「Treo650の日本語環境選び」の編集履歴(バックアップ)一覧はこちら

Treo650の日本語環境選び」(2005/07/10 (日) 14:36:32) の最新版変更点

追加された行は緑色になります。

削除された行は赤色になります。

<h2>日本語環境選択編</h2> <br> palmOneのマシンはそのままでは日本語が使えない。表示もできなければ入力もできない。Treo650にも当然そういったことを可能にするソフトが必要になる。<br> 日本語表示<br> <br> <h3>1.J-OS:<a href= "http://simple-palm.com">http://simple-palm.com/</a></h3> <br> これはパーム界の神様の二つ名を持つ山田達司氏のソフトで,パームの最初期のころ,まだパームが日本に入ってきて間もないころから制作が続けられているソフトで,現在の日本におけるパーム界のまさに神様と言っていい存在である山田氏がつくられたソフト。この他にも氏はとても役に立つソフトを多数つくられているので,パームを買ったら一度は参拝すべきサイトである。<br> <br> <h3>2.JaPon:<a href= "http://www5f.biglobe.ne.jp/~T-Pilot/">http://www5f.biglobe.ne.jp/~T-Pilot/</a></h3> <br> これはまだ新しいソフトではあるが,新しいソフトならではの最新機能や便利機能を備えたソフト。<br> <br> <h3>3.CJKOS</h3> <br> 香港などで買うとついてくる,中国語(C),日本語(J),韓国語(K)表示ソフト。ただし日本で売られているパームにはついてこない。<br> <br> 日本語表示ソフトは主なところではこの2つ(CJKOSは除外して考える)になる。<br> <br> さてどちらがよいか,ということだが,これは何を求めるかによってちがうだろう。J-OSは老舗ながらの安心感がある。JaPonはTreo650にとってとても便利な機能を持っており,また価格面でもアピールしてくる。<br> <br> 私の結論はJaPonで,メニューボタン2回でコマンドメニューが出ること,安いこと,サイズが小さいことで選んだ。<br> <br> <h2>日本語入力ソフト</h2> <h3>1.J-OS IME</h3> これはJ-OSに附属の入力ソフトで,単体でもただである。ただ,こういってはなんだが古い様式のソフトであり,変換に際して画面の一部を占有すること,インライン入力ではない(入力しようとしているところとは別の所に打ち込んだ文字が表示されて,そこで変換してから目的の場所に日本語が入力される)ので狭い画面の中では...と考えて,これは即座に候補からはずした。<br> <br> <h3>2.POBox:<a href= "http://homepage.mac.com/yasseima/index.htm">http://homepage.mac.com/yasseima/index.htm</a></h3> 携帯電話などでも使われているソフト。「あ」と入力すると「あからはじまる言葉(あいさつ,ありがとうなど)」の候補が表示される。よく書く文章だとホンの数ボタン分で入力できる。ただし,私の購入した時点ではTreo650上での問題を抱えており,その時点では候補ではあったが最終的にはずした。<br> <br> <h3>3.ATOK for Palm OS5日本語グラフィティ対応版優待版:<a href= "https://www.justmyshop.com/app/servlet/item?item_code=1250794&amp;idt_tag=512">https://www.justmyshop.com/app/servlet/item?item_code=1250794&amp;idt_tag=512</a><br></h3> Clie用,ではあるが十分に使えるソフト。私自身がWindowsでもMacでもATOKを使っていて,自称熱心なATOK党なので,上2つがただである一方でこちらが(40もするにもかかわらずこちらを買った。JaPonの導入で価格を抑えたのはこれが理由。<br> <br> さて,私が選んだ・選ばなかった理由も込みで書いたが,現状ではPOBoxがいろいろなソフトの組み合わせとPOBox自体のバージョンを選ぶと言うこともあるが,十分に使えているらしいので,POBoxとATOKが候補になるだろう。<br> <br> POBoxは,携帯で使っている方にはよくわかると思うが,慣れた文章では非常に使いやすい。一方で文節を区切る時に難しい言葉の時の煩わしさや,単語辞書そのものの語彙数に以前不満があったこと,ATOKそのものの変換の賢さもあって,ATOKを今でも私は使っている。<br> <br> ただ,ATOKにも問題はあり,まずソフトが大きいこと,キャッシュ問題というTreo650独特の問題で不安定度が増す(といってもリセットがかかりまくる,ということはない。安全分ののりしろがPOBoxより少なくなるというニュアンスでとらえてほしい)こともある。何より結構な額のお金がかかる,ということもあろう。<br> <br> 以上が日本語の環境を構築する際に選択肢となるものだ。安く仕上げたい,というのであればPOBox+JaPonという選択もあろうし,私のようなATOK+JaPonという選択もある。もちろんJ-OSを軸にした組み合わせもあるが,どれも導入時に自分の財布の状況としたいことを考えて選べばよいだろう。<br> <br> <ul> <li>とにかく安く</li> </ul> <br> これはやはりPOBox+JaPonになる。環境を整えれば十分に便利である。<br> <br> <ul> <li>安く,しかしそれなりの環境を</li> </ul> <br> 上の組み合わせでも問題ないが,やはり入力ソフトの賢さとしてはATOKが上,JaPon+ATOKになるか。<br> <br> <ul> <li>とにかく信頼できる環境を</li> </ul> <br> J-OS+ATOK。サイズは大きいが,安心感ならこれだろう。<br> <br> 導入とセットアップに関してはATOKの方がPOBoxよりも簡単なので,初心者,という方にはお金もかかるがATOKをお勧めする。POBoxも自分で単語登録をしていけば自分にとってはとても使いやすいものになるのだが,それまでに手間がかかるので。<br> <br> 選択肢が山ほどある,というのもいいがやはり定番が一番いいと私は思う。その点それぞれ候補が2つずつ,という現状はなかなかいいのではないかと思う。どちらも性格が違っていて選びやすいこともある。<br> <br> 自分にとって便利で使いやすい環境をいろいろと試していくことがパームの楽しみであるといえよう。
<h2>日本語環境選択編</h2> <br> palmOneのマシンはそのままでは日本語が使えない。表示もできなければ入力もできない。Treo650にも当然そういったことを可能にするソフトが必要になる。<br> 日本語表示<br> <br> <h3>1.J-OS:<a href= "http://simple-palm.com">http://simple-palm.com/</a></h3> <br> これはパーム界の神様の二つ名を持つ山田達司氏のソフトで,パームの最初期のころ,まだパームが日本に入ってきて間もないころから制作が続けられているソフトで,現在の日本におけるパーム界のまさに神様と言っていい存在である山田氏がつくられたソフト。この他にも氏はとても役に立つソフトを多数つくられているので,パームを買ったら一度は参拝すべきサイトである。<br> <br> <h3>2.JaPon:<a href= "http://www5f.biglobe.ne.jp/~T-Pilot/">http://www5f.biglobe.ne.jp/~T-Pilot/</a></h3> <br> これはまだ新しいソフトではあるが,新しいソフトならではの最新機能や便利機能を備えたソフト。<br> <br> <h3>3.CJKOS</h3> <br> 香港などで買うとついてくる,中国語(C),日本語(J),韓国語(K)表示ソフト。ただし日本で売られているパームにはついてこない。<br> <br> 日本語表示ソフトは主なところではこの2つ(CJKOSは除外して考える)になる。<br> <br> さてどちらがよいか,ということだが,これは何を求めるかによってちがうだろう。J-OSは老舗ながらの安心感がある。JaPonはTreo650にとってとても便利な機能を持っており,また価格面でもアピールしてくる。<br> <br> 私の結論はJaPonで,メニューボタン2回でコマンドメニューが出ること,安いこと,サイズが小さいことで選んだ。<br> <br> <h2>日本語入力ソフト</h2> <h3>1.J-OS IME</h3> これはJ-OSに附属の入力ソフトで,単体でもただである。ただ,こういってはなんだが古い様式のソフトであり,変換に際して画面の一部を占有すること,インライン入力ではない(入力しようとしているところとは別の所に打ち込んだ文字が表示されて,そこで変換してから目的の場所に日本語が入力される)ので狭い画面の中では...と考えて,これは即座に候補からはずした。<br> <br> <h3>2.POBox:<a href= "http://homepage.mac.com/yasseima/index.htm">http://homepage.mac.com/yasseima/index.htm</a></h3> 携帯電話などでも使われているソフト。「あ」と入力すると「あからはじまる言葉(あいさつ,ありがとうなど)」の候補が表示される。よく書く文章だとホンの数ボタン分で入力できる。ただし,私の購入した時点ではTreo650上での問題を抱えており,その時点では候補ではあったが最終的にはずした。<br> <br> <h3>3.ATOK for PalmOS5日本語グラフィティ対応版優待版:<a href="https://www.justmyshop.com/app/servlet/item?item_code=1250794&amp;idt_tag=512">https://www.justmyshop.com/app/servlet/item?item_code=1250794&amp;idt_tag=512</a><br></h3> Clie用,ではあるが十分に使えるソフト。私自身がWindowsでもMacでもATOKを使っていて,自称熱心なATOK党なので,上2つがただである一方でこちらが(40もするにもかかわらずこちらを買った。JaPonの導入で価格を抑えたのはこれが理由。<br> <br> さて,私が選んだ・選ばなかった理由も込みで書いたが,現状ではPOBoxがいろいろなソフトの組み合わせとPOBox自体のバージョンを選ぶと言うこともあるが,十分に使えているらしいので,POBoxとATOKが候補になるだろう。<br> <br> POBoxは,携帯で使っている方にはよくわかると思うが,慣れた文章では非常に使いやすい。一方で文節を区切る時に難しい言葉の時の煩わしさや,単語辞書そのものの語彙数に以前不満があったこと,ATOKそのものの変換の賢さもあって,ATOKを今でも私は使っている。<br> <br> ただ,ATOKにも問題はあり,まずソフトが大きいこと,キャッシュ問題というTreo650独特の問題で不安定度が増す(といってもリセットがかかりまくる,ということはない。安全分ののりしろがPOBoxより少なくなるというニュアンスでとらえてほしい)こともある。何より結構な額のお金がかかる,ということもあろう。<br> <br> 以上が日本語の環境を構築する際に選択肢となるものだ。安く仕上げたい,というのであればPOBox+JaPonという選択もあろうし,私のようなATOK+JaPonという選択もある。もちろんJ-OSを軸にした組み合わせもあるが,どれも導入時に自分の財布の状況としたいことを考えて選べばよいだろう。<br> <br> <ul> <li>とにかく安く</li> </ul> <br> これはやはりPOBox+JaPonになる。環境を整えれば十分に便利である。<br> <br> <ul> <li>安く,しかしそれなりの環境を</li> </ul> <br> 上の組み合わせでも問題ないが,やはり入力ソフトの賢さとしてはATOKが上,JaPon+ATOKになるか。<br> <br> <ul> <li>とにかく信頼できる環境を</li> </ul> <br> J-OS+ATOK。サイズは大きいが,安心感ならこれだろう。<br> <br> 導入とセットアップに関してはATOKの方がPOBoxよりも簡単なので,初心者,という方にはお金もかかるがATOKをお勧めする。POBoxも自分で単語登録をしていけば自分にとってはとても使いやすいものになるのだが,それまでに手間がかかるので。<br> <br> 選択肢が山ほどある,というのもいいがやはり定番が一番いいと私は思う。その点それぞれ候補が2つずつ,という現状はなかなかいいのではないかと思う。どちらも性格が違っていて選びやすいこともある。<br> <br> [[Treo650]]<br> 自分にとって便利で使いやすい環境をいろいろと試していくことがパームの楽しみであるといえよう。

表示オプション

横に並べて表示:
変化行の前後のみ表示:
記事メニュー
目安箱バナー