春に来る鬼 骨董店「蜻蛉」随想録


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600 名前:イラストに騙された名無しさん[sage] 投稿日:2007/01/18(木) 23:08:45 ID:B7qYkJ83
おっさんだけど面白く読めたよ。

主人公は名古屋から二時間ほどの山村に住む浪人の決まった女の子。
大学卒業間近の骨董屋見習いとその幼馴染の日本舞踊の跡取りの
二人の男がメインの登場人物。この二人は大学の歴史民俗学科の先輩後輩。
主人公の住む村に骨董の鑑定に行った見習いが祭りで天狗役をやらされる羽目になる
ことから物語が始まり、異形の者が見えてしまう主人公の悩みや
2年前の祭りで主人公と仲の良かった民俗学を学ぶ女子大生が失踪した謎をからめて話が進む。

陰陽師とかが出てきて悪霊を祓うとかそういう超人的な展開は無し。
「見えてしまう」主人公も普通の常識人だし、大学の研究室の学生や教授が登場したりして、
オカルトっぽい感じじゃなくてわりと現実寄り。
メインの男の一人が女形だっていう設定が女性向けレーベルらしいサービスなんだろうけど
その設定もそんなにしつこくないから男が読んでも抵抗ないかと。

まあ作者は民俗学が本当に好きなんだと思う。
とはいえ娯楽小説だし、ものすごく深いことを書いてるわけではないんだと思うけど、
民俗学がらみの薀蓄をさらっとうまく話に溶け込ませてる感じ。
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