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|BGCOLOR(AEEB9C):687 :暴虐なる波動:2008/04/19(土) 00:44:18 ID:7+x0C1pjO| ~お馴染みバーボンハウス~ ( ^ω^)「おいすー」 (´・ω・`)「やあ、今日は一人かい?」 ( ^ω^)「はいですお。店長に頼みごとがあるんですお」 (´・ω・`)「タノミゴト?」 ( ^ω^)「店内対戦、や ら な い か ?」 (´・ω・`)「奥の部屋は空いてるけどさすがに仕事中は」 ( ^ω^)「ちょwおまwちがw このあいだ2の董卓をそこで拾ったから使ってみたかったんですお」 (´・ω・`)「でも、なんで僕に?」 ( ^ω^)「たしか、昔董卓を使っていたとかいなかったとか」 (´・ω・`)「ああ、全盛期にね」 ( ^ω^)「そこで、その店長に見てもらって、良さそうなら暴虐をメインにしようと思ったんですお」 (´・ω・`)「なるほど。他のカードは揃ってるのかい?」 ( ^ω^)「それもかねましてw」 (´・ω・`)「おまw他力本願wまぁ、いいさ。何がいるんだい?」 これとこれとあれとあれとそれと…… ( ^ω^)「完成ですお!」 (´・ω・`)「董卓以外借り物とはw」 ( ^ω^)「使えそうなら買いにに行くなりトレするなりしますお。じゃあ早速」 (´・ω・`)「始めようか」 ---- |BGCOLOR(AEEB9C):688 :暴虐なる波動:2008/04/19(土) 00:45:10 ID:7+x0C1pjO| (´・ω・`)軍 R高順【( ・∀・)】 R張遼【(´・ω・`)】 SR左慈【 / ,' 3】 UC胡車児【(#゚Д゚)】 軍師 C陳宮【(`・ω・´)】 ( ^ω^)軍 SR董卓【( ^д^)】 R呂姫【ξ゚⊿゚)ξ】 Rカク【('A`)】 C李カク&郭シ【(´_ゝ`)(´<_`)】 C程遠志【(-.-)】 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ( ・∀・)「さて皆、今回の戦には見ての通り呂布殿は参戦していない。なぜだかわかるか?」 (#゚Д゚)(`・ω・´)(´・ω・`)「…」 (#・∀・)「そこのジジイの奇術にたぶらかされたという噂を聞く!」 / ,' 3 (ふん、愚かものどもが。何とでもいうがよい) ( ・∀・)「黙するならばそれも結構。今回の戦にはこの老いぼれも同行させろとの呂布殿の命だが、怪しい真似をすれば斬るぞ」 (´・ω・`)「高順の言い方はきつすぎるが、我々もあなたを全面的には信用していない」 (`・ω・´)「その知恵、切り捨てるには惜しすぎる故、怪しい行動はお控えを」 / ,' 3 「約束しよう、貴殿らの邪魔はせぬ。儂は儂の目的のためだけに動く」 ( ・∀・)「なんなんだ、その目的とやらは」 / ,' 3 「今は言えませぬ。ただ、敵将董卓を撃ち取ることが目的の成就につながるとだけ言っておこう」 ( ・∀・)「まぁよいか。胡車児、張遼、ついてこい!陥陣営の恐ろしさを思い知らせてくれる!」 (´・ω・`)「我が騎馬捌き、とくと見よ!」 (#゚Д゚)「ぬぉーーー」 / ,' 3 「野蛮なことだ。儂は城を狙わせてもらうか」 ---- |BGCOLOR(AEEB9C):690 :暴虐なる波動:2008/04/19(土) 00:45:48 ID:7+x0C1pjO| 戦場は両城門前に櫓が4つ配置される以外はには目立った障害のない地。 ショボン側の陣形は伏兵を警戒し、張遼を若干前に出し高順と胡車児をそれについていかせるという形を取る。左慈は右端から城を狙う。 対するブーンも伏兵を警戒してか、董卓が若干前に出る形になっている。 柵は城門前に配置された。 / ,' 3 「董卓…!」 (´・ω・`)(訳ありか…まぁ、今は戦に集中するか) ( ・∀・)「張遼、ぼさっとするな」 (#゚Д゚)「我らに活路を!」 (´・ω・`)「ん、あぁ」 ……………… ( ^д^)「あそこにいるのは左慈か」 (´_ゝ`)「そのようですな」 (´<_`)「ということは李儒の策はうまく行ったようだな。」 ξ゚⊿゚)ξ「父上をあのような姑息な策にはめるのは納得行かないけど」 ('A`)「それも戦だ。それとあのものを父と呼ぶのはやめよ。お前はもう董卓どのの」 ξ゚⊿゚)ξ「わかってるわよ! この戦で勝てば」 ('A`)「あぁ、約束は守ろう」 ξ゚⊿゚)ξ「必ず勝ってみせるわ」 ( ^д^)(どこまでも甘い女よ) (´_ゝ`)「さて、動きますか」 (´<_`)「敵さんは待ってはくれないからな」 両者が敵陣に向かってまっすぐ動き出す。 互いに槍で牽制しあい、ギリギリの距離を保ちながらも積極的にラインをあげるチャンスを伺う。 ---- |BGCOLOR(AEEB9C):691 :暴虐なる波動:2008/04/19(土) 00:46:37 ID:7+x0C1pjO| (´・ω・`)「ちっ、埒があかんな。高順」 ( ・∀・)「なんだ?」 (´・ω・`)「俺が董卓と槍部隊の動きを止める。その隙にけしかけろ」 ( ・∀・)「そんなことしたらお前の体が!」 (´・ω・`)「いつまでも睨み合ってるわけにはいかんだろ。誰かが犠牲に」 ( ・∀・)「そんな言い方はやめろ。早急に方をつけるから、それまでは耐えろ。勝手に死ぬことは許さんぞ」 (#゚Д゚)「必ずやご無事で」 (´・ω・`)(よい友を持てたな) (´・ω・`)「呂布軍が猛将、張文遠 いざ…参る!!」 張遼が先行している董卓に突撃を仕掛け、そのまま槍二体の動きを止めにかかる。 ( ^д^)「単身突撃か」 (´_ゝ`)「無謀だな」 (´<_`)「目的を達する前に射殺してくれよう」 しかし、全軍の猛攻を受けて張遼の兵力がみるみる内に減っていく。 (´・ω・`)「ぐっ、討ち込みが重い…!」 ξ゚⊿゚)ξ「ごめんなさい、張遼…」 (#・∀・)「さ せ る か ぁ !!」 ξ゚⊿゚)ξ「えっ!?」 無敵槍が消えた呂姫に高順の突撃が決まる。 ( ^д^)「中々手強いな。だが、俺が」 (#゚Д゚)「させんぞ!!」 ( ^д^)「ちっ、小物が」 突撃を仕掛けようとした董卓をギリギリのところで胡車児が迎撃に成功する。 (´・ω・`)「ひとまず切り込めたな。一旦退く!」 うまく攻め込めていたように思えたが、敵軍の兵力をある程度削ったところで張遼が撤退してしまう。 (´・ω・`)「だが、ここまで引き付けられたら」 ( ・∀・)「あとは任せてゆっくり休め!」 (#゚Д゚)「背中は我らが守ります」 (´・ω・`)「ありがとう。でも、そろそろ…」 ---- |BGCOLOR(AEEB9C):697 :ゲームセンター名無し:2008/04/19(土) 01:09:04 ID:7+x0C1pjO| / ,' 3「ほっほ、馬鹿者どもが!」 (´_ゝ`)「なっ!?」 ( ^д^)「城を狙われたか!」 中央付近まで敵を引き付けたところで左慈が敵城に到達する。 / ,' 3 「ずっとそこで遊んどれ。城は貰い受ける」 (#^д^)「おのれ…城を守るぞ!」 兵力が心もとなかったこともあり、全軍が引き上げながら左慈の撃墜を狙う。 / ,' 3 「ほれ、まずは一撃」 しかしさすがに間に合わず、城壁への一撃が加えられる。 (#^д^)「老いぼれがぁぁぁぁぁ!」 / ,' 3 「来たか。貴様だけは!」 (#^д^)「まだあのことを根に持っておるか、小者めが」 / ,' 3 「我が娘を奪った罪、この身に代えても償わせる!」 (#^д^)「老いぼれが、図に乗るな!!」 / ,' 3 「くっ、今回は引き上げる。しかし次は、次こそは」 壁に一撃いれたものの、董卓の突撃からの乱戦で左慈は撤退してしまう。 ( ・∀・)「一気に攻め立てたいところだが」 (#゚Д゚)「さすがに数の差があります」 ( ・∀・)「だな。俺たちも一旦退くぞ」 左慈の撤退を期にショボンの軍も一旦城に退く。 カウントが70を切ったところで一旦休戦状態となった。 ---- |BGCOLOR(AEEB9C):698 :ゲームセンター名無し:2008/04/19(土) 01:09:57 ID:7+x0C1pjO| (´・ω・`)「皆は軍議中だな。ちょうどいい」 先ほどの一戦で傷付いた体を癒すために空き部屋で応急措置を施されて眠っていた張遼が動き出す… (´・ω・`)「少し、聞きたいことがある」 隣で眠る老人の下に。 / ,' 3 「話すことなど何もない」 (´・ω・`)「なら、私の話を聞いてくれるだけでいい」 / ,' 3 「…」 左慈の返事を待つことなく張遼が一人語り出した。 (´・ω・`)「呂布殿は、重大な病に侵されている」 / ,' 3 「!」 (´・ω・`) 「それを治す為には、この広い大陸の中でも一握りのものしか作れない伝説の薬が必要なんだ」 (´・ω・`)「以前、その伝説の薬を持つ老人の娘が病にかかり」 / ,' 3 「やめよ…」 (´・ω・`)「薬を使おうとしたところを董卓が」 / ,' 3 「やめよ!」 (´・ω・`)「伝説の薬だからね。董卓が欲しがるのもやむ無し。結果として娘は命を」 / ,' 3 「もう、やめてくれ…」 (´・ω・`)「奪われた薬はまだ董卓の手中にある。その薬を取り返し」 / ,' 3 「…あのとき我が親子を助けようとして下さった呂布殿へのせめてもの恩返しをと」 (´・ω・`)「やはりそうだったのですね。あなたの態度には焦りは見えても、我々への敵意は見えなかった」 / ,' 3 「すべてお見通しか」 (´・ω・`)「あくまで予測でしたが。しかし、目的は同じならば我々は協力を惜しみません。なぜ話してくださらなかったのですか?」 / ,' 3 「これは私自信の…あのとき守ってやれなかった娘への償いでもある。私情のために皆を危険に晒したくはない」 (´・ω・`)「あなたらしいですね。では、この話は他のものには内緒にしておきます」 / ,' 3 「忝ない」 (´・ω・`)「必ずや想いを遂げましょう」 / ,' 3 「あぁ。愛すべきものたちの為に!」 ---- |BGCOLOR(AEEB9C):699 :暴虐なる波動:2008/04/19(土) 01:10:38 ID:7+x0C1pjO| ( ・∀・)「目が覚めたか」 (#゚Д゚)「よくぞご無事で!」 (´・ω・`)「引き際がよかったんだ。傷も深くはない」 ( ・∀・)「早速で悪いが、防衛戦にでるぞ。敵の進行が始まっている」 (#゚Д゚)「董卓がかなり前に出てきています。何か策があるものかと」 (´・ω・`)「わかった。まぁ、悩んでいても始まらない」 ( ・∀・)「いい返事だな。よし、全軍出陣だ!!」 敵城からブーン側の軍が出揃ったところで、ショボンも全軍を城から出し、迎撃の体制に入る。 ( ・∀・)「今回は防衛戦になる。本領は発揮できんだろうが、存分に出迎えてやれ!」 (#゚Д゚)「私はあなた達のような将のもとに入れて幸せものです」 (´・ω・`)「短気さえ直せばもっといい将になれるんだけどね、高順は」 (#゚Д゚)「その短所を張遼殿が支えておられる。よい組み合わせです」 (´・ω・`)「照れるな。さぁ、おしゃべりはここまでだ、あとは敵将と刃を交えた後だ!」 ブーンの軍が中央のラインを割ったところで左慈を除く三武将が城前に揃い、迎撃の体制に入る。 ( ^д^)「脆弱な。その程度の守りで防ぎ切れると思うてか!」 先行していた董卓が胡車児の槍を消しにかかる。 (#゚Д゚)「臆さずに突っ込んできたか」 ( ^д^)「臆する?貴様のような小物、眼中にすら無いわ!」 ( ^д^)「さぁ皆のもの、己の欲するままに行け!!」 そのまま暴虐なる覇道が発動される。 ---- |BGCOLOR(AEEB9C):701 :暴虐なる波動:2008/04/19(土) 01:11:18 ID:7+x0C1pjO| ( ・∀・)「ちっ、まずいな」 (´・ω・`)「しかし、あの兵糧の消費率と兵の消耗ぶり、城がタタじゃ済まないぞ」 ( ・∀・)「覚悟の上だろ。これで決めるつもりなのさ」 (´・ω・`)「くっ、全軍退け!無理に前に出ずに守りきるのだ!」 ( ^д^)「ふははは、笑わせる、その程度では我らの猛進を止められん!」 速度上昇もあり、ブーンの軍が徐々に攻め込んでいく。 ( ^д^)(はははは、笑いが止まらんな。カクの伏兵がもう少しで張遼を仕留める、そうなれば) 「そうはいかんぞ!」 ( ^д^)「なっ!」 / ,' 3 「張遼殿、迂濶ですぞ!!」 (´・ω・`)「!?」 / ,' 3 「出てこい、兵を伏せておるものよ」 ('A`)「ばれていただと!?」 遅れて出城してきた左慈が伏兵状態だったカクと接触する。 そして、ショボンの軍が全体的に兵力を半分削られたところで暴虐の効果が切れる。 / ,' 3 「貴様を撃ち取る二度目の機会。今回は潰させて貰うぞ」 ( ^д^)「おのれぇ!呂姫、皆殺しだ!」 ξ゚⊿゚)ξ「くっ、やるしか無いのね」 (´・ω・`)「呂姫!」 ξ゚⊿゚)ξ「やりたくない…でも…仕方がないのよ!!!」 即座に天下無双改が発動し、城門の董卓のフォローに入る。 / ,' 3 「あまり手荒な真似はしたくないが」 それを見たショボンが即座に変化の術を使う。 (゚Д゚)(・Д・)(´・Д・`)「…」 ξ゚⊿゚)ξ(←左慈) 「こっちみんな」 呂姫と同等の武力になり董卓の兵力を減らしていく。 ( ・∀・)「まさに奇術だな」 (´・ω・`)「呂姫そのものだ」 (#゚Д゚)「しかし、心強い」 ---- |BGCOLOR(AEEB9C):702 :暴虐なる波動:2008/04/19(土) 01:11:54 ID:7+x0C1pjO| ξ゚⊿゚)ξ「なんなの、こいつ!?」 ( ^д^)「これは行かんな。撤退の銅鑼を!」 このままでは敗北すると悟ったブーンの軍は潔く引き返して行く。 カウント25を切ったところだった。 ( ・∀・)「さて、このまま引き込もって守りに徹すれば勝てるわけだが」 / ,' 3 「それ」 (´・ω・`)「それでは兵が納得しないだろう。天下無双の豪傑呂奉先配下の将、己が身の尽きるまで戦うのがその本分」 (#゚Д゚)「差し出がましくも、私も張遼殿の考えに賛成です」 ( ・∀・)「ま、こうなるわな。むしろ、引きこもるなんていう腑抜けは俺が首を落としてやろうと思って聞いただけさ」 (´・ω・`)「ならば」 ( ・∀・)「ああ、行くぞ皆のもの!」 (´・ω・`)「存分に武を示せ、全てを討ち滅ぼすぞ!」 (`・ω・´)(よい将をお持ちになられた。もはやこの戦に敗けはあるまい) (´・ω・`)「準備は整った。後は董卓を討つのみ」 / ,' 3 「あなたには敵いませんな。この命に代えても、必ずや魔王を打ち倒して見せましょう」 (´・ω・`)「命に代えてもらったら困ります。共に生きて帰り、呂布殿と共に覇道を行きましょう」 / ,' 3 「ふっ、承知した」 ---- |BGCOLOR(AEEB9C):709 :ゲームセンター名無し:2008/04/19(土) 01:30:57 ID:7+x0C1pjO| (´・ω・`)「さぁ、今こそ我が力を見せよう」 ( ・∀・)「あれをやる気か」 (#゚Д゚)「あれとは?」 ( ・∀・)「しゆうのごとく、だったかな?あいつが本気を出すとまさに人馬一体て感じでな。陳宮、必要ないかもしれんが援護してやれ!」 (`・ω・´)「了解した。裂拍の気合いを見せよう!」 知略精進が発動し、その後に蚩尤の如くが撃たれる。 ( ^д^)「なんなんだあの威圧感は」 ('A`)「ひとまず迎撃に出ましょう、あのままではまずい」 ξ゚⊿゚)ξ(昔見たことがある、ああなっては父様でさえ相討ちが精一杯だった…) (´<_`)「…」 (´_ゝ`)「…」 (-Д-)「……」 ( ^д^)(ちっ、明らかに気圧されている。だが、みすみす城はやれん) ( ^д^)「出るぞ!槍で牽制しておけば問題ない」 ξ゚⊿゚)ξ「わかりました」 (-.-)「本当に大丈夫なのか…」 張遼以外の武将が中央ラインを割ったところでブーンの軍が出揃う。 (´・ω・`)「高順!」 ( ・∀・)「任せろ!とくとみよ、陥陣営の力を!」 高順が陥陣営を発動し、近くにいた呂姫に乱戦を仕掛ける。 ( ・∀・)「その気が無いならさっさと退け」 ξ゚⊿゚)ξ「!」 ( ・∀・)「刃に力が乗っとらん。大方、あの豚に脅されてるんだろう」 ( ^д^)「戯言を、聞くな呂姫!」 ξ゚⊿゚)ξ「あ…あ…」 ( ・∀・)「自らの意思でそこにいるならば首はいただく。呂布殿も戦場で散ったとあらば納得されるだろう」 ξ゚⊿゚)ξ「でも…でも!」 ( ・∀・)「多分、張遼が何か考えてる。子供は子供らしく大人に甘えておけ」 ξ;⊿;)ξ「はい!」 ---- |BGCOLOR(AEEB9C):710 :暴虐なる波動:2008/04/19(土) 01:33:38 ID:7+x0C1pjO| 武力差が響き、呂姫が撤退する。 ( ^д^)「愚か者が、帰ったらたっぷりと」 (´・ω・`)「えらく余裕だな」 ( ^д^)「!」 (´・ω・`)「呂姫を弄び、左慈に働いた愚行、そして民を虐げ続けたその罪、その身にしかと刻み込め!」 ( ^д^)「て、ていえ」 ( ・∀・)「呼びたかったのはこいつか?」 (-.-)「申し訳…ありません」 高順が呂姫との乱戦後にそのまま程遠志も撤退させる。 ( ^д^)「カク!」 (#゚Д゚)「それはとうに逃げ出した男のことか?」 カクも張遼の突撃と胡車児の槍撃で撤退する。 ( ^д^)「リカク、カクシ!」 (´_ゝ`)「俺たち弓兵だよな」 (´<_`)「援護が仕事だよな」 (;^д^)「ひっ」 (´・ω・`)「さぁ、年貢の納め時だ」 ( ・∀・)「馬鹿が過ぎたな」 (#゚Д゚)「西涼に貴様のようなものはいらん」 / ,' 3 「最後は自身に押し潰されるのも一興だろう」 張遼が突撃状態に入る前に、左慈が変化の術を使用し董卓との乱戦に入る。 / ,' 3 「さきに薬の在処を聞かせてもらおうか」 ( ^д^)「場内の私の部屋の机の中だ、教えたのだから命だけは!」 ---- |BGCOLOR(AEEB9C):711 :暴虐なる波動:2008/04/19(土) 01:36:10 ID:7+x0C1pjO| その言葉を最後に董卓の首が飛び、勝敗が決する。 董卓の首を飛ばせたのは、後方よりの一閃だった。 (´・ω・`)「その言葉は貴様が口にしていい言葉じゃない」 ( ・∀・)「圧政を繰り広げた魔王の最後の言葉が命乞いとはな」 (#゚Д゚)「当然の報いです」 / ,' 3 「…」 (´・ω・`)「敵将の首は猛将がもらい受けるもの。さぁ、薬を探しにいきましょう」 そう言って張遼は一人城の中へ消えていった。 その姿を見届けたあとに高順が口を開く。 ( ・∀・)「娘の元に行くときに血で汚れた手では可哀想だろ?だとよ」 / ,' 3 「?」 ( ・∀・)「死んだ娘も、爺さんが人殺しと知ったら悲しむさ。それで、汚れ役をあいつが買って出たのさ」 ( ・∀・)「正直、理由を聞いた今でもあんたを全面的に信頼することはできない」 / ,' 3 「それは仕方のないこと」 ( ・∀・)「ただ、共に戦ったこの戦は忘れない」 そっと差し出した拳。 / ,' 3 「ああ、未来永劫忘れることは無い」 合わさる手は老いていながらも、どこか力強かった。 (´・ω・`)「おーい、こうじゅーん、さじー、こしゃじー、はやく行こうよー」 ( ・∀・)「これ言ったのは内緒だぞ」 / ,' 3 「承知した」 ---- |BGCOLOR(AEEB9C):713 :暴虐なる波動:2008/04/19(土) 01:38:47 ID:7+x0C1pjO| (´・ω・`)「どうだった?」 (;^ω^)「超武力への対処ができませんお」 (´・ω・`)「まぁ、そこは速度上昇をうまく使えば潰せるんだけどね。なんにせよ、はじめてにしては上出来だね」 ( ^ω^)「でも、城が被害を受けるのは馴れないと計算しづらいですお」 (´・ω・`)「それを踏まえてのハイリスクハイリターン号令だからね」 ( ^ω^)「やっぱりブーンは曹操が一番しっくりきますお」 (´・ω・`)「神速とかで速度上昇後の立ち回りを覚えればもう少し有利に立ち回れるかもしれないね」 ( ^ω^)「今日は面倒なことをお願いして申し訳なかったですお」 (´・ω・`)「いやいや、久しぶりに暴虐が見れて楽しかったよ」 ( ^ω^)「じゃあそろそろ」 (´・ω・`)「ああ。またいつでもおいで」 (´・ω・`)「ひさしぶりに、暴虐でもやってみるか」 次の日の朝、店内頂上が驚異的強さの暴虐だったのは言うまでもない。 ----
|BGCOLOR(AEEB9C):687 :暴虐なる波動:2008/04/19(土) 00:44:18 ID:7+x0C1pjO| ~お馴染みバーボンハウス~ ( ^ω^)「おいすー」 (´・ω・`)「やあ、今日は一人かい?」 ( ^ω^)「はいですお。店長に頼みごとがあるんですお」 (´・ω・`)「タノミゴト?」 ( ^ω^)「店内対戦、や ら な い か ?」 (´・ω・`)「奥の部屋は空いてるけどさすがに仕事中は」 ( ^ω^)「ちょwおまwちがw このあいだ2の董卓をそこで拾ったから使ってみたかったんですお」 (´・ω・`)「でも、なんで僕に?」 ( ^ω^)「たしか、昔董卓を使っていたとかいなかったとか」 (´・ω・`)「ああ、全盛期にね」 ( ^ω^)「そこで、その店長に見てもらって、良さそうなら暴虐をメインにしようと思ったんですお」 (´・ω・`)「なるほど。他のカードは揃ってるのかい?」 ( ^ω^)「それもかねましてw」 (´・ω・`)「おまw他力本願wまぁ、いいさ。何がいるんだい?」 これとこれとあれとあれとそれと…… ( ^ω^)「完成ですお!」 (´・ω・`)「董卓以外借り物とはw」 ( ^ω^)「使えそうなら買いにに行くなりトレするなりしますお。じゃあ早速」 (´・ω・`)「始めようか」 ---- |BGCOLOR(AEEB9C):688 :暴虐なる波動:2008/04/19(土) 00:45:10 ID:7+x0C1pjO| (´・ω・`)軍 R高順【( ・∀・)】 R張遼【(´・ω・`)】 SR左慈【 / ,' 3】 UC胡車児【(#゚Д゚)】 軍師 C陳宮【(`・ω・´)】 ( ^ω^)軍 SR董卓【( ^д^)】 R呂姫【ξ゚⊿゚)ξ】 Rカク【('A`)】 C李カク&郭シ【(´_ゝ`)(´<_`)】 C程遠志【(-.-)】 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ( ・∀・)「さて皆、今回の戦には見ての通り呂布殿は参戦していない。なぜだかわかるか?」 (#゚Д゚)(`・ω・´)(´・ω・`)「…」 (#・∀・)「そこのジジイの奇術にたぶらかされたという噂を聞く!」 / ,' 3 (ふん、愚かものどもが。何とでもいうがよい) ( ・∀・)「黙するならばそれも結構。今回の戦にはこの老いぼれも同行させろとの呂布殿の命だが、怪しい真似をすれば斬るぞ」 (´・ω・`)「高順の言い方はきつすぎるが、我々もあなたを全面的には信用していない」 (`・ω・´)「その知恵、切り捨てるには惜しすぎる故、怪しい行動はお控えを」 / ,' 3 「約束しよう、貴殿らの邪魔はせぬ。儂は儂の目的のためだけに動く」 ( ・∀・)「なんなんだ、その目的とやらは」 / ,' 3 「今は言えませぬ。ただ、敵将董卓を撃ち取ることが目的の成就につながるとだけ言っておこう」 ( ・∀・)「まぁよいか。胡車児、張遼、ついてこい!陥陣営の恐ろしさを思い知らせてくれる!」 (´・ω・`)「我が騎馬捌き、とくと見よ!」 (#゚Д゚)「ぬぉーーー」 / ,' 3 「野蛮なことだ。儂は城を狙わせてもらうか」 ---- |BGCOLOR(AEEB9C):690 :暴虐なる波動:2008/04/19(土) 00:45:48 ID:7+x0C1pjO| 戦場は両城門前に櫓が4つ配置される以外はには目立った障害のない地。 ショボン側の陣形は伏兵を警戒し、張遼を若干前に出し高順と胡車児をそれについていかせるという形を取る。左慈は右端から城を狙う。 対するブーンも伏兵を警戒してか、董卓が若干前に出る形になっている。 柵は城門前に配置された。 / ,' 3 「董卓…!」 (´・ω・`)(訳ありか…まぁ、今は戦に集中するか) ( ・∀・)「張遼、ぼさっとするな」 (#゚Д゚)「我らに活路を!」 (´・ω・`)「ん、あぁ」 ……………… ( ^д^)「あそこにいるのは左慈か」 (´_ゝ`)「そのようですな」 (´<_`)「ということは李儒の策はうまく行ったようだな。」 ξ゚⊿゚)ξ「父上をあのような姑息な策にはめるのは納得行かないけど」 ('A`)「それも戦だ。それとあのものを父と呼ぶのはやめよ。お前はもう董卓どのの」 ξ゚⊿゚)ξ「わかってるわよ! この戦で勝てば」 ('A`)「あぁ、約束は守ろう」 ξ゚⊿゚)ξ「必ず勝ってみせるわ」 ( ^д^)(どこまでも甘い女よ) (´_ゝ`)「さて、動きますか」 (´<_`)「敵さんは待ってはくれないからな」 両者が敵陣に向かってまっすぐ動き出す。 互いに槍で牽制しあい、ギリギリの距離を保ちながらも積極的にラインをあげるチャンスを伺う。 ---- |BGCOLOR(AEEB9C):691 :暴虐なる波動:2008/04/19(土) 00:46:37 ID:7+x0C1pjO| (´・ω・`)「ちっ、埒があかんな。高順」 ( ・∀・)「なんだ?」 (´・ω・`)「俺が董卓と槍部隊の動きを止める。その隙にけしかけろ」 ( ・∀・)「そんなことしたらお前の体が!」 (´・ω・`)「いつまでも睨み合ってるわけにはいかんだろ。誰かが犠牲に」 ( ・∀・)「そんな言い方はやめろ。早急に方をつけるから、それまでは耐えろ。勝手に死ぬことは許さんぞ」 (#゚Д゚)「必ずやご無事で」 (´・ω・`)(よい友を持てたな) (´・ω・`)「呂布軍が猛将、張文遠 いざ…参る!!」 張遼が先行している董卓に突撃を仕掛け、そのまま槍二体の動きを止めにかかる。 ( ^д^)「単身突撃か」 (´_ゝ`)「無謀だな」 (´<_`)「目的を達する前に射殺してくれよう」 しかし、全軍の猛攻を受けて張遼の兵力がみるみる内に減っていく。 (´・ω・`)「ぐっ、討ち込みが重い…!」 ξ゚⊿゚)ξ「ごめんなさい、張遼…」 (#・∀・)「さ せ る か ぁ !!」 ξ゚⊿゚)ξ「えっ!?」 無敵槍が消えた呂姫に高順の突撃が決まる。 ( ^д^)「中々手強いな。だが、俺が」 (#゚Д゚)「させんぞ!!」 ( ^д^)「ちっ、小物が」 突撃を仕掛けようとした董卓をギリギリのところで胡車児が迎撃に成功する。 (´・ω・`)「ひとまず切り込めたな。一旦退く!」 うまく攻め込めていたように思えたが、敵軍の兵力をある程度削ったところで張遼が撤退してしまう。 (´・ω・`)「だが、ここまで引き付けられたら」 ( ・∀・)「あとは任せてゆっくり休め!」 (#゚Д゚)「背中は我らが守ります」 (´・ω・`)「ありがとう。でも、そろそろ…」 ---- |BGCOLOR(AEEB9C):697 :ゲームセンター名無し:2008/04/19(土) 01:09:04 ID:7+x0C1pjO| / ,' 3「ほっほ、馬鹿者どもが!」 (´_ゝ`)「なっ!?」 ( ^д^)「城を狙われたか!」 中央付近まで敵を引き付けたところで左慈が敵城に到達する。 / ,' 3 「ずっとそこで遊んどれ。城は貰い受ける」 (#^д^)「おのれ…城を守るぞ!」 兵力が心もとなかったこともあり、全軍が引き上げながら左慈の撃墜を狙う。 / ,' 3 「ほれ、まずは一撃」 しかしさすがに間に合わず、城壁への一撃が加えられる。 (#^д^)「老いぼれがぁぁぁぁぁ!」 / ,' 3 「来たか。貴様だけは!」 (#^д^)「まだあのことを根に持っておるか、小者めが」 / ,' 3 「我が娘を奪った罪、この身に代えても償わせる!」 (#^д^)「老いぼれが、図に乗るな!!」 / ,' 3 「くっ、今回は引き上げる。しかし次は、次こそは」 壁に一撃いれたものの、董卓の突撃からの乱戦で左慈は撤退してしまう。 ( ・∀・)「一気に攻め立てたいところだが」 (#゚Д゚)「さすがに数の差があります」 ( ・∀・)「だな。俺たちも一旦退くぞ」 左慈の撤退を期にショボンの軍も一旦城に退く。 カウントが70を切ったところで一旦休戦状態となった。 ---- |BGCOLOR(AEEB9C):698 :ゲームセンター名無し:2008/04/19(土) 01:09:57 ID:7+x0C1pjO| (´・ω・`)「皆は軍議中だな。ちょうどいい」 先ほどの一戦で傷付いた体を癒すために空き部屋で応急措置を施されて眠っていた張遼が動き出す… (´・ω・`)「少し、聞きたいことがある」 隣で眠る老人の下に。 / ,' 3 「話すことなど何もない」 (´・ω・`)「なら、私の話を聞いてくれるだけでいい」 / ,' 3 「…」 左慈の返事を待つことなく張遼が一人語り出した。 (´・ω・`)「呂布殿は、重大な病に侵されている」 / ,' 3 「!」 (´・ω・`) 「それを治す為には、この広い大陸の中でも一握りのものしか作れない伝説の薬が必要なんだ」 (´・ω・`)「以前、その伝説の薬を持つ老人の娘が病にかかり」 / ,' 3 「やめよ…」 (´・ω・`)「薬を使おうとしたところを董卓が」 / ,' 3 「やめよ!」 (´・ω・`)「伝説の薬だからね。董卓が欲しがるのもやむ無し。結果として娘は命を」 / ,' 3 「もう、やめてくれ…」 (´・ω・`)「奪われた薬はまだ董卓の手中にある。その薬を取り返し」 / ,' 3 「…あのとき我が親子を助けようとして下さった呂布殿へのせめてもの恩返しをと」 (´・ω・`)「やはりそうだったのですね。あなたの態度には焦りは見えても、我々への敵意は見えなかった」 / ,' 3 「すべてお見通しか」 (´・ω・`)「あくまで予測でしたが。しかし、目的は同じならば我々は協力を惜しみません。なぜ話してくださらなかったのですか?」 / ,' 3 「これは私自信の…あのとき守ってやれなかった娘への償いでもある。私情のために皆を危険に晒したくはない」 (´・ω・`)「あなたらしいですね。では、この話は他のものには内緒にしておきます」 / ,' 3 「忝ない」 (´・ω・`)「必ずや想いを遂げましょう」 / ,' 3 「あぁ。愛すべきものたちの為に!」 ---- |BGCOLOR(AEEB9C):699 :暴虐なる波動:2008/04/19(土) 01:10:38 ID:7+x0C1pjO| ( ・∀・)「目が覚めたか」 (#゚Д゚)「よくぞご無事で!」 (´・ω・`)「引き際がよかったんだ。傷も深くはない」 ( ・∀・)「早速で悪いが、防衛戦にでるぞ。敵の進行が始まっている」 (#゚Д゚)「董卓がかなり前に出てきています。何か策があるものかと」 (´・ω・`)「わかった。まぁ、悩んでいても始まらない」 ( ・∀・)「いい返事だな。よし、全軍出陣だ!!」 敵城からブーン側の軍が出揃ったところで、ショボンも全軍を城から出し、迎撃の体制に入る。 ( ・∀・)「今回は防衛戦になる。本領は発揮できんだろうが、存分に出迎えてやれ!」 (#゚Д゚)「私はあなた達のような将のもとに入れて幸せものです」 (´・ω・`)「短気さえ直せばもっといい将になれるんだけどね、高順は」 (#゚Д゚)「その短所を張遼殿が支えておられる。よい組み合わせです」 (´・ω・`)「照れるな。さぁ、おしゃべりはここまでだ、あとは敵将と刃を交えた後だ!」 ブーンの軍が中央のラインを割ったところで左慈を除く三武将が城前に揃い、迎撃の体制に入る。 ( ^д^)「脆弱な。その程度の守りで防ぎ切れると思うてか!」 先行していた董卓が胡車児の槍を消しにかかる。 (#゚Д゚)「臆さずに突っ込んできたか」 ( ^д^)「臆する?貴様のような小物、眼中にすら無いわ!」 ( ^д^)「さぁ皆のもの、己の欲するままに行け!!」 そのまま暴虐なる覇道が発動される。 ---- |BGCOLOR(AEEB9C):701 :暴虐なる波動:2008/04/19(土) 01:11:18 ID:7+x0C1pjO| ( ・∀・)「ちっ、まずいな」 (´・ω・`)「しかし、あの兵糧の消費率と兵の消耗ぶり、城がタタじゃ済まないぞ」 ( ・∀・)「覚悟の上だろ。これで決めるつもりなのさ」 (´・ω・`)「くっ、全軍退け!無理に前に出ずに守りきるのだ!」 ( ^д^)「ふははは、笑わせる、その程度では我らの猛進を止められん!」 速度上昇もあり、ブーンの軍が徐々に攻め込んでいく。 ( ^д^)(はははは、笑いが止まらんな。カクの伏兵がもう少しで張遼を仕留める、そうなれば) 「そうはいかんぞ!」 ( ^д^)「なっ!」 / ,' 3 「張遼殿、迂濶ですぞ!!」 (´・ω・`)「!?」 / ,' 3 「出てこい、兵を伏せておるものよ」 ('A`)「ばれていただと!?」 遅れて出城してきた左慈が伏兵状態だったカクと接触する。 そして、ショボンの軍が全体的に兵力を半分削られたところで暴虐の効果が切れる。 / ,' 3 「貴様を撃ち取る二度目の機会。今回は潰させて貰うぞ」 ( ^д^)「おのれぇ!呂姫、皆殺しだ!」 ξ゚⊿゚)ξ「くっ、やるしか無いのね」 (´・ω・`)「呂姫!」 ξ゚⊿゚)ξ「やりたくない…でも…仕方がないのよ!!!」 即座に天下無双改が発動し、城門の董卓のフォローに入る。 / ,' 3 「あまり手荒な真似はしたくないが」 それを見たショボンが即座に変化の術を使う。 (゚Д゚)(・Д・)(´・Д・`)「…」 ξ゚⊿゚)ξ(←左慈) 「こっちみんな」 呂姫と同等の武力になり董卓の兵力を減らしていく。 ( ・∀・)「まさに奇術だな」 (´・ω・`)「呂姫そのものだ」 (#゚Д゚)「しかし、心強い」 ---- |BGCOLOR(AEEB9C):702 :暴虐なる波動:2008/04/19(土) 01:11:54 ID:7+x0C1pjO| ξ゚⊿゚)ξ「なんなの、こいつ!?」 ( ^д^)「これは行かんな。撤退の銅鑼を!」 このままでは敗北すると悟ったブーンの軍は潔く引き返して行く。 カウント25を切ったところだった。 ( ・∀・)「さて、このまま引き込もって守りに徹すれば勝てるわけだが」 / ,' 3 「それ」 (´・ω・`)「それでは兵が納得しないだろう。天下無双の豪傑呂奉先配下の将、己が身の尽きるまで戦うのがその本分」 (#゚Д゚)「差し出がましくも、私も張遼殿の考えに賛成です」 ( ・∀・)「ま、こうなるわな。むしろ、引きこもるなんていう腑抜けは俺が首を落としてやろうと思って聞いただけさ」 (´・ω・`)「ならば」 ( ・∀・)「ああ、行くぞ皆のもの!」 (´・ω・`)「存分に武を示せ、全てを討ち滅ぼすぞ!」 (`・ω・´)(よい将をお持ちになられた。もはやこの戦に敗けはあるまい) (´・ω・`)「準備は整った。後は董卓を討つのみ」 / ,' 3 「あなたには敵いませんな。この命に代えても、必ずや魔王を打ち倒して見せましょう」 (´・ω・`)「命に代えてもらったら困ります。共に生きて帰り、呂布殿と共に覇道を行きましょう」 / ,' 3 「ふっ、承知した」 ---- |BGCOLOR(AEEB9C):709 :ゲームセンター名無し:2008/04/19(土) 01:30:57 ID:7+x0C1pjO| (´・ω・`)「さぁ、今こそ我が力を見せよう」 ( ・∀・)「あれをやる気か」 (#゚Д゚)「あれとは?」 ( ・∀・)「しゆうのごとく、だったかな?あいつが本気を出すとまさに人馬一体て感じでな。陳宮、必要ないかもしれんが援護してやれ!」 (`・ω・´)「了解した。裂拍の気合いを見せよう!」 知略精進が発動し、その後に蚩尤の如くが撃たれる。 ( ^д^)「なんなんだあの威圧感は」 ('A`)「ひとまず迎撃に出ましょう、あのままではまずい」 ξ゚⊿゚)ξ(昔見たことがある、ああなっては父様でさえ相討ちが精一杯だった…) (´<_`)「…」 (´_ゝ`)「…」 (-Д-)「……」 ( ^д^)(ちっ、明らかに気圧されている。だが、みすみす城はやれん) ( ^д^)「出るぞ!槍で牽制しておけば問題ない」 ξ゚⊿゚)ξ「わかりました」 (-.-)「本当に大丈夫なのか…」 張遼以外の武将が中央ラインを割ったところでブーンの軍が出揃う。 (´・ω・`)「高順!」 ( ・∀・)「任せろ!とくとみよ、陥陣営の力を!」 高順が陥陣営を発動し、近くにいた呂姫に乱戦を仕掛ける。 ( ・∀・)「その気が無いならさっさと退け」 ξ゚⊿゚)ξ「!」 ( ・∀・)「刃に力が乗っとらん。大方、あの豚に脅されてるんだろう」 ( ^д^)「戯言を、聞くな呂姫!」 ξ゚⊿゚)ξ「あ…あ…」 ( ・∀・)「自らの意思でそこにいるならば首はいただく。呂布殿も戦場で散ったとあらば納得されるだろう」 ξ゚⊿゚)ξ「でも…でも!」 ( ・∀・)「多分、張遼が何か考えてる。子供は子供らしく大人に甘えておけ」 ξ;⊿;)ξ「はい!」 ---- |BGCOLOR(AEEB9C):710 :暴虐なる波動:2008/04/19(土) 01:33:38 ID:7+x0C1pjO| 武力差が響き、呂姫が撤退する。 ( ^д^)「愚か者が、帰ったらたっぷりと」 (´・ω・`)「えらく余裕だな」 ( ^д^)「!」 (´・ω・`)「呂姫を弄び、左慈に働いた愚行、そして民を虐げ続けたその罪、その身にしかと刻み込め!」 ( ^д^)「て、ていえ」 ( ・∀・)「呼びたかったのはこいつか?」 (-.-)「申し訳…ありません」 高順が呂姫との乱戦後にそのまま程遠志も撤退させる。 ( ^д^)「カク!」 (#゚Д゚)「それはとうに逃げ出した男のことか?」 カクも張遼の突撃と胡車児の槍撃で撤退する。 ( ^д^)「リカク、カクシ!」 (´_ゝ`)「俺たち弓兵だよな」 (´<_`)「援護が仕事だよな」 (;^д^)「ひっ」 (´・ω・`)「さぁ、年貢の納め時だ」 ( ・∀・)「馬鹿が過ぎたな」 (#゚Д゚)「西涼に貴様のようなものはいらん」 / ,' 3 「最後は自身に押し潰されるのも一興だろう」 張遼が突撃状態に入る前に、左慈が変化の術を使用し董卓との乱戦に入る。 / ,' 3 「さきに薬の在処を聞かせてもらおうか」 ( ^д^)「場内の私の部屋の机の中だ、教えたのだから命だけは!」 ---- |BGCOLOR(AEEB9C):711 :暴虐なる波動:2008/04/19(土) 01:36:10 ID:7+x0C1pjO| その言葉を最後に董卓の首が飛び、勝敗が決する。 董卓の首を飛ばせたのは、後方よりの一閃だった。 (´・ω・`)「その言葉は貴様が口にしていい言葉じゃない」 ( ・∀・)「圧政を繰り広げた魔王の最後の言葉が命乞いとはな」 (#゚Д゚)「当然の報いです」 / ,' 3 「…」 (´・ω・`)「敵将の首は猛将がもらい受けるもの。さぁ、薬を探しにいきましょう」 そう言って張遼は一人城の中へ消えていった。 その姿を見届けたあとに高順が口を開く。 ( ・∀・)「娘の元に行くときに血で汚れた手では可哀想だろ?だとよ」 / ,' 3 「?」 ( ・∀・)「死んだ娘も、爺さんが人殺しと知ったら悲しむさ。それで、汚れ役をあいつが買って出たのさ」 ( ・∀・)「正直、理由を聞いた今でもあんたを全面的に信頼することはできない」 / ,' 3 「それは仕方のないこと」 ( ・∀・)「ただ、共に戦ったこの戦は忘れない」 そっと差し出した拳。 / ,' 3 「ああ、未来永劫忘れることは無い」 合わさる手は老いていながらも、どこか力強かった。 (´・ω・`)「おーい、こうじゅーん、さじー、こしゃじー、はやく行こうよー」 ( ・∀・)「これ言ったのは内緒だぞ」 / ,' 3 「承知した」 ---- |BGCOLOR(AEEB9C):713 :暴虐なる波動:2008/04/19(土) 01:38:47 ID:7+x0C1pjO| (´・ω・`)「どうだった?」 (;^ω^)「超武力への対処ができませんお」 (´・ω・`)「まぁ、そこは速度上昇をうまく使えば潰せるんだけどね。なんにせよ、はじめてにしては上出来だね」 ( ^ω^)「でも、城が被害を受けるのは馴れないと計算しづらいですお」 (´・ω・`)「それを踏まえてのハイリスクハイリターン号令だからね」 ( ^ω^)「やっぱりブーンは曹操が一番しっくりきますお」 (´・ω・`)「神速とかで速度上昇後の立ち回りを覚えればもう少し有利に立ち回れるかもしれないね」 ( ^ω^)「今日は面倒なことをお願いして申し訳なかったですお」 (´・ω・`)「いやいや、久しぶりに暴虐が見れて楽しかったよ」 ( ^ω^)「じゃあそろそろ」 (´・ω・`)「ああ。またいつでもおいで」 (´・ω・`)「ひさしぶりに、暴虐でもやってみるか」 次の日の朝、店内頂上が驚異的強さの暴虐だったのは言うまでもない。 ----

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