※上記の広告は60日以上更新のないWIKIに表示されています。更新することで広告が下部へ移動します。

622 名前:-記憶篇- 第2話 1/18 ◆u1vJTEYnvg [sage] 投稿日:2006/08/26(土) 00:56:36 ID:S85DKOld

―――あれは……そう、俺が三国志大戦を始めたばかりの頃だ。


当時、三国志大戦1をプレイしていた俺はまだ八級の見習いクラスだった。
相手に負けても少しずつ経験がたまっていき、腕が無くても金があれば十品に上がれる状態だった。

しかし、負けず嫌いな俺は、色んな攻略サイトや本を読み、自分のデッキが『コンセプトのあるデッキ』に変わった。
今まで勝てなかった分を取り戻すために頑張っていたのだろう。

それから俺は、最低でも5~6連勝はできるようになった。
しかし……それを見ていた奴が後ろから『初心者狩りウゼェ』と言ってきた。
奴には俺が初心者狩りをしているように見えたのだろう。

何故、あの時俺は『違う。俺は頑張ってここまで進められたんだ』と言えなかったのだろうか……

その後、俺は何故か連勝できなくなった。
というよりも、勝てなくなった。
頑張って勝とうとしても、初心者狩りと間違えられてしまうと思っていたからなのだろうか。



623 名前:-記憶篇- 第2話 1/18 ◆u1vJTEYnvg [sage] 投稿日:2006/08/26(土) 00:57:34 ID:S85DKOld





―――それがどうしたって? ただそういう事があったなぁと思い出しただけだ。




                    -記憶篇-  第2話


625 名前:-記憶篇- 第2話 3/18 ◆u1vJTEYnvg [sage] 投稿日:2006/08/26(土) 00:58:30 ID:S85DKOld

――――三国志大戦2稼動から14日目、『とあるゲーセン』にて。



「よかったのか?そんな事を言ってしまって。 俺は初心者プレイヤーだってかまわないで食っちまう人間なんだぜ」
余裕がありそうな口調で、俺を威圧するように言う彼。
いや、既に威圧されているのかもしれない……
先程の象兵デッキでの『彼』の戦い……対戦相手は天啓デッキを使用していた、初心者とは思えない一州のプレイヤーだったが
それでも容赦なく象兵で踏み倒した『彼』。
あの光景には圧倒された。
俺は本当にコイツに勝ち、そして初心者狩りをする理由を知ることができるのか?
少なからず、俺はそう思っていた……が、そこで諦める俺ではない。

( ゚∀゚) 「今日この店に来たのも、初心者狩りであるアンタを倒すためなんだよ……」
彼 「うれしいこと言ってくれるじゃないの。それじゃあとことんよろこばせてやるからな」

さっきから余裕かましやがって……
よく漫画とかで戦いの最中なのに余裕かましているキャラがいるが、ああいうのを見ていると無性に腹が立つ。
負け犬の遠吠えというかなんというか……

しかし、コイツの場合は何か裏がありそうだ。
さっきから嫌な予感がするのは何故なのだろうか……



626 名前:-記憶篇- 第2話 4/18 ◆u1vJTEYnvg [sage] 投稿日:2006/08/26(土) 00:59:18 ID:S85DKOld

彼 「いいこと思いついた。お前、負けたら俺のケツの中にションベンしろ」
(;゚∀゚) 「ちょwwwwwおまwwwwwwwww」

虫が背筋を這い登るような感覚を覚えた……嫌な予感が的中した。
コイツは『初心者狩り』もとい『男狩り』でもあるみたいだ……
ははは、いやはや、これは参りましたなあ……って、荀攸の真似している場合じゃないんだぞ俺。
後を引けない状態どころか、負けられない状態になってしまったぞ俺。
頑張れ俺!何としてでも勝つんだ俺!
俺は色んな意味で緊張しながらも『彼』の隣の席に座り、対戦の準備をした。

( ゚∀゚)軍 一州 他SR呂布、SR趙雲、SR馬超
           VS
ウホ徳軍 一州 兀突骨、金環三結、帯来洞主、朶思大王、孟優

ウホ徳 「一州でケニアデッキか……しかも全部騎兵とはね」
( ゚∀゚) 「悪いが……この勝負貰ったぜ!」

象兵は槍兵・歩兵相手に脅威を与えるほど防御力が高い兵種だが、突撃に大してはどうする事もできないため騎兵には弱い。
彼……いや、『ウホ徳』には悪いがこの勝負は俺が有利だという事になる。

ウホ徳 「なあに気にするな!男は度胸!何でもためしてみるのさ」

まるで青春ドラマに出てきそうな暑苦しい口調で『ウホ徳』が言った。
なんでコイツはこんなにもプラス思考なのだろうか……ある意味羨ましい。
降雨落雷デッキや大風火計デッキと勝負になってもケロっとしていそうだ。
俺はプレッシャーによる重力が体全体にのしかかるのを感じた。



627 名前:-記憶篇- 第2話 5/18 ◆u1vJTEYnvg [sage] 投稿日:2006/08/26(土) 00:59:52 ID:S85DKOld

重圧感のある音が鳴り響きながらも、頑丈な扉が開かれる。

――――扉を抜けた先は山間平地だった。

中間地点の右側に低木の森林が設置されており、その地点に全武将開幕攻めによる端設置をするウホ徳。
左側には荒地が設置されている。

俺は城門を基準に、 【城門前】他SR呂布 【呂布上】SR趙雲 【呂布右】SR馬超 と設置したため
開幕攻めに対応できる形になっていた。
ここまでは完璧なはずだ。

そして鐘が鳴ると共に闘いが開幕し、低木の森林を踏み倒しながらも猛進する象兵達。
俺は馬超をそのまま敵城門に突っ込ませ、趙雲に続くように呂布を突撃させた。

ウホ徳 「ほう……馬超を開幕攻めさせるとはね」
( ゚∀゚) 「呂布と趙雲で充分だぜ!」

ジャーンジャーン
伏兵を踏んだ音が流れる。
趙雲の前に現れたのは朶思大王。
こうも自分の思い通りに進められるとは……俺は思わず笑みを浮かべた。
趙雲を突撃準備させ、呂布で金環三結に突撃した。
そして今度は呂布を突撃準備させ、趙雲を突撃させる……つもりだったのだが、ここからは思い通りに進められなかった。
何かがおかしかったのだ。



630 名前:-記憶篇- 第2話 6/18 ◆u1vJTEYnvg [sage] 投稿日:2006/08/26(土) 01:04:27 ID:S85DKOld

(;゚∀゚) 「?……連続突撃がしづらい!?」
ウホ徳 「このぶんだと相当象を舐めていたみたいだな。ところで俺の象を見てk(ry」

突撃した呂布が自城壁の方向に弾かれていた。
そうか、俺とした事が象兵のオーラの存在を忘れていたようだ……
いくら象兵が迎撃できない兵種とはいえ、オーラを纏っていれば突撃されていようが、弾きながら進軍させることができたのだ。
数が多い騎兵デッキとかならともかく、3武将しかいないケニアデッキにとって象兵デッキは少々ツラいのかもしれない。

そうこうしている内に馬超が城門で攻城を開始する。
馬超が一撃入れるまでなんとしてでも呂布と趙雲で守りきらなければ……
俺はそう思いながらも、呂布→趙雲の交互で武力が低い武将から慎重に突撃させる。
金環三結を撤退させる事ができたが、それに怯むこと無くどんどん攻めてくる象兵達。

ウホ徳 「一気にいくぜ」 ポチッ
兵法マスター! 他勢の大攻勢MASTER

象兵達が攻城ゾーン付近に着くと同時に、ウホ徳が兵法を使用した。
黄道の龍のうなり声が三国志大戦機器周辺に響き渡る。
そして武力+3された象兵が更に猛進する。

(;゚∀゚) 「ははは……マジ?」

てっきり、連環の法か増援の法だと思っていたが……たださえ硬いのに更に硬くなるのか。
俺は少々絶望感に浸ってしまった。
しかしその時、馬超が攻城を開始する。
『やっちまえッ!』

破城槌を持った兵士が勇敢にも城門に突撃する。
兵士達の勢いと共にウホ徳の城ゲージが少しだけ減る。



631 名前:-記憶篇- 第2話 7/18 ◆u1vJTEYnvg [sage] 投稿日:2006/08/26(土) 01:05:21 ID:S85DKOld

象兵が壁攻城しただけでも逆転されてしまうが、攻城されなければイイだけの話なのだ。
ここからは気合をいれる必要がある……俺は軽く深呼吸をし、馬超を自城付近に戻す。

( ゚∀゚) 「よし、あとは守りきるだけだぜ!」

先程と同じように武力が低い武将から慎重に突撃させる。
金環三結に続いて帯来洞主、朶思大王と撃破したが、他勢の大攻勢による武力上昇のためか撃破するのに時間が予想以上に経過してしまった。
その間に兀突骨が城壁で攻城準備を開始する。
俺は攻城を妨害するために呂布と趙雲で乱戦させようとするが、オーラ状態の孟優が弾きながら妨害する。
くそっ、象兵がこんなに厄介なモノだったとは……

ウホ徳 「こっちも一撃いれさせてもらうぜ」
(;゚∀゚) 「馬超よ、早く戻ってこおおおおおい!」

俺の願いも届くことはなく、孟優が攻城を開始してしまう。
『叩き潰せぇ!』

蛮勇なる声と同時に、大胆にも城壁に頭突きを食らわせる象。
これで逆転されてしまった。


残りカウント90
( ゚∀゚)軍 城ゲージ84% 馬超9割 呂布5割 趙雲5割
ウホ徳軍 城ゲージ86% 孟優9割 兀突骨8割



632 名前:-記憶篇- 第2話 8/18 ◆u1vJTEYnvg [sage] 投稿日:2006/08/26(土) 01:06:07 ID:S85DKOld

孟優が攻城した後もそのまま攻城準備状態になり、俺は戻ってきた馬超で孟優に突撃する。
丁度、他勢の大攻勢の効果が切れていたため孟優に与えたダメージはなかなか大きかった。
俺はそのまま馬超で乱戦させ、呂布と趙雲の交互で兀突骨に突撃させる。
兀突骨を撃破した後呂布で孟優に突撃し、孟優も撃破した。
その後全武将を城内に戻し、回復させた。

ウホ徳 「(こちらが兵法を使用したのにアイツの武将を1人も撃破できなかったとは……なかなかやるじゃないの)」
( ゚∀゚) 「(兀突骨1人で、妨害しようとした呂布と趙雲を弾きとばすとはな……)」

この後も反撃の隙を与えないようにウホ徳が次々と象兵を攻めさせ、俺はその象兵を次々と撃破するという流れを繰り返しながらも
25カウント経過し、残りカウントが65になる。
この時、お互い計略を使用していない。
馬超、呂布、趙雲の3人のいずれかの強力な計略を使用し、一気に攻めるのもアリだったかもしれないが
『初心者狩り』である人物の象兵デッキだ。
象兵デッキ自体、あまり闘った事がないために慎重に行動するというのもあるのだが。


残りカウント65
( ゚∀゚)軍 城ゲージ84% 馬超MAX 呂布MAX 趙雲MAX
ウホ徳軍 城ゲージ86% 孟優MAX 兀突骨MAX 金環三結MAX 帯来洞主MAX 朶思大王MAX



634 名前:-記憶篇- 第2話 9/18 ◆u1vJTEYnvg [sage] 投稿日:2006/08/26(土) 01:06:42 ID:S85DKOld

( ゚∀゚) 「(ここで一気に攻めるべきか……)」

俺はそう思い、城内で待機していた馬超、呂布、趙雲を出撃させる。
同時にウホ徳は兀突骨、金環三結、帯来洞主、朶思大王、孟優を出撃させていた。
両軍、そのまま戦場の中心まで進み、俺は馬超と趙雲で金環三結に突撃した。

( ゚∀゚) 「全てを喰らい、全てを蹴散らせ…呂布よ…!」 ポチッ

俺は計略ボタンを押した。
『愚カ者共メガッ……!』

囲もうとする兵士達を吹き飛ばしながらも爆誕する、武力24の武の化身。
俺は呂布を兀突骨に猛進させた。

ウホ徳 「この呂布凄いよ!さすが呂姫のお父さん! ……だが、ここでホイホイやられる俺じゃないんだよな」 ポチッ

相変わらず余裕を見せながらも、計略ボタンを押すウホ徳。
アレを使う気か……

『ケーケッケッケッ!!』
予想通りだ。
オカマ大王……いや、朶思大王が「毒泉の計」を使用した。
武力-4で毒状態にする(1秒2%ダメージ)計略で、毒状態は城内に戻れば治るのだが武力低下は治すことができない。
そして地味に長い効果時間……あまり目立たない計略だが、士気4妨害計略の中ではトップクラスといっても過言ではないはずだ。



635 名前:-記憶篇- 第2話 10/18 ◆u1vJTEYnvg [sage] 投稿日:2006/08/26(土) 01:07:38 ID:S85DKOld

( ゚∀゚) 「この程度で呂布が怯むと思ったのかァー!」
ウホ徳 「何だこれぐらいで! まだ序の口じゃないか!」

ダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダッ

(;゚∀゚) 「ちょwwwwwww押しすぎwwwwwwww」

まるでクイズ番組の早押し対決のように計略ボタンを叩きまくり、計略を使用するウホ徳。
またアレを使う気なのか……

『ケーケッケッケッ!!』
また予想通りだ。
呂布を更に弱体化させる朶思大王。
だが、武力-8にしたところで、ウホ徳が武力16かつ神速状態の呂布を止める事は難しいだろう。
毒状態によるダメージも入れて考えると……まあ、天下無双が切れた頃に城内に戻ればいいはずだ。

俺は問題ないと思い、呂布で兀突骨に突撃をくらわせる。

ウホ徳 「あおお――っ!!さすが天下無双! 腹ン中がパンパンだぜッ」
( ゚∀゚) 「まだまだいくぜ!」

俺は再度、弾かれた呂布を後ろに戻してオーラを発生させ、馬超を左城壁に突撃させる。
趙雲は呂布の後ろについていくように移動させる。


残りカウント57
( ゚∀゚)軍 城ゲージ84% 馬超9割 呂布MAX 趙雲9割
ウホ徳軍 城ゲージ86% 孟優MAX 兀突骨3割 金環三結1割 帯来洞主MAX 朶思大王MAX



638 名前:-記憶篇- 第2話 11/18 ◆u1vJTEYnvg [sage] 投稿日:2006/08/26(土) 01:12:59 ID:S85DKOld

オーラを纏った呂布で兀突骨に再突撃させる。
しかし、兀突骨の前に金環三結が現れ、突撃を妨害されてしまう。

ウホ徳 「たくましかったぜ、キンちゃん!」
( ゚∀゚) 「くっ、金環三結で止められたか……だが、後ろには趙雲が控えているぜ!」

呂布に続いて、趙雲を兀突骨に突撃させる。

ウホ徳 「よーしそこまでだ。いい加減にしな、このホモ野郎!」
(;゚∀゚) 「いや、お前に言われたくねえからッ!」

つい大声で反論しつつも、俺は驚愕する光景を見た。


―――逃げる兀突骨を追っていた趙雲が弾かれまくったのだ。


弾いているのは朶思大王、孟優、帯来洞主の三体。
奇妙な事に、これら三体は三角型に並んでいた。
そしてガスガスと兵力がどんどん減る趙雲。
なんなんだコレは……



640 名前:-記憶篇- 第2話 12/18 ◆u1vJTEYnvg [sage] 投稿日:2006/08/26(土) 01:14:00 ID:S85DKOld

ウホ徳 「三体のオーラ象兵で三角型の陣形を作り、陣形の中に入った奴を三方向からピンボールのように弾きまくる。
      この戦法を『トライアングルアタック』と俺は呼んでいる!」
(;゚∀゚) 「…………」

まさか象兵三体を利用してあのような状況を作り出すとは……
一体だけでは弾いても乱戦ダメージ程の威力だが、三体交互で弾けば威力は三倍ってところか。
撃破された趙雲を見ればそう判断できる。
逃げようとしても、弾かれている間は移動することができない……そして止まない弾き。
完璧な戦法だ。

( ゚∀゚) 「とてもイイ物を見させてもらったぜ……」 ポチッ
兵法マスター! 連環の法LEVEL7

馬超がもうすぐ攻城開始するのを確認し、俺は兵法を使用した。
ガラ空きの敵城壁の攻城と自城に向かってくる朶思大王、孟優、帯来洞主の時間稼ぎをするためだ。
俺は天下無双の効果が切れた呂布を城内に戻し、毒効果を消す。

ウホ徳 「ここで連環の法かぁ……くやしいなァ、あいつの象をメチャメチャにしてやりたいよ」
(;゚∀゚) 「……深く考えないようにしよう」

連環の法により移動力が激減した象達。
それでも、攻城準備中になった馬超を妨害しようとする兀突骨、自城に向かってくる朶思大王、孟優、帯来洞主。
朶思大王、孟優、帯来洞主の三体が攻城ゾーンに侵入されるのはどうしようもないが、兀突骨が馬超の攻城を妨害するのは間に合わないだろう。

俺の予想通り、妨害されること無く馬超が攻城を開始する。
『やっちまえッ!』



648 名前:-記憶篇- 第2話 13/18 ◆u1vJTEYnvg [sage] 投稿日:2006/08/26(土) 01:51:17 ID:S85DKOld

上りはしごを持った兵士が城壁に突っ走り、そのはしごを利用して兵士が城壁に突入する。
……そしてウホ徳の城ゲージが少し減り、自分が優位に立つ。

( ゚∀゚) 「よし、まずは逆転ッ……!」
ウホ徳 「再び俺がピンチになったってワケか。そろそろ焦ってくるな」


残りカウント45
( ゚∀゚)軍 城ゲージ84% 馬超8割 呂布6割
ウホ徳軍 城ゲージ77% 孟優8割 兀突骨3割 帯来洞主7割 朶思大王7割


攻城を成功した馬超を自城に移動させ、兀突骨も敵城の中に戻る。
それと同時に、連環の法が解けた朶思大王、孟優、帯来洞主の三体が攻城ゾーンに侵入し、警告音が鳴る。

ウホ徳 「さあ、馬超が戻ってくるまでどう守るんだ?武力2の呂布で守りきれるかい?」
( ゚∀゚) 「(武力2の呂布では流石に三体も相手にできねェ。ならば……」 ポチッ

俺は計略ボタンを押した。
『どぉりゃぁぁぁぁぁぁッ!!』

呂布と同じく、囲もうとする兵士達を吹き飛ばし、続いて象三体のもとへと向かう。
その光景はまるで獲物を発見し、猛烈なスピードで襲い掛かる獅子……

―――白銀の獅子そのものだ。

ウホ徳が序盤の攻城の時と同じように、孟優の弾きで攻城要員のサポートをしようとするが
呂布の天下無双と違い、白銀の獅子は武力+5の移動力+突撃ダメージUP。
さすがの象兵でもこれで突撃されたら『弾いても意味ないんじゃないか?』と思うくらい、大打撃を受けるだろう。



675 名前:-記憶篇- 第2話 14/18 ◆u1vJTEYnvg [sage] 投稿日:2006/08/26(土) 11:28:15 ID:S85DKOld

俺は超絶強化された馬超で、妨害しに来た孟優を突撃する。
馬超を弾いた瞬間に、撃破される孟優。

ウホ徳 「あおお――っ!!『象の休息』で粘ろうと思ったが……流石、白銀の獅子。腹ン中がパンp(ry」
( ゚∀゚) 「貫けッ!馬超!」

孟優に続き、帯来洞主と朶思大王の順番で次々と撃破する馬超。
これだから騎兵ケニアはやめられない。
俺は馬超を自城の中に戻す。

ウホ徳 「(残り37カウントか……残り25カウントぐらいで勝負を決めることになりそうだ)」
( ゚∀゚) 「(現時点で士気0か……あそこで白銀の獅子を使用してしまったのが痛いな。残り時間をどう守るべきか)」

このまま膠着状態が続き、12カウント経過した。


残りカウント25
( ゚∀゚)軍 城ゲージ84% 馬超MAX 呂布MAX(状態回復) 趙雲MAX
ウホ徳軍 城ゲージ77% 孟優MAX 兀突骨MAX 金環三結MAX 帯来洞主MAX 朶思大王MAX


ウホ徳 「よしッ 思いきり出しちまえッ!!」
( ゚∀゚) 「これで最後だッ!

全武将を出撃させ、最後の勝負に出る。



677 名前:-記憶篇- 第2話 15/18 ◆u1vJTEYnvg [sage] 投稿日:2006/08/26(土) 11:28:57 ID:S85DKOld

ウホ徳 「さあこいッ!お前が突撃させた武将を一人残らず喰らってやるぜ!」
( ゚∀゚) 「(奴は必ず『毒泉の計』を連発してくるハズだ……)」

俺は呂布を先頭に、趙雲、馬超の順に進軍させる。

ウホ徳 「このヤロー!オレの楽しみの邪魔しやがって!」 ポチッ

『ケーケッケッケッ!!』
……予想通りだ。
呂布を弱体化させる朶思大王。
効果が10カウント以上続くというのは非常につらい。
ケニアデッキは他のデッキと比べて、弱体化計略に強いと思ったが……立ち回りを考えれば実はツライのかもしれない。

ウホ徳 「ウォォォォォォォォォォォォォォ!!!!!!」

ダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダッ

(;゚∀゚) 「ちょwwwwwwだから押しすぎだってwwwwwwwww」

また計略ボタンを連打するウホ徳。
こういうのを『馬鹿の一つ覚え』というのだろうか。

『ケーケッケッケッ!!』
やはり連発してきた。
天下無双を使用すれば問題なく突撃する事ができるが、使用できるほど士気は溜まっていない。
俺は大人しく、呂布を一旦自城に戻す。
それと同時に、趙雲と馬超で兀突骨に突撃させる。
趙雲が兀突骨に突撃成功するが、馬超は先程と同じように金環三結で妨害されてしまう。
そして後ろに引く兀突骨。



678 名前:-記憶篇- 第2話 16/18 ◆u1vJTEYnvg [sage] 投稿日:2006/08/26(土) 11:29:27 ID:S85DKOld

ウホ徳 「また趙雲で兀突骨を追うかい?そうしたら、『トライアングルアタック』でたっぷり楽しませてもらうぜェー!」
( ゚∀゚) 「呂布が武力2になってしまった以上、この状況では趙雲と馬超で頑張らなきゃならねェ……
      趙雲の『神速戦法』を使用しても奴のスキルから見る限り、『トライアングルアタック』に引きずり込まれる可能性がある……」

少々悩んだ結果、俺は趙雲で兀突骨を追った。

ウホ徳 「おっ、随分と素直になったじゃないか」

兀突骨を追った趙雲が、孟優と帯来洞主と朶思大王の三体による三角型の陣形で囲まれる。

ウホ徳 「それじゃあ、とことんよろこばせてやるからな」
( ゚∀゚) 「……なあ、知ってるか?」
ウホ徳 「ん?」
( ゚∀゚) 「象兵ってのは他の兵種と比べて一騎打ちと起きやすいんだ。何故だと思う?」
ウホ徳 「……?」
( ゚∀゚) 「相手を弾いて、近寄って、弾いての繰り返しだからだよ。……つまり、『トライアングルアタック』みたいな事をしたらどうなると思う?
      一 騎 打 ち が 更 に 発 生 し や す く な る って事だッ!」

趙雲がトライアングルアタックによってピンボールのように弾かれ始めたと同時に、一騎打ちが起こる。

趙雲 VS 朶思大王

ウホ徳 「な、なにィ!?」
( ゚∀゚) 「……分の悪い賭けは嫌いじゃない」



679 名前:-記憶篇- 第2話 17/18 ◆u1vJTEYnvg [sage] 投稿日:2006/08/26(土) 11:29:56 ID:S85DKOld

『この一撃、受けてみよッ!』
『負けませんよッ!』

オーラを纏い、激しくぶつかり合う両武将。
ジャキンッ ジャキンッ ジャキンッ ジャキンッ ジャキンッ
激しい攻防の音が流れる。

闘いの結果は……○、○、○、△、○。
趙雲の圧勝である。

ウホ徳 「あおお――っ!!」

朶思大王と共に無念の叫びをあげるウホ徳。

( ゚∀゚) 「……行け、趙雲ッ!」 ポチッ

俺は計略ボタンを押し、『神速戦法』を使用する。
先程、無念なる撤退をさせられた趙雲は長い時間をかけ、ようやく彼ら象兵達に復讐をする。
ウホ徳はひたすら趙雲を弾いて、計略効果が切れるまで時間を稼ぐつもりだったみたいだが
10カウント程持続する趙雲の神速戦法の前に、それが無駄に終わる。
趙雲だけではなく、援護するように馬超と呂布も突撃に参加させる。

結果、ウホ徳の武将を全滅させ、俺は趙雲を左壁、馬超を城門、呂布を右壁と攻城準備させる。



―――数カウント後、ウホ徳は落城した。



680 名前:-記憶篇- 第2話 18/18 ◆u1vJTEYnvg [sage] 投稿日:2006/08/26(土) 11:30:49 ID:S85DKOld

――――三国志大戦の隣の休憩場にて。



ウホ徳 「あーあ、俺の負けか。残念ながら俺の望みを叶える事はできなかったか……」
( ゚∀゚) 「……んじゃあ、俺の望みを叶えてもらおうか」
ウホ徳 「ああ、俺が初心者狩りをしている理由だっけか。そんなどうでもイイ事知りたいとはね……
      まあ、お前さんも初心者狩りみたいだし、知りたいってのも分かる気がするな」

……気づかれていたか。
まあ、兵法が連環の法LEVEL7で、デッキが三国志大戦2のSRで構築されたケニアデッキを使用してたんじゃな。
バレるのも無理もないかもしれない。

ウホ徳 「……よし、話してやろう。
      今から話す事をどう思うかはお前次第だ。
      信じてもいいし、信じなくてもいい。
      それほど馬鹿らしい話だ」

何故か俺は緊張する……無理もないはずだ。
例え奴がホモ野郎でも、掲示板に書かれていた『有名』な初心者狩りの一人なのだから……




⇒to be continue........


685 名前:-記憶篇- 第2話 ◆u1vJTEYnvg [sage] 投稿日:2006/08/26(土) 12:06:45 ID:S85DKOld

おはようございます。
大変遅くなりました、ジョルジュ外伝 ~記憶篇~ 第2話です。

なんかウホッネタばかりで申し訳ないというかなんというか(;´д`)
前スレで『UC夏侯淵=熊先生』ネタの本編を読んで爆笑したので、それの影響で書いたりw
呂布が天下無双を使用する際のセリフも、ジョルジュ外伝「初心者狩りの『プライド』」の影響です。
これは影響というより勝手に拝借した物なのですが・・・・・作者様ゴメンネorz

戦術、士気ゲージ、トライアングルアタックの威力等に関しては、深く考えすぎると体に毒です。

あと>>657の言うとおり、さるさん規制の事をテンプレかwikiに追加した方がいいかもしれません。
あれは本当に萎えるw

支援して下さった方々、保管して下さった方々、荒れていたふいんき(なぜか変換できない)を元に戻してくれた方々、本当にありがとうございます。
そして絵師、職人さんに『鼓舞の舞い』を・・・・ッ!



【チラシの裏】
SR呂布、R司馬徽、UC皇甫嵩、C帯来洞主、C金環三結という5枚黄布デッキを構築してみる。
この構造により、Wダメ計デッキへの勝率が格段と上がったッ!
……それでも大風戒めor大風赤壁で呂布一撃です。本当にありがt(ry