1.1のn乗

100万円が一年で1.1倍になるということを考えて見ましょう。

一年たっても10万しか増えないと考えるとそれほど大したことでは

ないように思われます。


では、30歳のときから100万円を毎年10%で運用したら?

と考えて見ましょう。

10年後 2.59倍でおよそ259万円

20年後 6.72倍でおよそ672万円

30年後 17.44倍でおよそ1744万円

40年後 45.25倍でおよそ4525万円

50年後 117.3倍でおよそ1億1739万円

となり30歳のときの100万円は80歳になるころには1億を越えます。


ではこれがもし年率20%で運用できたとしたら、

10年後 6.191倍でおよそ620万円

20年後 38.33倍でおよそ3800万円

30年後 237.37倍でおよそ2億3737万円

40年後 1469.77倍でおよそ14億6977万円

50年後 9100.438倍でおよそ91億44万円

となります。

30歳のころの100万は退職するころの60歳ですでに2億を越えています。

実際には、毎年数万ずつでも上乗せしていくので

もっと大きな額になりますね。


1.1倍、1.2倍と聞くと大したことではないようですが、

時がたてば馬鹿にはできないことだと思わされます。


実際に、株で莫大な資産を築くいた方の多くは、

短期で数倍になったり数分の一倍になるような短期投資をせず、

このような長期投資をしているそうです。


人の努力の積み重ねも似たところがあるかもしれないという

話を聞きました。


人の成長が等比数列的になっているかという

厳密な理論は抜きにして、

もし毎月今の1.1倍ずつでも成長していけたとしたら、

10年もすれば、1.1の120乗倍、計算すると92709倍

成長していることになります。


何もしないのとは偉い差ですね。

日々の生活を大切にしなければと思います。

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最終更新:2007年03月07日 23:19