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|433 :きままな一日 阿部の場合:2008/01/16(水) 15:01:32 ID:kKZTpfujO|
投下いたしますー
05:30 起床
( ●●)「む」
目覚まし時計が鳴り響いた瞬時、阿部は、瞬間に体を起こした。
無駄のない動きで目覚ましを止め、布団から出ると、やや青がかった黒猫柄の寝間着を脱ぎ捨て、紺のスーツに袖を通し、まるでSS(シークレットサービス)のようないでたちになる。
右にハンカチ、左に携帯をしまい込み、ドアを開け…ることはなく、もう一度布団に潜り込む。
漢 阿部、自称二十歳。寝相は悪い方。
05:40 ランニング
目覚ましが鳴ってから遅れること10分。今度こそ阿部の意識は覚醒した。
( ●●)「…はて?」
着替えた覚えはないが、着替えているなら着替えたのだろう。
阿部はもう一度自分の意志で、汚れた青いツナギに着替えると、まだ起きていないVIP市の町に走り出した。
屋敷を一周して住宅街から繁華街へ、そこからやや行くと公園がある。阿部はそこのベンチに座り込んで、一服するのが好きだった。
漢 阿部、自称二十歳。何はともあれいいオトコ。
|434 :ゲームセンター名無し:2008/01/16(水) 15:05:51 ID:kKZTpfujO|
06:10 雑務
ランニングから帰った阿部は、まずシャワーを浴びる。露わになった鍛えぬかれた肉体には目を凝らせば無数の傷が浮かぶ。サッと体を拭いて、紺のスーツに身を包むと、音もなく素早い足取りで屋敷の奥の和室へ。
( ●●)「お嬢、朝です。」
…ふすまの向こうから反応はない。
( ●●)「お嬢、学校のお時間です。起きてください」
…またも反応はない。
阿部はしばし沈黙すると、大きく息を吸い込み、
( ●●)「…生ハムメロン」
小さく低く、しかし通る声で呟いた。
バッ ドタドタ
(#*゚ー゚)「邪道ですっ!!」
スパーン!と小気味よく音をたて、ふすまが開かれる。可愛い柄のパジャマを着たしぃが、眠たそうにハッキリ主張していた。
漢 阿部、自称二十歳。今日も掴みはバッチリ。
|437 :きままな一日 阿部の場合:2008/01/16(水) 15:17:23 ID:kKZTpfujO|
6:30 朝食
朝の食事は、阿部のお手製である。綺麗に形を整えられた卵焼きとトースト、サラダはプチトマトで色合いよく、その出来はホテルの朝食さながらだ。
ふと、洗い物をしているとしぃが阿部の背中に声をかけた。
(*゚ー゚)「そう言えば、最近阿部さんによく似ていらっしゃる方とお知り合いになったんです」
ガシャン
( ●●)「…ほう?こんなロクデナシと似た男がいるとは…可哀想に」
(*゚ー゚)「むー、そんな事ないですよ。礼儀正しくて、何でも出来て、声も姿も男らしい方なんですよ?」
( ●●)「自分とは正反対ですな」
(*゚ー゚)「またそんなこと言って…あ、もう時間ですね。ごちそうさまでした」
( ●●)「お粗末様でした。今日は冷えるので、門の前に車を用意しておきます」
(*゚ー゚)「ありがとうございます。それじゃあ」
洗い物を片付け、しぃを乗せて学校へ。メガネという男の話を聞く度、際どいながらも動揺することなく誤魔化した。
(*゚ー゚)「阿部さんて、ホントに何でもできますよねー」
漢 阿部、自称二十歳。悩みは、近頃執事っぽくなってきている事。
|438 :きままな一日 阿部の場合:2008/01/16(水) 15:22:58 ID:kKZTpfujO|
7:30 見回り(1)
しぃを送ると、その足で自分の経営する会社の1つに足を運ぶ。
経営、といっても名ばかりで、顔を出しては方針指示を出し、あとは社員に丸投げしているだけなのだが。しかしその内の一社、ネオ麦社は大企業としてその名を売り出そうとしていた。
余談だが、とある団体の財源は、約3割がここから捻出されている。
こうして会社を回りきる頃には、太陽は真上に来てお昼の時間となる。
しぃが、たまには、と渡してくれた弁当箱を開くと、中には可愛らしいウサギの顔のそぼろと、何故か厚切りの大根。
( ●●)「やっぱり大根はいい」
漢 阿部、自称二十歳。好きな物は硬くて太いモノ。
|440 :ゲームセンター名無し:2008/01/16(水) 15:31:25 ID:kKZTpfujO|
13:00 見回り(2)
「ちゃーす!」
「ご苦労様です!」
この日、阿部が顔を出したのは新参者の「団体」である。VIP県一帯を取り仕切る団体に所属する阿部は、その中で動く全てを管理する権利と義務がある。例えるなら、諸葛亮のようなものだ。
( ●●)「ウチのテリトリーで動く以上、ウチのルールに従ってもらう」
(メ )「へっ、うちはイケイケが主義でね。アンタらの温いルールにゃ従えないな」
不意に部屋を、十人ほどの男が取り囲む。今阿部がかけているのが眼鏡なら、援護兵召喚か!とでも言ったかもしれない。
(メ )「ウチにあんまりかまうとロクなことないよお兄さん?」
( ●●)「…」
つ●●スチャ
/ ̄時 ̄\
間
TIME STOP
停
\_止_/
~いい男の大喝~
(;メ )「??!!!」
目の前の男の突然の武力上昇に、その場の空気が停止した。
「何か言ったかい?」
(;メ )「わ、分かった分かった!冗談だ!頼むから許してくれ!」
アッー!アッー!
その日、某県某所にまた一つ、悲鳴が木霊した。
漢 阿部、自称二十歳。お仕置きはいつものアレで。
|441 :ゲームセンター名無し:2008/01/16(水) 15:34:55 ID:kKZTpfujO|
15:00 ゲームセンター
( ○○)「そこはアレがコレしてウンヌンカンヌン」
( -○∀○)「この際アレヤコレヤ度外視してチンプンカンプン」
阿部はたまたま来ていた代山とデッキを考案するべく話していた。
重視するコンセプトの違いはあれ、ほぼ思考回路が似たり寄ったりの二人、感じ合うものがあったのか、すぐ意気投合した。
アーデモナイコーデモナイマンマンミテチンチンオッキワイワイガヤガヤギシギシアンアン
(´・ω・`)「やあ、出来たかい?」
( -○∀○)「それなりに。軍師も絡んでくるとデッキを組むのが難しいですね」
( ○○)「だがそれがいい」
( -○∀○)「問題は長槍ですね。アレに発動されたら攻める手段は皆無ですから、なんとしても発動前にリードをとらなきゃならない」
( ○○)「いっそこっちも長や(ry」
( -○∀○)「認めません。ええ許しませんとも」
( ○○)「まぁ…対策しつつ、お互いの意見を取り入れるとなると…やはりこの形か」
|442 :ゲームセンター名無し:2008/01/16(水) 15:42:27 ID:kKZTpfujO|
(´・ω・`)「どれどれ…」
UC荀攸 UC公孫讃 UC程イク C袁術 C牛金 SRトウ艾
(;´・ω・`)「…mjd?」
( -○∀○) ○○)「mjdy」
というわけで、その威力を試すべく全国へ。ICは、目的の軍師がより育っている阿部のICを使うことになった。
初戦マッチングした相手は…
( -○∀○)「来ましたねー」
( ○○)「フ、おあつらえってやつだな」
(´・ω・`)「進行上の都g(ry」
槍・戦士 軍 4品
SR劉備 EX趙雲 R馬超 UC周倉 Rホウトウ
地形は中央一帯が森。
阿部たちは慣れた手つきで部隊を配置していく。
( -○∀○)「地形はこっちが有利ですねぇ」
( ○○)「軍師はコレがあることだし、初戦は貰ったな」
( -○∀○)「ところで、操作はどうします?」
( ○○)「メインは君に任せる。俺はサポートにでも回らせてもらうよ」
やけに自信満々な二人だが、果たして?
|443 :きままな一日 阿部の場合:2008/01/16(水) 15:49:30 ID:kKZTpfujO|
試合が始まった。敵は劉備を先頭に右側から趙雲、馬超などの主力が押しかける。反対側からは周倉がこちらの様子を伺いつつ前進。
ジャーンジャーン
ー戦いの刻は来た
トウ艾が劉備に踏まれて出現する。すぐさま追い討ちをかけようとするが、趙雲の槍が上手くカバーし、馬超が弓をかわす盾になって倒すことが出来ない。
( -○∀○)「なかなかやりますね」
( ○○)「位にしては高いレベルだな。操作は」
( -○∀○)「でもいいのかな?いーいのっかなー?」
ーぬぁぁぁぁっ!
劉備を生き残らせようと躍起になっている内に、牛金と公孫讃が周倉を撃破してしまう。攻城に向かう騎馬を見て、敵は後ろを見せた。
( ○○)「よそ見してると、後ろから突いちまうぜ?」
ジャーンジャーン
ー来ると思ったわ
待ちかまえていたか、回り込んでいた程イクが横合いから伏兵で出現し、乱戦。トウ艾が突撃をかけて更に乱戦し、程イクが離れて槍撃で追い討ちをかける。
ジャーンジャーン
ーまんまと掛かったな
敵のホウトウをトウ艾が踏んだ。敵も反撃に出るが、当然のように頭数が足りず、牛金と公孫讃が壁と城門の攻城に成功する。
しかし趙雲と馬超がトウ艾を撤退させ城に帰り、すぐ土煙を上げた。
武力はそこまで高くないので無理はせず、こちらも城に帰り、これで最初の20cが終了した。
|444 :きままな一日:2008/01/16(水) 16:01:38 ID:kKZTpfujO|
( -○∀○)「ククク…人の心のなんと分かりやすいことよ」
( ○○)「ククク…愚昧な戦略を後悔するがよい」
( -○∀○)「とりあえず士気オーバーしそうだら隠密っときますか」
( ○○)「おぬしもやらしいのう」
(´・ω・`)「…楽しそうだね」
( -○∀○)「そりゃあもう。こちらの策のドツボに相手がハマってくれたときなんか寒気がしますねw」
( ○○)「坊や、それが快感ってもんだぜ、フフ…」
(;´・ω・`)(…いろんな意味で心配だ)
ともあれ開幕は大成功。敵は再度攻めてくるのに時間がかかるし、少なくとも長槍で守られる心配はなくなった。
残り60c。敵が再び進軍を開始する。
( ○○)「相手は属性統一だから…もうゲージは貯まっているか」
( -○∀○)「白馬陣でもかけちゃいます?」
( ○○)「いやぁ…ここはやはりアレだろ」
( -○∀○)「ですよね」
敵は固まらないよう上手く前後に散らばっているため、流すことはできない。だがだからこそ出来る芸がある。そう考えた2人は、ある計略をロックした。そして敵が自陣に踏み込んだ瞬間
( -○∀○)「SET、LOCK ON OK!」
( ○○)「FIRE!」
ー猪突猛進ー
|445 :ゲームセンター名無し:2008/01/16(水) 16:02:17 ID:2AsFzH/3O|
支援だが、これは二人羽織か?
|446 :きままな一日 阿部の場合:2008/01/16(水) 16:16:05 ID:kKZTpfujO|
(;´・ω・`)「えええええ?!」
牛が走り出した。槍ばかりの相手に猛進など、普通は考えられない行為だ。が、
( -○∀○)「忘れーないでー♪そばにー居るーから♪」
煙を立ててテイイクが出現。敵の槍を消して劉備に突撃した。テイイクは牛が乱戦している間に帰るが、牛は更に直進。劉備を突き抜けて城に向かう。
馬超が慌てて城に戻り、阻止に向かった。自陣の部隊は残りの迎撃に向かうがここで
ー叩き潰せ!
大徳が発動した。柵を盾に阿部たちの部隊は城に戻るが、この武力では凌ぎきれない。…普通ならば。
しかし、時として奇策は圧倒的な力を凌駕する。
ー我が奥義をくらえぃ!
~知略昇陣~
こちらの知略昇陣が発動、同時に、城に退いていた部隊が顔を出す。
ー白馬陣ー
( ○○)「見事なタイミングだな。さて…」
( -○∀○)「うるさい槍にはお帰り願いましょうか」
程イクがホウトウ、荀攸が周倉、城門の劉備には袁術が乱戦し、トウ艾、公孫讃がフリー。
突撃を仕掛けようする二騎に対し、マウントを仕掛けていた趙雲は長槍を発動した。が、袁術が乱戦対象を劉備から切り替えて対応する。
|447 :きままな一日 阿部の場合:2008/01/16(水) 16:27:26 ID:kKZTpfujO|
( ○○)「乱戦タイミングも上手いな」
( -○∀○)「何も出ないですよ」
すぐさま二騎は別れた。公孫讃は劉備に、トウ艾は趙雲に連突して兵力を減らす。
完璧な最速突撃だが、端の乱戦している部隊は兵力の減少が著しい。
( -○∀○)「あの槍邪魔だからやっつけちゃいますか」
ー自爆ー
知力を上げた袁術を自爆させる。突撃で兵力を減らしていた趙雲は撤退、フリーになった騎馬が暴れまわり、即座に他の部隊も撤退させた。
若干間に合わず、ホウトウの壁一発は許してしまったが、速度上昇を活かして城から出たり入ったりしていたため撤退部隊はなく、大したことはない。
( ○○)「素晴らしい動きだな」
( -○∀○)「それほどでも。やっぱり馬はいいですね」
部隊の連携、各兵種スキルは目を見張るものがあった。3になってからますます腕に磨きがかかっている。
阿部も手を出してこそいないが、的確な助言で代山の力を引き出している。
(´・ω・`)「アグネスを思い出したよ」
( -○∀○)「イカでしたっけエビでしたっけ?」
( ○○)「鯛じゃないのか?」
(´・ω・`)「せめてチャンくらいにしとかない?」
ともかく、全滅させた部隊が全員で城に襲いかかる。知力の上がった白馬陣は長く、牛を倒して援護に来ようとしていた馬超は逃げきることができなかった。
( -○∀○)「長槍は発動までの動きを失敗すると、軍師なしでの戦いを強いられるのが弱点ですね」
( ○○)「何はともあれ、勝ちだな」
法正のカットイン。空撃ち
かと思われた相手の手の内は…再起だった。
|449 :ゲームセンター名無し:2008/01/16(水) 16:45:48 ID:kKZTpfujO|
(;-○∀○)(; ○○)「なんだってー!?」
(´・ω・`)「うん、全員人だからって長槍とは限らないんだ」
部隊はすぐさまUターンした。が、調子に乗って攻めに行ったせいで兵力に余力が無い。
(;-○∀○)「しまったー!下手こいたー!」
(; ○○)「兵力差が…若干ピンチだな」
敵は兵力回復を8割程度で済ませ、ラインを上げ始めた。こちらの士気は5。士気差を考えると、相手は少なくとも8くらいはあるだろう。
ー劉備の大徳ー
(; ○○)「ぐっ…!これはアレしかないな」
(;-○∀○)「アレですか…あんまり自信はないですが」
(´・ω・`)「…今度は何をする気だい?」
( ○○)「これがっ!」
( -○∀○)「噂のっ!」
( -○∀○)「攻城力差だ!!」(○○ )
(;´・ω・`)汗
|450 :きままな一日 阿部の場合:2008/01/16(水) 16:54:15 ID:kKZTpfujO|
ー白馬陣ー
(;-○∀○)「何が何でも袁術で城門だぁ!」
(; ○○)「馬超だけが邪魔だ!どうにか倒せ!」
~長槍戦法~
(;-○∀○)「だぁぁぁぁぁっそっちの長槍ばっか使ってくんな!」
(; ○○)「程イク乱戦させろ!とにかく馬超を倒すんだ!」
ー攻城ー
(; ○○)「半分持って行かれた!急げ!」
(;´・ω・`)「城門張り付いたけどあの槍撃がっ!」
(;-○∀○)「間に合えぇぇぇっ!」
ー開けなさいっ!
( -○∀○) ○○)*´・ω・`)「キターーーーーーー(゚∀゚)ーーーーーーー!」
バシィィン!
残り数%
(;-○∀○)「ぎゃああああああああああああああああ!!!」
(; ○○)「まだ騎馬が残ってる!ガンバレ!」
パン!パリィィィン!
|452 :きままな一日 阿部の場合:2008/01/16(水) 17:07:00 ID:kKZTpfujO|
(;-○∀○) ○○)´・ω・`)「あ」
ーこの戦いの果てに、何が見えるのか…
(;-○∀○);´・ω・`); ○○)「「「っぶねー」」」
(´・ω・`)「とりあえずこの水はサービスだから(ry」
(;-○∀○)「あ、ありがとうございます」
( ○○)「ふむ。長槍故の機動力のなさに救われたな」
( -○∀○)「騎馬主体でもそこそこ槍をメタれるし、手札も多い。なかなか面白いですねこのデッキ」
(´・ω・`)「いやぁ…そのデッキで勝てるのは君らだけだよ」
( ○○)「何はともあれ、プレイヤーが良かった。やはり俺の目に狂いはなかったな」
( -○∀○)「ハハハ、よしてくださいよ。どうです?これからその辺でいろいろ語りません?」
( ○○)「いいのかい?俺はノン気だって構わないで食っちまうような男なんだぜ?」
( -○∀○)「いいんです。僕、阿部さんみたいな人好きですから」
( ○○)「嬉しいこと言ってくれるじゃないの。それじゃ行こうか」
こうして2人は街に姿を消した。
(´・ω・`)「嵐のような2人だったな…」
店長は思った。
いずれ大戦界にその名を馳せるだろう代山、そして大英傑阿部。
この組み合わせは、色々と大丈夫なのだろうかと。
漢 阿部、自称二十歳。生涯の友を得たり。
|453 :ゲームセンター名無し:2008/01/16(水) 17:35:09 ID:kKZTpfujO|
19:00 夕飯
散々代山と語り尽くした後、阿部は帰って夕飯の支度に入った。
代山も誘ってはみたが、用事があるそうで、今日は帰ってしまった。
ともあれ、阿部にとっては充実した一日だった。そのためか、今日の食事は豪華な刺身の盛り合わせだ。
(*゚ー゚)「わぁ、今日はどうしたんです?
( ●●)「たまにはいいかと思いまして。お嬢、魚介類で嫌いなものは無かったですよね?」
(*゚ー゚)「はい!お魚大好きです!」
しぃは満面の笑顔で食べ始めた。
阿部は、ふと思う。この笑顔を守るためなら、たとえ呂布が相手だとて自分は負けないだろう、と。
( ●●)(代山君か…頭も切れるし度胸もある。お嬢を任せられるとしたらあんな男だろうな)
(*゚ー゚)「でも阿部さん?なんで鯛とエビとイカがこんなに沢山…」
( ●●)「気分です。どうぞお気になさらず」
漢 阿部、自称二十歳。さり気なく回収する気のないフラグを立てる。