中州の日々~亜鳥紫音 業務日誌~

常識知らずの論理

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shion-atori

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物陰から微かな声が聞こえたような気がして入っていくと
客らしき男がスタッフの女性に対して何やら言い寄っていた。
下手をすると痴漢やそういったことにも発展しそうな雰囲気だったので
話を聞くため事務所へ連行した。

怯えて声も出せないスタッフと何の悪気も感じず逆に連行されることに対して
文句を言い続ける男。非常に酒臭い。

あげく金を払っているのだから少しくらい好きにさせろ、
露出狂みたいな恰好してる以上そっちも期待してるんだろ
などという暴言を吐いてきた。

とりあえず代わりのスタッフを要請したりしながら男を論破した。
どうやら途中で酔いが醒めてきたらしく、だんだんと青い顔になっていき
警察にだけは連絡しないでくれと懇願するように変化していった。

どうでもよくなったので眼前でグラスを握りつぶし、血塗れの手で撫でてやると
男は泣きながら二度と問題を起こさないという誓約書にサインした。

追伸:流馬は殺してもよかったんだぞと言っていたがさすがにそれはまずいだろう。


カテゴリ: [事件] - &trackback() - 2012年04月22日 01:01:45

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