875 :1/4[sage]:2010/11/21(日) 20:39:17 ID:???
こういうのあったらいいなという理想というか、
既に脳内ストーリーと化した妄想なんだけど。

色々趣味全開。
  • パニックもので追い詰められながらも仲間と協力して窮地を脱する展開は燃える。
  • 相棒とかパートナーとかバディって言葉にグッとくる。
  • AI萌え
  • 「戦わなければ生き残れない!」が燃えで萌え。

ある日突然、一人暮らしの主人公のもとに宅急便で届いたPDA(携帯情報端末機)。
主人公はそのPDAを起動した事をきっかけに《バトル》という死のゲームに
巻き込まれていく。

《バトル》とは要は大規模な鬼ごっこで、ある期限までに逃げ切れれば
莫大な賞金がもらえる、というもので、ただしこのそこで起きる全ては
自己責任…というもの。13人用意される参加者が最後の一人になるか、
中に入れられている《裏切り者》のPDAにパスワードを打ち込めば終了。
その場合賞金は残っている人間で山分け。

参加者に1台ずつ配られるPDAには固有の人格AIが搭載されており、
参加者は皆その人格AIをパートナーにして《バトル》を戦う。
主人公のPDAの人格は生真面目な男性人格 「レックス」。

他には丁寧で優しい男性人格「リチャード」、しっかり者でちょっと
セクシーな女性人格「クイーン」、おしゃまな女性人格「ステラ」、
中性的な「ノネット」、残酷な快楽殺人者の相棒で自身も狂気的な所のある
女性人格「エイプリル」などがいる。
876 :2/4[sage]:2010/11/21(日) 20:42:02 ID:???
主人公は最初《バトル》をゲームみたいなものだと思っていたが
街中に現れた怪物(鬼ごっこの鬼)に追い掛けられたり、怪物に捕まって
喰われた参加者が消えたりなど常識では考えられない状況に追い詰められていく。

また、《バトル》の終了条件を考えて他の参加者を減らそうと襲ってくる者もおり
《バトル》とはその名の通り、戦うことが必要な苛酷なものだった事を
身を持って学び精神的に消耗していく。

パートナーであるレックスの事も最初はナビ程度にしか思えず、
次は自分をこんな恐ろしい事に巻き込んだ…と逆恨みしてみたり
逆にレックスの方もいかにも機械的な態度をとっていたり慇懃無礼であったり
良好な関係を築けずにいた。

しかし《バトル》を勝ち抜くにはPDAのバックアップなしには不可能と
渋々彼と協力しはじめた主人公は、機械でありながら皮肉を言ってみたり、
(主人公を和ますために)まじめな口調で冗談を言うレックスに少しずつ親しみを
覚えていく。レックスも「パートナー」の身を案じるようになり、
段々と主人公とレックスは本当の相棒になっていく。

13人いるはずの《バトル》の参加者は年齢性別を問わず様々な人間がいるが、
その中には、主人公と同じように何がなんだか全く分かっていない者や
この《バトル》の場が何だか分かっている者がいる。

信用できる者、信用できない者、他の参加者に害をなすもの、裏切る者。
主人公は迷いながらも、この《バトル》を勝ち抜くため、生き残るため
協力して戦うことを選ぶ。そして行動によっては極限状態の中で
お互いがかけがえのない存在を得ることもある。


877 :3/4[sage]:2010/11/21(日) 20:42:56 ID:???
以下攻略対象。

  • 妹思いの青年
病気の妹の治療費を稼ぐため《バトル》に参加している。
主人公と同じでここが何なのか分からず戸惑っており、体格の割に気弱と
いうかややヘタレ気味だが、ここぞという場面では勇気を見せる。
「何なんだよここ……ホントに何なんだよ……」
「……君を、守りたい。俺、そのために強くなるよ。
戦う事も立ち向かうことも、もう……恐れたりしない」
相棒AIは「リチャード」
『初めてお目にかかります、お嬢様。わたくしめはリチャードと申します』

  • チャラ男
チャラチャラしているように見え、言動も軽いがPDAを使いこなしており
《鬼》から逃げるどころか逆に狩るような事もする侮りがたい実力の持ち主。
他の参加者たちに自分と共闘するよう呼びかけている。
「いいから俺と一緒に来なよ。後悔はさせないから」
「あいつら……人間の気持ちをなんだと思ってるんだ。俺は絶対に
こんなゲームをぶち壊してやる。あいつらの思い通りになんかならない!」
相棒AIは「クイーン」
『もうっ、なんて人なの。あたしの事こんなに酷使してっ! パートナーじゃ
なかったらアナタみたいな男と一緒に行動するのなんて絶対にゴメンだわ』

  • 謎の美青年
人格AIの搭載されていないPDAをもって《バトル》に参加している。
(だから本来なら13人の参加者の所、実質14人いる)
《バトル》にもぐりこんだものの非正規のPDAをもつ自分には賞金をもらう
資格がないため協力する代わりに賞金の一部を渡せ、と主人公にもちかける。
「いいかい、こういうのは考え様だ。戦えないなら逃げるってのも
一つの戦術ってね」
「あんたを見てると思い出す。……いや、何でもない。忘れてくれ。
……相棒を大切にな。あんたは、パートナーを守ってやれ。後悔しないように」


878 :4/4[sage]:2010/11/21(日) 20:43:59 ID:???
  • 相棒AI・レックス
主人公のPDAに搭載されている人工知能。生真面目な性格。
発言が天然なのか口が悪いのか主人公には図りかねる時がある。

『なるほど、君は予定外の事が起きるとまず声という形で外部に
発散させることで心理的ストレスを緩和させているのか』
「……悪かったね、うるさくて」
『いや、人間もなかなか合理的システムを持っていると感心しただけだ。
声を出さないことで君の内部システムがハングアップしてしまったら元も子もないからな』

『君のパートナーになれたこと、私は誇りに思っている。ありがとう』

《バトル》で主人公は最後まで生き残れるのか。《裏切り者》は誰なのか。
主催者の目的は。《バトル》は何なのか。進化したAIたちはどうなるのか。
主人公と相棒はどんな未来を迎えるのか……みたいな話をぼんやり考えた。
妄想するのは苦労いらずで楽しいです。

もちろんチャラ男と謎の美青年には事情があって怪しく見えても
根は善人みたいな設定。《裏切り者》も一応、誰なのか推理できるように
無駄に考えた。楽しかった。ただ前提の萌え4設定が先にあって肝心の
細かいところが本当にぼんやりすぎて形にするのが難しそうなのでとりあえず投下。

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最終更新:2012年04月29日 22:39