業務日誌/2011年07月05日/教えられること - 中州の日々～亜鳥紫音 業務日誌～

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ウィザードが通う教育機関は正式な教員として雇うのではなく
あくまでも臨時講師を年に何回か勤めてほしい、という話だった。
どうやら彼らは俺がもう定職にはつけないと見越して
傭兵稼業の合間に後進の育成を、と考えたようだった。

本当に暇な時でいいなら、という条件で受けることにした。
どうやら巫女さんの母親や柊のヤツも同じような契約をしているらしい。
一度も授業を行わなくても一定の報酬が支払われるとのことだ。
まあ、何もしないで金を貰うことなどできないので俺は講義にいくと思う。

だが何を教えればいいのかはわからない。
とりあえず俺の今までの経験と教訓を伝えることができればいいと思っている。

カテゴリ: [普通] - &trackback() - 2011年07月05日 00:10:42

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