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|BGCOLOR(AEEB9C): 574 名前:グラサンの菊八掛[sage] 投稿日:2007/11/08(木) 13:48:41 ID:HH4VECT20| ξ゚⊿゚)ξ「…………」 常連A「…………」 常連B「…………」 “ある人”に聞かれないように、四人で話す。 (´・ω・`)「しかし、グラサン君は……」 常連A「だが、腕も見てみたい……」 常連B「うむ……おっ、グラサンがきたぞ」 よし、決めた。 グラサンに、あるデッキを使わせる事にしよう。 ξ゚⊿゚)ξ「グラサンさん、ちょっといいですか?」 (メ▼▼)「……なんだ?」 ξ゚⊿゚)ξ「これを使って欲しいんですが……」 私は緑色の五枚のカードを見せる。 どうだろうか? 断る可能性もある。 何故ならば、このデッキは普通の――いや、強デッキの一つだからだ。 グラサンのコンセプトに反するかもしれない。 (メ▼▼)「構わんぞ。ただ、参考になるかどうかは分からないが」 ξ;゚⊿゚)ξ「あ、はい。よろしくお願いします」 ---- |BGCOLOR(AEEB9C): 576 名前:グラサンの菊八掛[sage] 投稿日:2007/11/08(木) 13:51:20 ID:HH4VECT20| あっさりとうまくいった。 案ずるよりも産むがやすし、ということわざは本当だったようだ。 (メ▼▼)「ところで、これを張松にしてこれを李厳にしては……」 ξ゚⊿゚)ξ「ダメです」 (;メ▼▼)「そ、そうか……仕方ないな」 そう呟きながら、三国志大戦の筐体にICカードを差し込んでいる。 常連A「俺もこれを使っている身として、これはwktkせざるをえない」 常連B「どんな戦い方をするのかが楽しみだな」 ――対戦相手が見つかりました―― (メ▼▼)軍 十三州 勝率78.5% 『36連勝中』 『SR諸葛亮 R趙雲 R姜維 R魏延 C諸葛セン』 張遼のパシリ軍 十州 勝率87.7% 『10連勝中』 『R司馬懿 Rカク昭 LE張コウ R楽進 UC程昱』 そう、使わせたいデッキは菊八掛。 対応力はかなりあるものの、爆発力に欠ける上級者向けのデッキだ。 でも、36連勝なんてどんな腕をしているのよ…… 常連A「相手は恐らく覇王のサブカだろうな。     勝率、デッキに戦器が無い事から見れば分かる」 常連B「どんなデッキでも勝てる……ってか」 ---- |BGCOLOR(AEEB9C): 577 名前:グラサンの菊八掛[sage] 投稿日:2007/11/08(木) 13:52:53 ID:HH4VECT20| 地形は草原。櫓はシンプルな城門の左右にあるタイプね。 配置は城門前に密着させて、その前に諸葛亮。 重く、堅い扉が開かれていく。 相手の配置は城門前に伏兵以外の部隊が配置されている。 ――開戦―― 開戦の文字と共に、音が鳴り響く。 その瞬間、グラサンの部隊が動き出す。 相手も動き出したものの、城門前でウロウロするだけ。 対するグラサンは、伏兵を盾に少しずつ進軍していっている。 騎兵も先頭に諸葛センにするなどと、細かい所でも上手い。 (´・ω・`)「大強が厄介だね。多分八掛には攻守で抵抗するとは思うけど……」 ジャーンジャーンジャーン 『伏兵』「諸葛亮」 >読みどおりだ 大打撃の文字と共に張コウの兵力が削れる。 そこに趙雲と姜維の槍撃が襲い掛かるが―― ジャーンジャーンジャーン 『伏兵』「程昱」 >十面埋伏の計じゃて ジャーンジャーンジャーン 『伏兵』「司馬懿」 >かかったな、殲滅せよ 『撤退』「趙雲」 >俺とした事が ---- |BGCOLOR(AEEB9C): 580 名前:グラサンの菊八掛[sage] 投稿日:2007/11/08(木) 13:54:46 ID:HH4VECT20| (メ▼▼)「チッ、張コウが諸葛亮の移動速度を遅らせていたか」 程昱の伏兵によって趙雲が撤退する。 姜維も司馬懿の伏兵で兵力が7割ほどに減るものの、そのまま槍撃と突撃を仕掛ける。 諸葛センはいつの間にか右端で攻城しているが、それを楽進が妨害している。 『撃破』「程昱」 >墜ちてゆく 『撤退』「諸葛亮」 >これも天命か 程昱を撃破し、カク昭と楽進以外の部隊も城へ戻っていく。 それを見届けたグラサンは、魏延を諸葛センの方に向かわせ突撃しようとしたカク昭に突撃して相殺した。 その後も威嚇し続け、諸葛センを無事に帰還させた。 常連A「ほう、開幕から攻めていくのか……」 (メ▼▼)「槍撃の腕に自信があれば、開幕から攻めていってもいいだろう。     開幕八掛も狙えるし、武力8と7の募兵槍は中々いいぞ」 そのまま城へ戻り、にらみ合いが始まった。 >殿、ご命令を >お呼びですか 士気が10ほどになった時、相手の城から土煙が上がる。 グラサンも中央に魏延、趙雲、姜維で左端に諸葛亮と諸葛センを出撃する。 しかし、何故か魏延が城へ戻ってしまう。 (;メ▼▼)「お……しまった」 ---- |BGCOLOR(AEEB9C): 582 名前:グラサンの菊八掛[sage] 投稿日:2007/11/08(木) 14:03:10 ID:HH4VECT20| 『英傑号令』―HEROIC COMMAND― ― 最後の決着を付けるとするか ― 『        攻守自在     [知力時間]     味方の武力と移動速度が上がる                           』 その好機を見逃さずに、攻守自在を使ってきた。 ξ;゚⊿゚)ξ「大丈夫なのかしら……」 それを見たグラサンは趙雲を前に出し、張コウと乱戦する。 『撤退』「趙雲」 >俺とした事が 突撃によって撤退するが、時間稼ぎには十分だったのだろう。 すぐさま姜維に八掛の範囲内に入れると、赤いボタンを押した。 『英傑号令』―HEROIC COMMAND― ― これこそが用兵の奥義よ ― 『       八掛の陣法     [知力時間]     味方の武力と移動速度が上がる                           』 姜維に赤いオーラが包まれる。 ---- |BGCOLOR(AEEB9C): 584 名前:グラサンの菊八掛[sage] 投稿日:2007/11/08(木) 14:06:03 ID:HH4VECT20| その後、城門に張り付いていた程昱に見事な城内槍撃を繰り出す。 『撃破』「程昱」 >墜ちてゆく 『全体強化』―ALL POWER UP― 『       刹那の粘り     [知力時間]       味方の防御力が上がる                           』 しかし、相手も負けてはいない。 程昱を撃破した後、刹那の粘りを使用して防御力を上げてきた。 張コウが凄まじい槍撃を繰り出し、姜維の兵力をみるみる内に減らしてくる。 『司馬懿』 『張遼のパシリ軍』         『攻城』      ―TARGET STRIKE― たまらず姜維が城に戻った時、右端に張り付いていた司馬懿が攻城した。 続いて相手の城ケージもいつの間にか左端に張り付いていた諸葛センによって削られる。 『撤退』「魏延」 >おのれぇ 魏延が出撃して城門に張り付いた張コウと乱戦するも、カク昭と楽進の突撃によって撤退してしまう。 それを見た相手は、カク昭を張コウの左隣に張り付かせて楽進を諸葛センの所へ向かわせる。 ---- |BGCOLOR(AEEB9C): 585 名前:グラサンの菊八掛[sage] 投稿日:2007/11/08(木) 14:08:27 ID:HH4VECT20| 移動速度が上がっている為、姜維がすぐ出撃する。 張コウの隣で素早い槍撃を繰り出す。 『撃破』「張コウ」 >戦場で死ねるか ξ;゚⊿゚)ξ「速すぎるわよ……」 張コウをすぐ撃破し、続いてカク昭に槍撃を繰り出そうとするが既に城から離れている。 お互いの城ケージが再び削れた時に相手の楽進が諸葛センに突撃する。 その時、範囲をカク昭に入れて赤いボタンを押す。 『挑発』―PROVO CATION― ― はい、そこまで ― 『        挑発     [知力時間]     敵が自身に向かってくる                         』 ξ;゚⊿゚)ξ「え――!?」 無茶だ。 計略が切れている上に兵力が2割の姜維で、7割もあるカク昭を倒すには無理なはずだ。 『強化』―POWER UP― 『       魏武の大強   [知力長時間]      武力が長時間上がる                           』 ---- |BGCOLOR(AEEB9C): 588 名前:グラサンの菊八掛[sage] 投稿日:2007/11/08(木) 14:12:39 ID:HH4VECT20| カク昭に赤いオーラが包まれ、武力が12になる。 迎撃の表示と共にカク昭の兵力を減らすが、撃破には至らない。 『撤退』「姜維」 >撤退する 『撤退』「諸葛セン」 >僕じゃ無理なのか やはり撤退した。 それなのに、何故グラサンは笑っていられるのか。 常連A「おいおい……士気の無駄遣いだろう」 (´・ω・`)「いや、そうでもないよ?」 (メ▼▼)「天頂の言うとおりだ。まあ、後になれば分かるさ」 >殿、ご命令を 再び城ケージが削られた後、趙雲が復活する。 それを相手も分かっているのか、退いて行った。 ξ゚⊿゚)ξ「ここで再起……じゃない?」 そう、兵法は再起。 使うのならば、後30cしかないここしかないだろう。 >ふっ、行けるぞ >行けます >進発します しかし、結局使わずに20cになった。 ---- |BGCOLOR(AEEB9C): 590 名前:グラサンの菊八掛[sage] 投稿日:2007/11/08(木) 14:16:30 ID:HH4VECT20| 全員復活したのを見て、出撃させるが相手の城からも土煙が上がっている。 左端に諸葛亮、中央に魏延と趙雲と姜維、右端に諸葛センと進軍していく。 相手はこちらから見てV字になるように進軍してきている。 (;´・ω・)「うーん……不愉快だね」 『挑発』―PROVO CATION― 『反計』―COUNTER TRICK― ― 私には通じぬぞ ― 『          反計           計略を無効化して、ダメージをはね返す 』 相手の楽進、カク昭、程昱に範囲内に入れて赤いボタンを押した。 しかし、反計されてしまう。 常連A「げぇっ……」 常連B「反計……」 『英傑号令』―HEROIC COMMAND― ― 最後の決着を付けるとするか ― 『        攻守自在     [知力時間]     味方の武力と移動速度が上がる                           』 その後、カットインが入って相手の部隊に赤いオーラが包まれる。 ---- |BGCOLOR(AEEB9C): 592 名前:グラサンの菊八掛[sage] 投稿日:2007/11/08(木) 14:20:29 ID:HH4VECT20| 『英傑号令』―HEROIC COMMAND― ― これこそが用兵の奥義よ ― 『         八掛の陣法       [知力時間]   味方の武力が上がり、兵力が徐々に回復する                               』 続いて趙雲、魏延、姜維の三部隊に赤いオーラが包まれる。 その時、兵法の文字が出てきて、消えたと思うと赤い眼が二つ現れる。 そして、金色の龍が姿を現し空を舞う。 兵法レベル4! 兵法LVELE4 魏軍の大攻勢 これで勝つのは絶望的になった。 しかし、グラサンから声が聞こえてくる。 (メ▼▼)「――相手が勝ち誇った時、そいつは既に敗北している……」 その時、画面が暗くなり緑と赤色の玉が兵法の文字を中心に回転する。 そして、その二つの玉が重なり合って消えた瞬間に赤い眼が見える。 再び画面が暗くなったと思うと、突如金色の龍が舞う。 兵法マスタァァァー! プラス外伝! ― 再 起 の 法 ―MASTER   [速軍][増援] ---- |BGCOLOR(AEEB9C): 594 名前:グラサンの菊八掛[sage] 投稿日:2007/11/08(木) 14:24:42 ID:HH4VECT20| 槍撃! 槍撃! 槍撃! 槍撃! 大打撃 僅かの間に移動速度が上がった槍兵で程昱に集中して槍撃を繰り出し、大打撃表示が出てくる。 『撃破』「程昱」 >墜ちてゆく 外伝の速軍のお陰で諸葛亮が早く城に到達し、攻城準備を開始する。 司馬懿は右端で攻城している諸葛センと乱戦しており、カク昭は槍撃を受けている最中だ。 そこで楽進が諸葛亮の方に向かうが―― 『挑発』―PROVO CATION― ― はい、そこまで ― 『        挑発     [知力時間]     敵が自身に向かってくる                         』 楽進に青いオーラが包まれたかと思うと、姜維の方に引き寄せられてくる。 カク昭を諸葛亮に向かわせてくるが、趙雲の槍撃と先回りした魏延の突撃で足止めをする。 そして―― 相手の城ケージが音と共に削られた。 ― 時 間 切 れ ―    勝   利 ---- |BGCOLOR(AEEB9C): 598 名前:グラサンの菊八掛[sage] 投稿日:2007/11/08(木) 14:30:32 ID:HH4VECT20| ξ;゚⊿゚)ξ「…………」 常連A「…………」 常連B「…………」 もはや、出る言葉が無かった。 あの時の外伝利用は思いつかなかった。 私だったら、諦めていて負けていただろう。 (メ▼▼)「……とまあ、最後までに諦めずにやれば勝てるという事だ」 (´・ω・`)「そうだね。外伝のみを利用した頂上対決もあったし」 ξ゚⊿゚)ξ「あ、そういえばあの時の挑発は何の意味が……?」 あの時は後になれば分かる、と言ってきたものの分からなかった。 士気の無駄遣いをしただけだと思った。 (メ▼▼)「士気差だ。相手は攻守と粘りを使っていて消費士気は9。      逆に、こっちは6だ。挑発の士気は3、大強は4で士気差がさらに広がる。      余り意味が無いように見えるが、相手の方が無駄遣いだったという訳さ。      実際に、士気が12になった時に挑発を反計した後攻守してきただろう?      あの時、既に相手の士気は0だった。それで、挑発に抵抗する手段は無かったのさ」 常連A「なるほどな……だが、何故すぐ挑発はしなかったんだ?」 (メ▼▼)「諸葛亮が攻城しようとしている事に気付かなかったみたいでな。      すぐ挑発をしてしまうとカク昭が邪魔して勝てなかっただろう。      だから、あえて楽進が止めに行くのを待った。その結果がこれだ」 ---- |BGCOLOR(AEEB9C): 600 名前:グラサンの菊八掛[sage] 投稿日:2007/11/08(木) 14:35:35 ID:HH4VECT20| 常に先を見ていてプレイしているのか。 これがランカーになる為に必要なものかもしれない。 その後、二戦目と三戦目をしたものの全て開幕で兵法と計略を使わせて その士気差、兵法差を生かし士気12からの八掛二度掛けと大攻勢で落城させていた。 常連A「やっぱ八掛は二度掛けを狙っていくべきだよな……     挑発ばかりしているから勝てないという事を痛感したよ」 (メ▼▼)「いや、八掛が使えない時や開幕で主力がまとまっている場合は挑発した方がいい。      ダメージ計略、英傑号令、超絶強化と揃っている呉単相手ならなおさらだ」 ξ゚⊿゚)ξ「ところで、槍撃の出し方についてですが……       少し左右に動かすだけで良いんですか?」 (メ▼▼)「ああ、少し動かすだけで槍撃は出せる。      ガイルのソニックブームのようにややためてから動かす必要があるがな……      上下を動かしすぎると思うように槍撃が出せないから、焦らずにやればいい」 その後も、質問攻めは続いたがグラサンは快く答えてくれた。 やはり、人は外見によらないというのはあながち間違いではないようだ。 ……そういえば、店長はどうしたのだろうか。 いつの間にか消えていたけれど…… (´;ω;`)「僕なんて、僕なんて……ウッ」 ――The End… ---- |BGCOLOR(FFFFC0):602 名前:グラサンの菊八掛[sage] 投稿日:2007/11/08(木) 14:59:54 ID:HH4VECT20| これでグラサンの八掛は終了。 一部というか戦いの内容は外伝の増援が無い事以外はほとんど実話です。 36連勝? 36連勝なんて出来ませんよ ハハハ ……菊八掛を使った時の勝率が9割超えているのはまあ内緒という事で。 <tirasi> 覇王IC無くす→やり直す→13州で無くす→再び13州→覇者にもなれずに3開始                        ↑                       今ここ 先生……早く覇王に戻りたいです…… </tirasi> ----

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