中州の日々~亜鳥紫音 業務日誌~

アースガルド・プレオープン最終日

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shion-atori

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十店舗あるショップスペースがとんでもない混雑になっていた。最終日に土産を買おうとする
招待客が殺到したからだと思われる。各スペースにあるショップやホテルのコーナーは
それほど人が入っていなかったので集団心理というものの怖さがあると痛感した。

俺はそれを避けてシネコンスペースへ行き、アクションものの映画を観賞。
自分の日常のほうが酷いことに気がついて少し凹んだ。
出てきたところを譲に捕まりラブロマンス系の映画を一緒に見たが、
やはり何がいいのかよくわからなかった。人間関係とは難しいものだ。

その後天津の連中や鈴、悟などと合流したので昼食後はゲームスペースの
ボーリングやカラオケ、あとアスレチックなどに参加してみた。
アスレチックは中級ウィザード以上推奨というわけのわからない基準の場所に通され
全員で死ぬ思いをして帰ってきた。楽しかったがもう少し安全性に配慮をお願いしたい。

途中で金執事と決斗の喧嘩を目撃したがすぐ警備に通報だけして立ち去った。
後で聞いたが二人はトモエに酷い目に遭わされたらしい。自業自得だ。

全体的な感想としてはとても面白い施設で集客力も十分に見込めるものだと感じた。
逆に本土からも高速船一時間で客が呼べてしまうことが深宮という土地にとって危険なことに
なるのではないかと心配になった。まあネコ神なら人間が増えて喜ぶだけか。
改善点を挙げるならいくつかの施設の安全性と○○スペースという名前だろう。
名前は少々変わったもののほうがインパクトがあっていいと思うと伝えておいた。
一考の価値はある、と流馬も言っていたし手助けになったのなら言った甲斐もあるというものだ。

追記:中州に戻ると仮面の男達がうんざりした感じでこの魔境で活動している勇者に敬意を表すると、
感想を言って帰っていった。まあ酷い目にあったのだろう。少しは転属願いを出し続けた俺の気持ちが
わかってもらえたなら嬉しいのだが。

追記二:絶滅社の上司に文句を言われた。中州に応援に出したエージェントの半分が辞表を出したのだという。
この連休に深宮で起きた事象を俺は知らないが、まあいつものことだろうから、
そいつらが温いだけだったのだろうと言っておいた。


カテゴリ: [報告] - &trackback() - 2010年10月11日 23:45:45

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