889 名前: ゲームセンター名無し [sage] 投稿日: 2006/07/22(土) 23:15:04 ID:40ZTaKsJ

ツンにカードをもらって以来、最近のドクオは少々プレイの姿勢が変わっていた

(’A`)「クッ。またコモンか!こんなのよりレアだ!レアがあれば!!」
引いたばかりの張任をRボックスに放り込むと、またプレイを再開した。
ランカー愛用デッキの強さを知ったドクオはレアカード、覇者の愛用するデッキに依存するようになっていったのだった。

(´・ω・`)「(ふむ、あまりよくない傾向だな。このままだと初心者狩りなどを始める危険もある。)」
このごろのドクオの変わりように店長は少し心配していた。
(´・ω・`)「よし、少し目を覚ましてやろうかな」

(’A`)「よし、こんどこそレアを!!」
(´●ω●`)「やぁ。久しぶりだね」
(’A`)「あ、あなたはこの間の…」
(´●ω●`)「ああ。『てんちょう』という者だ」
(’A`)「(変わった名前だよな。『天頂』とでも書くのか?)」
(´●ω●`)「今日会ったのも何かの縁だろう。どうだい一戦しないかい?」
(’A`)「えっ?でもオレが勝てるわけないですよ」
(´●ω●`)「じゃあハンデをつけようじゃないか。僕はデッキにR、SRを入れないで戦おう」
(’A`)「えぇ!?てんちょうさんでもさすがにそれじゃあ勝てるわけないですよ」
(´●ω●`)「(思ったよりも重症だな)そんなことないさ。じゃあもし僕が負けるようなら何かレアを一枚あげよう」
(’A`)「(これってチャンスじゃないか?)…いいですよやりましょう」
(´●ω●`)「(よし、食いついた)」


894 名前: 889続 [sage] 投稿日: 2006/07/22(土) 23:18:55 ID:40ZTaKsJ
(’A`):SR董卓、R顔良、U劉備、U張合β、U雛
(´●ω●`):U小喬 陳武 U孫権 孫桓 馬騰 李儒

(´●ω●`)「(ほう。他袁から暴虐にシフトしたか。しかし計略のリスクを把握していないみたいだな)」
(’A`)「最大武力5?楽勝だな」
(´●ω●`)「まぁ試してみればいいさ」
ドクオは全軍端攻め。てんちょうは自城手前ぎみに柵を3つ並べて配置。
警戒もしないドクオはそのまま部隊を前進させた。
(’A`)「伏兵もいないんじゃこの進撃は止められないぜ!」
柵を壊しそのまま城壁へと張り付く劉備と張合。しかし弓を食らいつづけた張合はすぐに撤退、劉備を孫桓がもぐり乱戦で凌ぐ。
董卓と顔良はマウント突撃を狙うが、柵の後ろから振るわれる陳武の槍でなかなか突撃に踏み切れない。
(’A`)「クッなんでこんなに攻めづらいんだ!?」
(´●ω●`)「考え無しに進むからさ。柵を壊す間に出る被害を考えなかったね。そして…」
ススムノデス!
(’A`)「!?しまった!」
攻めるのに夢中になりすぎて反対側から攻城に上がった小喬に気づかなかったのだ。
急いで顔良を自城へ戻すが城壁2発を食らい、しかも逃げる小喬が雛を踏んでしまい伏兵がムダになってしまった。
董卓側も劉備が撤退したため仕方なく戻す。
(´●ω●`)「どうだい?まだ僕は柵を壊されただけだよ?」
(’A`)「時間はまだある!今度こそ!!」
劉備と張合も復活し、部隊を出撃させるドクオ
(’A`)「武力勝負なら断然有利なんだ!」
敵陣に入り、暴虐を発動
イノチヲステテ、オニトカセイ!
(´●ω●`)「確かに真っ向勝負なら確実に負けるけどね」

兵法マスター!プラス外伝! 連環+再建、正兵

(´●ω●`)「なら戦わなければいいのさ」
弓兵以外を城に戻すてんちょう。

その間にも計略によって城ゲージがジリジリと減っていく。
(’A`)「下がるワケにもいかない。このまま!」
連環にかかったままゴリ押そうと柵を壊し始める。


895 名前: 889続続 [sage] 投稿日: 2006/07/22(土) 23:19:58 ID:40ZTaKsJ
(´●ω●`)「焦りすぎだね。それじゃあ思うツボさ」
ニドドタテヌヨウニシテクレル
そのまま攻城にむかった部隊に毒を食らわせる。
さらに馬騰が攻城に出てしまった。
(’A`)「(どうする?顔良じゃ毒で死ぬ。こいつを城に戻して守らせるか)」
思考ののち、顔良を城の防衛に戻す。
さらにこのまま勝負を決めたいドクオは兵法を叩く

兵法!レベル7! 増援の法

兵力を回復した董卓たちは弓で攻城を遅らせられながらもゴリゴリと城ゲージを削っていく。
顔良も馬騰を撃破し、城へと帰還。撤退を免れた。
そしてとうとうてんちょう軍の城ゲージをギリギリ上回った。
即座に劉備の計略で城へと帰還。
そのとき残りカウント15を切っていた。
(’A`)「どうです?これでオレの勝ちだ。もう攻めても間に合わないでしょう」
勝ちを確信するドクオ。
(´●ω●`)「おいおい。これで終わるって?まさかこのデッキの特徴を知らないわけないだろう?」
(’A`)「え?…!しまった!小喬!?」
攻めるのに夢中だったドクオは、勝てるにもかかわらずリードを取った瞬間に逃げてしまった。
てんちょう軍の城から出てきた小喬は計略準備に入る。
急いで攻めようとするドクオだが、気づくのが遅すぎた。
テンヨ、チカラヲ!
ドクオの城に流星が降り注ぎ、ゲージを削られた瞬間時間切れとなった。
あと槍兵の攻城が一発入っていれば逆転はされなかっただろう。


896 名前: 889終 [sage] 投稿日: 2006/07/22(土) 23:22:59 ID:40ZTaKsJ
(’A`)「負けた…」
(´●ω●`)「ドクオ君。これは顔良だけでも守れたのに全員を戻してしまった君の詰めの甘さが敗因だ」
(´●ω●`)「でも今の勝負が楽勝だったとは言わない。君があと一発攻城していれば僕の負けだったしね」
(’A`)「でもレア無しのデッキに負けたのは本当ですよ」
(´●ω●`)「あまりレアにこだわらないほうがいい。さっき君がRボックスに入れてた張任だってコストパフォーマンスのいい良カードだよ。そういうカードを使って自分だけのデッキを作るのも楽しいと思うよ」
(’A`)「てんちょうさん…オレ、デッキを見直してみます」
(´●ω●`)「頑張りなさい。それとコレをあげよう」
(’A`)「これって…>>910?いいんですか?」
(´●ω●`)「ああ。使用率の高いカードだけが強いカードじゃない。それを覚えておきなさい」
(’A`)「ありがとうございます…でも」
(´●ω●`)「なんだい?」

(’A`)「てんちょうさんもこの間人気カードばっかりのデッキでしたよね?董卓とか馬騰とか関銀屏とか」
(´●ω●`)「忘れろ」


低州がなりそうなレア欲&戦略の甘さを考えて(ていうかオレがなったw)

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最終更新:2006年08月05日 00:20