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Link:ドクオ外伝 第8話『一日だけの主人公』

905 名前: ゲームセンター名無し [sage] 投稿日: 2006/07/22(土) 23:31:27 ID:BIGlkWxt

『母の支え』

ドクオの誕生日の一週間前のこと

~~ドクオ宅~~
J(. 'ー`)しo0(もうすぐドクオの誕生日・・・)
J(. 'ー`)しo0(けどあの子、何をあげれば喜ぶのかしら・・・)
J(. 'ー`)しo0(昔はおもちゃで喜んでたのに、今じゃ何が好きなのか・・・)
J(. 'ー`)しo0(ブーン君に聞いてみようかしら)

~~ブーン宅~~
( ^ω^)「ドクオの好きなもの?」
J(. 'ー`)し「そうなの、もうすぐあの子誕生日だけど、何あげればいいかわからなくて・・・」
( ^ω^)「ドクオの好きなもの・・・・・・」
( ^ω^)「今ドクオは三国志大戦にハマってるお!」
J(. 'ー`)し「三国志?」
( ^ω^)「そうだお、カードを動かして遊ぶゲームだお!」
J(; 'ー`)しo0(なんだかよくわからないわ・・・)
J(. 'ー`)し「そのカードってどこかで買えるの?」
( ^ω^)「プレイしたら出てくるお、普通には売ってないお」
J(. 'ー`)し「そう・・・ありがとうね、ブーン君」

J(; 'ー`)しo0(とりあえずパソコンで調べてみようかしら・・・)


907 名前: 905 [sage] 投稿日: 2006/07/22(土) 23:32:45 ID:BIGlkWxt
ドクオ母は自宅に戻り、パソコンの電源をつける。
『三国志大戦』と検索をかけ、さまざまなサイトを見て回る。
レート表を見た母は驚いた。

J(; 'ー`)しo0(このカードって高いわね・・・リサイクルショップに売ってないかしら?)

後日、母は近所のリサイクルショップを訪れた。
ショーケースの中には金銀に輝くカードが様々。前日、インターネットでみたカードだ。

J(; 'ー`)しo0(どのカードがいいのかしら・・・?)

そんな母の目に入ったのは一枚の青いカード。

J(. 'ー`)しo0(これなんてどうかしら?)

それは直感だった。
ガラス越しの一枚のカード。それはどこか自分に通じるものがあった。

J(. 'ー`)し「すみません、このカードが欲しいんですが・・・」


917 名前: 905 [sage] 投稿日: 2006/07/22(土) 23:34:51 ID:BIGlkWxt
~~ドクオの誕生日~~

('A`)「ただいま」
J(. 'ー`)し「おかえりなさい。ドクオ、あの・・・」
('A`;)「ごめん、ちょい疲れてるから寝るわ」
J(; 'ー`)し「そ、そう・・・わかったわ、おやすみなさい」

J(. 'ー`)しo0(ドクオ・・・)

母の背に隠れた手には、小さな封筒が握られていた。
プレゼント用に飾られているそれに入っているのは、もちろん三国志のカード。
ドクオは自分の部屋に入ってしまった。

J(. 'ー`)しo0(明日にしようかしら・・・。でも、今日じゃないと・・・)

母はドクオの部屋の前まで来た。
ノックをし、ドア越しに話しかける。

J(. 'ー`)し「ドクオ、渡すものがあるから、部屋の前においておくわね」

ドクオの部屋から返事はなかった。
母は封筒を部屋の前におくと、リビングへと戻っていった。

J(. 'ー`)しo0(・・・おやすみなさい、誕生日おめでとう、ドクオ)


919 名前: 905 [sage] 投稿日: 2006/07/22(土) 23:35:21 ID:BIGlkWxt
~~ドクオ自室~~
('A`)o0(そういや、渡すものってなんだ?)
('A`)o0(誕生日プレゼントか・・・?くだらなそうだな)

('A`)o0(・・・・・・一応見ておくか)

部屋のドアを開けたドクオの目に入ったのは、小さな封筒だった。

('A`)o0(・・・・・・手紙か?)

ドクオは封筒を丁寧にあけた。そこに入っていたのは、小さな紙と一枚の梱包されたカードだった。


922 名前: 905 [sage] 投稿日: 2006/07/22(土) 23:36:04 ID:BIGlkWxt
『ドクオへ。

誕生日おめでとう。
手紙なんて水臭いけど、ドクオはいつも忙しそうなので、許してください。

少し前まではあんなに小さかったのに、
こんなに大きくなってくれて、母さんは嬉しいです。

いつしか、母さんの身長を超えていましたね。
いつしか、母さんと出かけることがなくなりましたね。
いつからか、母さんと話すことが少なくなりましたね。

けど、私はそれでかまいません。
ドクオが立派な大人になってくれれば、母さんは幸せです。

ドクオのお友達からお話を聞いて、一枚のカードをプレゼントします。
喜んでくれたら嬉しいです。

母さんもドクオが一人前になるまで、影から護り続けますよ。

母より。』


926 名前: 905 [sage] 投稿日: 2006/07/22(土) 23:37:54 ID:BIGlkWxt

('A`)o0(・・・・・・母さん)

('A`)o0(・・・・・・ありがとうな)

ドクオは手紙の後ろにあったカードを取り出した。
プレゼント用の包装をはがすと、そこには金色に輝く、一枚のカードが入っていた。


―――呉夫人
若い孫策、孫権の二人の息子が一人前になるまで、影から護り続けた、孫呉の母である。



('A`)o0(・・・・・・息子達を陰から守り続けた・・・)

('A`)o0(・・・・・・ありがとう、母さん。ありがとう)


ドクオは呉夫人をケースに丁寧にしまった後、眠りについた。
こんな穏やかな眠りを、ドクオは久方ぶりに感じた。