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863 名前:ツンさんち 投稿日:2006/08/07(月) 21:57:11 Z+EvJvVm

川 ゚ -゚)「ツン」
ξ゚⊿゚)ξ「ん? 何?」
川 ゚ -゚)「このカードを作ったのは誰だ!」
ξ゚⊿゚)ξ(海原先生……?)
クーが手に持っていたのはSR太史慈のカードであった。

ξ゚⊿゚)ξ「って、ちょっとお姉ちゃん! カードを勝手にいじらないでよ!」
川 ゚ -゚)「い、いいじゃないか別に。見てるだけだ」
ξ゚⊿゚)ξ「いいけど……それで何?」
川 ゚ -゚)「そうだそうだ。この『SR太史慈』の……『張遼の罠にはまって死んだ』…ってよォ~~。『張遼の罠』ってのはわかる…。スゲーよくわかる。
演義の合肥の戦いで太史慈は死んだからな…。だが『没年:206年』って部分はどういう事だああ~~っ!? 206年に合肥の戦いがあったっつーのよーーーッ!ナメやがってこのカード超イラつくぜぇ~~ッ!!
206年に死んでたら合肥の戦いに出られないじゃあねーか!戦えるもんなら戦ってみやがれってんだ!チクショーッ。どういう事だ!どういう事だよッ!クソッ!正史と演義が混ざってるってどういう事だッ!ナメやがって、クソッ!クソッ!」

ξ゚⊿゚)ξ「落ち着いて、ギア……お姉ちゃん」
川 ゚ -゚)「他にもあるぞ。ほら、これもだ、これも! SEGAとかいう会社は一体何を考えているんだ!」
ξ゚⊿゚)ξ「…………(SSQってやつね)」

    チーンコーン

川 ゚ -゚)「ん、誰か来たようだな」
( ^ω^)「ツーンー! あーそーぼー……だお!」
ξ////)ξ「な、何大声出してるのよブーンの奴、恥ずかしいったらないわ!」
川 ゚ -゚)「小学生みたいなことをする奴だな」

クーはインターホンの受話器を手にとり。
川 ゚ -゚)「入ってきていいぞ」
と短く告げた。

( ^ω^)「お邪魔しますだお」
ξ゚⊿゚)ξ「ちょっと! 何勝手に入ってきてるのよ!」
(;^ω^)「クーさんに入ってきていいって言われたんだお」
川 ゚ -゚)「よくきたな」
ξ゚⊿゚)ξ(R周喩……)


864 名前:ツンさんち 投稿日:2006/08/07(月) 21:58:46 Z+EvJvVm

( ^ω^)「ツンをゲーセンに誘いに来たお」
ξ゚⊿゚)ξ「あー……今日はやめておくわ。前にお姉ちゃんに言われたばっかりだし」
( ^ω^)「そうかお……。じゃあ今日は一人で行くことにするお」
川 ゚ -゚)「まあ待て、今日はお前もやめてウチで遊んでいけ」
ξ゚⊿゚)ξ「お姉ちゃん!?」
( ^ω^)「そうかお? でもツンが怒るお」
川 ゚ -゚)「放って置けばいいさ。ほら、私の部屋に来い。コーヒーでも淹れてやる」
( ^ω^)(おっおっwwwwwwwwwクーさんはいつも優しいおwwwwwwもしかしたらフラグ立ってるかもしれないおwwwww)
ξ゚⊿゚)ξ「ちょ…ちょっと待ってよ!」
川 ゚ -゚)「冗談だ。二人ともリビングで待ってろ」

( ^ω^)「ツンの家入るなんて久しぶりだお」
ξ゚⊿゚)ξ「高校になってから互いの家で遊ぶなんてなくなったものね」
( ^ω^)「僕は結構寂しかったお」
ξ゚⊿゚)ξ「わ……私は別になんとも思わなかったけど!」
ξ///)ξ「で、でも……ほんの少しは、寂しかったかな」

川 ゚ -゚)「お待たせ」
クーが三人分のコーヒーとクッキーをトレイにのせて持ってきた。

( ^ω^)「美味しそうだお」
川 ゚ -゚)「クッキーは私の手作りだぞ」
( ^ω^)「おっおっwwwwww手作りだってわかったら更に百倍美味しくなったお!」
川 ゚ -゚)「正直な奴は好きだぞ。ほらほらもっとちこうよれ」

ξ゚⊿゚)ξ「…………」
ξ゚⊿゚)ξ(ブーンも、やっぱりお姉ちゃんみたいに優しくて強くて料理上手な人のほうがいいのかしら)
( ^ω^)「ツン、どうしたお? なんだか元気ないお?」
ξ゚⊿゚)ξ「別に……」
( ^ω^)「やっぱり三国志大戦やりたいのかお?」
ξ゚⊿゚)ξ「そんなこと言ってないじゃない」


865 名前:ツンさんち 投稿日:2006/08/07(月) 22:00:01 Z+EvJvVm

川 ゚ -゚)「おお、そうだ。三国志といえば、ブーンは小説や漫画は読んだ事があるのか?」
( ^ω^)「そもそも三国志すら全然知らなかったお」
ξ゚⊿゚)ξ「三国一の幸せ者ってことば知らないの?」
川 ゚ -゚)「それの三国は、日本・唐土・天竺だぞ」
ξ⊿)ξ「…………」
( ^ω^)「ツン恥ずかしいおwwwwwwwwww」
ξ゚⊿゚)ξ「うるさいっ!」

川 ゚ -゚)「そうか……。それなら……」
クーは一旦自分の部屋に行き、何十冊もの本を持ってリビングに戻ってきた。

川 ゚ -゚)「まずこれが横山光輝の三国志だ。初心者には入門として薦めたいわかりやすい漫画だな」
(;^ω^)「でも絵が少し古いお」
川 ゚ -゚)「古くても名作は名作だ。そしてこれが小説の吉川版、こちらが北方版、これは呂布がかっこいいぞ。他には……」

  クーの三国志語りは一時間近く続いた。

( ^ω^)「おっおっwwwwwwこの可愛いおにゃのこの漫画はなんだお?」
川 ゚ -゚)「それは一騎当千といって……」
( ^ω^)「これならブーンにも楽しく読めそうだお!」
ξ゚⊿゚)ξ「そ、それはダメよっ! そんなの三国志じゃないわ!」
( ^ω^)「そ、そうなのかお?」
川 ゚ -゚)「まあ、三国志の名前を借りただけのような物だな。後パンツが一杯だ」
( ^ω^)「やっぱりこれにするお」
ξ゚⊿゚)ξ「駄目っ!」
ツンがブーンの手から一騎当千を奪い取る。

( ^ω^)「……まあいいお。後でこっそりクーさんに貸してもらうお」
川 ゚ -゚)「(……いいけど) それでな、この三国志を読んで、三国志大戦でも史実通りのデッキを作ってみないか?」
ξ゚⊿゚)ξ「赤壁とか、合肥とかそういうの?」
川 ゚ -゚)「そうだ」
( ^ω^)「……ブーンには良くわからないお」


867 名前:ツンさんち 投稿日:2006/08/07(月) 22:01:58 Z+EvJvVm

ξ゚⊿゚)ξ(正直言うとそういうのは群雄伝で既にあるんだけど……いっか)
川 ゚ -゚)「たとえば赤壁でデッキを作るならば……」
ξ゚⊿゚)ξ「こんな感じのはどうかしら」

  SR孔明 SR周喩 UC黄ガイ SRホウ統

( ^ω^)「一杯光ってるお」
ξ゚⊿゚)ξ「武力は低いけど、八卦業炎はそれなりに戦えるわ」
川 ゚ -゚)「おい、関羽が入ってないじゃないか」
ξ;゚⊿゚)ξ「そ、そういわれても……じゃあ」

  R不動関羽 R周喩 UC黄ガイ R孔明 Rホウトウ

川 ゚ -゚)「うん、これならいい」
ξ゚⊿゚)ξ(微妙なデッキだわ……)
( ^ω^)「セキヘキの戦いって有名なのかお?」
川 ゚ -゚)「有名すぎて怖いくらい」
(;^ω^)「そ、それは知らなかったお」
ξ゚⊿゚)ξ「後は、こんなのもどうかしら?」

  R関羽 C関平 C寥化 UC周倉 C趙累

ξ゚⊿゚)ξ「麦城立てこもりデッキ」
川♯゚ -゚)「おい、これでは関羽が死ぬだろうが」
ξ゚⊿゚)ξ「し、仕方ないじゃない。史実なんだから」
川 ゚ -゚)「ふん……呂蒙ごときが関羽を討ち取るなぞ……」
ξ゚⊿゚)ξ「他には……」

  北伐デッキ
  SR孔明 R姜維 R魏延 UC馬岱 C王平

川 ゚ -゚)「……もうほとんどの武将は死んでいる時代だな」
( ^ω^)「これは強いのかお?」
ξ゚⊿゚)ξ「高武力がいないのは厳しいわ。しかも決めてが孔明しかいないし。魏延や姜維もうまく使えば強いけどね……」
それからも、しばらくデッキ談義が続いた。


868 名前:ツンさんち 投稿日:2006/08/07(月) 22:04:07 Z+EvJvVm

( ^ω^)「すっかり遅くなってしまったお」
川 ゚ -゚)「晩御飯、食べていくか?」
( ^ω^)「そこまでは悪いお、遠慮しておくお」
ξ゚⊿゚)ξ「……別に遠慮することないのに。変なところで真面目な奴ね」
( ^ω^)「それじゃあ、帰るお」
川 ゚ -゚)「ちょっと待て」
( ^ω^)「お?」

  クーは、突然ブーンを抱きしめた。

ξ゚⊿゚)ξ「!!!!!!!!!????????」
(;^ω^)「く、クーさんどうしたんだお!?」
川 ゚ -゚)「これを持っていけ……読みたがっていたようだからな」

クーは、ブーンの耳元で小さく呟いた。
そして、ブーンの後ろ手に何冊かの本を持たせる。

川 ゚ -゚)「それじゃあな、今度は私もゲーセンに行こう」
ξ⊿)ξ「…………」
ブーンは、一騎当千を手に入れた!

(*^ω^)「おっおっ、これはエロイおwwwwwww 今夜はこれで……」
(;^ω^)「あっ、でも本を汚したら怒られるお……」
帰り道で一騎当千を歩き読みしながら、ブーンはそんなことを考えていた。