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|BGCOLOR(AEEB9C): 285 名前:車輪のワルツ1 投稿日:2006/08/18(金) 21:03:37 SXz32EH5 |
~どこかのゲーセン~
プレイヤー「そ、そんな・・・こ、この俺がぁ・・・うわぁぁぁぁ!!」
ゲームセンターからまた一人・・プレイヤーが消えた・・・
~バーボンハウス~
(´・ω・`)「大戦、や・ら・な・い・か・?」
ξ;゚⊿゚)ξビクゥゥ!!!
ツンの裏拳が見事にマスターの顔面に入る
(#υω・`)「脅かしたのは悪いと思う・・だけど・・今のは・・・効いたよ・・」バタ!!
アニメ顔負けの見事な鼻血を噴き出して倒れるマスター
10分後
(´υω・`)「いやぁビックリしたよ」
川;゚ー゚)「すまないマスター、妹が」
ξ;゚⊿゚)ξ「だ、誰だって驚くわよ!!大体なんで繋ぎのジャージなんか着てるのよ!!」
(´υω;`)「私だってオシャレしたいよ」
ξ#゚⊿゚)ξ「プライベートでしてよ!!」
川゚―゚)「本当にすまないマスター・・」
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|BGCOLOR(AEEB9C): 286 名前:車輪のワルツ2 投稿日:2006/08/18(金) 21:06:33 SXz32EH5 |
昼間からやけに騒がしいゲーセン、それがバーボンハウス!しかしこのバーボンハウスに招かざる客が潜んでいた。
(´・ω・`)「今日は二人揃って大戦かい?」
川゚ー゚)「いいや、私はツンの腕を拝見したくてね」
ξ;ー⊿ー)ξ「朝から横山三国志・・ずっと見せられてたんだ・」
(;´・ω・`)「ご、ご苦労さん・・・」
川゚ー゚)「ん?何を言っているんだツン、三国志と言ったら横山、横山と言ったら三国志だ
このプレイが終わったら近くの市立図書館で三国志の歴史を・・・」
ξ;゚⊿゚)ξ「は、早く始めよ!!」
ツンはサテへ走って行った
川゚ー゚)「はっはっは、そう急ぐなツン
そんなに急がなくても大戦は逃げないぞ」
(´・ω・`)「(ツンちゃん・・ガンバ!!)さてと私は別の仕事があるから・・・ツンちゃんのプレイみたいけど行くかな」
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|BGCOLOR(AEEB9C): 287 名前:車輪のワルツ3 投稿日:2006/08/18(金) 21:08:23 SXz32EH5 |
サテへ行くと何やら嫌な雰囲気が漂っていた
プレイヤー「そ、そんな・・嘘だぁ・・」
(´皿`)「さぁ約束です、貴方の君主カードを頂きますよ」
プレイヤー「あの時ああしてれば・・うぅ(泣)」
(´皿`)「貴方の貪欲な心がこの結果に導いたんです、貴方の君主カード・・頂きますよ」
陰湿漂う男は正気を失ったプレイヤーから君主カードを奪う
川゚ー゚)「ん?なんだあの男、プレイヤーから君主カードを奪っているぞ」
ξ゚⊿゚)ξ「あ、ちょっとアンタ待ちなさいよ!!」
(´皿`)「ん?なんですかお嬢さん方、私に何か用でも?」
ξ#゚⊿゚)ξ「用も何も、あんた今プレイヤーから君主カード取ったでしょ!」
(´皿`)「あ、えぇ・・取りましたが何か?」
ξ#゚⊿゚)ξ「それってプレイヤーがされたら一番傷付く事よ!!なんでこんな事するのよ!!」
ツンの表情は怒りに満ちてた
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|BGCOLOR(AEEB9C): 290 名前:車輪のワルツ5 投稿日:2006/08/18(金) 21:11:39 SXz32EH5 |
(´皿`)「え?まぁ賭けですから仕方ないですよ、そんなに怒らなくなくてもいいじゃないですか(笑)
せっかくの可愛いお顔が台無しですよ(笑)クックック・・・」
ξ#⊿)ξ!!
ツンの平手が男の顔にめがけて放たれる、しかしそれを止める手
川゚ー゚)「やめろ・・ツン」 クーはいつもとは違う、厳しい顔をしていた
ξ#゚⊿゚)ξ「離してお姉ちゃん!!」
川゚ー゚)「ツンの気持ちも分かる・・だが、暴力は何も産まない」
ξ ∧)ξ「・・・・」
(´皿`)「ふぅ・・まったく礼儀のなってないお嬢さんだ」
川゚ー゚)「すまない、妹の代わりに謝らせてもらう」
お詫びの言葉を言い、頭を下げるクー
ξ゚⊿゚)ξ「(お姉ちゃん・・)」
(´皿`)「くっくっく、こちらこそ気の触る事を言ってしまったようで、すいませんでしたね」
川゚ー゚)「しかし他人の君主カードを奪う行為はいささか気に入らない、なぜそんな事をする?」
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|BGCOLOR(AEEB9C): 292 名前:車輪のワルツ6 投稿日:2006/08/18(金) 21:14:54 SXz32EH5 |
(´皿`)「快楽の戦利品ですよ」
ξ゚⊿゚)ξ「快楽!?」
川゚ー゚)「快楽だと?」
(´皿`)「そうですよ、私と対戦し、勝てたらお好きなカードを差し上げる
しかし私に負ければ君主カードを頂く
君主カードは再発行できますよ・・・しかし、絶対的な屈辱を浴びせた後にプレイができますかねぇ・・・あぁ・・・くっくっく」
男は不気味な声で笑っている
川゚ー゚)「(こいつ・・気が狂ってる・・)」
ξ゚⊿゚)ξ「・・あんた最低よ・・大戦プレイヤーとして最低よ!!」
(´皿`)「何度でも言いなさい、私は絶望に満ちたプレイヤーの表情を見たいだけです・・あぁ・・・これ以上の快楽はない・・・」
ξ゚⊿゚)ξ「許せない・・アンタ、あたしと勝負しなさい!!」
川゚ー゚)「(ツン・・・)」
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|BGCOLOR(AEEB9C): 294 名前:車輪のワルツ7 投稿日:2006/08/18(金) 21:18:53 SXz32EH5 |
(´皿`)「(ニヤァ)賭けをするのですね!!いいでしょう!!貴方が勝ったらお好きなカードを・・」
ξ゚⊿゚)ξ「カードなんていらないわ!!その代わり、あたしが勝ったらあんたがやってる君主狩りを辞めてもらうわ!!」
(´皿`)「!?私から快楽を奪うと・・ふ、面白い!!面白いですよ!!いいでしょう・・しかし私が勝てばこのゲームセンターでのプレイを辞めて頂きます!!」
ξ゚⊿゚)ξ「!?」
(´皿`)「ちゃんと入店禁止の書類にもサインしてもらいますよ!まぁ今店長になんとでも言えば私が入店禁止になりますが私は他の店でも十分狩りはできますしね、でも・・それは私から逃げると言う事になりますよ・・・どうします?お嬢さん?」
ξ ⊿)ξ「・・・」
川゚ー゚)「ツン!!無理はするな・・お前には大切な仲間がいる・・ここは・・」
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|BGCOLOR(AEEB9C): 296 名前:車輪のワルツ8 投稿日:2006/08/18(金) 21:20:13 SXz32EH5 |
ξ ⊿)ξ「いいわ・・」
川゚ー゚)「!?」
ξ゚⊿゚)ξ「その条件乗ったわ!!」
川゚ー゚)「ツン!?」
ξ゚⊿゚)ξ「これ以上犠牲者が増えるなんて・・絶対嫌!!今日であんたの君主狩りを終わらせてやる!!」
(´皿`)「ふふふ、それでは始めましょう・・絶望をかけた戦の始まりです!」
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|BGCOLOR(AEEB9C): 298 名前:車輪のワルツ9 投稿日:2006/08/18(金) 21:23:36 SXz32EH5 |
~サテ・ツン側~
川゚ー゚)「ツン、お前正気か!!お前が負けたらこの店で・・バーボンハウスでのプレイが出来なくなってしまうんだぞ!?その意味を承知して勝負を挑んだのか!?」
ξ゚⊿゚)ξ「分かってるよ、お姉ちゃん・・・この勝負であたしの運命が変わる・・・でも、大戦プレイヤーとして許せないの!!あの男の行為!!分かって・・お姉ちゃん・・」
川゚ー゚)「ツン・・お前・・・分かった
姉さん大戦はまだ未熟だが、何かできる事があれば言ってくれ、姉として・・可愛い妹の力になりたいのだ」
ξ゚⊿゚)ξ「お姉ちゃん・・じゃあ前にお姉ちゃんにあげたカード持ってる?」
川゚ー゚)「あぁ・・このカードか?」
クーはツンからもらったカードを出す
ξ゚⊿゚)ξ「このカードを使って勝つ・・この思い出のカードで・・」
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|BGCOLOR(AEEB9C): 300 名前:車輪のワルツ11 投稿日:2006/08/18(金) 21:26:49 SXz32EH5 |
店内大戦開始!!
14州
ξ゚⊿゚)ξ軍
R関羽
R趙雲(神速車輪)
UC周倉
C趙累
C夏侯月姫(略:月姫)
一州
(´皿`)軍
R董卓
R涼馬超
UC董白
C蔡ヨウ
C臧霸
川゚ー゚)「一州・・私と同じではないか」
ξ゚⊿゚)ξ「アイツ・・一州の初心者に見せかけて十州代のプレイヤーを狩る・・・当然一州なんかのプレイヤーなんかに負けたら勝負したプレイヤーは大戦をやる自信を失ってしまう・・なんて奴なの・・」
(´皿`)「クックック・・十四州ですか、中々な獲物ですね・・・究極の絶望を味わせてあげましょう・・」
~開幕~
ツン軍の配置は前に少し離れた左に周倉、右に趙雲、柵を城門前付近に後ろ向きの関羽
後ろに月姫、趙累。
相手側は前に董白、臧霸、後ろに董卓、馬超、蔡ヨウ
ξ゚⊿゚)ξ「相手は全て騎兵、槍兵ばかりのデッキには確実に不利!!一気に攻めるわ!!」
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|BGCOLOR(AEEB9C): 303 名前:車輪のワルツ12 投稿日:2006/08/18(金) 21:30:20 SXz32EH5 |
関羽、周倉、趙雲を前進させる。
(´皿`)「槍単ですか・・まぁ騎兵ばかりのデッキではこちらの不利と思えるでしょう・・普通の人はね」
董白、臧霸を後ろに戻し、馬超、董卓を前に出して関羽に乱戦を持ち込む
ξ゚⊿゚)ξ「さすがは高武力の二人ね・・」
関羽が集中攻撃にあう、急いで左右にいた周倉、趙雲の槍を向ける、が
(´皿`)「馬超、董卓に気を取られ過ぎです」
後ろから蔡ヨウ、董白、臧霸の突撃が三人の槍武将を襲う!!
ξ゚⊿゚)ξ「!?」
>>>ケツロヲヒラケ!!
臧覇の突撃を柱である関羽に当たり撤退してしまう 周倉、趙雲にも突撃のダメージが襲う
しかし相手も突撃をした際、趙雲の槍に蔡ヨウが当たってしまい兵力は削られ乱戦中撤退をする
(´皿`)「蔡ヨウを失いましたか…まぁいいでしょう」
再度、後ろにさがる董白と臧霸、どうやらまた突撃をかますようだ
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|BGCOLOR(AEEB9C): 305 名前:車輪のワルツ13 投稿日:2006/08/18(金) 21:31:57 SXz32EH5 |
ξ゚⊿゚)ξ「こんなに早く関羽を失うなんて、騎兵ばかりと思って侮ってたわ・・だけど所詮は騎兵!!槍兵には勝てないのよ!!」
周倉、趙雲の槍を董白、臧霸の突撃に絶妙なタイミングで迎撃する、相手は董白、臧覇の軌道を変えるが間に合わず
>>>オジイサマァ!!
>>>ナカナカヤルジャネェカ!!
(´皿`)「あらあら、中々やりますね
しかし後ろの月姫、趙累が危ないですよ」
馬超、董卓が月姫、趙累に近ずき乱戦に
ξ゚⊿゚)ξ「しまった!?」
慌てて後ろに槍を向けるが
>>>コレモサダメネ…
>>>ホウイサレタカ!?
(´皿`)「くっくっく、中々の物でしょう、私の乱戦さばき」
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|BGCOLOR(AEEB9C): 307 名前:車輪のワルツ14 投稿日:2006/08/18(金) 21:34:27 SXz32EH5 |
周倉、趙累の槍撃でなんとか董卓、馬超を攻撃するが乱戦に持ち込まれる
ξ;゚⊿゚)ξ「・・・うまい・・・乱戦の持ち込みが異常な程にうまい・・・」
高武力の武将二人に乱戦をもちこまれた周倉、趙雲
軍へ戻ろうもするが・・・
>>>イッタンヒクゾ
>>>ヌゥァァァア!!!
槍兵を全て失い柵も壊されてしまう、馬超の城門一発、董卓の城門一発が入る
(´皿`)「あぁ温い温い、温すぎます」
董卓、馬超は攻城した際、自城に帰る
ξ;゚⊿゚)ξ「駄目だ・・相手のペースに飲まれている・・・」
川゚ー゚)「ツン、落ち着いてやるんだ
ツンの槍撃は見事な物だとマスターから聞いている
私は信じているぞ・・ツン」
ξ;⊿;)ξ「・・・お姉ちゃん・・・(そうだ、この勝負に負けたらもうブーンと一緒に大戦できなくなっちゃう・・そんなの絶対に嫌!!)」
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|BGCOLOR(AEEB9C): 310 名前:車輪のワルツ15 投稿日:2006/08/18(金) 21:38:51 SXz32EH5 |
残り52c
ξ゚⊿゚)ξ軍
R関羽兵力MAX
R趙雲六割
UC周倉六割
C趙累兵力MAX
C月姫兵力MAX
(´皿`)軍
R董卓兵力六割
R馬超兵力六割
UC董白兵力八割
C臧霸八割
C蔡ヨウ兵力MAX
(´皿`)「さてと、董卓、馬超の傷が癒えましたし最後の突撃をかけますかな」
全武将達を出す敵軍。
ξ゚⊿゚)ξ「関羽・・・昔奏でた演奏を・・奏でてみせる!!」
関羽、趙累、月姫、ギリギリ回復したばかりの趙累、周倉を出し
計略:忠義の援兵
>>>アキラメルナミナノモノ!!
兵力を限界回復する
(´皿`)「限界回復して車輪号令でもかける気ですか?こちらの董卓の計略をお忘れなく(こちらには際ヨウもいる・・・車輪号令を封印してあげましょう・・・クックック)」
計略:人馬の大号令
>>>オノレヲヨクスルママニイケェェ!!!
赤いオーラを出した武将が突撃をしてくる
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|BGCOLOR(AEEB9C): 314 名前:車輪のワルツ16 投稿日:2006/08/18(金) 21:42:36 SXz32EH5 |
ξ゚⊿゚)ξ「槍の迎撃をなくす号令・・・・」
董卓率いる人馬のかかった騎兵が攻めてくる
こちら側は一旦城の中に入れ、相手が城前に張り付いた所に全武将を出す
最後の乱戦が始まる
~一騎討ち!!~
ξ゚⊿゚)ξ「一騎討ち!?こっちは関羽、相手は・・董卓!?」
(´皿`)「相手は勇猛持ちですか・・・しかし武力の上がった董卓の相手ではない・・負けませんよ」
ξ;>⊿<)ξ「ここで関羽を失ったらなにもかも終わり・・・だけど手が震える・・・あたし・・自信ないよ・・」
川゚ー゚)「ツン・・」
ツンの震えた手を優しく包む姉の手
ξ;⊿;)ξ「お姉・・ちゃん・・・」
川゚ー゚)「ツンには私と皆がいる・・・信じるんだツン・・お前自身を!!」
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|BGCOLOR(AEEB9C): 319 名前:車輪のワルツ17 投稿日:2006/08/18(金) 21:48:37 SXz32EH5 |
ξ゚⊿゚)ξ「お姉ちゃん・・・」
ξ ∧)ξ「・・・」
ξ゚⊿゚)ξ「あたしは・・負けない!!」
ジャジャンジャジャーン!!
>>>ケッチャクヲツケヨウデハナイカ!!
>>>コウカイスルアイダモアタエンゾ!!
「無双!!激!!失敗!!激!!無双!!」
「〇!!×!!×!!〇!!〇!!」
>>>デナオシテコイ!!
>>>テンハワタシヲイラヌトイウノカァァ!!
(;゚皿゚)「そ、そんなぁ!?一騎討ちでは負けた事のないこの私がぁ!?」
ξ゚ー゚)ξ「(お姉ちゃん・・・ありがとう)」
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|BGCOLOR(AEEB9C): 322 名前:車輪のワルツ18 投稿日:2006/08/18(金) 21:49:46 SXz32EH5 |
董卓を失い戸惑う敵軍
(;`皿゚)「予想外な事が起きてしまったぁ・・・」
ξ゚⊿゚)ξ「・・思い出の演奏を奏でる時が来たわ!!!」
(;`皿゚)「こちらには蔡ヨウがいるのをお忘れなく!!」
計略:封印の計
>>>ホーッホホ!!マダマダジャナ!!
蔡ヨウの計略が発動したかに見えた・・・が!!
計略:大車輪の大号令
>>>グンヒトツトナリ!!スベテノテキヲツキヤブル!!
(;゚皿゜)「そ、そんなバァカナァァァ!!」
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|BGCOLOR(AEEB9C): 324 名前:車輪のワルツ19 投稿日:2006/08/18(金) 21:53:17 SXz32EH5 |
ラグが発生し、大車輪の大号令が発動した
(;゚皿゚;)「こ、こんな事ってぇ!!」
その後、人馬号令の効果が切れてしまう
ξ゚⊿゚)ξ「さっきはよくもやってくれたわね!!もうあんたなんか怖くないんだから!!」
無敵攻撃をする武将達の姿はまさに芸術そのものだった!!関羽率いる槍兵達は綺麗な円を描く、当然の如く撤退する敵武将達
>>>アイヤ…
>>>オジイサマァ…
>>>ナカナカヤルジャネェカ!!
>>>マダダ!!マダヤレル!!
車輪号令のかかった武将達が容赦なく攻城を仕掛ける
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|BGCOLOR(AEEB9C): 327 名前:車輪のワルツ20 投稿日:2006/08/18(金) 21:55:16 SXz32EH5 |
パリィィィイン!!パイリリン!!!パリィィィィィン!!!
(;`皿゚)「くそぉぉこうなったら!!さ、再起の法を使ってまた人馬号令をかけてやりますよ!!やはり切札は最後まで取っとく物です!!あっははは!!」
兵法マスタァ!!!+ガイデン
再起の法+増援×2
ξ゚⊿゚)ξ「復活した所悪いけど・・・あんたの完全な負けよ!!」
兵法マスタァァァァ!!!+ガイデン
連環の法+士気×2
(;゚皿゚)「!?」
連環の法を使われてしまい城からの出撃時間が延長し・・・
関羽の城門への攻城が入り・・・
>>>オトナシクコウフクスルガイイ!!
勝者!!ツン軍!!
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|BGCOLOR(AEEB9C): 329 名前:車輪のワルツ21 投稿日:2006/08/18(金) 21:58:24 SXz32EH5 |
川゚ー゚)「やった!!よく頑張ったぞツン!!」
ξ゚⊿゚)ξ「お姉ちゃんがいなかったらあたし・・・一騎討ちで負けていたよ・・」
(´皿`)「・・負けた・・・この私が・・」
男は肩を崩してうなだれていた
ξ゚⊿゚)ξ「約束よ・・あんたの君主狩りは辞めてもらうわ」
(´皿`)「・・・分かりました、約束は約束です
君主狩りをやめます・・」川゚ー゚)「以外とあっさりしているな」
(´皿`)「いまの大戦で忘れていた事を思い出しました・・・自信に満ちたデッキを破られた気分を・・・私はプレイヤー達に・・・とても酷い事をしていたんですね・・・」
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|BGCOLOR(AEEB9C): 331 名前:車輪のワルツ22 投稿日:2006/08/18(金) 22:00:52 SXz32EH5 |
ξ゚⊿゚)ξ「今頃分かっても遅いわよ!!あんたがやってきた罪は消せないんだからね!!」
(´皿`)「消せない罪、か・・・私はもう君主狩りなど二度としません
お嬢さん・・・貴方との戦、楽しかったですよ・・・・」
ξ゚⊿゚)ξ「あんたにそんな事言われても全然嬉しくないわ」
(´皿`)「ふ、最後まで強気なお嬢さんだ・・では」そういうと男は出口に歩いて行った。
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|BGCOLOR(AEEB9C): 335 名前:車輪のワルツ23 投稿日:2006/08/18(金) 22:03:39 SXz32EH5 |
ξ゚⊿゚)ξ「・・・・」
立ったまま放心状態のツン、クーはツンの頭を優しくなでる
川゚ー゚)「ツン、お前の勇士しかと拝見させてもらったぞ、本当によく頑張ったな!!」
ξ゚⊿゚)ξ「お姉ちゃん・・・」
ξ ∧)ξ・・・・
ξ;⊿;)ξ「ふぇぇぇぇぇん!!」
我慢していたものが一気にこみあげクーに抱きつくツン
クーは優しくツンを抱き締める
ξ>⊿<)ξ「怖かったよぉ!!苦しかったよぉ!!お姉ちゃんがいなかったら私・・・私・・・」
川゚ー゚)「よしよし・・本当にツンは私の前だと甘えん坊さんだなぁ・・・ブーン君達に見られたら笑われるぞ(笑)」
ξ>⊿<)ξ「ふぇぇぇん!!」(´・ω・`)「ん、ん、ん~♪やっと終わったよぉ~・・・ん?どうしたのツンちゃん!?泣いちゃって!!」
川゚ー゚)「マスター、実はかくかくしかじか・・・
クーは君主狩りのことをマスターに詳しく話した。
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|BGCOLOR(AEEB9C): 341 名前:車輪のワルツ24 投稿日:2006/08/18(金) 22:08:24 SXz32EH5 |
(#´・ω・`)ビキビキ「なんて奴だ、私が別の仕事をしてなければそんな奴コテンパンの食パンにしていた所・・」
川゚ー゚)「ま、まぁいいじゃないか
ツンが退治してくれたんだし」
ξ゚⊿゚)ξ「危ない所もあったけど・・・お姉ちゃんがそばに居てくれたから勝てたわ」
(´・ω・`)「(この子には目を離せないね・・・)よく頑張ったねツンちゃん!!僕も生で見たかったよ」
川゚ー゚)「それよりツン、何を引いたんだ?」
ξ゚⊿゚)ξ「えぇと・・>>350」
(´・ω・`)「>>350だとあまりツンちゃんには関係ないカードだね」
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|BGCOLOR(AEEB9C): 343 名前:車輪のワルツ・完 投稿日:2006/08/18(金) 22:10:12 SXz32EH5 |
ツンは手に持っていた関羽を見つめる
ξ゚⊿゚)ξ「昔・・・よく車輪号令使ったなぁ・・・
あの時の気持ちはいまも忘れてないよ・・」
関羽(うむ、私はいつでも出陣を待っている・・私の力が必要な時はいつでも使ってくれ、異国の髪の色をした少女よ)
ξ゚⊿゚)ξ「は!いま・・」
川゚ー゚)「どうしたツン?」
ξ゚⊿゚)ξ「・・・ううん、なんでもない
はいお姉ちゃん!!カード返すね!!(関羽、あんたはお姉ちゃんに力を貸してあげて・・・あたしの大切な人のために・・車輪のワルツを奏でてね・・・・)」
車輪のワルツ・完
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|BGCOLOR(A0C0F0): 350 名前:ゲームセンター名無し 投稿日:2006/08/18(金) 22:14:53 4Z4xbjQ0 |
乙
UC於夫羅
|BGCOLOR(A0C0F0): 353 名前:ゲームセンター名無し 投稿日:2006/08/18(金) 22:16:09 YzWwdfxX |
出たァーッ!名門一初めて引いた人に
「これなんて読むの?」
と思わせる
於夫羅さんだァーッ!!
|BGCOLOR(AEEB9C):863 名前:ツンさんち 投稿日:2006/08/07(月) 21:57:11 Z+EvJvVm |
川 ゚ -゚)「ツン」
ξ゚⊿゚)ξ「ん? 何?」
川 ゚ -゚)「このカードを作ったのは誰だ!」
ξ゚⊿゚)ξ(海原先生……?)
クーが手に持っていたのはSR太史慈のカードであった。
ξ゚⊿゚)ξ「って、ちょっとお姉ちゃん! カードを勝手にいじらないでよ!」
川 ゚ -゚)「い、いいじゃないか別に。見てるだけだ」
ξ゚⊿゚)ξ「いいけど……それで何?」
川 ゚ -゚)「そうだそうだ。この『SR太史慈』の……『張遼の罠にはまって死んだ』…ってよォ~~。『張遼の罠』ってのはわかる…。スゲーよくわかる。
演義の合肥の戦いで太史慈は死んだからな…。だが『没年:206年』って部分はどういう事だああ~~っ!? 206年に合肥の戦いがあったっつーのよーーーッ!ナメやがってこのカード超イラつくぜぇ~~ッ!!
206年に死んでたら合肥の戦いに出られないじゃあねーか!戦えるもんなら戦ってみやがれってんだ!チクショーッ。どういう事だ!どういう事だよッ!クソッ!正史と演義が混ざってるってどういう事だッ!ナメやがって、クソッ!クソッ!」
ξ゚⊿゚)ξ「落ち着いて、ギア……お姉ちゃん」
川 ゚ -゚)「他にもあるぞ。ほら、これもだ、これも! SEGAとかいう会社は一体何を考えているんだ!」
ξ゚⊿゚)ξ「…………(SSQってやつね)」
チーンコーン
川 ゚ -゚)「ん、誰か来たようだな」
( ^ω^)「ツーンー! あーそーぼー……だお!」
ξ////)ξ「な、何大声出してるのよブーンの奴、恥ずかしいったらないわ!」
川 ゚ -゚)「小学生みたいなことをする奴だな」
クーはインターホンの受話器を手にとり。
川 ゚ -゚)「入ってきていいぞ」
と短く告げた。
( ^ω^)「お邪魔しますだお」
ξ゚⊿゚)ξ「ちょっと! 何勝手に入ってきてるのよ!」
(;^ω^)「クーさんに入ってきていいって言われたんだお」
川 ゚ -゚)「よくきたな」
ξ゚⊿゚)ξ(R周喩……)
----
|BGCOLOR(AEEB9C): 864 名前:ツンさんち 投稿日:2006/08/07(月) 21:58:46 Z+EvJvVm |
( ^ω^)「ツンをゲーセンに誘いに来たお」
ξ゚⊿゚)ξ「あー……今日はやめておくわ。前にお姉ちゃんに言われたばっかりだし」
( ^ω^)「そうかお……。じゃあ今日は一人で行くことにするお」
川 ゚ -゚)「まあ待て、今日はお前もやめてウチで遊んでいけ」
ξ゚⊿゚)ξ「お姉ちゃん!?」
( ^ω^)「そうかお? でもツンが怒るお」
川 ゚ -゚)「放って置けばいいさ。ほら、私の部屋に来い。コーヒーでも淹れてやる」
( ^ω^)(おっおっwwwwwwwwwクーさんはいつも優しいおwwwwwwもしかしたらフラグ立ってるかもしれないおwwwww)
ξ゚⊿゚)ξ「ちょ…ちょっと待ってよ!」
川 ゚ -゚)「冗談だ。二人ともリビングで待ってろ」
( ^ω^)「ツンの家入るなんて久しぶりだお」
ξ゚⊿゚)ξ「高校になってから互いの家で遊ぶなんてなくなったものね」
( ^ω^)「僕は結構寂しかったお」
ξ゚⊿゚)ξ「わ……私は別になんとも思わなかったけど!」
ξ///)ξ「で、でも……ほんの少しは、寂しかったかな」
川 ゚ -゚)「お待たせ」
クーが三人分のコーヒーとクッキーをトレイにのせて持ってきた。
( ^ω^)「美味しそうだお」
川 ゚ -゚)「クッキーは私の手作りだぞ」
( ^ω^)「おっおっwwwwww手作りだってわかったら更に百倍美味しくなったお!」
川 ゚ -゚)「正直な奴は好きだぞ。ほらほらもっとちこうよれ」
ξ゚⊿゚)ξ「…………」
ξ゚⊿゚)ξ(ブーンも、やっぱりお姉ちゃんみたいに優しくて強くて料理上手な人のほうがいいのかしら)
( ^ω^)「ツン、どうしたお? なんだか元気ないお?」
ξ゚⊿゚)ξ「別に……」
( ^ω^)「やっぱり三国志大戦やりたいのかお?」
ξ゚⊿゚)ξ「そんなこと言ってないじゃない」
----
|BGCOLOR(AEEB9C): 865 名前:ツンさんち 投稿日:2006/08/07(月) 22:00:01 Z+EvJvVm |
川 ゚ -゚)「おお、そうだ。三国志といえば、ブーンは小説や漫画は読んだ事があるのか?」
( ^ω^)「そもそも三国志すら全然知らなかったお」
ξ゚⊿゚)ξ「三国一の幸せ者ってことば知らないの?」
川 ゚ -゚)「それの三国は、日本・唐土・天竺だぞ」
ξ⊿)ξ「…………」
( ^ω^)「ツン恥ずかしいおwwwwwwwwww」
ξ゚⊿゚)ξ「うるさいっ!」
川 ゚ -゚)「そうか……。それなら……」
クーは一旦自分の部屋に行き、何十冊もの本を持ってリビングに戻ってきた。
川 ゚ -゚)「まずこれが横山光輝の三国志だ。初心者には入門として薦めたいわかりやすい漫画だな」
(;^ω^)「でも絵が少し古いお」
川 ゚ -゚)「古くても名作は名作だ。そしてこれが小説の吉川版、こちらが北方版、これは呂布がかっこいいぞ。他には……」
クーの三国志語りは一時間近く続いた。
( ^ω^)「おっおっwwwwwwこの可愛いおにゃのこの漫画はなんだお?」
川 ゚ -゚)「それは一騎当千といって……」
( ^ω^)「これならブーンにも楽しく読めそうだお!」
ξ゚⊿゚)ξ「そ、それはダメよっ! そんなの三国志じゃないわ!」
( ^ω^)「そ、そうなのかお?」
川 ゚ -゚)「まあ、三国志の名前を借りただけのような物だな。後パンツが一杯だ」
( ^ω^)「やっぱりこれにするお」
ξ゚⊿゚)ξ「駄目っ!」
ツンがブーンの手から一騎当千を奪い取る。
( ^ω^)「……まあいいお。後でこっそりクーさんに貸してもらうお」
川 ゚ -゚)「(……いいけど) それでな、この三国志を読んで、三国志大戦でも史実通りのデッキを作ってみないか?」
ξ゚⊿゚)ξ「赤壁とか、合肥とかそういうの?」
川 ゚ -゚)「そうだ」
( ^ω^)「……ブーンには良くわからないお」
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|BGCOLOR(AEEB9C): 867 名前:ツンさんち 投稿日:2006/08/07(月) 22:01:58 Z+EvJvVm |
ξ゚⊿゚)ξ(正直言うとそういうのは群雄伝で既にあるんだけど……いっか)
川 ゚ -゚)「たとえば赤壁でデッキを作るならば……」
ξ゚⊿゚)ξ「こんな感じのはどうかしら」
SR孔明 SR周喩 UC黄ガイ SRホウ統
( ^ω^)「一杯光ってるお」
ξ゚⊿゚)ξ「武力は低いけど、八卦業炎はそれなりに戦えるわ」
川 ゚ -゚)「おい、関羽が入ってないじゃないか」
ξ;゚⊿゚)ξ「そ、そういわれても……じゃあ」
R不動関羽 R周喩 UC黄ガイ R孔明 Rホウトウ
川 ゚ -゚)「うん、これならいい」
ξ゚⊿゚)ξ(微妙なデッキだわ……)
( ^ω^)「セキヘキの戦いって有名なのかお?」
川 ゚ -゚)「有名すぎて怖いくらい」
(;^ω^)「そ、それは知らなかったお」
ξ゚⊿゚)ξ「後は、こんなのもどうかしら?」
R関羽 C関平 C寥化 UC周倉 C趙累
ξ゚⊿゚)ξ「麦城立てこもりデッキ」
川♯゚ -゚)「おい、これでは関羽が死ぬだろうが」
ξ゚⊿゚)ξ「し、仕方ないじゃない。史実なんだから」
川 ゚ -゚)「ふん……呂蒙ごときが関羽を討ち取るなぞ……」
ξ゚⊿゚)ξ「他には……」
北伐デッキ
SR孔明 R姜維 R魏延 UC馬岱 C王平
川 ゚ -゚)「……もうほとんどの武将は死んでいる時代だな」
( ^ω^)「これは強いのかお?」
ξ゚⊿゚)ξ「高武力がいないのは厳しいわ。しかも決めてが孔明しかいないし。魏延や姜維もうまく使えば強いけどね……」
それからも、しばらくデッキ談義が続いた。
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|BGCOLOR(AEEB9C): 868 名前:ツンさんち 投稿日:2006/08/07(月) 22:04:07 Z+EvJvVm |
( ^ω^)「すっかり遅くなってしまったお」
川 ゚ -゚)「晩御飯、食べていくか?」
( ^ω^)「そこまでは悪いお、遠慮しておくお」
ξ゚⊿゚)ξ「……別に遠慮することないのに。変なところで真面目な奴ね」
( ^ω^)「それじゃあ、帰るお」
川 ゚ -゚)「ちょっと待て」
( ^ω^)「お?」
クーは、突然ブーンを抱きしめた。
ξ゚⊿゚)ξ「!!!!!!!!!????????」
(;^ω^)「く、クーさんどうしたんだお!?」
川 ゚ -゚)「これを持っていけ……読みたがっていたようだからな」
クーは、ブーンの耳元で小さく呟いた。
そして、ブーンの後ろ手に何冊かの本を持たせる。
川 ゚ -゚)「それじゃあな、今度は私もゲーセンに行こう」
ξ⊿)ξ「…………」
ブーンは、一騎当千を手に入れた!
(*^ω^)「おっおっ、これはエロイおwwwwwww 今夜はこれで……」
(;^ω^)「あっ、でも本を汚したら怒られるお……」
帰り道で一騎当千を歩き読みしながら、ブーンはそんなことを考えていた。