業務日誌/2012年02月19日/月衣の可能性と危険性 - 中州の日々～亜鳥紫音 業務日誌～

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アプフェルツヴェイグの新入社員研修があった。
ウィザードだけが集められたのでまた物騒なことかと思ったが座学だった。
月衣の特殊な使い方についてだった。

どうやら最近、本土では月衣を利用した戦闘技術が急速に進化しているらしい。
同僚の中にももう使いこなせている者もいるようだ。

俺も挑戦してみたが上手くいかなかった。
教師役が言うにはこれができない程度のウィザードはこの先生き残れないのだそうだ。

戦場はいつから、そんな単純なものになったのだろうか。
これに頼りすぎて死ぬ馬鹿が増えそうな予感がする。
由来のわからない力を過信するほど危険なこともないだろうに。

カテゴリ: [普通] - &trackback() - 2012年02月19日 01:22:00

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