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明け方に冥魔出現の報を受けたので出撃、特に問題なく倒して帰還すると
地下では第一試合がほぼ決着していた。ガングリルはすでに倒れ、
ユウキと金侍が双方かなりの手傷を負って相対していた。
一合の切り結びの後、立っていたのは金侍のほうだった。
勝った、初めて二人に勝ったぞと叫ぶその姿に不覚にも共感してしまった。
おそらく彼にとってディーンを含めた三人は立ち塞がる巨大な壁だったのだろう。
普段は品のない金侍が今日ばかりは熱血な人間に見えた。まあ気のせいかもしれないが。
そのまま第二試合を観戦、吽也先生、律華の順にフード姿のミスターXが撃破していく。
淡々と勝ち、淡々と去っていくその姿に薄ら寒いものを感じた。
相手に合わせた横綱相撲だったのでいまいち特徴はつかめなかった。
でもあの端々に見えた動きはライラックなんだろうな。
できれば戦いたくないものだ。
ダイダロスの第一試合は決斗が間桐とノルンを倒し、
第二試合は阿耶先生がバングとライラを圧倒したそうだ。
間桐に第一試合の愚痴を聞きながらいろいろ状況を整理していると
第二試合どうやら突然阿耶先生が強くなったその同じ頃にミスターXによって吽也先生が
倒されていたと推測できた。あの二人は一体どこまで繋がっているんだろうか。
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カテゴリ: [[[闘技>業務日誌/カテゴリ/闘技]]] - &trackback() - 2011年08月05日 00:12:38
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