ダンジョンマスターパート(簡易ルール版)
■ダンジョンの難易度を決めましょう
DMのレベルと、基本修正値をきめます。
以下の項目での目標値の出し方の基準になります。またダンジョン内で判定の判断の基準になります。簡易版では平均値になるような数値を推奨します。
考え方のヒント
ソードワールドの場合は「冒険者レベル」という、素敵な数値がありますので、それを基準に考えて行きましょう。あとソードワールドにおいては「困った時は14(能力値)」という素敵な言葉がありますのでそれを参考に・・・
遊び方の例:ソードワールドの場合
DMレベルは、PTの平均冒険者レベルから出しましょう。簡易版はそのまま平均値を採用することを推奨します。
基本修正値は平均的な能力値ボーナスから考えます。
・ぬるめ+1
・普通?+2
・辛目+3
簡易版では普通?な+2を採用します。
■固定ロールと対抗ロールの数値を決めましょう。
判定における目標値をきめましょう。ここで決めた目標値を基準値としてダンジョン内のあらゆる判定に適用されます。基本的に簡易版では固定ロールの使用を推奨します。固定ロールとは一定の目標値を決めてあるものです。対抗ロールとはプレイヤーとダンジョンマスター側でダイスの振り合いを行うものです。状況に応じて対抗ロールを混ぜるとよりスリリングになるでしょう(笑)
考え方のヒント
上記項目で決定した「難易度」と冒険者のレベルやスキルを考慮し期待値のやや上位の数値を設定するといいと思います。遊び方例:ソードワールドの場合
2D(期待値として7)+DMレベル+基本修正値(通常難易度の場合+2)
固定ロール:期待値(7)+DMレベル+基本修正値(2)
対抗ロール:2D+DMレベル+基本修正値(2)
■基本威力値を決めましょう。
ダメージや回復量などの威力を決定する方法を決めます。
考え方のヒント
冒険者が使える攻撃魔法の威力を参考にして考えるといいでしょう。
遊び方の例:ソードワールドの場合
DMレベルx5レーティング
補足
簡易版の場合、最大レーティングを「20」にしておいた方がいいかもしれません。
■チャート
ダンジョンマスター(ソードワールド用)
ダンジョンマスター(ソードワールド用) | ||
DMレベル | 平均冒険者レベル | |
基本修正値 | +2 | +2 |
固定ロール | 期待値(7)+DMレベル+基本修正値(2) | |
対抗ロール | 2D+DMレベル+基本修正値(2) | 2D+ |
基本威力値 | DMLvx5レーティング |
■補足(応用編へ)
難易度を上げ下げ
基本修正値→全体的な判定に関わります。罠や鍵の解除ができなかったり(またはその逆)の場合はここを調節してみましょう。
DMレベル→全体的な判定のほか、モンスターの強さや罠のダメージに直結します。調整は慎重に。