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362 :第九戦“過去への清算”:2008/03/09(日) 14:30:02 ID:Qxk/f/0E0
(´・ω・`)「…………」

ジエンとは別の白い部屋の中で、しょぼくれている顔の男性が考え込んでいた。
他の人と同じくここはどこなのか、という事ではなく、ここに“来た覚え”があるのだ。
しかし、それがどうしても思い出せない。そういう事を考えていた。

思い出すのは諦めよう、と男性が考えた時にある声が部屋の中で響く。

??「ショボンさん、お目覚めですか? 何やら悩んでいるようですが、扉を開き中へ入ってください」

どこからもなく聞こえてくる声。
ショボンは自分が驚かなかった事に驚いた。
そう、これも前に“言われた”ような気がするのだ。

ショボンはこの違和感に戸惑いながら、大きく9と黄色と緑色で書かれている不気味な扉を開いていった。
先にある誰でも驚くような光景を見ても、やはりショボンは驚かなかった。

( ゚゚∀゚゚)「…………」

バーボンハウスでの予選で準優勝をした実力者、砕馬が虚ろな目でジエンと同じく三国志大戦1の筐体の前で座っていた。
その光景も、ショボンは“見覚え”があった。

(´・ω・`)「……どうしてだろうね、ここに来た事が無いのにおぼろげだけど来た記憶がある」

??「それは当然でしょう。あなたは――」

再び部屋の中に声が響く。
その時、ショボンは自分の耳を疑った。

(;´・ω・)「――もう一度、言ってくれないかい?」


364 :第九戦“過去への清算”:2008/03/09(日) 14:34:36 ID:Qxk/f/0E0
??「……やはり、覚えていないでしょうね。これを聞いて下されば分かります」

分かります、と声が途切れたと同時に機械的な音と共にノイズが聞こえてくる。
そのノイズが聞こえなくなったかと思うと、どこからも無くショボンの怒号が聞こえてきた。


――回想編 省略――(かわいそうとか聞こえないよ!)


何十分経ったのだろうか、最後には??の笑い声が聞こえて突然聞こえなくなった時にはショボンはもう全てを理解していた。

(´・ω・`)「なるほどね……でも、“また”僕をここに来させた理由はなんだい?」

??「ショボンさん、あなたはまだ過去を引きずっている。そうでしょう?」

何故知っているんだという表情を顔に一瞬表し、すぐしょぼくれた顔に戻った。
目を瞑り少し考え込んでから目を開き、口も開いた。

(´・ω・`)「……確かにその通りだ。出来る事ならば――」

??「言わなくとも分かります。今では出来ない三国志大戦1を楽しんでプレイしたい……という事でしょう?」

突然言う事を遮られた。だが、怒りは生まれてこない。
しょぼくれた顔が信じられない、という顔に変わっていく。

??「さて、お喋りはここまでにしましょう。貴方達挑戦者は既に1敗がつけられています。
   ここでショボンさんが負ければ――分かりますね? デッキは私が決めました。どうぞゆっくりと」

ショボンはすぐ三国志大戦の筐体にある5枚のカードと、三国志大戦の画面の右下にあるver.1.10という英数を見た。
それを見たショボンの顔は感慨無量、という言葉にふさわしかった。
ショボンは優しく微笑みながら、ポケットからサングラスを出し、かけた。


366 :第九戦“過去への清算”:2008/03/09(日) 14:37:31 ID:Qxk/f/0E0
(´●ω●`)「――、有難う。これで“過去に清算”出来るよ」

??「礼を言われるような事を私がしましたかね? それどころか、罵言が飛んでくると思ったのですが」

素直じゃないな、とショボンはさらに微笑むと筐体にあったICカードを差込み、準備をし始めた。
砕馬も準備をし始め、お互いに赤いボタンを押し続けていた。

――対戦相手が見つかりました――

天頂軍 覇王 証127 勝率74.7%
『C刑道栄 R司馬微 SR劉備(奮起) SR馬超 UC張飛』

砕馬軍 十級 勝率----
『UC周倉 C張宝 R于吉 C刑道栄 C張梁 SR呂布』

(´●ω●`)「……わざわざ戦績も?」

??「それは私の気まぐれなのでお気になさらず」

自分で気まぐれ、とは言わないだろう。
そんな事を思いつつショボン――いや、天頂は配置の準備を終えていた。

天頂のデッキはいわゆる教え白銀というもので、総武力は27と高い。
歩兵が2枚と多めだが、教え白銀は突撃するだけで8割以上持っていける事が出来る。
だから、“槍オーラさえ”消せばそれでいいのだろう。
他にもあの頃では壊れと言われていた奮起や大車輪という選択肢もあり、どんなデッキにも柔軟な対応出来るデッキとも言ってもいい。

砕馬のデッキは今、三国志大戦3でも実在している呂布ワラで、総武力は26と高めだが呂布以外の武力はやや不安だ。
歩兵が驚きの4枚だが、復活・勇猛で武力4と破格のコストパフォーマンスを持つ刑道栄。
武力5という驚きの武力と、それに合った回復計略を持つ張梁。
三国志大戦3では無くなってしまった、落雷を持つ張宝とそれを強化する降雨の于吉。
他単ならば欠かせない存在、槍の国にも存在しない武力3復活槍の周倉。


368 :第九戦“過去への清算”:2008/03/09(日) 14:39:43 ID:Qxk/f/0E0
そして、武力10という最大の武力を持ち、一気に戦況を変える計略、天下無双を持つ呂布。
天下無双で押せない相手――雲散、反計などには降雨からの落雷のコンボもあり、この時代の呂布ワラは今までで一番強かったのではないのだろうか?


青銅色の扉が重々しく、開かれていく。
その先には、北の地で雪が積もっており、櫓が二つあるだけの平地だった。
天頂の配置は城門前に司馬微で、柵が櫓の間を繋ぐように配置されている事以外は左端の最前線に集まっている。
対する砕馬は、天頂から見て左に張宝、周倉で中央に刑道栄、その後ろに呂布。
右端には張梁が配置されており、呂布以外の武将が最前線な事から見ると、相手の戦力を割く為の配置だろう。

――開戦――
開戦の音が鳴り響いた瞬間、部隊と部隊がぶつかり合い大きな音と共に兵力がガリガリと削られる。

『撤退』「周倉」
覚えてやがれ

それもむなしく、馬超の突撃とワイパーによるダメージを受け、すぐ周倉が撤退してしまう。
一体だけでもいると、馬超が存分に暴れられない槍兵を最初に倒した事は、天頂にとって収穫だった。

『撃破』「刑道栄」
覚えてやがれ

砕馬も負けてはいない。呂布の突撃で張飛に突撃しようとするが、天頂も刑道栄を前に出し張飛を守った。
砕馬にとっては張飛を倒したかった。復活持ちでは余り意味が無いのだ。
それをあざ笑うのかように、張飛が僅か兵力1割の状態で悠々と槍オーラをぶんぶんと振り回している。

『撤退』「張宝」
ぐおぉぉぉ

劉備と張飛のワイパーによって、張宝が撤退してしまう。
張梁が城壁に張り付くが、いつの間にか城に戻した司馬微によって攻城を妨害される。


371 :第九戦“過去への清算”:2008/03/09(日) 14:42:11 ID:Qxk/f/0E0
『撤退』「刑道栄」
覚えてやがれ

刑道栄が馬超の突撃によって撤退する。
劉備がこちらの城壁に張り付き、その後ろで張飛がマウントを取っている。
恐らく、呂布と共に復活軍団に攻められてはまずい、と考えたのだろう。
かろうじて呂布を城に戻していたお陰で劉備と乱戦し、攻城を妨害する。

『撃破』「張飛」
ぬぅあぁーっ!

マウントを取っていた張飛だが、砕馬は良く知っていた。
攻城を防ぐ為には、先にマウントを取っている部隊から対処しろ、という事を。
張飛が慌てて退いていくが呂布で素早く張飛と乱戦し、張飛を撃破する。

『撤退』「張梁」
どぅわぁぁぁ

左端で張り付いていた張梁が馬超に突撃によって撤退してしまう。
しかし、仕事は十分にした。張飛だけではなく、馬超までもマウントを取っていたら呂布は撤退してしまうだろう。
撤退させないようにすれば、確実に城壁に1発は入ってしまう。
その所では、呂布ワラを使い続けている砕馬の経験が生きた。

その時、銅鑼の音と共に陰陽太極図が現れる。
――そう、于吉の伏兵だ。

ジャーンジャーンジャーン
『伏兵』「于吉」
ほっほぅ、だまされおって
『撃破』「司馬微」
いかん、いかん


373 :第九戦“過去への清算”:2008/03/09(日) 14:44:42 ID:Qxk/f/0E0
オラオラ、行くぜぇ!

しかし、主力の馬超ではなく司馬微が踏んできた。
それを撃破するが、やはり馬超が踏まなかったのは痛かった。
ここで周倉が復活する。

『撃破』「劉備」
死ぬ時は一緒だぜ

呂布の乱戦で劉備を撃破する。
于吉で柵を壊そうとするが、馬超の乱戦で壊せない。
中央から周倉を出撃させ、さらに兵力を回復してから呂布も出撃する。

行ってやるぁ

『撤退』「于吉」
ほっほぅ、祟ってくれる

刑道栄も復活し、右端に出撃させる。

これが呂布ワラの恐ろしい所だ。
復活持ちのローテーションのせいで足並みを揃える事が難しく、下手に対応すると武力10の突撃や乱戦で大打撃を受けてしまう。
しかし、天頂はその恐ろしさを知っていた。
そして、弱点も。

周倉が柵にぶつかるが、馬超はただ突撃オーラを出して威嚇しているだけで止める気配はない。

地よ

張宝が復活すると共に、城門から刑道栄が出撃してきて馬超と一緒に周倉と乱戦してきた。
だが、流石は武力10と言うべきか。呂布の援護もあり、馬超と刑道栄の兵力がみるみる内に減っていく。
それを見た天頂は無理をせずに、兵力2割な馬超と刑道栄を城に退かせていった。


376 :第九戦“過去への清算”:2008/03/09(日) 14:47:06 ID:Qxk/f/0E0
(´●ω●`)(砕馬君、やるじゃないか。流石は大会準優勝者、と言った所だろうか……
       確かに並の人ならばこの攻勢の前では押し負けてしまうだろうけど、僕には通用しないよ)

今で言う張角ワラなどの復活が早いデッキ相手には『武将を撤退させない』事が一番大事なのだ。
例えば、普通の騎馬と復活持ち騎馬が撤退したとしよう。
勿論復活騎馬の方が先に復活し、出撃してくるだろう。

復活持ち騎馬のデッキが6枚、普通の騎馬のデッキが5枚だとしたら?
一時的だが、6枚と4枚――そう、2枚ものの差が付けられてしまう。
その差がじわじわと効いてきて、さらに差が広がったり攻城を取られたりと散々な事になってしまう。

それを天頂は熟知している。
だから、柵と櫓を壊されても武将の生存を優先した。
教え白銀デッキにとって、司馬徽と馬超は欠かせない存在なのだから尚更だ。

人よ

張梁が復活した所で、刑道栄が右端の城壁に張り付く。
張飛が刑道栄と乱戦し、攻城を妨害した所でさらに周倉も城門に張り付く。
だが、兵力が少ない。刑道栄も張飛の乱戦ですぐ撤退してしまうだろう。

このまま攻め続ける事は出来ない、と判断した砕馬は呂布を退かせた。

『撤退』「周倉」
覚えてやがれ

天頂の部隊が一斉に出撃してきて、そのせいで周倉が撤退する。
そして、画面が兵たちのアップになり――


378 :第九戦“過去への清算”:2008/03/09(日) 14:52:01 ID:Qxk/f/0E0
『知力上昇』―INTELLIGENCE UP―

― 焦りは禁物じゃ ―


『       師の教え    [知力時間]
      味方の知力が上がる
                      』

天頂の部隊に赤いオーラが包まれ、知力が上がる。
この時代の師の教えは知力が+6され、10cも持つ。
知力上昇によるコンボデッキには欠かせない存在だ。

『撤退』「刑道栄」
覚えてやがれ

刑道栄もやはり撤退する。
天頂はこの機を逃さず、全部隊でラインを上げてくる。
右の櫓を壊した所で、張梁が出撃する。

この時点で60c

右端に張飛、その隣に劉備、城門に司馬徽、その左に刑道栄が張り付いた所で再び兵たちのアップになる。


379 :第九戦“過去への清算”:2008/03/09(日) 14:54:59 ID:Qxk/f/0E0
『超絶強化』―SUPER POWER UP―

― どぉりゃぁぁぁ ―


『       白銀の獅子    [知力時間]
       武力と移動速度と
   加速時のダメージボーナスが上がる。  』

ちなみに、1時代の白銀の獅子は士気5だ。
士気5の超絶強化。武力上昇はやや頼りないものの、突撃ダメージボーナスが破格だ。
武力99とかいう桁違いな武力を持つ相手以外……武力40程度ぐらいならば突撃1発で6割以上は持っていけるほど。
その為、蜀のコスト2.5なら馬超で鉄板、とも言われていた。

突撃の表示と共に、張梁の兵力が10割から2割まで一気に減る。
だが、砕馬は慌てずに城に退かせ、于吉を空いている左端で攻城に向かわせつつ攻城を妨害していく。

こういう状況になったら、いかに『呂布を生かし、上手くカウンターするか』が鍵なのだ。
幸い、復活持ちが2人いるので早めに撤退させればカウンターは容易いだろう。

『撤退』「張宝」
ぐおぉぉぉ

張宝が馬超の突撃を受け、撤退してしまう。
馬超が左側に行くのを見て呂布を右側に出撃させ、劉備と張飛の攻城を妨害する。

ここも呂布ワラを使い続けていた経験が生きている。
下手に同時に出撃すれば、真っ先に呂布が狙われるだろう。
だが、呂布ワラは呂布が活躍しなければ勝てないデッキだ。
だから、張宝を囮にして馬超を引きつけ、呂布の武力10を生かした。


380 :第九戦“過去への清算”:2008/03/09(日) 14:59:05 ID:Qxk/f/0E0
『劉備』
『    天頂軍   』

― やっちまえ ―


          『攻城』
     ―TARGET STRIKE―

(´●ω●`)(おや、乱戦から抜けてたみたいだね。カード1枚分ずつ空けといて良かったよ)

『撃破』「劉備」
死ぬ時は一緒だぜ

この後、兵力が僅か1割だった劉備を撃破する。
それを見た天頂は馬超で呂布に突撃しようとするが、既に城に戻っていた。
刑道栄の攻城により、さらに砕馬の城ケージが削れる。

教えの白銀の弱点は、ただ馬超一人が強化されるだけ。
周りは知力しか強化されていない為、馬超を放置しつつ回りを潰されると辛いのだ。
それを砕馬は城ケージを犠牲しつつ、やってのけている。

『司馬徽』
『    天頂軍   』

― 老いぼれ相手に情け無いのぅ ―


          『攻城』
     ―TARGET STRIKE―


381 :第九戦“過去への清算”:2008/03/09(日) 15:04:50 ID:Qxk/f/0E0
続いて城門に司馬徽の攻城が入り、砕馬の城ケージが4~3割ほどになる。
だが、馬超以外の兵力が全体的に減っている。
それを好機と見たのか、張飛には張梁を、司馬徽には刑道栄を、刑道栄には周倉と一斉に出撃させていく。

『撃破』「張飛」
ぬぅあぁーっ!
『撃破』「刑道栄」
覚えてやがれ
『撃破』「司馬徽」
いかん、いかん

ほぼ同時に三部隊を撃破する。

よく見てみれば、砕馬は城を大幅に削られた事、張宝を撤退させた事以外に何も失っていない。
士気は全然使っておらず、士気12になっている。
兵法もまだ未使用だ。

天頂はもう馬超を退かせており、于吉の攻城を妨害しに突撃した。
兵力10割の于吉が兵力2割になり、撤退しそうになった所で画面が暗くなる。

この時48c

『天変』―CHANGE NATURE―

― ほっほぅ、変われぇぃ ―



『           降雨        [知力時間]
           天候が雨になる
  火系のダメージ半減、水雷系のダメージ増加 』


382 :第九戦“過去への清算”:2008/03/09(日) 15:12:00 ID:Qxk/f/0E0
戦場に雨が降り、やや暗くなる。

ちなみに、この時代の于吉は強かった。
35cも持ったと私は記憶している。
士気溢れを防ぐ為、使ったのだろう。
落雷、水計の必要士気が2つ下がるので、この時代は于吉落雷がかなり多かった。

『撤退』「于吉」
ほっほぅ、祟ってくれる

この後すぐ于吉が撤退してしまう。
ここでようやく教え白銀の効果が切れる。

呂布を出撃させ、右端の張梁と合流し馬超の突撃を阻止する。
刑道栄、周倉も合流させて右端には呂布が、城門の左に刑道栄が張り付く。
ここで天頂は慌ててしまったのか、周倉によって迎撃され兵力が2割になってしまう。

(;´●ω●)(くっ……やはり、1年もやってないと鈍るものだね)

この好機を逃さないよう、砕馬は青いボタンを押した。

その時、突如画面が暗くなり兵法の文字と共に雷雲が見えた。
兵法の文字から光が放れたかと思うと、金色の龍が舞い
雄叫びを上げる。

兵法マスタァァァー!

他勢の大攻勢MASTER

地よ


383 :第九戦“過去への清算”:2008/03/09(日) 15:16:55 ID:Qxk/f/0E0
赤いオーラが包まれ、全ての味方の武力が+3される。
ここで張宝が復活し、すぐ出撃させるべくカードを出す。
そのまま張梁を城門に貼り付け、周倉と刑道栄で馬超を倒すべく奥まで移動する。
呂布は城壁から離れ、マウントの体制を取っている。

砕馬にとって、これが実質最後の攻勢。
出来れば落城させたいものだが、それは厳しいだろう。

『撤退』「周倉」
覚えてやがれ

城ダメージのせいで周倉が撤退してしまう。
ここで刑道栄、劉備が出撃してくる。

『撃破』「馬超」
見えぬ、闘志の海が
『撤退』「刑道栄」
覚えてやがれ

(;´●ω●)(ここで馬超が撤退してしまうのは痛いね……)

呂布が間髪入れずに劉備に突撃し、張梁をやや右に移動し、そのまま城門まで乱戦する。

『撃破』「劉備」
死ぬ時は一緒だぜ
『撃破』「刑道栄」
覚えてやがれ

流石は武力13、と言うべきか。
兵力がガリガリと削られ、劉備と刑道栄を撃破する。


388 :第九戦“過去への清算”:2008/03/09(日) 15:25:24 ID:Qxk/f/0E0
ここで大攻勢の効果が切れ、武力が元に戻る。
だが、張宝が既に中央でうろうろし、ピンならば知力9をも殺すほどの高威力落雷のスタンバイをしている。
士気は12。降雨の効果で士気-2なので、落雷の士気は4。
……3発も使える、という事になる。

張飛が出撃してくるのを見て、すぐ砕馬は赤いボタンを押した。

『落雷』―THUNDERBOLT―

― 光の中に消えよ ―


『          落雷     [知力ダメージ]
   敵に雷を3回落としてダメージをあたえる      
                            』

『撃破』「張飛」
ぬぅあぁーっ!

当然ながら張飛を撃破する。

その時、突如画面が暗くなり兵法の文字と共に雷雲が見えた。
兵法の文字から光が放れたかと思うと、金色の龍が舞い
雄叫びを上げる。

兵法マスタァァァー!

注意:このページは作者に優しい再生ページを使用しております

-再起の法-MASTER


389 :第九戦“過去への清算”:2008/03/09(日) 15:27:54 ID:Qxk/f/0E
『張梁』
『    砕馬軍   』


― 我に続けー ―


          『攻城』
     ―TARGET STRIKE―

はっはぁ、復活じゃ

『呂布』
『    砕馬軍   』


― 叩キ潰セ ―


          『攻城』
     ―TARGET STRIKE―

張梁の攻城に続き、呂布の攻城も入り天頂の城ケージが6割ほどに削る。
天頂の城から土煙が多く上がる。

そう、ここが勝負の分かれ目なのだ。
砕馬にとっては、天頂が師の教えを使ってくる前に落雷を落とせば。
天頂にとっては、砕馬が落雷を落としてくる前に師の教えを使えば。
さあ、どうなるか――?


391 :第九戦“過去への清算”:2008/03/09(日) 15:31:16 ID:Qxk/f/0E0
ここで部隊が出撃してきた。
とっさに反応したが、刑道栄だけだった。
ふぅ、と砕馬は一息を付いた。

だが、一息を付いたのが間違いだった。

『知力上昇』―INTELLIGENCE UP―

― 焦りは禁物じゃ ―


『       師の教え    [知力時間]
      味方の知力が上がる
                        』

一斉に次々と他の部隊も出撃してきて、先に師の教えを使われてしまった。

そう、これを天頂は狙っていたのだ。
狙っていたものが来た、と思ったらそうではなかったら?
ほとんどは落胆するだろう。あるいは一息を付くか。
どちらにしろ、僅かな隙が現れる。

それを狙った天頂は流石――とも言うべきだろう。

『撃破』「刑道栄」
覚えてやがれ

刑道栄を撃破するが、状況は不利なままだ。
降雨落雷を落とすにしても、知力+6のせいで高知力軍団になっている。
しかも、上手く1コストが避雷針としてくっついている。
そう、選択肢は一つしか無いのだ。


393 :第九戦“過去への清算”:2008/03/09(日) 15:34:55 ID:Qxk/f/0E0
『超絶強化』―SUPER POWER UP―

― 愚カ者共 ―


『         天下無双     [知力時間]
        武力が大幅に上がり
   さらに兵力と移動速度が上がる     』

ちなみに、この時代の天下無双は5cであり武力+14だ。
二倍速ではあるが、乱戦時による迎撃ダメージも無く兵力回復も4割ほどだったのでこちらの方が万人向けだろう。
まさに天下無双。最強の超絶強化、と言ってもふさわしいだろうが……

『超絶強化』―SUPER POWER UP―

― どぉりゃぁぁぁ ―


『         白銀の獅子    [知力時間]
         武力と移動速度と
   加速時のダメージボーナスが上がる。  』

白銀の獅子はそれを上回る。
天敵である槍さえいなければ、武力40でも50でも大打撃を与えられる。

張梁の攻城が入り、天頂の城ケージが削られるが城壁の槍攻城ぐらいの差が残ってしまった。

落雷を使おうにも、士気は3。後4cも待たなければならない。
しかし、4cも待ってくれる天頂ではない。
呂布を早く乱戦から抜けようとするが、青きオーラを纏った白銀が迫ってくる。
そして、表示される『突撃』――


394 :第九戦“過去への清算”:2008/03/09(日) 15:39:19 ID:Qxk/f/0E0
『撤退』「呂布」
ウゥ、ウゥゥゥ

最後の砦、兵力6割・武力24の呂布がたった突撃の1発で弾け飛んだ。

『撤退』「張梁」
どぅわぁぁぁ

続いて張梁も撤退する。
白銀が次の標的を定めた時、暗い画面がさらに暗くなった。
そう、ようやく士気が4になったのだ。

『落雷』―THUNDERBOLT―

― 光の中に消えよ ―


『          落雷     [知力ダメージ]
   敵に雷を3回落としてダメージをあたえる      
                            』

『撃破』「馬超」
見えぬ、闘志の海が

とっさと馬超のみに範囲を入れ、落雷で馬超を撃破する。
そして、お互いに城に戻っていった。

砕馬の士気はもう0。
呂布がいなければ、ただの烏合の衆なのだ。
対する天頂の士気はまだある。
しかも、馬超がいなくても奮起の大号令――劉備がいる。
それに、攻める理由も無い。


395 :第九戦“過去への清算”:2008/03/09(日) 15:46:54 ID:Qxk/f/0E0
攻めないのも当然の、事だ。

雨がやんだ残り10cで、ようやく呂布が復活し砕馬はラインを上げて攻めていく。
呂布の突撃、そして乱戦で必死に相手の兵力を減らしていったが……

『奮起号令』―IMMORTAL SPIRIT―

― っしゃー、まだまだぁ! ―


『       奮起の大号令   [知力時間]
   範囲内の味方の武力と兵力が上がる   
                          』

最盛期だった奮起の大号令によって、2割ほどだった兵力が全て全回復された。
この場面しか出番は無かったが、この時代の奮起の大号令の効果は武力+3。
そして、兵力8割回復。

この回復量、忠義なんて目じゃない。
しかも、コスト1.5であり武力5知力6魅力持ちの槍兵。
二色でも十分に活躍、入れられるほどのスペックだ。

この後は、もう語るまい。

― 時間切れ ―

  敗  北

砕馬が座っている三国志大戦の筐体の画面に敗北という文字が現れる。
そして、砕馬が倒れていく――


397 :第九戦“過去への清算”:2008/03/09(日) 16:02:41 ID:Qxk/f/0E0
と、読者達はそう思っているのだろう。
作者もそう思っていたのが……

(;゚゚∀゚゚)「ふう、劉備の時の攻城さえ無ければ勝っていたか……」

砕馬は悔しそうに顔をしかめながら呟いた。
しかし、催眠術にかかっていたはずだ。
その強い副作用で、力が抜けるはずなのに――

(;´・ω・)「……あれ? 催眠術にかかっていたんじゃ……」

天頂はサングラスを外し、疑問に思った事を??に聞いた。

??「ああ……砕馬君には“特別に”催眠術をかけないでおきました。
   ただし、対戦が終わるまで『口を聞かない』という条件付きで。
   理由ですか? 様々な実力者がいるバーボンハウス内での予選で準優勝……
   その砕馬君の腕があなたに通用するかどうか――それを試したかったのですよ」

( ゚゚∀゚゚)「まあ、結果的には負けましたがね。なるほど、これが1時代の覇王クラス……
     私もまだまだですね。もっと推進します」

(´・ω・`)「いや……相性が良かっただけだよ。砕馬君ならもっと上を目指せるだろう。
      それと、9と書かれていたけど……集まったのは20人。恐らく、次が最後だろうね。
      ……次の人は、誰だい?」

??「次の人ですか? ショボンさん、覚えているかどうかは分かりませんが――前回と同じ方ですよ」

前回と同じ方。つまり、前回の10番を担当した人物という事になる。
それを聞いたショボンの顔が強張る。


398 :第九戦“過去への清算”:2008/03/09(日) 16:05:58 ID:Qxk/f/0E0
(;´・ω・)「それは無茶苦茶というものだよ! いくらグラサン君でも、一度引退している!
      あなたに勝てる訳が――」

??「いえ、あの時と今の状況が違います。今は8勝1敗……そう、“ゲーム”は終わっていません。
   あの時は“特別”でした。そうでしょう? ショボンさん」

(´・ω・`)「……では、対戦相手は?」

??「ふふふ、あなたの兄――シャキンさんですよ」

そう、前回の10番はグラサンだった。
あの時と今の状況が違う、というのは何の事なのか?
あの時は“特別”だったという事は何なのか……

それは、次の話で分かる事だ。











――to be continued...


399 :ゲームセンター名無し:2008/03/09(日) 16:10:51 ID:Qxk/f/0E0
なんというgdgd。
中盤で連続投稿1回、終盤でさるさん1回くらいました……
流石はメモ帳20KB。パンパンだぜっ

昔の教え白銀は本当に強かったなー……12.5cで天下無双とかの超絶も軽く潰せる超絶……
奮起号令も8割回復&武力+3とかどんだけwww


ここで許して欲しい事があります。
前に15戦、と言いましたが急遽13戦に変更されました(´・ω・`)
いや、本当にすみません。

何か質問や疑問に感じた事があればどしどしと(ry
これで連環が浄化されるといいなーと思いつつ。