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「覇業 準決勝第二試合」(2007/09/29 (土) 17:44:36) の最新版変更点
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|BGCOLOR(AEEB9C): 656 名前:準決勝第2試合[sage] 投稿日:2007/09/28(金) 21:45:01 ID:kDS/Rpcr0|
遂にこの大会も最後の準決勝、そして決勝の二戦を残す事になった。
そのせいか今まで歓声を送っていた観客達も静かになり、今から始まろうとしている二人の対戦を見守っている。
店員「さあ、いよいよ準決勝です。この準決勝を制した方が決勝戦に進出します!」
店員が言い終える前に拍手が沸きあがる。
店員「それでは、両者何か一言はありますか?」
(メ▼▼)「……特に無い」
(`・ω・´)「右に同じだ」
店員「そ、そうですか……それでは、サテライトへ」
二人とも頷きながらサテライトへ歩む。
その表情には緊張感が無く、それどころか楽しんでいるようだった。
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|BGCOLOR(AEEB9C): 660 名前:準決勝第2試合[sage] 投稿日:2007/09/28(金) 21:47:22 ID:kDS/Rpcr0|
(;^ω^)「また決勝級かお……」
(´・ω・`)「うーん……流石に今度ばかりは厳しいね。腕は互角だろうけど、経験の差では兄さんが勝る」
/ ,' 3「確か、前にグラサン君主は引退して随分経ってから復帰したんだっけ?
それならば厳しいね。ブランクが無いとはいえ、経験の差は大きい」
兄さんは征涼覇王でプレイ数も多い。しかし、グラサン君は腕があるもののプレイ数は少ない。
やはり経験の差は大きいだろう。どう戦っていくのかが楽しみになってくる。
―― [英雄] [グラサン] ――
―― [征涼覇王] [シャキン] ――
二人とも店内対戦を選び、カードを置く。
その時、兄さんはポケットからサングラスを取り出してかけていた。
店員「準備はよろしいですね? それでは――準決勝第二回試合、開始!」
――対戦相手が見つかりました――
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|BGCOLOR(AEEB9C): 662 名前:準決勝第2試合[sage] 投稿日:2007/09/28(金) 21:49:25 ID:kDS/Rpcr0|
(メ▼▼)軍 英雄 勝率86.2%
『SR趙雲 UC張飛 SR諸葛亮 C廖化 R関銀屏』
(`●ω●´)軍 征涼覇王 勝率86.9%
『R董卓 R華雄 R馬岱 C候成 C蔡ヨウ』
( ━〇∀〇)「おや、人馬ですか。出来れば全突を使ってもらいたかったんですが」
(,,゚Д゚)「対するグラサンは……何だ? 武力9がいないってのに関銀屏? さらに、張飛と趙雲以外が武力3だから三人掛けも生かせないな」
(´・ω・`)「グラサン君の怖さは奇抜な発想で来る事だけど、これは……」
散々な言われようだが、俺にとっては好都合だ。
天頂も分からないのならば、兄であるシャキンも分からないだろう。
※ここからグラサン視点で客観的
重く、堅そうな扉が開かれていく。
扉が開ききった先には夕焼けで橙色に染まった平原があった。
グラサンの配置は城門前に関銀屏、張飛。その前に趙雲と廖化とシンプルな配置だ。
諸葛亮はその集団の右隣に配置されている。
対するシャキンの配置は城門前に蔡ヨウが居て城門前の隣にある二つの櫓を繋ぐように柵がある。
その周りに騎馬隊が配置されており、今にも動き出しそうだ。
――開戦――
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|BGCOLOR(AEEB9C): 665 名前:準決勝第2試合[sage] 投稿日:2007/09/28(金) 21:54:22 ID:kDS/Rpcr0|
開戦の音が鳴り響いた瞬間に、両者の部隊が動いていく。
グラサンは騎馬を槍兵と同列に走らせ、槍兵は槍撃を出しつつ進軍している。
シャキンの方は騎馬隊をまとめ、突撃オーラを纏わせて待ちかえている。
(;゚∀゚)「くあ、騎馬単ケニアを使っている俺としてはこの進軍の仕方は嫌らしいぜ」
/ ,' 3「おや、そうなのかい? 覇王レベルではこの進軍をしてくる人が多いから慣れないといけないよ」
そして、遂にシャキンの柵の前まで辿り着く。
シャキンは蔡ヨウを左端に、候成を右端に攻城させに行くがグラサンは蔡ヨウに廖化を当てて、伏兵中の諸葛亮を右端に移動させる。
柵の前では、趙雲を柵に当てて槍撃を出しつつ壊している。
シャキンは董卓と馬岱を止まらせて突撃オーラが消えたのを確認した後に乱戦してくる。
それに構わず趙雲を柵にぶつけ続けさせて、後ろから関銀屏と張飛の槍撃を繰り出す。
(;^ω^)「HAEEEEEEEEE!」
ξ;゚⊿゚)ξ「まさか、あれほどの槍撃を繰り出せるとは……」
これ以上被害を受け止めようとさらに深く乱戦してくるかと思いきや、兵力が3割ほどに減った董卓と廖化に追われた蔡ヨウが城に戻っていく。
その時、銅鑼の音と共に右下に陰陽太極図が現れる。
ジャーンジャーンジャーン
『伏兵』「諸葛亮」
>読み通りだ
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|BGCOLOR(AEEB9C): 667 名前:準決勝第2試合[sage] 投稿日:2007/09/28(金) 22:00:09 ID:kDS/Rpcr0|
『撃破』「候成」
>すぐ戻るぜ
相手の候成がグラサンの諸葛亮を踏み、撃破する。
そのまま諸葛亮を城に戻らせ、柵と櫓を壊していく。
柵を壊し終えたのを確認して、グラサンの部隊が城へ戻っていく。
( ━〇∀〇)「慎重ですね……魅力が三人いるので士気差は1。それでもやはり三人掛けで押し切れないと考えたのでしょう」
('A`)(何だかどこかに引っ掛かるんだよな……二人掛けは武力+5で目覚めで回らない。
三人掛けは+3だからほぼ論外だろうな。士気を溜めてから八掛大車輪かな……?)
お互いに城に戻った後に動きが殆ど無く、観客達はこれからの展開を話していた。
観客A「おい、八卦二度掛けをしても人馬悪鬼で凌がれるんじゃないか?」
観客B「そうなると思うが……あのグラサンとかいう男、三国志大戦1のランキングに上位で見かけた事があるぞ」
観客Bがグラサンの顔をじろじろと見ながら観客Aとやり取りをしていた。
観客C「ほう、それだと一筋縄ではいかないか」
観客A「そうなのか? それならこの勝負は分からないな……グラサンが不利にも見えるが」
観客D「おっ、動き出したぞ」
観客Dの一言で、観客達の視線が一気に画面に向かった。
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|BGCOLOR(AEEB9C): 671 名前:準決勝第2試合[sage] 投稿日:2007/09/28(金) 22:03:58 ID:kDS/Rpcr0|
見てみると、60cぐらいでグラサンの士気が9ほどになっている。
シャキンの城から多くの土煙が上がり、今にも出てきそうだ。
グラサンも左端に諸葛亮、趙雲、中央に張飛と関銀屏が、右端に廖化という風に出撃する。
士気が11ほど貯まり、中央ライン辺りでぶつかる前に
『英傑号令』―HEROIC COMMAND―
― 己の欲するままに行けぃ ―
『 人馬の大号令 [知力時間]
武力と移動速度が上がり
槍の迎撃ダメージを受けなくなる 』
人馬の大号令を発動し、移動速度と武力が上がる。
それを見たグラサンは、すぐ諸葛亮のカードを動かし赤いボタンを押す。
『英傑号令』―HEROIC COMMAND―
― これぞ、用兵の奥義よ ―
『 八卦の陣法 [知力時間]
味方の武力と移動速度が上がる 』
一同「え?」
趙雲に八卦一人掛けを使用する。
シャキンはそれに構わずに槍部隊に董卓と馬岱で突っ込ませて青いオーラが出て槍オーラが無くす。
そして、蔡ヨウを右端で攻城に向かわせて、董卓と馬岱の後ろから候成が突撃しようとした瞬間に
----
|BGCOLOR(AEEB9C): 673 名前:準決勝第2試合[sage] 投稿日:2007/09/28(金) 22:06:25 ID:kDS/Rpcr0|
『強化』―POWER UP―
『 若き血の目覚め [知力時間]
武力が上がる
一定以上で車輪状態になる 』
雷が落ち、関銀屏が車輪状態になる。
(;´・ω・)「んなっ……!? まさか、趙雲一人掛けの為だけに……?」
(;゚∀゚)「これは予想GUY……まさか人馬デッキで来ると分かっていたからメタったのか?」
( ━〇∀〇)「恐らく、そうでしょうね。全突ならば関銀屏を放置して趙雲を倒せますが、人馬ではそうはいきません。
これは流石にグラサンさんが有利ですね」
車輪状態になった関銀屏に突撃しようとした候成が青いオーラを出して突撃オーラが消える。
董卓、馬岱が乱戦から抜けようとするが趙雲が突撃する。
『撃破』「馬岱」
>おのれ
兵力が5割だった馬岱を撃破する。
続いて董卓や候成にも突撃しようとするが、逃げられてしまう。
グラサンはそのまま関銀屏を張り付かせ、張飛と趙雲でマウントを取る。
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|BGCOLOR(AEEB9C): 676 名前:準決勝第2試合[sage] 投稿日:2007/09/28(金) 22:08:11 ID:kDS/Rpcr0|
『攻城』「蔡ヨウ」
>はっはぁ、突き進めぇ
『撤退』「諸葛亮」
>これも天命か
候成と馬岱の突撃によって諸葛亮が撤退する。
さらに、右端で攻城してきた蔡ヨウの攻城も入ってしまう。
しかし、グラサンはそれを気にする事も無くマウントを取り続ける。
『撤退』「廖化」
>ここは退かせてもらう
再びグラサンの城ケージが削られた時に鋭く、的確な連突で廖化が撤退する。
趙雲が関銀屏と乱戦している華雄に突撃しようとするが、ほぼ完璧な城内乱戦によって突撃出来ずにいる。
その時、関銀屏が左に移動し趙雲が城門に張り付く。
『撃破』「華雄」
>オノレ虫ケラドモガ
華雄を撃破する。それを見届けたグラサンは、趙雲を城門から離して再び目覚めが切れた関銀屏が城門に移動する。
さらに、張飛も関銀屏の右隣に張り付いて攻城準備を開始する。
『撃破』「候成」
>すぐ戻るぜ
張飛に候成が突撃してくるが、趙雲のすばやい乱戦によって撃破する。
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|BGCOLOR(AEEB9C): 679 名前:準決勝第2試合[sage] 投稿日:2007/09/28(金) 22:10:18 ID:kDS/Rpcr0|
その時、画面が暗くなり緑と赤色の玉が兵法の文字を中心に回転する。
そして、その二つの玉が重なり合って消えた瞬間に赤い眼が見える。
再び画面が暗くなったと思うと、突如金色の龍が舞う。
兵法マスタァァァー! プラス外伝!
―再 起 の 法―MASTER
[速軍][士気]
再起の法を使い、人馬の効果が切れた董卓が出撃してくる。
またもやグラサンの城ケージが削られるが、構わずに趙雲で董卓に突撃する。
『撃破』「董卓」
>天はわしが要らんてかぁ
『攻城』「関銀屏」
>こじ開けよ
『撤退』「関銀屏」
>私が未熟だったわ
関銀屏の攻城が入りシャキンの城ケージが削れる。
そして関銀屏が撤退する。
『攻城』「張飛」
>攻め落とせぇーぃ
さらに、張飛の城壁攻城も入って城ケージが削れて行く。
これで退くかと思いきや、既に八掛の効果が切れている趙雲でマウントを取り続けている。
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|BGCOLOR(AEEB9C): 681 名前:準決勝第2試合[sage] 投稿日:2007/09/28(金) 22:14:46 ID:kDS/Rpcr0|
『撤退』「張飛」
>ぬぅあぁーっ!
『撤退』「趙雲」
>まだ死ねぬ
シャキンの部隊に上手く大打撃を与えようとするが、的確な突撃で撤退していくグラサンの部隊。
その時、画面が暗くなり緑と赤色の玉が兵法の文字を中心に回転する。
そして、その二つの玉が重なり合って消えた瞬間に赤い眼が見える。
再び画面が暗くなったと思うと、突如金色の龍が舞う。
兵法マスタァァァー! プラス外伝!
―再 起 の 法―MASTER
[速軍][士気]
再びグラサンの城ケージが削れた所で、再起の法を発動する。
その時、蔡ヨウが敵城まで退いていった。
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|BGCOLOR(AEEB9C): 682 名前:準決勝第2試合[sage] 投稿日:2007/09/28(金) 22:16:43 ID:kDS/Rpcr0|
ヽ(`Д´)ノ「これで仕切り直しか。逆転出来る差だから最後まで気が抜けんな……」
(´・ω●)「しかし、危険な賭けをしたものだね。人馬にはかなり効果的だけど、他のデッキだったらどうするつもりだったんだろ」
ξ゚⊿゚)ξ「え、それはどういう事ですか?」
ツンが訝しげな表情で元譲に言った。
(´・ω●)「うん……あのデッキは対人馬に作られたデッキだと思うよ。趙雲の神速戦法はかなり長いから騎馬単には効果的だし
さっきの一人掛け目覚めもかなりの荒業だけど人馬にはかなり通用するんだよね。
しかし、武力8二人以外が武力3しかないから三人掛けで得られる効果が余り見込めない……
他のデッキが相手だと、三人掛けが余り使えないから使いにくい、という訳さ」
それを聞いたツンはかなり驚いた表情だった。
しかし、その後ろにいたブーンは?マークを頭の上に出していた。
( ^ω^)「お? 良く分からないお。短く産業で」
(´・ω●)「人馬には趙雲の神速、趙雲に一人掛けから目覚め、大車輪と
絶大な威力を誇るいわゆる対人馬デッキを使っている
しかし他のデッキだったら/(^o^)\になる諸刃の刃。素人にはお勧め出来ない」
(;^ω^)「どこかで聞いた事もあるし、何だか間違っているような気もするけど把握したお」
とりあえず、という風に頷く。
その時、画面に動きがあり観客達が一気に視線を画面に向ける。
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|BGCOLOR(AEEB9C): 684 名前:準決勝第2試合[sage] 投稿日:2007/09/28(金) 22:19:23 ID:kDS/Rpcr0|
シャキンの城から多くの土煙が上がっており、現在は15c
恐らく、これが最後の攻防となるだろう。
グラサンも全軍を出撃しようとするが、シャキンの方が先に出撃してきてカットインが入る。
『英傑号令』―HEROIC COMMAND―
― 己の欲するままに行けぃ ―
『 人馬の大号令 [知力時間]
武力と移動速度が上がり
槍の迎撃ダメージを受けなくなる 』
人馬の大号令で移動速度が上がり、こちらの城に迫ってくる。
続いてグラサンもすぐ出撃し、再びカットインが入る。
『英傑号令』―HEROIC COMMAND―
― これぞ、用兵の奥義よ ―
『 八卦の陣法 [知力時間]
味方の武力と移動速度が上がる 』
趙雲に赤いオーラが纏ったかと思うと、武力が16になる。
----
|BGCOLOR(AEEB9C): 687 名前:準決勝第2試合[sage] 投稿日:2007/09/28(金) 22:20:29 ID:kDS/Rpcr0|
『撤退』「関銀屏」
>私が未熟だったわ
そこで目覚めをロックして赤いボタンを押したが、的確な連突で関銀屏が撤退してしまう。
グラサンは僅かな舌打ちをすると、諸葛亮を動かす。
『妨害』―INTERRUPT―
『 封印の計 [知力時間]
敵は計略を使用出来なくなる 』
趙雲と諸葛亮に青いオーラが現れては消える。
それを見たグラサンは仕方ない、という風な表情を現しながら赤いボタンを押す。
----
|BGCOLOR(AEEB9C): 689 名前:準決勝第2試合[sage] 投稿日:2007/09/28(金) 22:21:34 ID:kDS/Rpcr0|
『車輪』―SLASH SPEAR―
『 大車輪戦法 [知力時間]
武力が上がり
全方向に槍を出す 』
大車輪戦法を使用し、突撃して来ようとした候成と董卓が音と共に青いオーラが現れ、突撃オーラが消える。
左端には蔡ヨウ、城門には馬岱、右端には華雄が張り付いているがグラサンも左端には諸葛亮、城門には張飛、右端には廖化で攻城を防いでいる。
『回復』―RECOVERY―
『 不屈の忠義
兵力が回復する 』
兵力が2割ほどだった馬岱の兵力が7~8割ほどに回復する。
趙雲で馬岱に突撃しようとするが、董卓が大車輪を掻い潜って趙雲と乱戦する。
----
|BGCOLOR(AEEB9C): 690 名前:準決勝第2試合[sage] 投稿日:2007/09/28(金) 22:24:00 ID:kDS/Rpcr0|
『攻城』「馬岱」
>突き進め
張飛が僅かに前に出ていたのか、馬岱の城門攻城が入ってしまう。
慌てて張飛を後ろに下がらせ、馬岱と乱戦する。
『撃破』「董卓」
>天はわしが要らんてかぁ
『撤退』「諸葛亮」
>これも天命か
『撃破』「蔡ヨウ」
>あいやっ
趙雲の乱戦で董卓を撃破する。しかし、諸葛亮も撤退してしまう。
続いて趙雲で蔡ヨウに突撃し、撃破する。
そして、すぐ赤いボタンを押す。
『奮起』―IMMORTAL SPIRIT
『 憤激戦法 [知力時間]
武力が上がり兵力も回復する 』
----
|BGCOLOR(AEEB9C): 693 名前:準決勝第2試合[sage] 投稿日:2007/09/28(金) 22:25:58 ID:kDS/Rpcr0|
『撤退』「廖化」
>ここは退かせてもらう
一同「「「「あおおーっ!」」」」
なんと、憤激戦法で回復したつもりが何故か撤退してしまった。
恐らくラグのせいだろう。
残り4c。人馬、八卦の効果も既に切れている。
そして、候成の攻城ケージが溜まり音を立ててグラサンの城ケージが削れる。
これでほぼ互角になった。
それは肉眼ではどちらが勝っているのかが確認出来ないほどに。
----
|BGCOLOR(AEEB9C): 694 名前:準決勝第2試合[sage] 投稿日:2007/09/28(金) 22:28:57 ID:kDS/Rpcr0|
『撃破』「馬岱」
>おのれ
『撃破』「華雄」
>オノレ虫ケラドモガ
馬岱と華雄を撃破して、趙雲を城に向かわせるが張り付いた瞬間に時間切れとなった。
― 時 間 切 れ ―
(;゚∀゚)「見た所では、ほぼ互角……いや、同じか?」
(;´・ω・)「同じ、だね。どっちが勝つのか……」
― 勝 利 ―
勝利という文字が映し出されたのは――
----
|BGCOLOR(AEEB9C): 699 名前:準決勝第2試合[sage] 投稿日:2007/09/28(金) 22:31:07 ID:kDS/Rpcr0|
(メ▼▼)「…………」
グラサンだった。
わあっ、と観客達が大きな歓声を上げる。
店員「おめでとう御座います! これで決勝に進出出来ます!」
(`●ω●´)「……良い勝負だった。このまま優勝を目指してくれ」
シャキンがグラサンに近寄り手を出す。
グラサンは頷き、その手を掴んで握手をする。
(メ▼▼)「無論そのつもりだ。良い勝負を有難う」
----
|BGCOLOR(AEEB9C): 700 名前:準決勝第2試合[sage] 投稿日:2007/09/28(金) 22:32:50 ID:kDS/Rpcr0|
僅かに天頂を見ながら悲しげな表情を表したが、すぐいつも通りの表情に戻り敗者として席に戻った。
その僅かな瞬間を見逃さなかったグラサンは、何かを決意したように拳を固める。
( ゚゚∀゚゚)(ふむ……征魏覇王、そして征涼覇王。それらを打ち破ったグラサンが相手か。
これは"あのデッキ"を解禁しなければならないようだ――)
砕馬は不敵な微笑みと共に、どこかに仕方ない、という感じが漂っていた。
しかし、それは再びグラサンを見た時にすぐ消え、決意したようにカードケースからあるデッキを取り出した。
砕馬とグラサン。
どちらが勝つのか、どちらが泣くのか。
それは誰にも分からない――
―続―
----
|BGCOLOR(FFFFC0):703 名前:ゲームセンター名無し[sage] 投稿日:2007/09/28(金) 22:39:31 ID:kDS/Rpcr0|
さて、投下終了。
諸所、ツッコミや質問はあると思うが、漏れは代行なのでわからないんだ、すまない。
おそらく携帯から覗きに来る作者が答えてくれるはずだ。
さてと、チラ裏。
もうすぐアノ大会を描いたアイツの外伝が完成予定だ。
明日だか明後日だかには投下できると思う。
だが楽しみにはするな。絶対に後悔する。
とりあえず…ミジンコの涙ぐらいの期待をしてくれればと思う。
さて、邪魔者は支援に戻るとするかな(´・ω・`)
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|BGCOLOR(AEEB9C): 656 名前:準決勝第2試合[sage] 投稿日:2007/09/28(金) 21:45:01 ID:kDS/Rpcr0|
遂にこの大会も最後の準決勝、そして決勝の二戦を残す事になった。
そのせいか今まで歓声を送っていた観客達も静かになり、今から始まろうとしている二人の対戦を見守っている。
店員「さあ、いよいよ準決勝です。この準決勝を制した方が決勝戦に進出します!」
店員が言い終える前に拍手が沸きあがる。
店員「それでは、両者何か一言はありますか?」
(メ▼▼)「……特に無い」
(`・ω・´)「右に同じだ」
店員「そ、そうですか……それでは、サテライトへ」
二人とも頷きながらサテライトへ歩む。
その表情には緊張感が無く、それどころか楽しんでいるようだった。
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|BGCOLOR(AEEB9C): 660 名前:準決勝第2試合[sage] 投稿日:2007/09/28(金) 21:47:22 ID:kDS/Rpcr0|
(;^ω^)「また決勝級かお……」
(´・ω・`)「うーん……流石に今度ばかりは厳しいね。腕は互角だろうけど、経験の差では兄さんが勝る」
/ ,' 3「確か、前にグラサン君主は引退して随分経ってから復帰したんだっけ?
それならば厳しいね。ブランクが無いとはいえ、経験の差は大きい」
兄さんは征涼覇王でプレイ数も多い。しかし、グラサン君は腕があるもののプレイ数は少ない。
やはり経験の差は大きいだろう。どう戦っていくのかが楽しみになってくる。
―― [英雄] [グラサン] ――
―― [征涼覇王] [シャキン] ――
二人とも店内対戦を選び、カードを置く。
その時、兄さんはポケットからサングラスを取り出してかけていた。
店員「準備はよろしいですね? それでは――準決勝第二回試合、開始!」
――対戦相手が見つかりました――
----
|BGCOLOR(AEEB9C): 662 名前:準決勝第2試合[sage] 投稿日:2007/09/28(金) 21:49:25 ID:kDS/Rpcr0|
(メ▼▼)軍 英雄 勝率86.2%
『SR趙雲 UC張飛 SR諸葛亮 C廖化 R関銀屏』
(`●ω●´)軍 征涼覇王 勝率86.9%
『R董卓 R華雄 R馬岱 C候成 C蔡ヨウ』
( ━〇∀〇)「おや、人馬ですか。出来れば全突を使ってもらいたかったんですが」
(,,゚Д゚)「対するグラサンは……何だ? 武力9がいないってのに関銀屏? さらに、張飛と趙雲以外が武力3だから三人掛けも生かせないな」
(´・ω・`)「グラサン君の怖さは奇抜な発想で来る事だけど、これは……」
散々な言われようだが、俺にとっては好都合だ。
天頂も分からないのならば、兄であるシャキンも分からないだろう。
※ここからグラサン視点で客観的
重く、堅そうな扉が開かれていく。
扉が開ききった先には夕焼けで橙色に染まった平原があった。
グラサンの配置は城門前に関銀屏、張飛。その前に趙雲と廖化とシンプルな配置だ。
諸葛亮はその集団の右隣に配置されている。
対するシャキンの配置は城門前に蔡ヨウが居て城門前の隣にある二つの櫓を繋ぐように柵がある。
その周りに騎馬隊が配置されており、今にも動き出しそうだ。
――開戦――
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|BGCOLOR(AEEB9C): 665 名前:準決勝第2試合[sage] 投稿日:2007/09/28(金) 21:54:22 ID:kDS/Rpcr0|
開戦の音が鳴り響いた瞬間に、両者の部隊が動いていく。
グラサンは騎馬を槍兵と同列に走らせ、槍兵は槍撃を出しつつ進軍している。
シャキンの方は騎馬隊をまとめ、突撃オーラを纏わせて待ちかえている。
(;゚∀゚)「くあ、騎馬単ケニアを使っている俺としてはこの進軍の仕方は嫌らしいぜ」
/ ,' 3「おや、そうなのかい? 覇王レベルではこの進軍をしてくる人が多いから慣れないといけないよ」
そして、遂にシャキンの柵の前まで辿り着く。
シャキンは蔡ヨウを左端に、候成を右端に攻城させに行くがグラサンは蔡ヨウに廖化を当てて、伏兵中の諸葛亮を右端に移動させる。
柵の前では、趙雲を柵に当てて槍撃を出しつつ壊している。
シャキンは董卓と馬岱を止まらせて突撃オーラが消えたのを確認した後に乱戦してくる。
それに構わず趙雲を柵にぶつけ続けさせて、後ろから関銀屏と張飛の槍撃を繰り出す。
(;^ω^)「HAEEEEEEEEE!」
ξ;゚⊿゚)ξ「まさか、あれほどの槍撃を繰り出せるとは……」
これ以上被害を受け止めようとさらに深く乱戦してくるかと思いきや、兵力が3割ほどに減った董卓と廖化に追われた蔡ヨウが城に戻っていく。
その時、銅鑼の音と共に右下に陰陽太極図が現れる。
ジャーンジャーンジャーン
『伏兵』「諸葛亮」
>読み通りだ
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|BGCOLOR(AEEB9C): 667 名前:準決勝第2試合[sage] 投稿日:2007/09/28(金) 22:00:09 ID:kDS/Rpcr0|
『撃破』「候成」
>すぐ戻るぜ
相手の候成がグラサンの諸葛亮を踏み、撃破する。
そのまま諸葛亮を城に戻らせ、柵と櫓を壊していく。
柵を壊し終えたのを確認して、グラサンの部隊が城へ戻っていく。
( ━〇∀〇)「慎重ですね……魅力が三人いるので士気差は1。それでもやはり三人掛けで押し切れないと考えたのでしょう」
('A`)(何だかどこかに引っ掛かるんだよな……二人掛けは武力+5で目覚めで回らない。
三人掛けは+3だからほぼ論外だろうな。士気を溜めてから八掛大車輪かな……?)
お互いに城に戻った後に動きが殆ど無く、観客達はこれからの展開を話していた。
観客A「おい、八卦二度掛けをしても人馬悪鬼で凌がれるんじゃないか?」
観客B「そうなると思うが……あのグラサンとかいう男、三国志大戦1のランキングに上位で見かけた事があるぞ」
観客Bがグラサンの顔をじろじろと見ながら観客Aとやり取りをしていた。
観客C「ほう、それだと一筋縄ではいかないか」
観客A「そうなのか? それならこの勝負は分からないな……グラサンが不利にも見えるが」
観客D「おっ、動き出したぞ」
観客Dの一言で、観客達の視線が一気に画面に向かった。
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|BGCOLOR(AEEB9C): 671 名前:準決勝第2試合[sage] 投稿日:2007/09/28(金) 22:03:58 ID:kDS/Rpcr0|
見てみると、60cぐらいでグラサンの士気が9ほどになっている。
シャキンの城から多くの土煙が上がり、今にも出てきそうだ。
グラサンも左端に諸葛亮、趙雲、中央に張飛と関銀屏が、右端に廖化という風に出撃する。
士気が11ほど貯まり、中央ライン辺りでぶつかる前に
『英傑号令』―HEROIC COMMAND―
― 己の欲するままに行けぃ ―
『 人馬の大号令 [知力時間]
武力と移動速度が上がり
槍の迎撃ダメージを受けなくなる 』
人馬の大号令を発動し、移動速度と武力が上がる。
それを見たグラサンは、すぐ諸葛亮のカードを動かし赤いボタンを押す。
『英傑号令』―HEROIC COMMAND―
― これぞ、用兵の奥義よ ―
『 八卦の陣法 [知力時間]
味方の武力と移動速度が上がる 』
一同「え?」
趙雲に八卦一人掛けを使用する。
シャキンはそれに構わずに槍部隊に董卓と馬岱で突っ込ませて青いオーラが出て槍オーラが無くす。
そして、蔡ヨウを右端で攻城に向かわせて、董卓と馬岱の後ろから候成が突撃しようとした瞬間に
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|BGCOLOR(AEEB9C): 673 名前:準決勝第2試合[sage] 投稿日:2007/09/28(金) 22:06:25 ID:kDS/Rpcr0|
『強化』―POWER UP―
『 若き血の目覚め [知力時間]
武力が上がる
一定以上で車輪状態になる 』
雷が落ち、関銀屏が車輪状態になる。
(;´・ω・)「んなっ……!? まさか、趙雲一人掛けの為だけに……?」
(;゚∀゚)「これは予想GUY……まさか人馬デッキで来ると分かっていたからメタったのか?」
( ━〇∀〇)「恐らく、そうでしょうね。全突ならば関銀屏を放置して趙雲を倒せますが、人馬ではそうはいきません。
これは流石にグラサンさんが有利ですね」
車輪状態になった関銀屏に突撃しようとした候成が青いオーラを出して突撃オーラが消える。
董卓、馬岱が乱戦から抜けようとするが趙雲が突撃する。
『撃破』「馬岱」
>おのれ
兵力が5割だった馬岱を撃破する。
続いて董卓や候成にも突撃しようとするが、逃げられてしまう。
グラサンはそのまま関銀屏を張り付かせ、張飛と趙雲でマウントを取る。
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|BGCOLOR(AEEB9C): 676 名前:準決勝第2試合[sage] 投稿日:2007/09/28(金) 22:08:11 ID:kDS/Rpcr0|
『攻城』「蔡ヨウ」
>はっはぁ、突き進めぇ
『撤退』「諸葛亮」
>これも天命か
候成と馬岱の突撃によって諸葛亮が撤退する。
さらに、右端で攻城してきた蔡ヨウの攻城も入ってしまう。
しかし、グラサンはそれを気にする事も無くマウントを取り続ける。
『撤退』「廖化」
>ここは退かせてもらう
再びグラサンの城ケージが削られた時に鋭く、的確な連突で廖化が撤退する。
趙雲が関銀屏と乱戦している華雄に突撃しようとするが、ほぼ完璧な城内乱戦によって突撃出来ずにいる。
その時、関銀屏が左に移動し趙雲が城門に張り付く。
『撃破』「華雄」
>オノレ虫ケラドモガ
華雄を撃破する。それを見届けたグラサンは、趙雲を城門から離して再び目覚めが切れた関銀屏が城門に移動する。
さらに、張飛も関銀屏の右隣に張り付いて攻城準備を開始する。
『撃破』「候成」
>すぐ戻るぜ
張飛に候成が突撃してくるが、趙雲のすばやい乱戦によって撃破する。
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|BGCOLOR(AEEB9C): 679 名前:準決勝第2試合[sage] 投稿日:2007/09/28(金) 22:10:18 ID:kDS/Rpcr0|
その時、画面が暗くなり緑と赤色の玉が兵法の文字を中心に回転する。
そして、その二つの玉が重なり合って消えた瞬間に赤い眼が見える。
再び画面が暗くなったと思うと、突如金色の龍が舞う。
兵法マスタァァァー! プラス外伝!
―再 起 の 法―MASTER
[速軍][士気]
再起の法を使い、人馬の効果が切れた董卓が出撃してくる。
またもやグラサンの城ケージが削られるが、構わずに趙雲で董卓に突撃する。
『撃破』「董卓」
>天はわしが要らんてかぁ
『攻城』「関銀屏」
>こじ開けよ
『撤退』「関銀屏」
>私が未熟だったわ
関銀屏の攻城が入りシャキンの城ケージが削れる。
そして関銀屏が撤退する。
『攻城』「張飛」
>攻め落とせぇーぃ
さらに、張飛の城壁攻城も入って城ケージが削れて行く。
これで退くかと思いきや、既に八掛の効果が切れている趙雲でマウントを取り続けている。
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|BGCOLOR(AEEB9C): 681 名前:準決勝第2試合[sage] 投稿日:2007/09/28(金) 22:14:46 ID:kDS/Rpcr0|
『撤退』「張飛」
>ぬぅあぁーっ!
『撤退』「趙雲」
>まだ死ねぬ
シャキンの部隊に上手く大打撃を与えようとするが、的確な突撃で撤退していくグラサンの部隊。
その時、画面が暗くなり緑と赤色の玉が兵法の文字を中心に回転する。
そして、その二つの玉が重なり合って消えた瞬間に赤い眼が見える。
再び画面が暗くなったと思うと、突如金色の龍が舞う。
兵法マスタァァァー! プラス外伝!
―再 起 の 法―MASTER
[速軍][士気]
再びグラサンの城ケージが削れた所で、再起の法を発動する。
その時、蔡ヨウが敵城まで退いていった。
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|BGCOLOR(AEEB9C): 682 名前:準決勝第2試合[sage] 投稿日:2007/09/28(金) 22:16:43 ID:kDS/Rpcr0|
ヽ(`Д´)ノ「これで仕切り直しか。逆転出来る差だから最後まで気が抜けんな……」
(´・ω●)「しかし、危険な賭けをしたものだね。人馬にはかなり効果的だけど、他のデッキだったらどうするつもりだったんだろ」
ξ゚⊿゚)ξ「え、それはどういう事ですか?」
ツンが訝しげな表情で元譲に言った。
(´・ω●)「うん……あのデッキは対人馬に作られたデッキだと思うよ。趙雲の神速戦法はかなり長いから騎馬単には効果的だし
さっきの一人掛け目覚めもかなりの荒業だけど人馬にはかなり通用するんだよね。
しかし、武力8二人以外が武力3しかないから三人掛けで得られる効果が余り見込めない……
他のデッキが相手だと、三人掛けが余り使えないから使いにくい、という訳さ」
それを聞いたツンはかなり驚いた表情だった。
しかし、その後ろにいたブーンは?マークを頭の上に出していた。
( ^ω^)「お? 良く分からないお。短く産業で」
(´・ω●)「人馬には趙雲の神速、趙雲に一人掛けから目覚め、大車輪と
絶大な威力を誇るいわゆる対人馬デッキを使っている
しかし他のデッキだったら/(^o^)\になる諸刃の刃。素人にはお勧め出来ない」
(;^ω^)「どこかで聞いた事もあるし、何だか間違っているような気もするけど把握したお」
とりあえず、という風に頷く。
その時、画面に動きがあり観客達が一気に視線を画面に向ける。
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|BGCOLOR(AEEB9C): 684 名前:準決勝第2試合[sage] 投稿日:2007/09/28(金) 22:19:23 ID:kDS/Rpcr0|
シャキンの城から多くの土煙が上がっており、現在は15c
恐らく、これが最後の攻防となるだろう。
グラサンも全軍を出撃しようとするが、シャキンの方が先に出撃してきてカットインが入る。
『英傑号令』―HEROIC COMMAND―
― 己の欲するままに行けぃ ―
『 人馬の大号令 [知力時間]
武力と移動速度が上がり
槍の迎撃ダメージを受けなくなる 』
人馬の大号令で移動速度が上がり、こちらの城に迫ってくる。
続いてグラサンもすぐ出撃し、再びカットインが入る。
『英傑号令』―HEROIC COMMAND―
― これぞ、用兵の奥義よ ―
『 八卦の陣法 [知力時間]
味方の武力と移動速度が上がる 』
趙雲に赤いオーラが纏ったかと思うと、武力が16になる。
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|BGCOLOR(AEEB9C): 687 名前:準決勝第2試合[sage] 投稿日:2007/09/28(金) 22:20:29 ID:kDS/Rpcr0|
『撤退』「関銀屏」
>私が未熟だったわ
そこで目覚めをロックして赤いボタンを押したが、的確な連突で関銀屏が撤退してしまう。
グラサンは僅かな舌打ちをすると、諸葛亮を動かす。
『妨害』―INTERRUPT―
『 封印の計 [知力時間]
敵は計略を使用出来なくなる 』
趙雲と諸葛亮に青いオーラが現れては消える。
それを見たグラサンは仕方ない、という風な表情を現しながら赤いボタンを押す。
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|BGCOLOR(AEEB9C): 689 名前:準決勝第2試合[sage] 投稿日:2007/09/28(金) 22:21:34 ID:kDS/Rpcr0|
『車輪』―SLASH SPEAR―
『 大車輪戦法 [知力時間]
武力が上がり
全方向に槍を出す 』
大車輪戦法を使用し、突撃して来ようとした候成と董卓が音と共に青いオーラが現れ、突撃オーラが消える。
左端には蔡ヨウ、城門には馬岱、右端には華雄が張り付いているがグラサンも左端には諸葛亮、城門には張飛、右端には廖化で攻城を防いでいる。
『回復』―RECOVERY―
『 不屈の忠義
兵力が回復する 』
兵力が2割ほどだった馬岱の兵力が7~8割ほどに回復する。
趙雲で馬岱に突撃しようとするが、董卓が大車輪を掻い潜って趙雲と乱戦する。
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|BGCOLOR(AEEB9C): 690 名前:準決勝第2試合[sage] 投稿日:2007/09/28(金) 22:24:00 ID:kDS/Rpcr0|
『攻城』「馬岱」
>突き進め
張飛が僅かに前に出ていたのか、馬岱の城門攻城が入ってしまう。
慌てて張飛を後ろに下がらせ、馬岱と乱戦する。
『撃破』「董卓」
>天はわしが要らんてかぁ
『撤退』「諸葛亮」
>これも天命か
『撃破』「蔡ヨウ」
>あいやっ
趙雲の乱戦で董卓を撃破する。しかし、諸葛亮も撤退してしまう。
続いて趙雲で蔡ヨウに突撃し、撃破する。
そして、すぐ赤いボタンを押す。
『奮起』―IMMORTAL SPIRIT
『 憤激戦法 [知力時間]
武力が上がり兵力も回復する 』
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|BGCOLOR(AEEB9C): 693 名前:準決勝第2試合[sage] 投稿日:2007/09/28(金) 22:25:58 ID:kDS/Rpcr0|
『撤退』「廖化」
>ここは退かせてもらう
一同「「「「あおおーっ!」」」」
なんと、憤激戦法で回復したつもりが何故か撤退してしまった。
恐らくラグのせいだろう。
残り4c。人馬、八卦の効果も既に切れている。
そして、候成の攻城ケージが溜まり音を立ててグラサンの城ケージが削れる。
これでほぼ互角になった。
それは肉眼ではどちらが勝っているのかが確認出来ないほどに。
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|BGCOLOR(AEEB9C): 694 名前:準決勝第2試合[sage] 投稿日:2007/09/28(金) 22:28:57 ID:kDS/Rpcr0|
『撃破』「馬岱」
>おのれ
『撃破』「華雄」
>オノレ虫ケラドモガ
馬岱と華雄を撃破して、趙雲を城に向かわせるが張り付いた瞬間に時間切れとなった。
― 時 間 切 れ ―
(;゚∀゚)「見た所では、ほぼ互角……いや、同じか?」
(;´・ω・)「同じ、だね。どっちが勝つのか……」
― 勝 利 ―
勝利という文字が映し出されたのは――
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|BGCOLOR(AEEB9C): 699 名前:準決勝第2試合[sage] 投稿日:2007/09/28(金) 22:31:07 ID:kDS/Rpcr0|
(メ▼▼)「…………」
グラサンだった。
わあっ、と観客達が大きな歓声を上げる。
店員「おめでとう御座います! これで決勝に進出出来ます!」
(`●ω●´)「……良い勝負だった。このまま優勝を目指してくれ」
シャキンがグラサンに近寄り手を出す。
グラサンは頷き、その手を掴んで握手をする。
(メ▼▼)「無論そのつもりだ。良い勝負を有難う」
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|BGCOLOR(AEEB9C): 700 名前:準決勝第2試合[sage] 投稿日:2007/09/28(金) 22:32:50 ID:kDS/Rpcr0|
僅かに天頂を見ながら悲しげな表情を表したが、すぐいつも通りの表情に戻り敗者として席に戻った。
その僅かな瞬間を見逃さなかったグラサンは、何かを決意したように拳を固める。
( ゚゚∀゚゚)(ふむ……征魏覇王、そして征涼覇王。それらを打ち破ったグラサンが相手か。
これは"あのデッキ"を解禁しなければならないようだ――)
砕馬は不敵な微笑みと共に、どこかに仕方ない、という感じが漂っていた。
しかし、それは再びグラサンを見た時にすぐ消え、決意したようにカードケースからあるデッキを取り出した。
砕馬とグラサン。
どちらが勝つのか、どちらが泣くのか。
それは誰にも分からない――
―続―
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|BGCOLOR(FFFFC0):703 名前:ゲームセンター名無し[sage] 投稿日:2007/09/28(金) 22:39:31 ID:kDS/Rpcr0|
さて、投下終了。
諸所、ツッコミや質問はあると思うが、漏れは代行なのでわからないんだ、すまない。
おそらく携帯から覗きに来る作者が答えてくれるはずだ。
さてと、チラ裏。
もうすぐアノ大会を描いたアイツの外伝が完成予定だ。
明日だか明後日だかには投下できると思う。
だが楽しみにはするな。絶対に後悔する。
とりあえず…ミジンコの涙ぐらいの期待をしてくれればと思う。
さて、邪魔者は支援に戻るとするかな(´・ω・`)
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|BGCOLOR(FFFFC0):704 名前:ゲームセンター名無し[sage] 投稿日:2007/09/28(金) 23:04:20 ID:6hIxNLvfO|
代行さん、本当に有難うです(´・ω・`)
攻城についてはどうかお見逃しを。
勝率についてですが、店内対戦という事で高めにしてみました。
あと決勝を残すばかりになりましたね。
砕馬の“あのデッキ”とは何なのか?
大体の予想はつくと思いますが、wktkして待っててくださいな。
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