中州の日々~亜鳥紫音 業務日誌~

奪われた超時空妖塞Mark-Loki

最終更新:

shion-atori

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無限殺しがGazer-Xという高位存在から継承した(本人曰く奪い取った)存在因子がある。
第四世界の地上で見た精霊船に近いが、あれよりももっと圧倒的な力を持つ移動要塞で、
無限殺しは「超時空妖塞Mark-Loki」と呼んでいた。

前回ラース=フェリアに送ってもらった時には気づかなかったが、どうやらGazer-Xは
この要塞に世界律の違う何かを封印していたらしい。
第八世界に居場所を持たない無限殺しが自身の住居として要塞を利用しようとして
船内を探索していた際にその封印を解いてしまったらしい。

要塞はソレに乗っ取られ、無限殺しは奪還のために要塞の全機能を停止し
終末事件から現界突入まで潜伏していた狭界「アースガルド」に不時着させた。

無限殺しからの連絡を受けて駆けつけた時、要塞は真っ黒な木の根のようなものに覆われていた。
そして無限殺しは、無数の人造人間と戦っていた。
明らかに格の違うのが混じっていたが、基本的には黒い根から造られた吹けば飛ぶような雑魚だった

だが、敵は無尽蔵に増え、強いのも核っぽいのも黒い根によってどんどん再生しやがるので埒があかない。

だから俺と無限殺しは最終手段に頼ることにした。
文字通り根を絶ってから倒すために、京本結に黒い根を枯らす除草剤を製造しらもらう。
あの女ならできる気がする、というのが俺たちの共通認識だった。代わりに何を要求されるか
少し怖ろしいところはあるが背に腹は代えられん。

さっき、頼んできた。
枯らした後のでいいからサンプルを採ってきてほしいというのが京本の要求だった。
無茶な願いでなくてほっとしている。

無限殺しは戦乙女と獣娘に居場所を特定される前に移動したいそうなのででき次第向こうに戻るだろう。


カテゴリ: [報告] - &trackback() - 2009年11月17日 00:07:44

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