象徴で、嵐を起こして船乗りを溺死させたり、船の幻で暗礁に導くことを得意とする。」

「中級デビル:オティス
巨大な蛇の姿と、大きな牙と2本の角を備えたいびつな人型にそれぞれ姿を変える悪魔。
おしゃべりが過ぎるため他の悪魔からも嫌われる存在とされる。
過去と未来の知識を持ち、悪魔には「滅ぼすべき」善なるものを教え、人間には、過去の悪魔が行ったとされる悪辣な事件のことを話すという。」

「中級デビル:カークリノラース
背中に鷹のような翼を生やした、大型の犬の姿をした悪魔。グラシァラボラスとも呼ばれ、人々の争いを見るのを好む。
姿を消して忍び寄り、相手を魅了し言葉巧みに騙して、殺人を起こさせるという。」

「中級デビル:カホル
黒い肌に黒い翼を持ち、頭には6本の角が並んだ、竜に似た悪魔。狡賢く、人を騙したり裏切ったりすることを非常に好んでいる。
幾何学的で正確な図形を嫌っており、そのような図形に囲まれると動きが取れなくなるといわれている。」

「中級デビル:サブナク
青白い馬に乗った、ライオンの頭を持つ獰猛な戦士の姿をした悪魔。
建築技術や軍事の知識を持ち、それらの知識を活用して戦いや策謀を行う。戦場では呪われた剣を振るい、癒すことのできない呪いの傷を与えるという。」

「中級デビル:ニバス <下級表示あり>
道化師のような衣装をまとった人型の悪魔。地獄の宮廷の道化の一人といわれる。
人に幻覚や夢を見せて眠らせ、精神の力を奪い仮死状態にすることができる。眠らされ他相手は、誰かに起こされるまでは自然に起きることはないという。」

「中級デビル:ビフロンス
巨大で、歪んだ人間の頭部だけの姿をした、奇妙な怪物じみた悪魔。魔力ある品に対して知識が深い。
また死体に憑依することができ、生前の記憶を読み取ることで、まるでその人物のように振舞うことができる。」

「中級デビル:ビレト <下級表示あり>
青白い馬に乗った、常に怒りの表情を浮かべている悪魔の騎士。
ホルンを抱えた3匹の黒猫の伴奏とともに現れ、悪意あるものに助言し、不当に男女の仲を取り持つという。
剣の名手で、様々な戦いの技を操る。」

「中級デビル:ヘルマスク
宙に浮く、恐ろしい形相の顔を模した仮面の姿をしている。
戦士を誘惑し、自らを用いて悲劇を起こさせることを好む。また誘惑するのみではなく、自分を被った相手を乗っ取り、悪事を行わせることができると伝えられる。」

「中級デビル:マレブランケ
背に蝙蝠の翼を持つ、黒い鬼の姿をした悪魔。
地獄の獄卒とされ、更なる上級の悪魔に従い、地獄の反逆者を責め、地上にも姿を現すことがあるという。」

ディーテ探索

血よりも赤き大地にそびえるのは、重苦しい邪気を集めたかのような黒色の、暗い壁を持つ都市だった。
いや、それは都市と呼ぶべきだろうか?
その広さは人知を越えてかけ離れた、下手をすれば一国がそのまま入ってしまうような広さだった。
加えて、悪魔の御技により広大無辺な都市の街路は捻じ曲がり、すぐ後ろを歩く仲間の姿が天井に映り、あるいは扉を開けば庭園が広がる、というような、無秩序ぶりを見せ付けている。
■■はそんな混沌とした状況を打破すべく、探索の途中、周囲に目を凝らした。
あたりに何かの気配がする。敵か? それとも‥‥。
そんな考えが脳裏に浮かび、■■の背に汗が伝う。

‥‥ややあって。
気配そのものは気のせいだったようだ。警戒の心など知らぬかのように何も起きなかったことに、■■はほっと胸をなでおろすと、探索を続けることにした。

城砦の一部占拠が為せたとはいえ、内部の作りも分かっていない。
隠し通路に残された罠。致命的な痛手になる前に、早急に見つけておかねば。
「おい、来てくれ。何か物音がする」
仲間が緊張した面持ちで■■たちを呼んだ。
重く閉じられた扉の奥で何かが動いている。一つ二つではない。
視線だけで会話をすると、■■たちは武器を構える。
ゆっくりと扉が開かれた。闇の中、差し込む光に反応し、それらはくるりとこちらを向く。
「アンデッドか!」
腐った人間が恨めしそうな声で這い出てきた。
■■が○○で牽制すると、即座に他の仲間も応戦を始める。瞬く間に、アンデッドたちは命無き生を終える。
「地獄の亡者か。何故こんな所に閉じ込めてたんだか」
「俺たちへの嫌がらせだろ」
軽口を叩きながらも、緊張は抜けない。
他にもそんな場所が無いか。探索はさらに続いた。

「あら、■■? さっき、あっちに居たでしょう?」
別場所を探索していた者から尋ねられて■■は戸惑う。そこには行った覚えが無い。
嫌な予感がして、仲間たちと共にその場所に向かった。
幾つかの角を曲がると、ばったり目の前に現れたのは■■自身。
「‥‥あなた偽者ね!?」
「嘘をつけ!!」
指を突きつけてくる■■もどきに、■■は持っていた○○を投げつける。
仲間たちの一斉攻撃。瞬く間に■■もどきは消滅した。
「デビルが化けて入り込んでいたんだ。とんだとばっちりだったな」
けれど、落ち込んでいる暇は無い。
奴がどこから入り込んだか。他に仲間がいないか早急に調べねば。
「■■? じゃ、向こうで見たのは‥‥?」
出くわした別の仲間が、首を傾げる。
■■たちは顔を見合わせると、急ぎ走り出した。

ディーテ城砦中央門――。
偵察に向かった■■たち冒険者はデビルの集団を目撃する。デビルに押された中央門は攻略するには至らず、城砦中央門は敵の勢力が盛り返している様子であった。
「‥‥ゲヘナの丘では女神エキドナが人間たちの攻勢を跳ね返している。あの方達が来るまで、何としても持ち堪えるのだ‥‥!」
「人間たちめ‥‥まさかモレク将軍を倒すとは‥‥この地獄で祈りの力だと‥‥! なぜに奴らの思いを止めることが出来ない!」
「ふふ‥‥焦るな、思いの力があろうと、あの方達の前には人間など吹けば飛ぶ存在よ‥‥!」
「そうだ‥‥あの方達の前に、奴らの思いの力も潰えよう‥‥!」
だが、デビルたちにはやや焦りの色が伺える。モレクの敗退は予想外であったようだ。
ざわめくデビルたちの様子を後に、■■たちはその場を離れた。

ディーテ城砦、後方――。
「あれは‥‥何だ?」
■■たち冒険者は左門から城砦後方へ抜ける道を見つけ出し、敵の背後を探っていた。
真紅の空に飛び交う無数の影、下級悪魔たちの哄笑が不気味に響き渡っている中、冒険者たちは警戒しながら近付いていく。
「‥‥深き暗闇より、あの方達がやって来るぞ! モレク将軍の弔い合戦だ!」
デビルたちは飛び交い、歌うように聞いたこともない言語で同じ旋律を繰り返している。禍々しい声が赤い空にこだまする‥‥。
「一体何が起きようとしているんだ‥‥? あの方達って‥‥」
あの方達‥‥新たなる敵の増援か、それともモレクを上回るさらなるデビルがやってくるのか。
冒険者達が進むほどに、地獄の暗闇は深くなっていく。この先に待ち受けるものは一体‥‥。

ディーテ城砦。
それは、地獄門よりも遙かに堅固で複雑な造りの砦だ。
だがしかし、冒険者はその全てを占拠したわけではない。出没するデビルを駆逐し、少しずつ、少しずつ足場を固めていかねばならない。
砦の奥深く、まだ誰も踏み込んだ事がないと思われる部屋を発見した■■は、把手を掴むと、慎重に力を込めた。
「これは!」
薄暗い部屋を埋め尽くすものに、嫌な汗が背を伝う。
所狭しと並べられているのは、大小様々な石の像。呪い用か、それとも生贄の慣れの果てか。注意深く、■■は石像の1つを手に取る。
「下半身が蛇の女?」
よくよく見れば、石像は全て同一の女が被写体となっているようだ。
片目を瞑った物や、小首を傾げた物、恥じらいながら身をくねらせた物、中には製作途中と思われる物もある。
「‥‥」
■■は石像を戻し、静かに扉を閉じた。

ディーテ城砦。
一国と見間違う程に広大な都市は、デビルによって造られた。
であるが故に、地上に残される伝承や交戦の最中に得られる推測以上の、はっきりとした情報がここに残されている。
悪夢を思わせる不快な景色が平然と並んでいるだけでも、デビルというのがどういうものなのかをまざまざと知らしめてくれる。
「ここは‥‥」
探索の果てに、■■はある部屋を見つける。
巨大な空間。天井近くまで骨で組み上げられた棚の形からして、どうやらそこは書庫だったようだ。
■■は慎重に部屋を見て回るが、撤退の際に運び出したのだろう。何も残されていなかった‥‥。
落胆しつつも、次の手がかり求めて■■は部屋を後にした。

ディーテ城砦には、つい先日までデビルが棲んでいた。
ならば、伝聞や推測以上のよりはっきりしたデビルやカオス情報がここにある筈だ。
悪夢を思わせる不快な景色が平然と並んでいるだけでも、デビルがどういう存在なのか、まざまざと知らしめてくれる。
探索の果てに、■■はある部屋を見つける。
どうやら書庫だったようだが、撤退の際に運び出したのだろう。何も残されていなかった。
落胆して■■は立ち去りかける。しかし、下を向いた事で棚の下に書物が落ちていると気付いた。
「これは‥‥」
○○を使って、引っ張り出す。中を確認すれば、見た事も無い文字がびっしりと血で記されていた。
皮紙も一体何で出来てるのか、酷く生臭い。
不快さは募ったが、解読できれば何か発見があるかもしれない。■■は報告の為にそれを持ち帰る事にした。

■■は○○を手に奥へと進んでいく。ディーテ砦内部。もしデビルに見つかれば戦闘は免れない。
その時、通路の更に奥から何かの気配を感じた。歩哨しながら情報を交換しているデビルがいた。
「戦うか」
仲間の一人が指で合図を送ってくるが■■は断りのサインを送る。今は情報が必要だ。黙ったままデビルの様子を窺っていると断片的な単語が口に上るのを耳にする。
「ムルキベル様が‥‥」
「バアル様はまだ‥‥」
「パンデモニウムから既に出立したとか」
「恐ろしい」
「ああ、人族の連中は真の恐怖って物が判っていないから呑気できるんだ」
「おい、俺たちも逃げ出した方が良くないか」
デビルはそれ以降黙り込んでしまった。何やら恐ろしい事が起こりそうな予感を覚えながらも■■は今聞いた話を報告すべく一旦その場を後にする事にした。

デビルによって築かれた城砦。
そこは地上のあらゆる文明とは違う、未知なるものを数多く含んでいる。
撤退の際に粗方の物が持ち出されていたが、奴らにとって価値の無い物でもこちらには便利な物も多い。
安全確保の為のマッピングを行いながら、そういった物が残されていないか。
■■は仲間と共に入念に調べ上げる。
「この箱‥‥中に何か入ってるな」
罠で無い事を確かめた後、仲間が置かれていた箱を調べる。開けようとしたが、あいにく鍵がかかっていた。
■■は仲間と代わると、○○を使って箱を開ける。
「へぇ、魔法の道具じゃない。お手柄ね♪ ‥‥ちゃんと使えるといいけれど」
短い賛辞の後、一緒にいた陰陽師がリヴィールポテンシャルで調べ始める。
他にもそういう品が残されていないか。探索はさらに続けられた。

ゲヘナの丘援護

ゲヘナの丘。
涙の国の君主を自称する大悪魔、モレクがその暴虐なる力を得ていた、陰鬱な地獄の中でもさらにおぞましき場所。
その場所では人々の魂が焼かれ、その嘆きの力は悪魔に純粋なる力として奉げられるという。
その絶大な力は丘の儀式を中断させなければ、モレクを打ち破れなかっただろうと思われるほどだ。
その丘に今、新たな敵が迫っているという。それは、なんとしても退けなければならない。

「この辺でいいはずだが‥‥」
■■は他の仲間とともに、ディーテ近くの荒野のある場所に到着した。ゲヘナの丘にていまだ燃え盛る悪意の炎を見透かせるその場所は、聞けば、儀式の効力を弱められる場所であるという。
‥‥もっとも、その話の出所が正しく、そしてまだ見ぬ儀式が正しく行えればの話だが。
だが悩んでいても始まらない。■■はそう考えると、儀式の準備を始めた。

概ね荒野と左門は制圧した。ゲヘナの丘にはエキドナが現れているが、デビルの新たな侵攻は見受けられない。
散発的な抵抗はあるにせよ、小悪魔が飛んできて冒険者たちの様子を観察していくくらいだ。
戦場跡や城砦方面に踏み進む冒険者達にデビルたちの囁きが時折入ってくる。
「‥‥どうやらあの方達がやってくるらしい‥‥モレク将軍の敗退にさすがのあの方達も本腰を上げて人間達を迎え撃つらしい‥‥」
「恐ろしい‥‥あの方達を呼び起こすとは‥‥人間など一撃で粉砕されるだろうて‥‥」
しばしば飛び交うデビルたちが口にする「あの方達」と言う言葉に、■■たち冒険者は新たな敵の出現を予測する。
ここは地獄、神々に反抗した者達が落とされた場所。モレクも実在する神話の魔神であった。地獄の深部には更なる強力な悪魔王達がいると言われるが‥‥。
「あの方達」とは一体‥‥?

モレクが力の源としたゲヘナの丘。
灼熱の悪炎を上げるその丘を、今は他の悪魔が狙う。
魔の女王エキドナ。伝承では数多の魔物を生み出した存在だ。
「ケルベロスもエキドナの息子だって話だ。実際どうかは知らんがな」
「ゲヘナの力を使って、更なるデビルを増やす気でしょうか? あんな苦労はもう勘弁ですよ」
口々に恐怖とも怒りともつかない声が上がる。その気持ちは■■もまた同じだった。
ゲヘナの丘を渡してはならない。
「行くぞ」
その思いを■■たちは今一度胸に刻むと、迫る軍勢を退けるべく出兵した。

スキルまとめ

ポイントが高かったスキル(20P~)

【救護】
  応急手当、家事、植物知識
【武具の手入れ】
  工作[鍛冶]、工作[革]、工作[木工]
【慰労会】
  楽器演奏、家事
【炊き出し・物資確保】
  家事、漁師、猟師
【陣地作成】
  学問万能、工作[戦場]、工作[木工]、設計、貴族万能、武士万能、隠密行動万能
【偵察】
  優良視力、優良聴覚、隠密行動万能
【調査】
  伝承知識、僧侶万能、吟遊万能、モンスター知識万能
【ディーテ探索】
  優良視力、隠密行動万能
【ゲヘナの丘援護】
  僧侶万能、モンスター知識万能

ポイントが低かったスキル(15P~20P)

【救護】
  優良視力、毒草知識、僧侶万能、現代語万能
【武具の手入れ】

【慰労会】
  踊り[民族舞踊]、調理、現代語万能
【炊き出し・物資確保】
  優良嗅覚、優良視覚、徹夜、農業、植物知識、現代語万能
【陣地作成】
  優良視力、僧侶万能
【偵察】
  騎乗、遠距離走、動物知識
【調査】
  優良聴覚、精霊碑文学、占星術万能、現代語万能、天界知識万能
【ディーテ探索】
  声色、猟師、地上車、貴族万能
【ゲヘナの丘援護】
 楽器演奏、工作[木工]、精霊碑文学、踊り[民族舞踊]、占星術万能、隠密行動万能、吟遊万能

アイテムまとめ

獲得アイテム

【救護】(治療用品)
  薬用人参、御薬酒、のど飴、解毒剤、解毒剤[鉱物]、ハーブの束、エチゴヤリカバーポーション、リカバーポーション、ブラッドポーション、呪いのデーツ

【武具の手入れ】(鍛冶に関係のあるもの。主に商業用品)
  ゴヴニュの麦酒、ラティ、マイスターグレイバー、ゴヴニュの麦酒、鍛冶・武具手入れセット、ボルヴェルクの砥石、細工用工具一式、ドヴァーリンの鎚+1

【慰労会】(食料品、食器、遊具など)
  神秘のタロット、茶器「黄鳳飛翔」、招興酒・老酒、ベルモット、マナ、魚の干物、素茶碗、甘酸っぱい保存食、酢漬けの保存食、保存食、レザードレス、お化け変装道具一式

【炊き出し・物資確保】(食料品)
  銘茶「ピリカ」、麦酒「エルルーン」、ハーブエール、越後屋印の吉備団子、携帯汁粉、ブラゴット、トナカイ肉の保存食、甘い味の保存食、手作りクッキー

【陣地作成】(鍛冶に関係のあるもの、および、筆記具)
  ドゥウェルグの鑿、鍛冶・武具手入れセット、エチゴヤ羊皮紙、デザイナーのペン、和紙、筆記用具、魔法用スクロール(30cm×5m)、写本「古代ローマ人の軍事制度」

【偵察】(服飾品)
  優雅なる白銀、越後屋扇子、金の指輪、赤褌、髑髏の指輪、イブニングドレス、勾玉の首飾り、毛皮の褌、髑髏の数珠、春のリボン

【調査】(書物を含む、筆記用具。「まるごとおおがらす」は魔物つながり?)
  魔法用スクロール(30cm×5m)、筆記用具、高給羽根ペン、和紙、ロシア王国博物誌、奇異事物集成、百鬼夜行絵図、写本「海の魔物」、写本「オーガの生態」、ロシア王国博物誌、万葉集、叙事詩「ブィリーナ」、写本「自由七科」、異象論、古風土記、まるごとおおがらす

【ディーテ探索】
  聖なるエチゴヤ親父のお守り、デモンズアーマー+1、蜂の巣、まるごとすけるとん、まるごとおおがらす、愚者の石、輝きの石、魔よけのお札、聖護の指輪、麦酒「エルルーン」、トレビアンな保存食、レザードレス、メタルハリセーン

【ゲヘナの丘援護】
  退魔の塩、退魔の勾玉、退魔の数珠、聖者の十字架

お勧め使用アイテム

※よさそうなものがなくても、とりあえず「保存食」でも使用しておくとポイントアップにつながる。

【救護】
  ハーブの束、蝦蟇の油、熊の肝
  (治療用品? 応急手当の判定が+1のものがよさそう)
【武具の手入れ】
  ラティ
【慰労会】

【炊き出し・物資確保】
  ×:荒布の杓子
【陣地作成】
  (筆記用具?)
【偵察】

【調査】
  (筆記用具?)
【ディーテ探索】

【ゲヘナの丘援護】