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 リカバリーとは恐らくは幅広く使われている言葉ではあると思うが、この場合は精神病からの回復といった意味で使っています。

 現在の精神医療では官界という言葉や完治という言葉を使います。これらが病気が治ったという意味で使います。薬を飲まなくても働けることを完治といい、薬は飲んでいても安定して働ける状態を官界というそうです。
 精神医療は医療ではなく刑務所のようなものです。なので、患者も反対運動をします。その中でオルタナティブ医療ができました。当事者同士が語り合ったり助け合ったりする、ピアサポートやアノニマスといった活動です。そのような当事者同士の助け合いでつらい気持ちを埋めていく作業を『回復』と呼び、官界や完治よりも遥かに明るく自分を持って生きていくことができる人が大勢出てきました。
 官界や完治は患者自身が決めた選択では有りません。医者が突然に思いついたようにいう台詞です。その台詞はいつまでたっても聞けません。ですので、精神病は治らないと一般的にはいわれています。ところが精神病は治らないのではなく精神病を医者が治せないのです。官界や完治してもつらくない生き方はできません。いえ、かえってつらくなるかもしれません。医者の選択に任せてもいい結果が出ません。そんな中、回復というのは完治や官界とは遠い存在ですが、精神病が治るという言葉に近いと思います。その回復を選択するのは患者本人です。自分で自分を回復できます。

 日本では回復といわれていますが、各国でリカバリーなどとも呼ばれています。そのリカバリーは回復を具体的に説明したものでした。仲間との信頼関係がリカバリーというないようでした。私は、ピアサポートやアノニマスの中に信頼関係を心から感じますが、精神医療からは微塵も感じません。ここに、精神病の壁が有ると思いました。

 先日痛感したことが有ります。社会復帰しましたという仲間があまりにも排除的な思想を持っていました。医療によってつくられた官界、完治、もしくは社会復帰というのは非常に信頼関係がなくつらい思いを常にしている人だと感じます。リカバリーに向かう人はもっと自分に自信が有り明るい雰囲気を受けました。
 相反する病気への見方がこうも人を変えるとは驚きました。

 精神障害者自身がリカバリーを作り上げれるような時代を作りたいです。