207 :名無しって呼んでいいか?[sage]:2009/01/10(土) 18:57:57 ID:???
汚エロなしの童話モチーフな乙女ゲーやりたい
というわけで妄想投下

幼少時、主人公は親の知人のおじさんからクリスマスプレゼントの胡桃割り人形をもらう。
「君にしか解けないのだ」
意味深な言葉を、その時の主人公は深く考えなかった。
皿いっぱいの七面鳥、柔らかな蝋燭の光。
しかしその幸せは一瞬で崩されてしまう。
その日の火災で自分以外の一家は全滅、人形をくれたおじさんも亡くなってしまう。
「ああ、運がなかった。この世界では魔法が使えない」
「しかし君だけは生き残りなさい。そしてあの呪いを…」

ショックで記憶を失くした主人公は、親戚の子供として引き取られる。家族のことも、おじさんが残した言葉もすべて忘れて。
昔の自分を取り戻す手がかりはその人形のみだ。
年頃になった主人公は、ある夜人形にささやく。
「時々夢を見るの。知らない人々が、私に微笑むの。
あの人たちは誰なのかしら」
「わたし、知りたいわ」
気付くとまわりは何故か戦争の真っ最中。
はつかねずみの王の剣が、今にも青年めがけて下ろされようとしている。
慌てて投げたスリッパが、鼠軍に大ダメージを与え、その場は両者一旦退くことに。
そこで出会った青年は、どこかで見たことがあった。
主人公が迷い込んだ不思議な国は、主人公がいた世界とは違って夢のようなもの。
不安定で、最大国の王が不在の今、近く壊れてしまうそうだ。
はつかねずみが代わる王の座を狙っているがそうさせるわけもいかない。主人公にしか救えないのだと訴える。
その言葉を聞いて、主人公は青年の面影に強い既視感を覚えた。
「このままでは、国もろとも君だって消えてしまう」
なんとかする方法を探していくうちに判明していく謎、蘇る記憶、そして新たに生まれる想い。
出会う人物たちはすべて「玩具」なのだという。
彼らもまた、様々な思いを胸に抱えていた。
夢から覚めるそのときまで、主人公は不思議な国に滞在することになる。

くるみ割り人形
「信じてるよ。君ならきっと解いてくれる!」
にこやか微笑んでいる人形の青年。主人公を知っているらしい。
はかなげな印象のお坊ちゃん風美少年だが、中身は勘違い炸裂の天然。
実は不思議な国の王子で、人間な上人形をくれたおじさんの甥。
一族が魔法を使えるため、それを恐れた先代はつかねずみの王が魔法使いに依頼して次期国王の彼を人形に変えた。
魔法を解くには、別の世界の「心の純粋な少女」の愛情が必要らしい。
(そのためにおじさんは、現実世界にやってきて主人公に人形の甥を与えた)

はつかねずみの王
「腹減ったのか?…待ってろ」
色黒でワイルドな外見のため、可愛らしいネズミの耳が明らかに浮いている敵軍の王。
先代が始めたこの戦争に疑問を持っている。
乱暴だが意外と気配り屋で、惚れた相手には尽くすタイプ。
別の世界から来た主人公に興味をもつ。

金平糖の精
「……人間の作り出す味は、僕たち玩具には真似できないんです」
甘いもの好きで、人形の国の王宮パティシエ。
お菓子でできた王宮は彼による傑作。
少年のような外見だが、厨房では最年長。
意味不明な発言をぼそりと呟く。
人間に強い憧れをもつ妖精。


など。力尽きたorz

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最終更新:2012年04月29日 23:27