中州の日々~亜鳥紫音 業務日誌~

アースガルド、オープン前夜祭

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shion-atori

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各方面から通信連絡が頻発し大学にも行けない状態だった。
アースガルドの者達は俺を管理職の人間かあるいは便利アイテムだと思っているのでは
ないだろうか、あとどんな施設なのか気になるのはわかるが巫女さんまで連絡してくる始末で
しかも明らかに仕事ではなく私的な興味のような話し方だった。姫さんの頃が懐かしい。

いや、姫さんならこれに乗じてもっと厄介な事件を俺に押し付けてくる。いなくて良かった。

流石に絶滅社の上司は誰も連絡して来なかったが子供のいるウィザードなどは興味があるらしく
何人もの知り合いや知り合いの知り合いが連絡を入れてきた。
だから俺は便利屋ではないと今日この台詞を何度言ったかわからない。

夕方ファシアが灯台で機嫌良さそうに踊っていた。不吉だ。

追伸:李刻、琴、ルセリア、アカネが前夜祭に参加するためアースガルドへ行ったので
鈴と叢雲と三人で遠くに花火を見ながら留守番。今夜は一晩中明るいのだろう。
こんなふうに誰もが笑っていられる世界が続けばいい。悲しいことはごめんだ。


カテゴリ: [普通] - &trackback() - 2010年11月03日 02:35:43

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