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今日から二足の草鞋生活となる。
今朝中州のメンバーにそのことを告げると一様に納得いかない顔をしていた。
だが俺が来年以降も深宮に残るための手順の一つだと説得し一応の理解を得た。
本土に渡りエリクシールで簡単な入校式と自己紹介、そして初授業を受けた。
式でハンナはこの学校で学べることはテクニックでも精神でもなく
ただの転ばぬ先の杖のつき方なのだと言っていた。
それのおまけで自分の料理の味や心が伝わり、広がれば嬉しいと語っていた。
たぶんあいつの性格からして本音は自分の料理を広めたいというのが主なんだろうが
なかなかに入校式の演説としては刺さる内容だったように思える。
素のあいつを知らなければコロッと騙されていたかもしれない。
授業では塩の歴史と種類、消費期限について学んだ。
普段何気なく使っているものだが流石に調理の基本になるものだ。
想像以上に奥の深い世界だった。
基礎でこうなのだから、実践になるとどんなものが飛び出すのか。
楽しい一年になりそうだった。
それにしてもアースガルド発の高速船は便利だ。
一日仕事だった本土帰りを通学時間程度に短縮しているのだから。
追伸:リサ、シィル、譲に襲撃を受けた。一体どこから情報を得ているのだろう。
何故話さなかったのかと問い詰めてきたので譲は必要ない職種であること、
リサはすでに免許を取得していること、シィルも取得しようと思えば
ノルンがどうにかできることを理由に挙げ、反論を封殺した。
シィルは自分の未熟さを材料に通学への意欲を示したが次の入校時期が
来年の春になることを告げると諦めたようだった。
それにしても
普段俺に対して優位に物事を進めるリサの敗北感溢れる表情は良かった。
譲のしょんぼりした顔には少し罪悪感を感じたがまあそれも普段の行いが
原因だと思って諦めてもらいたいと思った。
いつもの柵を忘れて新しい環境で集中したいと思う俺の本音は成就されそうだ。
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