ともし火を中にあら野の吹雪哉
明治二十六年 冬
柿食えば鐘が鳴くなり法隆寺
教科書で必ず出会う偉大な御方を調べてみました。
正岡子規 近代俳句の祖とされ、芸術にまで高めた。
「写生」という自然をありのままにとらえ
客観的に詠む写実主義を確立。
多くの俳人・歌人に影響を与えた。
句誌「ホトトギス」を明治三十一年に発刊。
高浜虚子、河東碧梧桐らと共に
俳句・短歌革新に努めた。
夏目漱石と親交があったことは有名。
子規が二十八歳の時、日清戦争に従軍。
帰途の際に喀血。肺結核に蝕まれる。
明治三十五年(1902) 三十五歳、永眠。
四国は愛媛県、松山出身。
最終更新:2006年11月29日 14:26