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|BGCOLOR(AEEB9C):638 :合作、第一戦目:2008/11/22(土) 20:02:57 ID:5Q6PJX4A0| ( ^ω^)「こんにちわ、だお!」 ('A`)「ちわー」 ξ゚⊿゚)ξ「こんにちは」 僕は友人のドクオ、ツンと一緒にある建物に入った。 目的は三国志大戦をする為、それからあるカードを使う為だ。 (´・ω・`)「やあ、ようこそバーボンハウスへ。こんにちは。       相変わらず“四人”揃って仲が良いね。今日も大戦かい?」 川 ( ^ω^)「おっおっ、勿の論だお!」 ('A`)「……ん? “四人”? ツン、俺、ブーンで三人じゃないんですか?」 (´・ω・`)「おや? 気付かなかったのかい? ブーン君、後ろを向いてみて」 僕は店長に言われた通りに後ろを向いた。 そこには―― 川 ゚ -゚)(^ω^ )…… 川 ゚ -゚)(゚ω゚;)クワッ! クーさんがいた。 それだけならば僕は驚かないのだが、距離が近すぎる。 鼻と鼻がくっつきそうなぐらいだ。 こ、これが、り、リアル零距離戦法!? ---- |BGCOLOR(AEEB9C):640 :合作、第一戦目:2008/11/22(土) 20:06:04 ID:5Q6PJX4A0| そう思った時に、背後からおぞましい殺気を感じた。 いや、殺気という生易しいものじゃない。 なんだか、こう……例えるなら、行ってないけど地獄の底からわきあがるような…… ξ#゚⊿゚)ξ「……ブーン、すぐ離れて」 (;^ω^)「さ、サー、イエッサー!」 ξ#゚⊿゚)ξ「姉ちゃん、何のつもり?」 川*゚ -゚)(妬いてるのか? お前は私のように、もっとアピールするべきだと思うぞ)ヒソヒソ ξ//⊿//)ξ「なっ……」 これは修羅場の予感、と思ったらクーさんがツンの耳元で何かを囁いたかと思うと 急にツンの顔が赤くなってしまって、黙ってしまった。 僕はあの状態になったツンを静めさせる方法を後で教えてもらおう、と思った。 (´・ω・`)「ところで、ブーン君。どんなデッキでやるつもりなんだい?」 ( ^ω^)「お、今回は“これ”を使うつもりだお」 僕はポケットにあったカードケースからある1枚のカードを差し出した。 銀色とある色が混じったような輝き。 不適な微笑みを浮かべた男性が書かれているカード。 (´・ω・`)「――LE曹操、かい」 川*゚ -゚)「おお、私は運命のようなものを感じていたのだが、そのカードだったのか!」 喜ぶ声を聞き、僕は不思議だな、と思った。 クーは関羽が大どころか超が付くほど好きで、その一族以外の武将には興味が無いと思っていたけど ---- |BGCOLOR(AEEB9C):642 :合作、第一戦目:2008/11/22(土) 20:08:03 ID:5Q6PJX4A0| (;^ω^)「お? 曹操は嫌いじゃなかったのかお……?」 川*゚ -゚)「誰が嫌いと言った? さらに、この絵は! 全くもって完璧だな!」 ξ゚⊿゚)ξ「しかし、なんでまたこのカードを使うの?」 ('A`)「なんかコイツ、夢で小さいけど威厳がある爺さんが三国志大戦の筐体の前で    「今こそ飛躍の時、そなたの志は明日にあるだろう」とか言ってたらしいんだよ。    それで、このカードを指定してきたんだとさ……本当に夢なのか疑わしいがな」 (*^ω^)「きっと、あれは大戦の神様かなんかだお!        それに、ずっと使っていなかったし、いい機会だお!」 店長はそうかい、と相槌を打ちながら手に持つグラスをタオルのようなもので磨いていく。 その様子は、まるでバーテンダーみたいだ。 いや、本当にバーテンダー兼店長なんだけど。 (´・ω・`)「……僕の聞いた事がある話では、曹操も小さかったらしいね」 川 ゚ -゚)「小さくて威厳がある、と言えばそれは恐らく曹操だろう。      曹操ほどの人物がこの三国志大戦に興味を持っている、というのはなかなか興味深いな」 (´・ω・`)「野球の神様、剣道の神様、柔道の神様……どんなものにも神様はいるものさ。       とは言え、ゲームとスポーツの神様を同じにすると怒られちゃうかもしれないけどね」 ( ^ω^)「お? 何を話しているんですかおー?」 (´・ω・`)「いや、他愛の無い世間話だよ」 川 ゚ -゚)「曹操といえば魏という大国を作った事や、赤壁の戦いなどで有名だろう?      だが、それだけではない。曹操自身にも素晴らしい才能があったのだ」 ---- |BGCOLOR(AEEB9C):644 :合作、第一戦目:2008/11/22(土) 20:11:49 ID:5Q6PJX4A0| ( ^ω^)「SRカードの裏面に「剣術、兵法、政治のみならず、文学や芸術まで全てに卓越した才能を持ち        「時代を超越した英傑」とまで評された」と書いてあったお。それは本当だったのかお……」 川 ゚ -゚)「そうだ。戦い以外でも、北海道で屯田兵というものがあっただろう?      その屯田を行ったのが曹操だったのだ。当時ではかなり先進的で      群雄割拠の中で出自が有利でない曹操が、他の群雄を退け勝ち残った大きな理由のひとつなのだ」 (;^ω^)「お? 屯田兵?」 ξ;-⊿-)ξ「はあ……屯田兵を知らないなんて。これ、中学生レベルよ?」 川 ゚ -゚)「まあ、読者の皆方は分かってると思うだろうから、説明はせずにしとこう。      他にも当時ではかなり異例であり、異質だった      「才を重視し家柄にこだわらず、当時身分の低かった専門職の人々も厚く用いる」      という事を曹操はやってのけた。宦官の息子で、周りからその事を馬鹿にされていたせいなのだろう。      また、文章家でもあり、かの有名な兵書『孫子』を現在も残っている十三篇に編纂したのも曹操なのだよ」 ('A`)「確か、あのナポレオンもその「孫子」を愛読して、戦場では常に手放さなかったらしいな」 川 ゚ -゚)「うむ、それから漢詩でもその才を発揮した。      周代から梁までの優れた文章・詩・論文を集めた「文選」に赤壁の戦いの際に歌った「短歌行」が収録されている。      ちなみに、この「文選」は中国文学を研究する者の必読の書となっているのだ。      それから、横山一輝の「三国志」などで語られている通りに優れた戦略家・軍略家であった。      文武両面に非凡な才能を見せた曹操を、「三国志」の筆者である陳寿も「非常の人、超世の傑」と評している」 (;^ω^)「と、とにかく凄かったんだお……超世の傑といえば、仁義なき赤井の称号だけど意味は「世代を超越した英傑」なのかお?」 川 ゚ -゚)「ああ、「非常な才能の持ち主であり、時代を超えた英雄である」という意味で合っている」 ---- |BGCOLOR(AEEB9C):647 :合作、第一戦目:2008/11/22(土) 20:18:28 ID:5Q6PJX4A0| (´・ω・`)「クーさん、解説おつかれさま。これ、サービスだよ」 店長はそう言うと、ジュースのような白い色の飲み物をクーさんに差し出した。 アルコール度が低いカクテル……なのかな? 川 ゚ -゚)「おお、丁度のどが渇いていた所だ。すまないな」 クーさんが店長から出された飲み物を飲み終えた後、店長が三国志大戦コーナーへ案内してくれた。 川 ゚ -゚)「さあ、横山氏の曹操の力を見せ付けるのだ!」 クーさんに急かされて、僕は三国志大戦の筐体にICカードを差し込んだ。 続いて三百円を入れ、スタートボタンを押した。 ――対戦相手が見つかりました―― 大分時間がかかったようだし、恐らく相手は上の品か下の品かな。 ブーン軍 四品 武勇2437 勝率55.5% 『Rホウ徳 LE曹操 UC鐘会 C郭皇后 UC楽進』(軍師R筍イク 地4.5 天1) <入れ替え戦> 一般人A軍 三品 武勇2346 勝率50.4% 『SR曹操 UC夏候惇 UC曹仁 UC楽進 C李典』(軍師??? 地3 天5) (;^ω^)「ちょwwwww入れ替え戦かおwwwww」 いつもならば、どんなデッキ相手でも負ける気は無い。 でも、入れ替え戦となると話は別だ。 そう、心の準備が出来てないのだ…… ---- |BGCOLOR(AEEB9C):648 :合作、第一戦目:2008/11/22(土) 20:20:56 ID:5Q6PJX4A0| ξ゚⊿゚)ξ「新旧対決かぁ……これなら、使わなければ良かったじゃないの?」 川#゚ -゚)「まったく、分かっておらんな! 使う事に意義があるのだ!」 使わなければ、と呟くツンにクーさんが怒鳴りつける。 クーさんは先程にも言った通り、三国志についてはかなり詳しい。 横山一輝の「三国志」も60巻全て読破し、その魅力に魅せられて横山贔屓になっているみたいだ。 ξ;゚⊿゚)ξ「はいはい……ブーン、必ず勝ちなさいよ!」 ( ^ω^)「お、頑張るお!」 僕はツンの応援に答え、いつもの癖でボタンを連打した。 奥義選択の音が聞こえ、画面を見た。 陣略である精兵集陣を配置しようと軍師筍イクを置くが、画面にはもう部隊を配置する画面になっている。 (;^ω^)「……お? 陣略を置くのが無いお?」 気付いた時は、もう手遅れだった。 本来ならば、この陣略――精兵集陣を利用して相手に求心を先に使わせようと思ったのに。 (;^ω^)「アッー!! 連打しなきゃよかったお! 精兵+求心がああああ!」 ξ゚⊿゚)ξ「精兵集陣は低LVだと溜まりが遅いし、そのデッキに天属性もほとんど無いからMAXになるのは終盤ね。       転進再起で結果オーライじゃないの? 相変わらず、ブーンはそういう所を考えていないわね……」 (;^ω^)「アウアウ、そう言われるとorz 転進再起で我慢するかお……」 ツンは色々と考えているみたいだ。 僕も上を目指すのなら見習わなければ。 ---- |BGCOLOR(AEEB9C):650 :合作、第一戦目:2008/11/22(土) 20:24:05 ID:5Q6PJX4A0| 相手は総武力が結構高めだ。 雲散、神速もいるし士気9~10辺りでの求心勝負は避けた方がいい……のかな? 配置は城門前に密着するようにギュウギュウと詰めて、赤いボタンを押して相手の準備を待つ。 相手も準備を終えていたようで、画面に青銅色の扉が開かれていく。 ……いつも思うけど、扉に書かれている模様みたいなものはなんだろう? 後で店長やクーさんに聞いてみよう。 森、城などがアップされて最後に戦場全体が映された。 櫓や障害物が全く無い平原だ。 これなら、僕の騎馬スキルを隣のドクオに見せ付けてやれる。 ('A`)「こっちにはホウ徳がいるし、さっさと伏兵を踏みたいとこだな」 ( ^ω^)「だおだお、無理しない程度に突っ込むお」 相手の配置は左端に楽進、中央に夏候惇、曹仁、右側に李典。 全て最前線に配置されている。 こっちには伏兵がいないから、強気なのだろうか。 ――開戦―― 開戦を知らせる銅鑼が鳴る。 相手は楽進をそのまま進ませ、惇と曹仁で突撃オーラをまとって少しずつラインを上げてくる。 知力10伏兵がいるものの、騎馬の関係でこちらが序盤では有利なはず。 それを相手も分かっているのか、楽進を戻らせて集団突撃の体制を取っている。 ---- |BGCOLOR(AEEB9C):652 :合作、第一戦目:2008/11/22(土) 20:28:08 ID:5Q6PJX4A0| ( ^ω^)(楽進を端攻城に向かわせて、後は枚数の差があるから集団突撃でいいはずだお……) まず、郭皇后が李典に突撃する。 続いて曹操と鐘会も相手の集団突撃にぶつかる。 そこにホウ徳も突撃し、画面に突撃の文字が埋め尽くされる。 撃破はしたい所だが、このぶつかり合いは伏兵踏みが第一の目的なのだ。 入れ替え戦もあるから、無理はしない方がいい。 そう思った刹那に。 ジャーンジャーンジャーン 『伏兵』「曹操」 <天は我に味方せり!> 『撤退』「楽進」 <この程度で……> (;^ω^)「げぇっ! 曹操! 退却、退却ー!」 ξ゚⊿゚)ξ「相手も退いていくわ。踏んだのが楽進でよかったわね。ホウ徳もやや前に出ていたし……」 ('A`)「これで仕切りなおし、ってとこか?」 ( ^ω^)(……求心からの繋ぎが結構強いデッキだお。        まともに求心対決でぶつかり合っちゃ、雲散とかで勝てないお。        となると――カウンター、しかないおね。押し込むのは難しいだろうし) とりあえず、相手の求心を凌いでカウンターを狙ってみようかな。 まず、相手が求心をする。こっちは弱体化小計で士気差を作って求心カウンター。 その為には、場内突撃も駆使しなくちゃいけない。 ---- |BGCOLOR(AEEB9C):654 :合作、第一戦目:2008/11/22(土) 21:03:22 ID:5Q6PJX4A0| (´・ω・`)「さて……多分、76cぐらいで出撃してくると思うから……        ブーン君は相手の求心に対してどう戦うのかな? 水禍とか、求心とかかい?」 ( ^ω^)「お、水禍は悪手だお。もしも、相手の軍師がシバーイだったり筍ユウだったりしたら、兵力増援で潰されてしまうお。        それに、士気が7の時に攻めてくるだろうから、求心を使うと雲散も使われる可能性もあるお。となれば――これ、だお」 僕は郭皇后のカードに指を指した。 そう、弱体化の小計ならば武力-4。求心は+5で、士気差2で相手を武力+1にさせるのだ。 その士気差を生かして、最後の最後で逆転出来たら……いいなぁ。 (´・ω・`)「ふむ、弱体化の小計は-4。求心は+5、士気差2で武力を+1に留める気かい。        その士気差を生かして、何とかする……って訳かい。よく考えているね」 (;^ω^)「ツンのようにこれぐらい考えなくちゃ、太尉にはなれないお!」 ξ*゚⊿゚)ξ「さっきの事なら、常識に決まってるじゃない……で、でも、その心意気はいいと思うわよ?」 店長が言った通りに残り76cぐらいに、相手が城から出てきた。 一列に並んでおり、求心を使う気満々だ。 でも、こっちには弱体化の小計がある! これで勝つる! <出るぞ!> 同時に楽進も復活した。 でも、兵力は復活したばかりで少ない。 とりあえずは、場内で待機させてもらおう。 ---- |BGCOLOR(AEEB9C):656 :合作、第一戦目:2008/11/22(土) 21:06:27 ID:5Q6PJX4A0| ξ゚⊿゚)ξ(でも、ブーンは弱体化の小計も「効果時間は相手の知力に比例する」って事を忘れてるわね) (´・ω・`)(……まあね。相性ははっきり言って悪い。武力では相手が勝ってるし        求心以外の選択肢であるダメ計や妨害も効きにくい相手だし。        相性は3:7ってとこかな? 相手のミスか、またはブーン君が読み勝ちする。        これしかブーン君が勝つ方法がなさそうだけど……それとも、ボロ負けをするのかが見物だね) ('A`)(ブーンには勝って貰いたいが、そう簡単にはいかないよな……) 相手が中央までラインを上げてきた時に、僕も全軍を出撃させる。 しかし、僕の予想を反して相手は退いていった。 (;^ω^)「……あれ? 退いていく?」 (´・ω・`)「どうしてだろうね?」 ( ^ω^)「えーっと、こっちの士気は8だお。魅力は同じ2枚だから……        求心を使った後でも、反計と睨みが使える士気9ぐらいで攻めてくるって事かお!」 川 ゚ -゚)「勝利パターンへ持っていく、という訳か」 (´・ω・`)「うん、この三国志大戦はいかに「勝利パターンへどう持っていくか」が大事なんだ。        ドクオ君のワラワラデッキもそうだよ。計略による勝利パターンがなくても        数の差によって攻城をし、足並みを崩していくのも「勝利パターン」なのさ」 士気が9.5ぐらいまでに溜まった時に、相手がラインを上げてきた。 左側に李典がいて、反計を狙っている。 反計の範囲の中には、曹操が入っている。 でも、僕の狙いは求心なんかじゃない。 ---- |BGCOLOR(AEEB9C):658 :合作、第一戦目:2008/11/22(土) 21:09:08 ID:5Q6PJX4A0| 『英傑号令』―HEROIC COMMAND― ― 皆の者、力を見せよ! ― #asciiart(){『        覇者の求心   [知力時間]       味方の武力が上がる                           』 } 曹操がアップになり、兵達に号令をかけるムービーが流れる。 敵軍に赤いオーラが包まれ、武力が+5される。 確かに反計のせいで求心は使えない。 だが、僕の狙いはこの弱体化の小計だ。 反計されないように慎重に範囲に入るように狙いを定めて、ボタンを押した。 『妨害』―INTERRUPT― ― おいたが過ぎたようね ― #asciiart(){『       弱体化の小計   [知力時間]         武力を下げる                           』} 楽進は範囲からはずれてしまったが、それ以外の部隊全てを武力-4にした。 まず、突撃で突撃オーラを相殺し、突撃を相殺した部隊を城へ戻らせる。 続いて張り付いてくる敵にホウ徳と鐘会の場内突撃をお見舞いする。 これで、最初の求心は凌げるはずだ。 ---- |BGCOLOR(AEEB9C):660 :合作、第一戦目:2008/11/22(土) 21:13:47 ID:5Q6PJX4A0| ξ゚⊿゚)ξ「騎兵の扱いだけは上手いのね」 ( ^ω^)「使い続けていれば、簡単に出来るお!」 川;゚ -゚)「いや、私には出来る気がしないぞ」 相手が突撃をしようとしてきたので、郭皇后を出撃させて代わりに突撃を受ける。 そのままホウ徳を場内乱戦して、城門に張り付いた李典とその右隣にいる夏候惇の攻城を阻止する。 『撃破』「李典」 <止め切れませんでしたか……> ('A`)「敵将李典、討ち取ったりー!」 (´・ω・`)「関羽乙。首飛んでないから! というか、一騎討ちもしてないから!」 先ほどの突撃で、兵力が減っていた為に李典をあっけなく撃破する。 ホウ徳を城へ戻らせ、今度は楽進を城門辺りに、曹操は左にいる曹操を、鐘会は右側で突撃をする為に出撃させる。 『撤退』「郭皇后」 <こんなの嫌> (;^ω^)「お、もう惇と曹操の弱体化が切れてるお!?」 『撤退』「楽進」 <この程度で……> 曹操と夏候惇の武力が求心した後の武力13、12に戻ってしまっている。 その武力に挟まれて耐えられるはずもなく、楽進も撤退してしまう。 そういえば、弱体化の小計は妨害計略だ。 知力7、知力10には余り効かないんだった! ---- |BGCOLOR(AEEB9C):662 :合作、第一戦目:2008/11/22(土) 21:17:08 ID:5Q6PJX4A0| 『撃破』「夏候惇」 <やるじゃねぇか> 回復の為に、戻らせたホウ徳を出撃させて夏候惇を撃破した。 『曹操』 『  一般人A軍  』 ― 攻め落とせ ― #asciiart(){          『攻城』      ―TARGET STRIKE― } 曹操の兵力が減ってきたので、城に戻らせた為に曹操の城壁攻城が入ってしまう。 城壁の騎馬攻城の1発だけだ。大丈夫、多分、おそらく。 今度は曹操を城門へ移動させ、楽進もその左側に張り付いてくる。 ホウ徳を右側へ張り付いてくるであろう曹仁に突撃しようとしたら、突撃を受けてしまった。 (;^ω^)「アッー!」 (´・ω・`)「このミスはかなり痛いね。ホウ徳が兵力ミリになっちゃったよ」 僕は慌ててホウ徳を城へ戻らせ――いや、この兵力なら場内突撃1回ぐらいでも何とかなるかな? そう思って、ランカーもビックリするはず! なぐらいに深くもぐりこんで、そこからホウ徳と鐘会で曹仁に突撃をした。 『撃破』「曹仁」 <化け物か!?> 川;゚ -゚)「……まさに台詞通りだな」 ---- |BGCOLOR(AEEB9C):664 :合作、第一戦目:2008/11/22(土) 21:21:01 ID:5Q6PJX4A0| (;´・ω・)「いやはや……ランカーでもこの場内突撃は難しいよ?」 (*^ω^)「うはうめえwwwwwwww」 城門から曹操が離れ、楽進ももう一発入れてきてから退いていった。 カウンターするという手は、相手はもうとっくに李典が復活しているのだろう。 それに加え、曹操と楽進の場内突撃などでカウンターが出来ないという事は、目に見えている。 僕は仕方なく全軍を城に戻らせ、回復を図る。 こんな筈じゃなかった。 ―――― ( ^ω^)「いえーい! 弱体化の小計を忘れてもらっちゃ困るお!」 ('A`)「すげえ、相手の部隊が華麗な突撃で次々と撤退していく!」 川 ゚ -゚)「しかも、そのままカウンターで攻城して落城させたぞ!」 (´・ω・`)「わー、つよいぞーかっこいいぞー」 ξ*゚⊿゚)ξ「素敵!」 ―――― 僕の理想は、こうだったのに。 <いいかしら> <出るぞ!> 郭皇后と楽進が復活した。 今すぐでも出撃をさせたいのだが、兵力がまだ回復していない。 ---- |BGCOLOR(AEEB9C):666 :合作、第一戦目:2008/11/22(土) 21:24:50 ID:5Q6PJX4A0| ξ゚⊿゚)ξ「士気が溢れてるわね……士気差の意味が無いじゃない」 (;^ω^)「おっおっ……ジリ貧だお……」 兵力も回復したし全軍を出撃させたら、相手も全軍を出撃してきた。 僕は上にあるカウント表示をチラリと見た。 30と表示されている。恐らく、これが最後の攻めになる。 中央でぶつかり合う前に、曹操のカットインが入る。 『英傑号令』―HEROIC COMMAND― ― 皆の者、力を見せよ! ― #asciiart(){『        覇者の求心   [知力時間]       味方の武力が上がる                           』 } 僕はすぐさま全軍を退かせた。 中央ラインで求心勝負をしてしまっては、効果時間の差で負けてしまう。 自城が近くなった辺りで、こちらも赤いボタンを押した。 『英傑号令』―HEROIC COMMAND― ― 俺が天下に背こうと、天下の人間が俺に背くことは許さん ― #asciiart(){『        覇者の求心   [知力時間]       味方の武力が上がる                           』} ---- |BGCOLOR(AEEB9C):668 :合作、第一戦目:2008/11/22(土) 21:31:12 ID:5Q6PJX4A0| (;'A`)「うわ、台詞なげえ」 川*゚ -゚)「キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!!」 『妨害』―INTERRUPT― ― 今だっ! ― #asciiart(){『        雲散の眼光          計略による効果を消す                           』 } 川#゚ -゚)「台詞が途切れたではないか! 許さぬ!」 (;^ω^)「アアッッー! 完全に雲散を忘れてたお!!」 曹操と楽進の求心が雲散によって切れ、武力が元に戻ってしまった。 僕は何を思ったのか、場内もせずにそのまま全軍をぶつけてしまった。 これでは、こちらが劣勢になってしまうのに。 『撤退』「曹操」 >これはただ事ではない! 曹操が撤退してしまう。 士気12だったから、求心二度掛けしてやろうと思ったのに。 ---- |BGCOLOR(AEEB9C):670 :合作、第一戦目:2008/11/22(土) 21:34:58 ID:5Q6PJX4A0| 『妨害』―INTERRUPT― ― 今だっ! ― #asciiart(){『        雲散の眼光          計略による効果を消す                           』 } 今度はホウ徳、鐘会が雲散されてしまった。 相手は求心によって強化されていて、こっちは郭皇后のみが強化。 どうみても敗北へまっしぐらです。 |←敗北|     ┗(^o^ )┓三 (;^ω^)「アウアウアウアウアウアウアウ!」 (;'A`)「もちつけ! ここでパニクってどうするんだ!」 ドクオが肩をつかんでくれたおかげで、いくらか冷静さを取り戻す事ができた。 僕はすぐ全部隊を場内へ戻した。 そして、右端と左端にそれぞれ二部隊ずつ分けて、出撃した。 乱戦してしまうと、勝ち目は無い。 突撃をしっかりとしなくちゃいけない。 城ゲージが削れる音が連続して聞こえてくる。 ---- |BGCOLOR(AEEB9C):672 :合作、第一戦目:2008/11/22(土) 21:37:57 ID:5Q6PJX4A0| #asciiart(){『曹操』 『  一般人A軍  』 ― 攻め落とせ ―           『攻城』      ―TARGET STRIKE― 城門が丸太で攻城されるムービーが流れた。 城ゲージは残り4割。相手はまだ無傷―― ―― 一騎討ち発生 ―― 『楽進』              『楽進』 『  ブーン軍  』対『  一般人A軍  』 なんという泣きっ面に蜂。 (;^ω^)「ちょwwwいきなりwwあqwせdftgyふじkl」 ― 失敗 激 失敗 無双 強 ―    ×   ×   ×   △   ×          『敗北』        ――DEFEAT―― 『楽進』              『楽進』 『  ブーン軍  』対『  一般人A軍  』 ――  我が進撃、止められると思ったか!  ―― } ---- |BGCOLOR(AEEB9C):674 :合作、第一戦目:2008/11/22(土) 22:02:54 ID:5Q6PJX4A0| 『撤退』「楽進」 <この程度で……> 一騎討ちで楽進も撤退してしまった。 僕は慌てつつも体が覚えているのだろうか、しっかりと的確に突撃を当てていった。 『撃破』「夏候惇」 <やるじゃねぇか> 城ゲージがまた削られ、僕の城ゲージが3割ぐらいになってしまった。 『撃破』「李典」 <止めきれませんでしたか……> 『撃破』「曹操」 <何だと!?> 次々と撃破していくものの、僕は諦めかけていた。 (;^ω^)「どうするお!? 相手は多分、というかきっと再起だお。        この城ゲージの差……残り15cぐらい……もう、無理なのかお……」 そう思った刹那。 突然、時が止まったような感覚に襲われた。 「この状況は少々辛いのう」 隣からこの世のもののようではないような声がしてくる。 僕が隣に視線を移すと、そこには小さい老人がいた。 だが、老人から出ている雰囲気は老人のものではない。 まるで、野心に満ちた二十代が出すような、ピリピリしたものだ。 ---- |BGCOLOR(AEEB9C):676 :合作、第一戦目:2008/11/22(土) 22:05:23 ID:5Q6PJX4A0| 老人「水禍・弱体化をしても相手は高知力、特攻をするにも雲散――残る方法は、一つしかあるまいて」 (;^ω^)「それは、なんだお?」 僕は老人からこんなピリピリしたものが出てくるのか、と驚きつつも聞いてみた。 あるというのか。 こんな、絶望的な状況からの逆転の策が。 老人「ほっほっ、簡単な事じゃよ……求心を使い、相手が息も出来ないほどの攻勢を仕掛ければよい」 (;^ω^)「……そんな単純な方法で、勝てる訳が無いお」 こんな老人に聞いた僕が馬鹿だった。 そう思った時、一瞬耳が聞こえなくなるほど大きな声が僕の耳に襲ってきた。 老人「この大馬鹿者! 相手はもう雲散を一回しか使えぬのだぞ!    そういう時こそ、単純な方がよいのだ! それに――    ――俺が天下に背こうと、天下の人間が俺に背く事は許さん                 俺のいう事は正しい、俺のなす事も正しい――    この言葉、忘れた訳ではあるまいな? ブーンよ、そなたはここで留まる器ではない――」 近くで大声を言われたせいで、耳鳴りがガンガンと鳴っている。 老人は言い終えると、忽然と消えていった。 (;^ω^)「ちょ、おま……って、大戦が終わっちゃった……お?」 画面には敵の楽進と僕の部隊が乱戦している平原と、相変わらずカウントが15と表示されていた。 (´・ω・`)「どうかしたんだい? まだ試合は終わってないよ?」 ---- |BGCOLOR(AEEB9C):678 :合作、第一戦目:2008/11/22(土) 22:06:36 ID:5Q6PJX4A0| あれは何だったのだろうか。 幻覚なのか? でも、幻覚ならばこの耳鳴りはなんだろうか。 もう訳が分からない。 ……でも、一つだけ思い出した事はある。 ――諦めては、いけないという事を。 僕はとっさと青いボタンを押した。 #asciiart(){         地                『筍イク』 LV06                『  ブーン軍  』 ― 我が智の見せ所ですね ―       転      再       進      起 } 兵力が僅かしかない相手の楽進を残し、こっちの部隊が一瞬で城へ戻る。 ('A`)「ん? 楽進は倒さなくてもいいのか?」 (´・ω・`)「相手も再起だろうし、倒しても同じ事だろうね。それなら一刻も早く曹操を復活させるべきだ」 <わしに続け> ---- |BGCOLOR(AEEB9C):680 :合作、第一戦目:2008/11/22(土) 22:09:06 ID:5Q6PJX4A0| 僕はあの無傷の城ゲージに大きな傷をつけるべく、楽進以外の全軍を出撃させた。 ホウ徳は先ほどの突撃を受けてしまったせいで、まだ兵力5割だが何とかなるはずだ。 そう、老人が言っていた通りに相手の士気はほぼ無い。 求心+特攻を止める手立ては無いだろう。 つまり、「はやい!」 「きた! 騎馬特攻きた!」 「メインきた!」 「これでかつる!」 だ! #asciiart(){         地                『郭嘉』 LV16                『  一般人A軍  』 ― これが軍師の奥義というものだ ―      再      興      起      軍} ξ゚⊿゚)ξ「こっちは士気10……求心と特攻が出来る士気だけど、残りは十数カウント」 川 ゚ -゚)「逆転出来るか、出来ないかの微妙な時間だな」 <出るぞ!> 楽進が復活し、右端に出撃させて後に続かせる。 ---- |BGCOLOR(AEEB9C):682 :合作、第一戦目:2008/11/22(土) 22:11:27 ID:5Q6PJX4A0| ――残り9カウント 『英傑号令』―HEROIC COMMAND― ― 俺が天下に背こうと、天下の人間が俺に背くことは許さん ― #asciiart(){『        覇者の求心   [知力時間]       味方の武力が上がる                           』 } 敵城前に辿り着き、敵城からは煙が出ている。 反計されない為に僕は求心を使い、武力を上げる。 これなら、相手が出撃してきた瞬間に突撃を喰らわせる事が出来る。 ――残り8カウント すぐ城門にホウ徳を張り付かせ、攻城ゲージを貯めさせる。 ――残り7カウント 城門の両端にある櫓を壊し、騎馬マウントを取る。 ――残り6カウント 煙が消え、敵城から相手の武将達が出撃してくる。 でも、今までの体験、予想が確かならばすぐ撃破できるはず。 突撃 突撃 突撃  大打撃 大打撃 ---- |BGCOLOR(AEEB9C):685 :合作、第一戦目:2008/11/22(土) 22:16:18 ID:5Q6PJX4A0| 『撃破』「曹操」 <何だと!?> 『撃破』「李典」 <止め切れませんでしたか……> ( ^ω^)「よし……!」 思わず、喜びの声が漏れた。 主力の曹操と反計の李典を同時に撃破する。 これが今の状況で、どんなに重大な事か。 ――残り5カウント 『妨害』―INTERRUPT― ― 今だっ! ― #asciiart(){『        雲散の眼光          計略による効果を消す                           』 } 郭皇后、曹操の武力が元に戻ってしまう。 だが、鐘会とホウ徳はまだ求心がかかっている。 これなら、十分に押せるはず。 『撃破』「夏候惇」 <やるじゃねぇか> ---- |BGCOLOR(AEEB9C):687 :合作、第一戦目:2008/11/22(土) 22:18:54 ID:5Q6PJX4A0| ――残り4カウント 夏候惇を撃破する。 続いて曹仁も撃破しようという刹那、ムービーが流れる。 『ホウ徳』 『  ブーン軍  』 ― 攻め落とせ! ― #asciiart(){          『攻城』      ―TARGET STRIKE― } ホウ徳の城門攻城が入り、城ゲージが削られる。 後ろからは「特攻戦法を使っておけよ!」や「特攻戦法を使わないなんて……」というドクオとツンの声が聞こえてくる。 ――残り3カウント 『特攻』―KAMIKAZE― #asciiart(){『         特攻戦法   [知力時間]      武力と攻城力が上がるが      効果中は強制的に前進する    』 } 『撤退』「郭皇后」 <こんなの嫌> 『撃破』「曹仁」 <化け物か!?> ---- |BGCOLOR(AEEB9C):689 :合作、第一戦目:2008/11/22(土) 22:21:22 ID:5Q6PJX4A0| 特攻戦法を使い、ホウ徳の城門攻城を目指してぶち込む。 郭皇后が場内突撃で撤退してしまったものの、突撃オーラを消してくれた。 曹仁も撃破したし、これだけで十分だ。 右端に出撃させた楽進が張り付いた。 相手の武将が楽進1体のみとなり、すぐ他の武将も張り付かせる。 ――残り2カウント 『撃破』「楽進」 <この程度で……> 楽進を撃破する。 城門に最も近い武将は鐘会。 だが、残り2カウントで城門まで行く時間は無い。 僕はすぐ城壁に張り付かせた。 ――残り1カウント パリン、と割れる音がしてくる。 楽進の城壁攻城だ。 間に合うのか。 ――残り0カウント 相手はまだ7~8割ぐらい残っている。 こっちは3割ぐらいだ。 本当に逆転出来るのか、と今更ながら不安になってきた。 曹操、鐘会、ホウ徳の攻城ゲージが赤く染まってゆく―― ---- |BGCOLOR(AEEB9C):691 :合作、第一戦目:2008/11/22(土) 22:23:35 ID:5Q6PJX4A0| パリリリーン! 時 間 切 れ ---- |BGCOLOR(AEEB9C):693 :合作、第一戦目:2008/11/22(土) 23:00:16 ID:5Q6PJX4A0|         勝  利 キタオォ*・゜゚・*:.。..。.:*・゜(n*^ω^)η゚・*:.。. .。.:*・゜゚・*!!!! (*'A`)「きめえwwwwwwwwwでも、おめでとうな、ブーン!」 (*^ω^)「パニックになりかけた時、ドクオが落ち着かせてくれたおかげだお!」 ξ;゚⊿゚)ξ「はあ……冷や汗かいたじゃないの! あそこでなんで特攻を使わなかったのよ?」 ( ^ω^)「相手が特攻戦法を使わせまい、とホウ徳に無理矢理乱戦しようとしてきたお?        そこを狙って全滅させた後に特攻戦法を使うつもりだったお……」 と、結果論でしかない事を言い、一息をついて。 (;^ω^)「でも、特攻を使わなかった時に城門攻城が入ったのは予想GUYだったお。        あれなら最初から特攻を使えばよかったお……ハラハラさせて悪かったお」 (´・ω・`)「いやいや、こんなハラハラしたのは久しぶりだよ。        ランカーではほぼ無いからね、このハラハラさは」 ---- |BGCOLOR(AEEB9C):694 :合作、第一戦目:2008/11/22(土) 23:00:56 ID:5Q6PJX4A0| 川 ゚ -゚)「終わりよければ全てよし。3品昇格、おめでとう」 3品昇格、と聞いて僕はすぐ画面を見た。 そこには武勇が3品のラインに到達し、昇格という文字が表示されていた。 (*^ω^)「おっおっ、次は2品、1品、そして太尉だお!」 そう、僕の太尉への挑戦はまだまだ続くんだ。 ----

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