751 名前:クーの群雄外伝 投稿日:2006/08/16(水) 00:39:53 2m7iBu27

川 ゚ -゚)「ツン、ちょっといいか?」
ξ゚⊿゚)ξ「どうしたの、お姉ちゃん?」
川 ゚ -゚)「まずはこいつを見てくれ、これをどう思う。」
お姉ちゃんが私に見せたのは、R諸葛亮だった。
また勝手に部屋に、と言おうと思ったけど、言っても無駄よね、きっと。

ξ゚⊿゚)ξ「そうね、このカードはちょっと使いにくいと思うわ。
      武力も低いし、何より計略が使いにくくて、効果時間も短いもの。」
川 ゚ -゚)「そうか。じゃぁ、次にこいつを見てくれ、こいつはどうだ?」
次にお姉ちゃんが見せたのは、『旧』R諸葛亮だった。
あ、そっか。お姉ちゃんには、まだ説明してなかったわね。

ξ゚⊿゚)ξ「あ、これは昔のカードなの。今でも使えるけど、
      能力その他は全部、こっちの新しいのと同じになってるわ。」
川 。_。)「そうか…」
お姉ちゃんは少し残念そうな顔をして、俯いた。
三国志が大好きなお姉ちゃんのことだから、理由はお察しだけど…

ξ゚⊿゚)ξ「どうしたの、お姉ちゃん?なんだか残念そうだけど。」
川 ゚ -゚)「なに、大したことではない。ただ、実はこんなデッキを考えていてな。」
そういってお姉ちゃんが差し出したのは、
『R周瑜 R諸葛亮 SRホウ統 R魯粛 UC黄蓋』
というデッキだった。


753 名前:クーの群雄外伝 投稿日:2006/08/16(水) 00:41:23 2m7iBu27

川 。_。)「出来るだけ史実通りに、かつちゃんと戦えるデッキだと思ったのだが…
      そうか、今ではこの『東南の風』は、使えないのか…少し、残念だ。」
ξ゚⊿゚)ξ「(このデッキ自体も、お世辞にも強いとは言えないんだけどね…)」
川 ゚ -゚)「わかった、邪魔したな、ツン。」
ξ゚⊿゚)ξ「べ、別にいいわよ、これくらいならいつでも…」
言いかけて、ふと思うことがあった。
こんな些細なことで残念がるほど、お姉ちゃんは三国志が好きなんだから…

ξ゚⊿゚)ξ「そうだ、お姉ちゃん。今からバーボンハウスに行かない?」
川 ゚ -゚)「む?そうだな、別に構わんが、急にどうした?」
ξ゚⊿゚)ξ「ちょっとお姉ちゃんに、やってもらいたいものがあるの。」


(´・ω・`)「やぁ、まずこの古酒(クースー)はサービスだから落ち着いて欲しい。」
川 ゚ -゚)「ほぅ、これは…うん、素晴らしい味だな。ツンもどうだ?」
ξ゚⊿゚)ξ「いや、私は未成年だからダメよ。」
言えない。実はただ単に、極端にお酒に弱いだけだなんて。
姉妹なのにこうも違うなんて、ちょっと不公平な気もするけど。

川 ゚ -゚)「だろうな、ツンは酒に弱いからな。」
ξ゚⊿゚)ξ「ちょ、お姉ちゃん知ってたの!?」
川 ゚ -゚)「当たり前だ、私はお前の姉なんだぞ?」
…前言撤回。かなり不公平だと思う。

(´・ω・`)「(そうか、ツンちゃんはお酒に弱いのか…)」
バッ●-●ヽ(´・ω・`)「(これは貴重な情報だな!)」
ススッミ(´・ω・`)「(おっと、ここでサングラスをつける意味は、別にないかな)」


754 名前:クーの群雄外伝 投稿日:2006/08/16(水) 00:42:19 2m7iBu27

川 ゚ -゚)「で、私は何をすればいいのだ?」
そうだった、今日ここに来たのは、お姉ちゃんにアレをやってもらうためなんだっけ。
ξ゚⊿゚)ξ「あ、とりあえずいつも通りにして。でも、全国大戦は選ばないでね?」
川 ゚ -゚)「カードを入れてお金を入れ…ここまでか、次は?」
ξ゚⊿゚)ξ「うん、ちょっと待っててね(ゴソゴソ)」
私はトラックボールで群雄伝を選択して、ケースから数枚のカードを取り出す。

ξ゚⊿゚)ξ「まずはこのデッキで、その蜀伝っていうのをやってみて?」
『ST劉備 UC関羽 UC張飛 C簡雍 C寥化』
川 ゚ -゚)「ふむ…これだな?蜀伝第一章、桃園の誓い…か。」

~以降しばらくの間、クーは顔文字のみでお楽しみ下さい~
川 ゚ -゚)
Σ川 ゚ -゚)
川;゚ -゚)
川;゚Д゚)
Σξ゚⊿゚)ξ「お姉ちゃんが表情を崩してる…!」
(???)「ホントだお、珍しいお!」
ξ;゚⊿゚)ξ「全くだわ…って、アレ?」
私は今、誰と会話してるんだろ?聞き覚えのある…

…どころじゃない、こんな変わったしゃべり方をする奴、あいつしかいないじゃない!
Σξ;゚⊿゚)ξ「ちょ、アンタいつの間に来たのよ!!」
( ^ω^)「たった今だお。」
まったく、来るなら来るって言いなさいよね!
言ってくれれば、その、もうちょっといい服、着てきたんだから…
(;^ω^)「…あ、カード忘れたお。ちょっと取りに行ってくるお。」
う~ん、戻ってくるなら、呼び止める必要も無いかぁ…


756 名前:クーの群雄外伝 投稿日:2006/08/16(水) 00:43:56 2m7iBu27
 >この勝利、我が民に捧ぐ!

ξ゚⊿゚)ξ「あ、とりあえず終わったみたいね。どうだった、お姉ちゃ…」
川 ;-;)
ξ;゚⊿゚)ξ「お姉ちゃん!?」
な、なんで泣いてるのよ!?
川 ;Δ;)「す、素晴らしい…素晴らしすぎる…私の手で、歴史の足跡を辿って…」
…あ、感動で泣いているのね、ビックリしたぁ。

ξ;゚⊿゚)ξ「そ、そう。喜んでくれたみたいで、嬉しいわ。」
というか、また表情が崩れてる…これじゃぁクールなイメージが…
でも、これってつまり、それだけ三国志が好きなのよね、お姉ちゃんは。
ξ゚⊿゚)ξ「あ、これはコンティニューで次の物語が出来るから…」
川 ゚ -゚)「それは本当か!?ならば…いや、今日はよしておこう。」
…あら、意外。絶対やると思ったんだけど…

ξ゚⊿゚)ξ「どうして?やればいいじゃない?」
川 ゚ -゚)「…いや、今日は覚悟が全く出来ていなかったからな。
      このままだと、我を忘れて続けてしまいそうだ。」
さすがお姉ちゃん。自己分析も完璧だわ。
川 ゚ -゚)「だから、今日はこれでおしまいだ。
      そして、明日からまた、一回ずつ進めていくことにするよ。」


川 ゚ -゚)「さて、じゃぁ今日は帰るか…ん、ツン、どうした?」
ξ゚⊿゚)ξ「私はもうちょっとここにいるわ。その…」
バーン!という威勢のいい音と共に、1人の人が店に入ってくる。
出入り口付近にいた私たちには目も触れず、三国志大戦の状況を確認している。


758 名前:クーの群雄外伝(ラスト) 投稿日:2006/08/16(水) 00:45:08 2m7iBu27

(;^ω^)「も、戻ってきたお!席は…今日は空いてるお!連コし放題だお!フヒヒ!」
川 ゚ -゚)「…ふ、そういうことか。わかった、気をつけて帰るのだぞ。」
ξ////)ξ「…うん、ありがと、お姉ちゃん。」
言い訳なんてしないわ。お姉ちゃんに何言ったって、どうせお見通しなんだものね。

(´・ω・`)「む、いいねぇ、どんどんやってくれたまえ…空いてる間はね。」
( ^ω^)「認識。あ、ツン!アドバイスとか頼むおー!」
ブーンはようやく私に気付いて、声をかけてくる。
…もう、そんな大声出さなくても、ちゃんと聞こえるわよ!
ξ゚⊿゚)ξ「こ、今回だけなんだからね!」
( ^ω^)「とか言いつつ、毎回いいアドバイスしてくれるお。ツンはいいやつだお!」
ξ////)ξ「もう、茶化さないでよね!!」
まったく、人の気も知らないで!そんなセリフ、よく平気で言えるわね…
お姉ちゃんといいブーンといい…私もホント、それくらい素直になれたらなぁ。

川 ゚ -゚)「フフ、頑張れよ、ツン…さて、ところで排出カードは…」
ペリッ
川 ゚ -゚)「(ここから10レス後)か、なかなか格好いいじゃないか、気に入ったぞ。」


761 名前:クーの群雄外伝(ちなみに) 投稿日:2006/08/16(水) 00:48:17 2m7iBu27

( ^ω^)「おお???おおおおお?????」
ξ゚⊿゚)ξ「そこで特攻号令なんてしたら、迎撃されるに決まってるじゃない!!」
(;^ω^)「ついだお!わざとだお!」
ξ゚⊿゚)ξ「どっちなのよ!あ、逆サイドから攻城来て…って、全部隊特攻中じゃない!」
(;^ω^)「攻城合戦なら特攻の敵じゃないお!」
ξ゚⊿゚)ξ「確かに、城ゲージだけ見れば先に落城できるかもしれないけど…」

 >はい!そこまで!

( ^ω^)ξ゚⊿゚)ξ『ですよねー』

そんなこんなで、今日も今日とて、バーボンハウスは、平和なのでした。


768 名前:ゲームセンター名無し 投稿日:2006/08/16(水) 00:56:44 b139G0fo
R鄧艾&鍾会・・・じゃなくて

R姜維

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最終更新:2006年09月11日 22:27