Amazing Grace誕生秘話


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Amazing Grace How sweet the sound
すばらしい恵み  なんてやさしい響きなのか
That saved a wretch like me
その響きが私のような惨めな人間を救ってくれた
I once was lost but now I’m found
一度は道を踏み外してしまった私が今救い出され
Was blind but now I see
生きる意味を見出せた

 この詞は、誰でも一度は耳にしたことがある“Amazing Grace”というGospelです。世界中の人々から愛されている賛美歌ですが、それがどのように誕生していったかは知られていません。

 この賛美歌を作曲したのは、ジョン・ニュートン(1725-1807)です。彼は、イギリスの貿易商をしていた父と熱心なクリスチャンであった母との間に生まれました。そのような背景で育った彼は、大きくなると父に付いて船乗りとなりました。そして、様々な船を渡り歩くうちに、黒人奴隷を輸送する「奴隷貿易」に手を染めるようになったのです。
 しかし1748年5月10日、彼が22歳の時、転機が訪れました。船長として任された船が巨大な嵐に遭遇し、非常に危険な状態に陥ったのです。今にも海に呑まれそうな船の中で、彼はお母さんが信じていた神様を思い出し、初めて心の底から「神様、助けてください。」と切に祈りました。
 すると、船は奇跡的に嵐を脱し、彼の命は救われたのです。その時、彼は嵐から助かったことが神様の救いだったと確信し、聖書を読み始めました。そして、イエス・キリストを罪からの救い主として信じ、新しく生まれ変わったのです。彼は奴隷貿易をしていたことを悔い改め、奴隷を人として親切に扱いようになりました。そればかりか、さらに船を降り、牧師の道を歩むようになったのです。
 そんな彼が、「こんな愚かな、どうしようもない者をも主は救ってくださった」という「驚くばかりの恵み」を歌ったのが、この“Amazing Grace”です。彼はやがて多くの賛美歌を書き、死ぬまでこの恵みを語り続けました。
実は日本で2011年3月に“Amazing Grace”をテーマとした映画が公開されました。イギリスで「奴隷貿易廃止法」成立200年を記念して製作された作品です。この映画は、ジョン・ニュートンに師事していた政治家ウィリアム・ウィルバーフォースが奴隷貿易廃止のために戦った実話を描いた物語です。彼は奴隷貿易で莫大な利益を得ていた国や貴族と生涯を賭けて戦い、幾度の苦難に遭いながらも“Amazing Grace”の賛美によって支えられ、ついに奴隷貿易廃止法を成立させます。

このように今も歌われ続ける永遠の名曲“Amazing Grace”は、ひとりの人物が救われたことによって誕生し、そして、その賛美が奴隷貿易を廃止する大きな力となりました。この誕生物語を知って、もう一度Amazing Grace を聴く時、そこにはきっと深い感動があると思いますよ♪

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