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|BGCOLOR(AEEB9C):129 名前:( ^ω^)が魏武デッキを試すようです[sage] 投稿日:2007/09/11(火) 21:47:57 ID:7cX26sB70| ( ^ω^)は悩んでいた。 顔はこんなだが、心の中ではこれでもかというほど、彼は悩んでいた。 ( ^ω^)「……やっぱり、難しいお……。」 彼の前には、赤いカードが沢山広がっている。 三国志大戦と呼ばれるアーケードの、主に魏の武将のカード達だ。 ( ^ω^)は悩んでいた。 ( ^ω^)「魏武は30cになってから一気に減ったお。 ブーンはまだそれでもこれで戦いたいけど、やっぱり難しいお。」 三国志大戦Ver2.11 前バージョンで猛威を振るっていた、SR曹操(魏武)の天下とも言える状況は、このアップデートによって一瞬で消えてしまった。 まだランキングではたまに100位以内に顔を出すが、少なくとも頂上決戦に上る頻度は前よりも少ない。 そして、彼を取り巻く魏の将達の弱体化も、とても痛い。 …しかし、( ^ω^)は諦めていない。 魏武デッキで戦うことを、―一度は辞めかけたが―彼は決して諦めていなかった。 ( ^ω^)「とはいえ…だお。」 そして話は振り出しに戻る。 彼の目の前にあるカードは、SR曹操(魏武) しかし、彼の周りを固める武将が思いつかないのだ。 学校から帰ってきて1時間が経過しているが、思考は一向に進まない。 ( ^ω^)「もどかしいお……。 …そうだ、こういう時はだお!」 彼はそう叫んだ後、すぐさまカードをデッキケースに終い込み、そしてそのケースを鞄に詰める。 鞄を片手に猛スピードで走り出す彼の行き先は …一つだった。 ( ^ω^)が魏武デッキを試すようです ---- |BGCOLOR(AEEB9C):131 名前:ゲームセンター名無し[sage] 投稿日:2007/09/11(火) 21:50:00 ID:7cX26sB70| ( ^ω^)ウィーン (´・ω・`)「フゥハハハー!ずっと店長のター ( ^ω^)「お、ギコさんだお。」 (,,゚Д゚)「よう、今日も悩み無さそうな顔してるじゃねぇか! …最も、心の方は常に悩み無しってわけじゃなさそうだけどな?」 (;^ω^)「!!」 (,,゚Д゚)「っと、すまねぇな。 ここまで来ると媒体越しに相手の心理を読みとらなければならないからな…。 しかしその様子だと図星のようだな。」 ( ^ω^)「そうなんだお!ちょっと聞いて欲しいんだお!!」 ( ^ω^)は魏武デッキを使いたいという事を、しかしそのデッキが思いつかない事を包み隠さず話した。 (,,゚Д゚)「確かに、30cは長いが …それでも一回守るか攻めるかって時にしか使えない。二度掛けなんて夢のまた夢だ。」 ( ^ω^)「どうすれば良いお?」 (,,゚Д゚)「……… 魏武の利点って、何だと思う?」 ( ^ω^)「反計要員だお!」 エターナルフォースブリザード。相手は死ぬ。 ---- |BGCOLOR(AEEB9C):132 名前:ゲームセンター名無し[sage] 投稿日:2007/09/11(火) 21:54:21 ID:7cX26sB70| (,,゚Д゚)「真面目に答えろ!!」 (;^ω^)「な、長い間武力の高い味方を生み出せる事だお!」 (,,゚Д゚)「そうだ、長い間…要するに長期戦に有利だ。 そして士気に余裕が出来やすい。」 ( ^ω^)「なるほどだお……。」 (,,゚Д゚)「デッキの利点が見えれば、後は簡単な話だな。 それにお前は魏のカードはかなり充実していたような気がするが…。 ( ^ω^)「………。」 (,,゚Д゚)のアドバイスを受けて、( ^ω^)はデッキからカードを取り出す。 //トウガイ、UC蔡文姫、ドヨ。 SRトウ艾、UC蔡文姫、R杜預。 ( ^ω^)「ゴリ押しできないなら、スピードでかく乱するお!」 (,,゚Д゚)「流石に4枚は…選択肢に無いわけじゃないし今のバージョンだとありかもしれないが、かなり難しいぞ。 これだと反計も妨害もいないし。」 ( ^ω^)「……… これで行くお!」 どうせ反計を入れてもきついのには変わりない。ならばいきつくところまで『賭けて』みようじゃないか。 (,,゚Д゚)「そうか、 ならば止めねぇ。」 (,,゚Д゚)の言葉は冷たい。だが、彼は( ^ω^)に呆れたわけではない。 その証拠に、彼は少しだけ笑顔になった。 まっすぐな自分。 …あの頃の自分もこんな感じだったなと。 ( ^ω^)はその後、仕事があるという(,,゚Д゚)と別れ、一人で新しい魏武デッキを試した。 一戦目の相手は決死麻痺矢デッキ。 これは飛天で柵を壊してUC孫権を倒し、後は猛スピードで敵の弓兵を蹂躙して勝利。 二戦目の相手は桃園だったが、( ^ω^)は上手い事伏兵を隠し、敵の桃園にあわせてそれを踏ませる。後は敵の城を落とすだけだった。 ( ^ω^)「………。」 勝ててる。弱い事は無い。 だがどうだ?一戦目は飛天の戦い方で、二戦目は半分相手に助けられたようなものだ。 (とはいえ、相手の隙を見逃さなかった彼の戦術眼は評価できる事ではあるが。) 魏武の号令はまだ一度も打っていない。 これは魏武デッキと言えるのだろうか…? ---- |BGCOLOR(AEEB9C):134 名前:ゲームセンター名無し[sage] 投稿日:2007/09/11(火) 21:57:49 ID:7cX26sB70| ( ^ω^)「…ともかく、三戦目だお!」 ( ゚∀゚)「ほう、面白いデッキでやってるじゃないか!」 ( ^ω^)「おおうこんばんは! …ところで、ガラスの弁償は済んだかお?」(外伝ジョルジュNo009参照) (;゚∀゚)「それは言わないでくれ!…やる金が無いから、せめて他人のプレイを見ようと思ってな。 本当はずっとバイトしときたいのだが、労働基準法は休みを取らないと …ってプレイ中だったな、すまない。」 ( ^ω^)「大丈夫だお!行くお行くお!!」 対戦相手が見つかる。 そしてお互いのデッキが表示されるが、二人は相手のデッキよりもまず、その勝率に注目『してしまった。』 ( ^ω^)軍 5州 //SR曹操(魏武) トウガイ、UC蔡文姫、ドヨ SR曹操(魏武) SRトウ艾 UC蔡文姫 R杜預 俺最強君馬鹿軍 5州 『勝率90%』 //R劉備、SR姜維、SR魏延、関銀屏、リョウカ R劉備 SR姜維 SR魏延 R関銀屏 C廖化 相手を舐めたようなカードネームと、しかしその相手を圧倒する、高すぎる勝率。 ( ゚∀゚)「コイツはくせぇぇぇぇ!!ゲロ以下の匂いがプンプンするぜ!!」 勝ちに飢えた愚かな君主がいきつく、狩人という名の愚かな行為。 だがこの相手に、変なデッキや試したいカードの為に、あえて低い位で練習するという『善意的』な解釈を求める事は出来ない。 弱い物を倒し、圧倒し、そして優越感を得る。勝利する事だけが目的の― ( ^ω^)「………。」 ブーンは黙った。 が、それは相手に対して萎縮したわけではない。 むしろ逆だ。向こうの人間がどのような奴かは想像は付かないが、そのデッキ内容と、そして高い勝率… 腕は確かだ。 それにデッキは、バージョンアップの恩恵を受けた桃園デッキの典型的な形だ。 ---- |BGCOLOR(AEEB9C):135 名前:ゲームセンター名無し[sage] 投稿日:2007/09/11(火) 22:00:36 ID:7cX26sB70| ―…昔の俺に変わって、頂点に立つと言う気持ちはどうだ? …劉備!― だからこそ、負けるわけにはいかない。 ( ^ω^)「寧ろ、このデッキの真価が解る時だお!」 ( ゚∀゚)「おおう!その意気だ! この根性腐ったヤローを叩きのめせ!」 因みに( ゚∀゚)も初心者狩りな事実は、二人とも忘れていた。 フィールドは何も無い荒野だ。櫓すら存在しない。 ( ^ω^)は蔡文姫を出来るだけ右上に配置し、そして他の三人を城門前に並べるように配置する。 兵法は連環だ。 桃園を叩かれたとき時間稼ぎをする。 勝てる望みは薄い。正直、無いに等しいかもしれない。 ―だが俺は負けるわけにはいかない! …過去の栄光にしがみ付くだけの男だとは思われたくないからな!― 未来は己の手で勝ち取るものだ! 敵の配置は、真ん中に槍を三体。そしてその後ろに騎馬二体を配置している。 ここまでセオリー通りだ。だがそのセオリーで勝てるのだから、桃園は強い。 そして開戦の銅鑼が鳴り響いた。 ( ^ω^)「ぶんきっき御免だお!」 ブーンはまず蔡文姫を敵陣に突っ込ませる。 //正直ここで蔡文姫は撤退するだろう。 だが彼女の妨害に、魏延なりリョウカなりが向かってくれる筈だ。 正直ここで蔡文姫は撤退するだろう。 だが彼女の妨害に、魏延なり廖化なりが向かってくれる筈だ。 //劉備を落とせば桃園はない。そしてキョウイを落とせば号令は無くなる。 イニシアティブと言うわけじゃないが、最初は時間を稼ぎたい。 劉備を落とせば桃園はない。そして姜維を落とせば号令は無くなる。 イニシアティブと言うわけじゃないが、最初は時間を稼ぎたい。 ---- |BGCOLOR(AEEB9C):137 名前:ゲームセンター名無し[sage] 投稿日:2007/09/11(火) 22:03:00 ID:7cX26sB70| しかし、向こうは蔡文姫には見向きもしない。 全員こちらに突っ込んできたのだ。 そしてリョウカがトウガイを踏み、続けて曹操を踏んで撤退した。 ( ゚∀゚)「ちっ! 向こうさん、こっちの思惑やら伏兵やら全て読んでやがる!!」 ( ^ω^)「………。」 ブーンは相手の槍の前に、騎馬を走らせる。 見ている方がヒヤヒヤするほどのギリギリの操作だが …迎撃される事は無かった。 相手はそんな騎馬を追いかけていた。刺すために追いかけていた。 …だが、深追いしすぎた槍は、攻城ゾーンに入ってしまう。 槍のオーラが消えた。 …そんな三人のうち、まずぎんぺーにドヨが城の中から襲い掛かる。 そして後ろからトウガイが突っ込み、関羽の娘は悔しそうに撤退していった。 魏延が後ろで突撃しようとするが、( ^ω^)の騎兵を仕留めるためには攻城ゾーンに入るしかない。 ―城ががら空きだよ!舞姫だからって、これくらいの仕事は出来るよ!― 敵が全てこちらに来ている間に、蔡文姫が城に一撃をいれる。 壁に入ったたった1割の損害。 …だが、イニシアティブを取られた事に、プライドの高い相手は食いついた。 魏延が帰ろうと進路を変える。 同時に劉備が三人の突撃に耐えられず、撤退する。 ―関羽ならともかく、貴様では俺に武では勝てないな。― ―だが、私には民の声がある! …次こそは貴様を倒す!― 数カウント後、魏延の連続突撃によって蔡文姫が撤退する。 しかし囮という役目を十分に果たした彼女だ。ここでの撤退は想定内だ。 ( ^ω^)はキョウイを逃がすが、相手を退ける事には成功する。 ( ゚∀゚)「まさか相手も、こっちが城内突撃出来るとは思って無かったようだな。」 ( ^ω^)「ブーンだって強くなるための努力は惜しまないお!」 ( ゚∀゚)「だが今までの戦いは、正直相手の慢心に救われたようなものだぞ。 それに …計略が待っている。」 ---- |BGCOLOR(AEEB9C):138 名前:ゲームセンター名無し[sage] 投稿日:2007/09/11(火) 22:05:38 ID:7cX26sB70| 中盤戦。 こちらの準備は万端だ。だがそれは、敵も一緒だ。 先に動き出したのは( ^ω^)だった。 彼は全員で敵陣に突っ込ませ、 煙が出たら一歩下がる。 そして …、今まで自分が使いたかった一番の計略を使った。 魏武の大号令 ―この曹操、まだまだ老い耄れ呼ばわりされるほど落ちぶれてはおらぬわ!― そして敵軍も計略を発動させる。 桃園の誓い ―あの二人だけではない、私の部下、民、皆『家族』だ …生死を共にし、前に進もう!!― ( ^ω^)「… ぶつかり合いはやっぱり嫌だお!」 ( ^ω^)はここで兵法連環を叩く。 竜が一喝をすると、怯えたように敵部隊の速度が下がる。 そして( ^ω^)は全部隊を撤退させた。 ( ゚∀゚)「士気差を作ったわけか。」 ( ^ω^)「桃園が切れた時が勝負だお!!」 ---- |BGCOLOR(AEEB9C):140 名前:ゲームセンター名無し[sage] 投稿日:2007/09/11(火) 22:08:14 ID:7cX26sB70| 連環が切れて、敵の速度が元に戻る。 しかし相手の騎馬は槍に足を揃えている為、敵全体がなかなか進まない。 ( ゚∀゚)「武力差があるんだから魏延だけでも突撃させればいいのにな! 適当に暴れて後ろに退けば良いだけなんだし。」 ( ^ω^)「向こうは多分、負けたくないんだお。 だからリスクのある行動はしない ……。臆病な奴だお。」 お前だって、無謀と勇気を勘違いしている。 …だが、今ではコイツの方が的を得ている。 そうだ、相手は激戦から逃げ出した臆病者なのだ。 賢い…とも言えるが、戦うことが基本のこのゲームだと―― …( ゚∀゚)はここまで考えて、やめた。 そうなると自分も臆病な男になるからだ。 ……全く、上の方になるとそれだけ大変なんだぜ…? …まぁ、お前に限ってはそんな心配は無さそうだがな。 ( ^ω^)は冷静だった。 槍を突き出してくる相手に、まず彼は蔡文姫を突っ込ませる。 槍オーラが消えた槍兵に待っているのは、後の三人の突撃だ。 キョウイが撤退した。 続けてぎんぺーに蔡文姫が乱戦する。 ―コイツ……離れろ!― ―力の無い才女だからって、無謀な事をしないわけじゃないのですよ!― トウガイの突撃の後、ドヨの突撃。 いくらコストパフォーマンスが良いとはいえ、武力3の少女は一瞬にして撤退を余儀なくされた。 ―ありがとう文姫殿、さぁ、今度はこちらの破竹の勢いを見せるときだ!― ドヨの計略が発動したわけではないが、その勢いはまさしく破竹の勢いだった。 その後蔡文姫は撤退するが、魏延はリョウカを切るものの、無駄な努力だった。 ---- |BGCOLOR(AEEB9C):142 名前:ゲームセンター名無し[sage] 投稿日:2007/09/11(火) 22:10:49 ID:7cX26sB70| トウガイ、ドヨ、曹操の三人が城に張り付くが。 敵の兵法が発動する。 ―兵法マスター!プラス外伝!― 再起の法、右左伝 士気 ( ^ω^)「これは一発ずついれた後、退くお!」 トウガイが城門に、他の二人が壁に一発ずついれ、そして皆で帰城する。 中盤戦も( ^ω^)の勝ちだ。 後はリードを守りきれば良い。 ( ゚∀゚)「…だがなぁ…こっからが本当の勝負だ。 魏武は既に切れているし、もう連環も無い。」 ( ^ω^)「だお、困ったお…。 やっぱり昔の長さが欲しいお……。」 一瞬、諦めの言葉が出る。 だが、そんな弱音を吐いている暇は無い。 全てのデッキには弱点があるのだ。 そう、例え武力が沢山あがる号令でも 『リスク』が存在する。 ―これが最後のぶつかり合いになりそうだな…。― ―だが、俺達の破竹の勢いを止められるものか!― ―もう少しですよ軍師様 勝利しちゃいましょう!― ―俺はまだ、地に堕ちる男ではない!!― なりふり構っている暇なんかないと判断したのか、相手は戦場の真ん中で計略を発動させる。 全員で桃園を誓ったのだ。 その後、ぎんぺーが若き血を発動させる。 …そして彼女が真ん中に陣取り、突撃を防ぐ。 後は一丸になって攻めてくるのみだ。 ---- |BGCOLOR(AEEB9C):143 名前:ゲームセンター名無し[sage] 投稿日:2007/09/11(火) 22:11:38 ID:7cX26sB70| ( ^ω^)も魏武の大号令を発動させるが、相手に隙は無い。 このままだと武力でごり押しされるのが『オチ』だ。 計略を発動した後はすぐに城の中に引きこもる。敵はどんどんとラインを上げる。 ( ゚∀゚)「どうする?」 ( ^ω^)からの返事は、プレイで示された。 敵が城に全員張り付いた後、彼は一つの計略を発動させたのだ。 ―刹那の神速― 本当は、魏武を使った後『死なないように』するための計略だ。 だが、今は違う。 これは攻めだ。 守ったら負ける。 ……攻撃だ。 纏まって行動しながらでも、城を攻撃する時は有る程度散らばらなければいけない。 だから、無防備になる。 そう、大車輪の枠からはみ出て、尚且つ武力が低く、回復手段も無い武将。 ( ^ω^)の標的は 劉備だ。 ( ^ω^)「城をいくらでも攻めるお! それは豪勢な囮だお!」 曹操が突撃。 続いて蔡文姫、トウガイがいった。 劉備の後ろから突っ込んだ三人に 留めは ―これが、破竹の勢いよ!!― 馬に乗れず、弓もヘタと言われたドヨ。 だが、今の彼の乗馬に勝てるものはいない。 勢い良く突撃するドヨの前に、劉備の兵力は後わずかとなる。 ぎんぺーの攻城が城門に突き刺さり、そして ---- |BGCOLOR(AEEB9C):145 名前:ゲームセンター名無し[sage] 投稿日:2007/09/11(火) 22:12:37 ID:7cX26sB70| ―一騎打ち― 曹操 VS 劉備 ( ^ω^)「! …ま、負けないお!!」 ( ^ω^)ノシΩ 無双、無双、無双、無双、激 △、△、△、△、× ( ^ω^)「負けたお……。」 ( ゚∀゚)「まぁ仕方が無いか、向こうも武力が上がってたし。」 ―……今回は私の負けだ― ―何を言うか、それはお前が従っている者が愚かなだけだ、 それに今こうやって、俺を剣で下したではないか!― ―……例えどんなに愚かな軍師でも、勝つという目的が同じ以上 ……友だ。 その友の負けは俺の負けだ……。― ―劉備、惜しい男よ。 ……その忠義が無ければ、 ……― 曹操は退くが、同時に劉備が撤退する。 しかし劉備に続いて、敵将全員が戦場から消え去った。 ( ^ω^)「これで勝ちだお! ……ってアレ? 動きがおかしいお。」 というより、ドヨの破竹の勢いが『未だに続いている。』 ( ゚∀゚)「あ、これは……。」 ---- |BGCOLOR(AEEB9C):147 名前:ゲームセンター名無し[sage] 投稿日:2007/09/11(火) 22:13:44 ID:7cX26sB70| 回線が切断されました。 (;゚∀゚)「………!!」 (;^ω^)「………!!!!」 ブーンはその後、敵城をフルボッコにして勝利を手にした。 しかし何処かやりきれない気持ちでいっぱいだった。 (;^ω^)「そんなオチありかお!!!!」 (;゚∀゚)「台を思いっきり蹴飛ばすとかしたんだろうなぁ…。ホント、君主の風上にもおけない奴だぜ。」 ( ゚∀゚)も人の事は言えないが……。 ( ^ω^)「……でも、勝てたお!魏武の大号令で勝てたお!!」 ( ゚∀゚)「良かったじゃねぇか。 …とは言え、最後は刹那神速ゲーだったけどな。」 ( ^ω^)「武力の低さを補う為だお。 …と言いつつ、ブーンはもっと色々試したいお!」 ( ゚∀゚)「…ああ、頑張れ!」 ( ゚∀゚)o0O(……にしても、相手さんもそれなりの腕で、相性も悪かったのに、勝利をもぎ取るか ……やっぱコイツ、つえぇわ…。) (´・ω・`)「……………………。」 店長は、無表情で其処にいた。 ただ、アクエリアンエイジのカードを持ちながら、其処にいた ( ^ω^)「と言うわけで排出は …>>147、>>148、>>149だお!」 ( ゚∀゚)「蜀二つに呉一つか …さて中身は…。」 ---- |BGCOLOR(A0C0F0):148 名前:ゲームセンター名無し[sage] 投稿日:2007/09/11(火) 22:15:30 ID:U+rCKOv60| 乙ですが>>147は自分で踏んでおりますぞ アンカはSR孫尚香 ---- |BGCOLOR(A0C0F0):149 名前:ゲームセンター名無し[sage] 投稿日:2007/09/11(火) 22:15:31 ID:z7VgmVUl0| さすがに安価近すぎだと思うよw 安価ならスネーク ---- |BGCOLOR(AEEB9C):150 名前:ゲームセンター名無し[sage] 投稿日:2007/09/11(火) 22:16:50 ID:7cX26sB70| あ 本当だw ならば>>151で ---- |BGCOLOR(A0C0F0):151 名前:ゲームセンター名無し[sage] 投稿日:2007/09/11(火) 22:17:27 ID:U+rCKOv60| アンカならリー ---- |BGCOLOR(AEEB9C):152 名前:ゲームセンター名無し[sage] 投稿日:2007/09/11(火) 22:22:06 ID:7cX26sB70| ( ^ω^)「SR孫尚香。女の子ktkr。」 ( ゚∀゚)「桃園に入れると面白いかもな。んでこれは羅憲か。」 ( ^ω^)「大佐、支持をくれお。」 ( ゚∀゚)「言うと思ったぜ…。まぁ、蜀のハンショウ的な存在だな、向こうは槍沢山いるけど。 そして後一枚は…。」 (;^ω^)「何だこれはぉ!? 明らかに時代が違うお!現代中国だお!!」 (;゚∀゚)「落ち着け!普通に三国志のカードだ!李異! 超絶強化というか、自分を生贄に相手を落とすカードだ!」 ( ^ω^)「にしても魏が無かったお。 …まぁ、色々と試すのも面白そうだけど。 ありがとうだお。」 ( ゚∀゚)「いやいや… 感謝の言葉は、君の後ろでずっとアドバイスしたそうに立っている店長に言うんだな。」 (´・ω・`)「…………………………………………。」 (;^ω^)「店長……御免だお…。」 終わり。 支援&読んでくれた人ありがとうございます。相変わらず妄想なので文章に変な所があるかもしれませんが。 自分の好きなデッキを使って楽しむのがこのゲームの醍醐味だと思います。狩しているような人達にも、それを思い出して欲しいですね…。 因みにアドバイスキャラは正直適当です。 それでは名無しに戻ります。 ----
|BGCOLOR(AEEB9C):129 名前:( ^ω^)が魏武デッキを試すようです[sage] 投稿日:2007/09/11(火) 21:47:57 ID:7cX26sB70| ( ^ω^)は悩んでいた。 顔はこんなだが、心の中ではこれでもかというほど、彼は悩んでいた。 ( ^ω^)「……やっぱり、難しいお……。」 彼の前には、赤いカードが沢山広がっている。 三国志大戦と呼ばれるアーケードの、主に魏の武将のカード達だ。 ( ^ω^)は悩んでいた。 ( ^ω^)「魏武は30cになってから一気に減ったお。 ブーンはまだそれでもこれで戦いたいけど、やっぱり難しいお。」 三国志大戦Ver2.11 前バージョンで猛威を振るっていた、SR曹操(魏武)の天下とも言える状況は、このアップデートによって一瞬で消えてしまった。 まだランキングではたまに100位以内に顔を出すが、少なくとも頂上決戦に上る頻度は前よりも少ない。 そして、彼を取り巻く魏の将達の弱体化も、とても痛い。 …しかし、( ^ω^)は諦めていない。 魏武デッキで戦うことを、―一度は辞めかけたが―彼は決して諦めていなかった。 ( ^ω^)「とはいえ…だお。」 そして話は振り出しに戻る。 彼の目の前にあるカードは、SR曹操(魏武) しかし、彼の周りを固める武将が思いつかないのだ。 学校から帰ってきて1時間が経過しているが、思考は一向に進まない。 ( ^ω^)「もどかしいお……。 …そうだ、こういう時はだお!」 彼はそう叫んだ後、すぐさまカードをデッキケースに終い込み、そしてそのケースを鞄に詰める。 鞄を片手に猛スピードで走り出す彼の行き先は …一つだった。 ( ^ω^)が魏武デッキを試すようです ---- |BGCOLOR(AEEB9C):131 名前:ゲームセンター名無し[sage] 投稿日:2007/09/11(火) 21:50:00 ID:7cX26sB70| ( ^ω^)ウィーン (´・ω・`)「フゥハハハー!ずっと店長のター ( ^ω^)「お、ギコさんだお。」 (,,゚Д゚)「よう、今日も悩み無さそうな顔してるじゃねぇか! …最も、心の方は常に悩み無しってわけじゃなさそうだけどな?」 (;^ω^)「!!」 (,,゚Д゚)「っと、すまねぇな。 ここまで来ると媒体越しに相手の心理を読みとらなければならないからな…。 しかしその様子だと図星のようだな。」 ( ^ω^)「そうなんだお!ちょっと聞いて欲しいんだお!!」 ( ^ω^)は魏武デッキを使いたいという事を、しかしそのデッキが思いつかない事を包み隠さず話した。 (,,゚Д゚)「確かに、30cは長いが …それでも一回守るか攻めるかって時にしか使えない。二度掛けなんて夢のまた夢だ。」 ( ^ω^)「どうすれば良いお?」 (,,゚Д゚)「……… 魏武の利点って、何だと思う?」 ( ^ω^)「反計要員だお!」 エターナルフォースブリザード。相手は死ぬ。 ---- |BGCOLOR(AEEB9C):132 名前:ゲームセンター名無し[sage] 投稿日:2007/09/11(火) 21:54:21 ID:7cX26sB70| (,,゚Д゚)「真面目に答えろ!!」 (;^ω^)「な、長い間武力の高い味方を生み出せる事だお!」 (,,゚Д゚)「そうだ、長い間…要するに長期戦に有利だ。 そして士気に余裕が出来やすい。」 ( ^ω^)「なるほどだお……。」 (,,゚Д゚)「デッキの利点が見えれば、後は簡単な話だな。 それにお前は魏のカードはかなり充実していたような気がするが…。 ( ^ω^)「………。」 (,,゚Д゚)のアドバイスを受けて、( ^ω^)はデッキからカードを取り出す。 //トウガイ、UC蔡文姫、ドヨ。 SRトウ艾、UC蔡文姫、R杜預。 ( ^ω^)「ゴリ押しできないなら、スピードでかく乱するお!」 (,,゚Д゚)「流石に4枚は…選択肢に無いわけじゃないし今のバージョンだとありかもしれないが、かなり難しいぞ。 これだと反計も妨害もいないし。」 ( ^ω^)「……… これで行くお!」 どうせ反計を入れてもきついのには変わりない。ならばいきつくところまで『賭けて』みようじゃないか。 (,,゚Д゚)「そうか、 ならば止めねぇ。」 (,,゚Д゚)の言葉は冷たい。だが、彼は( ^ω^)に呆れたわけではない。 その証拠に、彼は少しだけ笑顔になった。 まっすぐな自分。 …あの頃の自分もこんな感じだったなと。 ( ^ω^)はその後、仕事があるという(,,゚Д゚)と別れ、一人で新しい魏武デッキを試した。 一戦目の相手は決死麻痺矢デッキ。 これは飛天で柵を壊してUC孫権を倒し、後は猛スピードで敵の弓兵を蹂躙して勝利。 二戦目の相手は桃園だったが、( ^ω^)は上手い事伏兵を隠し、敵の桃園にあわせてそれを踏ませる。後は敵の城を落とすだけだった。 ( ^ω^)「………。」 勝ててる。弱い事は無い。 だがどうだ?一戦目は飛天の戦い方で、二戦目は半分相手に助けられたようなものだ。 (とはいえ、相手の隙を見逃さなかった彼の戦術眼は評価できる事ではあるが。) 魏武の号令はまだ一度も打っていない。 これは魏武デッキと言えるのだろうか…? ---- |BGCOLOR(AEEB9C):134 名前:ゲームセンター名無し[sage] 投稿日:2007/09/11(火) 21:57:49 ID:7cX26sB70| ( ^ω^)「…ともかく、三戦目だお!」 ( ゚∀゚)「ほう、面白いデッキでやってるじゃないか!」 ( ^ω^)「おおうこんばんは! …ところで、ガラスの弁償は済んだかお?」(外伝ジョルジュNo009参照) (;゚∀゚)「それは言わないでくれ!…やる金が無いから、せめて他人のプレイを見ようと思ってな。 本当はずっとバイトしときたいのだが、労働基準法は休みを取らないと …ってプレイ中だったな、すまない。」 ( ^ω^)「大丈夫だお!行くお行くお!!」 対戦相手が見つかる。 そしてお互いのデッキが表示されるが、二人は相手のデッキよりもまず、その勝率に注目『してしまった。』 ( ^ω^)軍 5州 //SR曹操(魏武) トウガイ、UC蔡文姫、ドヨ SR曹操(魏武) SRトウ艾 UC蔡文姫 R杜預 俺最強君馬鹿軍 5州 『勝率90%』 //R劉備、SR姜維、SR魏延、関銀屏、リョウカ R劉備 SR姜維 SR魏延 R関銀屏 C廖化 相手を舐めたようなカードネームと、しかしその相手を圧倒する、高すぎる勝率。 ( ゚∀゚)「コイツはくせぇぇぇぇ!!ゲロ以下の匂いがプンプンするぜ!!」 勝ちに飢えた愚かな君主がいきつく、狩人という名の愚かな行為。 だがこの相手に、変なデッキや試したいカードの為に、あえて低い位で練習するという『善意的』な解釈を求める事は出来ない。 弱い物を倒し、圧倒し、そして優越感を得る。勝利する事だけが目的の― ( ^ω^)「………。」 ブーンは黙った。 が、それは相手に対して萎縮したわけではない。 むしろ逆だ。向こうの人間がどのような奴かは想像は付かないが、そのデッキ内容と、そして高い勝率… 腕は確かだ。 それにデッキは、バージョンアップの恩恵を受けた桃園デッキの典型的な形だ。 ---- |BGCOLOR(AEEB9C):135 名前:ゲームセンター名無し[sage] 投稿日:2007/09/11(火) 22:00:36 ID:7cX26sB70| ―…昔の俺に変わって、頂点に立つと言う気持ちはどうだ? …劉備!― だからこそ、負けるわけにはいかない。 ( ^ω^)「寧ろ、このデッキの真価が解る時だお!」 ( ゚∀゚)「おおう!その意気だ! この根性腐ったヤローを叩きのめせ!」 因みに( ゚∀゚)も初心者狩りな事実は、二人とも忘れていた。 フィールドは何も無い荒野だ。櫓すら存在しない。 ( ^ω^)は蔡文姫を出来るだけ右上に配置し、そして他の三人を城門前に並べるように配置する。 兵法は連環だ。 桃園を叩かれたとき時間稼ぎをする。 勝てる望みは薄い。正直、無いに等しいかもしれない。 ―だが俺は負けるわけにはいかない! …過去の栄光にしがみ付くだけの男だとは思われたくないからな!― 未来は己の手で勝ち取るものだ! 敵の配置は、真ん中に槍を三体。そしてその後ろに騎馬二体を配置している。 ここまでセオリー通りだ。だがそのセオリーで勝てるのだから、桃園は強い。 そして開戦の銅鑼が鳴り響いた。 ( ^ω^)「ぶんきっき御免だお!」 ブーンはまず蔡文姫を敵陣に突っ込ませる。 //正直ここで蔡文姫は撤退するだろう。 だが彼女の妨害に、魏延なりリョウカなりが向かってくれる筈だ。 正直ここで蔡文姫は撤退するだろう。 だが彼女の妨害に、魏延なり廖化なりが向かってくれる筈だ。 //劉備を落とせば桃園はない。そしてキョウイを落とせば号令は無くなる。 イニシアティブと言うわけじゃないが、最初は時間を稼ぎたい。 劉備を落とせば桃園はない。そして姜維を落とせば号令は無くなる。 イニシアティブと言うわけじゃないが、最初は時間を稼ぎたい。 ---- |BGCOLOR(AEEB9C):137 名前:ゲームセンター名無し[sage] 投稿日:2007/09/11(火) 22:03:00 ID:7cX26sB70| しかし、向こうは蔡文姫には見向きもしない。 全員こちらに突っ込んできたのだ。 //そしてリョウカがトウガイを踏み、続けて曹操を踏んで撤退した。 そして廖化がトウ艾を踏み、続けて曹操を踏んで撤退した。 ( ゚∀゚)「ちっ! 向こうさん、こっちの思惑やら伏兵やら全て読んでやがる!!」 ( ^ω^)「………。」 ブーンは相手の槍の前に、騎馬を走らせる。 見ている方がヒヤヒヤするほどのギリギリの操作だが …迎撃される事は無かった。 相手はそんな騎馬を追いかけていた。刺すために追いかけていた。 …だが、深追いしすぎた槍は、攻城ゾーンに入ってしまう。 //槍のオーラが消えた。 …そんな三人のうち、まずぎんぺーにドヨが城の中から襲い掛かる。 槍のオーラが消えた。 …そんな三人のうち、まず銀屏に杜預が城の中から襲い掛かる。 //そして後ろからトウガイが突っ込み、関羽の娘は悔しそうに撤退していった。 そして後ろからトウ艾が突っ込み、関羽の娘は悔しそうに撤退していった。 魏延が後ろで突撃しようとするが、( ^ω^)の騎兵を仕留めるためには攻城ゾーンに入るしかない。 ―城ががら空きだよ!舞姫だからって、これくらいの仕事は出来るよ!― 敵が全てこちらに来ている間に、蔡文姫が城に一撃をいれる。 壁に入ったたった1割の損害。 …だが、イニシアティブを取られた事に、プライドの高い相手は食いついた。 魏延が帰ろうと進路を変える。 同時に劉備が三人の突撃に耐えられず、撤退する。 ―関羽ならともかく、貴様では俺に武では勝てないな。― ―だが、私には民の声がある! …次こそは貴様を倒す!― 数カウント後、魏延の連続突撃によって蔡文姫が撤退する。 しかし囮という役目を十分に果たした彼女だ。ここでの撤退は想定内だ。 //( ^ω^)はキョウイを逃がすが、相手を退ける事には成功する。 ( ^ω^)は姜維を逃がすが、相手を退ける事には成功する。 ( ゚∀゚)「まさか相手も、こっちが城内突撃出来るとは思って無かったようだな。」 ( ^ω^)「ブーンだって強くなるための努力は惜しまないお!」 ( ゚∀゚)「だが今までの戦いは、正直相手の慢心に救われたようなものだぞ。 それに …計略が待っている。」 ---- |BGCOLOR(AEEB9C):138 名前:ゲームセンター名無し[sage] 投稿日:2007/09/11(火) 22:05:38 ID:7cX26sB70| 中盤戦。 こちらの準備は万端だ。だがそれは、敵も一緒だ。 先に動き出したのは( ^ω^)だった。 彼は全員で敵陣に突っ込ませ、 煙が出たら一歩下がる。 そして …、今まで自分が使いたかった一番の計略を使った。 魏武の大号令 ―この曹操、まだまだ老い耄れ呼ばわりされるほど落ちぶれてはおらぬわ!― そして敵軍も計略を発動させる。 桃園の誓い ―あの二人だけではない、私の部下、民、皆『家族』だ …生死を共にし、前に進もう!!― ( ^ω^)「… ぶつかり合いはやっぱり嫌だお!」 ( ^ω^)はここで兵法連環を叩く。 竜が一喝をすると、怯えたように敵部隊の速度が下がる。 そして( ^ω^)は全部隊を撤退させた。 ( ゚∀゚)「士気差を作ったわけか。」 ( ^ω^)「桃園が切れた時が勝負だお!!」 ---- |BGCOLOR(AEEB9C):140 名前:ゲームセンター名無し[sage] 投稿日:2007/09/11(火) 22:08:14 ID:7cX26sB70| 連環が切れて、敵の速度が元に戻る。 しかし相手の騎馬は槍に足を揃えている為、敵全体がなかなか進まない。 ( ゚∀゚)「武力差があるんだから魏延だけでも突撃させればいいのにな! 適当に暴れて後ろに退けば良いだけなんだし。」 ( ^ω^)「向こうは多分、負けたくないんだお。 だからリスクのある行動はしない ……。臆病な奴だお。」 お前だって、無謀と勇気を勘違いしている。 …だが、今ではコイツの方が的を得ている。 そうだ、相手は激戦から逃げ出した臆病者なのだ。 賢い…とも言えるが、戦うことが基本のこのゲームだと―― …( ゚∀゚)はここまで考えて、やめた。 そうなると自分も臆病な男になるからだ。 ……全く、上の方になるとそれだけ大変なんだぜ…? …まぁ、お前に限ってはそんな心配は無さそうだがな。 ( ^ω^)は冷静だった。 槍を突き出してくる相手に、まず彼は蔡文姫を突っ込ませる。 槍オーラが消えた槍兵に待っているのは、後の三人の突撃だ。 //キョウイが撤退した。 姜維が撤退した。 //続けてぎんぺーに蔡文姫が乱戦する。 続けて銀屏に蔡文姫が乱戦する。 ―コイツ……離れろ!― ―力の無い才女だからって、無謀な事をしないわけじゃないのですよ!― //トウガイの突撃の後、ドヨの突撃。 いくらコストパフォーマンスが良いとはいえ、武力3の少女は一瞬にして撤退を余儀なくされた。 トウ艾の突撃の後、杜預の突撃。 いくらコストパフォーマンスが良いとはいえ、武力3の少女は一瞬にして撤退を余儀なくされた。 ―ありがとう文姫殿、さぁ、今度はこちらの破竹の勢いを見せるときだ!― //ドヨの計略が発動したわけではないが、その勢いはまさしく破竹の勢いだった。 杜預の計略が発動したわけではないが、その勢いはまさしく破竹の勢いだった。 //その後蔡文姫は撤退するが、魏延はリョウカを切るものの、無駄な努力だった。 その後蔡文姫は撤退するが、魏延は廖化を切るものの、無駄な努力だった。 ---- |BGCOLOR(AEEB9C):142 名前:ゲームセンター名無し[sage] 投稿日:2007/09/11(火) 22:10:49 ID:7cX26sB70| //トウガイ、ドヨ、曹操の三人が城に張り付くが。 トウ艾、杜預、曹操の三人が城に張り付くが。 敵の兵法が発動する。 ―兵法マスター!プラス外伝!― 再起の法、右左伝 士気 ( ^ω^)「これは一発ずついれた後、退くお!」 //トウガイが城門に、他の二人が壁に一発ずついれ、そして皆で帰城する。 トウ艾が城門に、他の二人が壁に一発ずついれ、そして皆で帰城する。 中盤戦も( ^ω^)の勝ちだ。 後はリードを守りきれば良い。 ( ゚∀゚)「…だがなぁ…こっからが本当の勝負だ。 魏武は既に切れているし、もう連環も無い。」 ( ^ω^)「だお、困ったお…。 やっぱり昔の長さが欲しいお……。」 一瞬、諦めの言葉が出る。 だが、そんな弱音を吐いている暇は無い。 全てのデッキには弱点があるのだ。 そう、例え武力が沢山あがる号令でも 『リスク』が存在する。 ―これが最後のぶつかり合いになりそうだな…。― ―だが、俺達の破竹の勢いを止められるものか!― ―もう少しですよ軍師様 勝利しちゃいましょう!― ―俺はまだ、地に堕ちる男ではない!!― なりふり構っている暇なんかないと判断したのか、相手は戦場の真ん中で計略を発動させる。 全員で桃園を誓ったのだ。 //その後、ぎんぺーが若き血を発動させる。 …そして彼女が真ん中に陣取り、突撃を防ぐ。 その後、銀屏が若き血を発動させる。 …そして彼女が真ん中に陣取り、突撃を防ぐ。 後は一丸になって攻めてくるのみだ。 ---- |BGCOLOR(AEEB9C):143 名前:ゲームセンター名無し[sage] 投稿日:2007/09/11(火) 22:11:38 ID:7cX26sB70| ( ^ω^)も魏武の大号令を発動させるが、相手に隙は無い。 このままだと武力でごり押しされるのが『オチ』だ。 計略を発動した後はすぐに城の中に引きこもる。敵はどんどんとラインを上げる。 ( ゚∀゚)「どうする?」 ( ^ω^)からの返事は、プレイで示された。 敵が城に全員張り付いた後、彼は一つの計略を発動させたのだ。 ―刹那の神速― 本当は、魏武を使った後『死なないように』するための計略だ。 だが、今は違う。 これは攻めだ。 守ったら負ける。 ……攻撃だ。 纏まって行動しながらでも、城を攻撃する時は有る程度散らばらなければいけない。 だから、無防備になる。 そう、大車輪の枠からはみ出て、尚且つ武力が低く、回復手段も無い武将。 ( ^ω^)の標的は 劉備だ。 ( ^ω^)「城をいくらでも攻めるお! それは豪勢な囮だお!」 //曹操が突撃。 続いて蔡文姫、トウガイがいった。 曹操が突撃。 続いて蔡文姫、トウ艾がいった。 劉備の後ろから突っ込んだ三人に 留めは ―これが、破竹の勢いよ!!― //馬に乗れず、弓もヘタと言われたドヨ。 馬に乗れず、弓もヘタと言われた杜預。 だが、今の彼の乗馬に勝てるものはいない。 //勢い良く突撃するドヨの前に、劉備の兵力は後わずかとなる。 勢い良く突撃する杜預の前に、劉備の兵力は後わずかとなる。 //ぎんぺーの攻城が城門に突き刺さり、そして 銀屏の攻城が城門に突き刺さり、そして ---- |BGCOLOR(AEEB9C):145 名前:ゲームセンター名無し[sage] 投稿日:2007/09/11(火) 22:12:37 ID:7cX26sB70| ―一騎打ち― 曹操 VS 劉備 ( ^ω^)「! …ま、負けないお!!」 ( ^ω^)ノシΩ 無双、無双、無双、無双、激 △、△、△、△、× ( ^ω^)「負けたお……。」 ( ゚∀゚)「まぁ仕方が無いか、向こうも武力が上がってたし。」 ―……今回は私の負けだ― ―何を言うか、それはお前が従っている者が愚かなだけだ、 それに今こうやって、俺を剣で下したではないか!― ―……例えどんなに愚かな軍師でも、勝つという目的が同じ以上 ……友だ。 その友の負けは俺の負けだ……。― ―劉備、惜しい男よ。 ……その忠義が無ければ、 ……― 曹操は退くが、同時に劉備が撤退する。 しかし劉備に続いて、敵将全員が戦場から消え去った。 ( ^ω^)「これで勝ちだお! ……ってアレ? 動きがおかしいお。」 //というより、ドヨの破竹の勢いが『未だに続いている。』 というより、杜預の破竹の勢いが『未だに続いている。』 ( ゚∀゚)「あ、これは……。」 ---- |BGCOLOR(AEEB9C):147 名前:ゲームセンター名無し[sage] 投稿日:2007/09/11(火) 22:13:44 ID:7cX26sB70| 回線が切断されました。 (;゚∀゚)「………!!」 (;^ω^)「………!!!!」 ブーンはその後、敵城をフルボッコにして勝利を手にした。 しかし何処かやりきれない気持ちでいっぱいだった。 (;^ω^)「そんなオチありかお!!!!」 (;゚∀゚)「台を思いっきり蹴飛ばすとかしたんだろうなぁ…。ホント、君主の風上にもおけない奴だぜ。」 ( ゚∀゚)も人の事は言えないが……。 ( ^ω^)「……でも、勝てたお!魏武の大号令で勝てたお!!」 ( ゚∀゚)「良かったじゃねぇか。 …とは言え、最後は刹那神速ゲーだったけどな。」 ( ^ω^)「武力の低さを補う為だお。 …と言いつつ、ブーンはもっと色々試したいお!」 ( ゚∀゚)「…ああ、頑張れ!」 ( ゚∀゚)o0O(……にしても、相手さんもそれなりの腕で、相性も悪かったのに、勝利をもぎ取るか ……やっぱコイツ、つえぇわ…。) (´・ω・`)「……………………。」 店長は、無表情で其処にいた。 ただ、アクエリアンエイジのカードを持ちながら、其処にいた ( ^ω^)「と言うわけで排出は …>>147、>>148、>>149だお!」 ( ゚∀゚)「蜀二つに呉一つか …さて中身は…。」 ---- |BGCOLOR(A0C0F0):148 名前:ゲームセンター名無し[sage] 投稿日:2007/09/11(火) 22:15:30 ID:U+rCKOv60| 乙ですが>>147は自分で踏んでおりますぞ アンカはSR孫尚香 ---- |BGCOLOR(A0C0F0):149 名前:ゲームセンター名無し[sage] 投稿日:2007/09/11(火) 22:15:31 ID:z7VgmVUl0| さすがに安価近すぎだと思うよw 安価ならスネーク ---- |BGCOLOR(AEEB9C):150 名前:ゲームセンター名無し[sage] 投稿日:2007/09/11(火) 22:16:50 ID:7cX26sB70| あ 本当だw ならば>>151で ---- |BGCOLOR(A0C0F0):151 名前:ゲームセンター名無し[sage] 投稿日:2007/09/11(火) 22:17:27 ID:U+rCKOv60| アンカならリー ---- |BGCOLOR(AEEB9C):152 名前:ゲームセンター名無し[sage] 投稿日:2007/09/11(火) 22:22:06 ID:7cX26sB70| ( ^ω^)「SR孫尚香。女の子ktkr。」 ( ゚∀゚)「桃園に入れると面白いかもな。んでこれは羅憲か。」 ( ^ω^)「大佐、支持をくれお。」 //( ゚∀゚)「言うと思ったぜ…。まぁ、蜀のハンショウ的な存在だな、向こうは槍沢山いるけど。 ( ゚∀゚)「言うと思ったぜ…。まぁ、蜀の潘璋的な存在だな、向こうは槍沢山いるけど。 そして後一枚は…。」 (;^ω^)「何だこれはぉ!? 明らかに時代が違うお!現代中国だお!!」 (;゚∀゚)「落ち着け!普通に三国志のカードだ!李異! 超絶強化というか、自分を生贄に相手を落とすカードだ!」 ( ^ω^)「にしても魏が無かったお。 …まぁ、色々と試すのも面白そうだけど。 ありがとうだお。」 ( ゚∀゚)「いやいや… 感謝の言葉は、君の後ろでずっとアドバイスしたそうに立っている店長に言うんだな。」 (´・ω・`)「…………………………………………。」 (;^ω^)「店長……御免だお…。」 終わり。 支援&読んでくれた人ありがとうございます。相変わらず妄想なので文章に変な所があるかもしれませんが。 自分の好きなデッキを使って楽しむのがこのゲームの醍醐味だと思います。狩しているような人達にも、それを思い出して欲しいですね…。 因みにアドバイスキャラは正直適当です。 それでは名無しに戻ります。 ----

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