通貨とは、評価尺度機能、価値交換機能、価値貯蔵機能を持ちます。
私達が暮らしている社会では貨幣というものがありますが、
大昔は、貝殻や紐を通貨としている所もありました。
つまり、この3つの機能さえ満たしていれば、どんなものでもいいんです。
どんなものでも条件さえ満たしてしまえば通貨として使えるのであれば
自らの才能や作品、ひいては自分自身を通貨として使えないか?
それを実現する為に、才能や作品など様々なものをタグによって管理し
通貨として利用できるようにする"タグ通貨"というシステムを考えだしました。
2.通貨の評価尺度機能
まず、通貨の条件の一つ目、評価尺度についてですが
貨幣であれば千円、一万円など目に見える尺度がありますが、
義理人情、恩などは目に見えませんし、ある人が義理などをどれだけ大事に
しているかもわかりません。
それを、タグを付ける事により可視化してしまうのです。
例えば、「一生のお願い」を何回もしている人は、その「お願い」の重要性は
低く見えてしまいますが、普段お願いをしない人が「一生のお願い」をしたら
それはとても重要な事なのでしょう。
このような曖昧な尺度を、その人が「一生のお願い」タグを使用している
頻度や重要性により評価尺度を決定出来ます。
3.通貨の価値交換機能
次に価値交換機能ですが、これは支払の手段です。
物々交換では、等価値のモノでしか交換できませんでしたが、
タグに価値の評価尺度が存在し、その物の価値を計れるのであれば、
交換するときの媒体として機能します。
4.通貨の価値貯蔵機能
最後に価値貯蔵機能ですが、これは価値を保存する事です。
例えば、林檎は時間とともに腐って価値が低下し
最後には消えてしまいますが、それを防ぐ手段としての通貨を用います。
タグ通貨であれば、実体としては存在しないので劣化することはありません。
おしまい。。。
[みなさまへのお願い]
どこが意味がわからないか
指定した方法で指摘してくれると助かります。
答えは予習教材にほとんど書いてありますが、疑問をコメントしてくださるだけでもありがたいです。その際にどの行がどうして意味がわからないのかコメントください。
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最終更新:2015年02月10日 13:33