896 :合作、第七戦目:2008/12/14(日) 20:37:05 ID:2GaVrb880
( ^ω^)「…………」

ついに、太尉昇格戦の四戦目。
今まで全勝で、この一戦さえ勝てば――

太尉。

それはブーンにとって、とても大きく、そして遠かった目標。
それが、目の前にある。

――対戦相手が見つかりました――

[東京]バーボンハウス
ブーン軍 一品 勝率56.3% 『6連勝中』
『SR曹操 UC夏候惇 SR王異 C曹昂 C郭皇后』(軍師C陳グン 天3.5 地4.5)

<勝てば昇格>

[東京]ソニックブーム
荒巻軍 司空 証17 勝率64.2% 『2連勝中』
『UC凌統 UC周倉 R陸抗 C廖化 UC程普 Rホウ統』(軍師??? 人8)

<勝てば証獲得>

( ^ω^)「……お?」

最初に、ブーンが目に入ったものは「司空」という文字。
続いて「荒巻」という文字。

思わず、声が出てしまいそうになってしまった。

897 :合作、第七戦目:2008/12/14(日) 20:39:44 ID:2GaVrb880
(´・ω・`)「ブーン君――」

ショボンが心配そうな表情で、小さく声をかける。
声が聞こえた瞬間、ブーンの負けてしまうというネガティブな思考が変わった。

自分はあの「天頂」と引き分けた実績があるのだ。
だから負けてしまう、というのではない。
勝つのだ。
これに勝てば、太尉という称号を掴み取れる。

ブーンはそう考えると、自然と自信が湧いてきた。

( ^ω^)「司空がどうしたお! 倒して、太尉になってやるお!」

(´・ω・`)「……いらない心配だったかな」

ショボンが不安そうな表情から優しい微笑みに変わり、ぼそり、と呟いた。

――――

/ ,' 3「おや……ブーン君、遂に太尉昇格戦かい。しかも、勝てば昇格とは。
    いやあ、初心者だったあの頃が懐かしいよ――のう、ジョルジュ君」

荒巻は話しながら後ろへ視線を移した。
そこにはブーンの太尉昇格戦が嬉しいのか、ブーンに追い抜かれてしまうのが悔しいのか
複雑な表情をしているジョルジュがいた。

898 :合作、第七戦目:2008/12/14(日) 20:44:18 ID:2GaVrb880
(;゚∀゚)「うっ……俺も早く太尉にならないとな……
     荒巻さん、ブーンの太尉昇格戦でも手加減は――」

/ ,' 3「無論、全力で阻止するよ。わしも証獲得のチャンスなものでな」
  _
( ゚∀゚)「……何か企んでますね?」

/ ,' 3「ふふふ……どうだろうね?」

不敵な微笑みをしつつ、返す荒巻。
一体、どんな奇抜な策略をしようと言うのか。

――――

(´・ω・`)「ブーン君、僕はちょっと仕事があるから行ってくるよ。
       ……言っとくけど、今の君には勢いがある。
       その勢いを失わないよう、利用してやるんだ。
       ――でも、その勢いを過信してはいけないよ……」

ショボンはそう言うと行ってしまった。

確かに今のブーンは連勝に次ぐ連勝で、三品から一品に、そして一品から太尉昇格戦に辿り着いた。
それはどう見ても、勢いがあると言えるものだ。
先ほどのネガティブな思考から、ポジティブな思考に変われた理由の一つにも勢いがあった。

しかし、相手は経験に富み、老獪な荒巻だ。
実力者が集まるバーボンハウスの中でも、上に立つ実力者。
勢いだけでは勝てない。
ショボンは遠まわしにそう言ったのだが、ブーンは気付けたのだろうか。

900 :合作、第七戦目:2008/12/14(日) 20:50:16 ID:2GaVrb880
――しばらくお待ちください――

扉が開かれ、開戦の時に近づいた。
その間、ブーンは考えていた。
荒巻に勝利する、策を。

( ^ω^)(荒巻さんのデッキは全部人属性だお。
       それに、小戦は士気3で12cだったかお。
       開幕小戦と奥義となると、増援か知勇か……
       こういうデッキ相手には、3戦目のように足並みを揃えて求心が上策だお)

ブーンの配置は城門前に王異と曹操、それ以外は左右に集まっている。
開幕と思われるデッキ相手だからなのだろう、全て城の前だ。

それに対する荒巻の部隊は、ブーンから見て全て左側・最前線だ。

――開戦――

開戦という大きな文字と共に、銅鑼が鳴る。
ブーンは開幕から攻めてくる、と心してかかった。

(;^ω^)(……お? 攻めてこないお?)

しかし、荒巻は動かない。
一瞬、ブーンは戸惑ったが前にあった求心対決を思い出した。
そして、荒巻の勝利パターンは何なのか、という事を考えた。

( ^ω^)(士気3開幕小戦。それに奥義を加える形だから、ブーンだったら兵力は出来る限り温存したいお)

そう、荒巻の狙いはずばり開幕小戦。
確かに士気3で武力+2と12c持つ小戦の指揮は開幕ならば強力だ。
しかし、それを使う頃には兵力が少ないのでは効果も半分以下になってしまう。

903 :合作、第七戦目:2008/12/14(日) 20:55:23 ID:2GaVrb880
それ故に、荒巻は攻めない。
それに気づいたブーンだが、荒巻の白兵スキルはかなりのものだ。
下手に攻めてしまうと、逃げられた上に伏兵と開幕小戦による、カウンターをされてしまう。
こちらからも攻められず、お互いに初期配置からほとんど動かない。

( ^ω^)(開幕小戦には雲散があるし、保険の再起もあるお。
      落ち着いてやれば大丈夫、なはずだお……)

ブーンは突撃オーラを纏って、こちらへ近づいてくる廖化に気づいた。
こちらには威嚇出来る槍兵がいない。
それならば、と曹昂をガラガラな右端で攻城へ行かせた。

やはり荒巻も、その攻城を阻止しようと廖化を戻らせた。
曹昂を戻らせ、廖化も左側にいる部隊に合流したら再び攻城へ。
そんな事を二度、三度と繰り返す。

( ^ω^)(……睨み合いはどうも疲れるお)

せっかち、というよりも何かをしていなければ落ち着かない性格。
そんなブーンだが、今は太尉昇格戦、しかもこの戦いに勝てば太尉に昇格するのだ。
ここで我慢するのは当然、と言っても良いだろう。

だが、やはり睨み合いというものは重圧を与え、時間が長く感じる。
ブーンも突撃をしてみよう、と試みるが上手い具合に弓と槍が重なっており退かざるを得なくなった。

( ^ω^)(……廖化が左側に来たお。こっちの士気は4、小戦を使ってくるかお?)

曹昂を端攻城を向かわせるが、廖化は阻止に行かなかった。
やはり、小戦を使ってくる。
そう確信したブーンは、騎兵で弓に突撃しようとした。

905 :合作、第七戦目:2008/12/14(日) 21:00:05 ID:2GaVrb880
それを阻止しようと槍兵が槍撃を繰り出しつつ、威嚇してくる。
そんな行為は、先程の睨み合いで何度も行った。
だが、それ故にやや慢心もあったのだろうか、槍兵が僅かに弓兵の前へ出てきた。

ジャーンジャーンジャーン

銅鑼の音が鳴ると共に、伏兵の合図である陰陽太極図が現れる。

『伏兵』「曹操」
<天は我に味方せり!>
『撃破』「凌統」
<冗談だろ!?>

主力である、2コストの凌統を撃破する。
開幕に重きを置いたデッキにとって、この事態は「最悪」と言えるものだ。
だが、荒巻は構わず進軍してきた。
ブーンにとって、それは「無謀」だと思えるものだった。

(*^ω^)「よーし、郭皇后も端攻城に向かわせるお!」

ブーンは狙い通り、という風な表情をし郭皇后を端攻城に向かわせた。
曹昂を含む二体を端攻城に向かわせたが、相手は同じ2コストを失っている。
大丈夫なはずだ、とブーンは思っていた。

ジャーンジャーンジャーン
『伏兵』「ホウ統」
<まんまとかかったな>

周倉と乱戦していた主力である夏候惇が、ホウ統の伏兵を踏んでしまった。
だが、流石は知力7。さほど兵力は減っていない。

907 :合作、第七戦目:2008/12/14(日) 21:03:47 ID:2GaVrb880

『全体強化』―ALL POWER UP―

― 皆の力を、今こそ ―


『        小戦の指揮   [知力時間]
      味方の武力が上がる
                          』

それを合図にするのかように、小戦の指揮を使ってきた。

( ^ω^)(雲散の範囲には……弓以外全て入ってるお。これは雲散しかない!)

――――

『妨害』―INTERRUPT―

― 今だっ! ―


『        雲散の眼光   
      計略による効果を消す
                          』

隻眼将の睨み。
武力が上がっていた部隊が、一瞬で元の武力に戻ってしまった。
  _
(;゚∀゚)「これじゃ、凌がれちゃうんじゃないか? 荒巻さんがぱちるなんて珍しいな……」

主力を伏兵によって失ってしまう事を、ぱちると呼ぶ。
それは、荒巻にとっては本当に珍しいものだった。
それを知るジョルジュは、こう呟いた。

909 :合作、第七戦目:2008/12/14(日) 21:09:01 ID:2GaVrb880
/ ,' 3「今のブーン君には勢いがある。だが、まだまだ経験が足りないようだね」
  _
( ゚∀゚)「……へ?」

だが、荒巻は慌てるような様子を見せない。
それどころか、全ては上手く行っているような事さえ感じた。

/ ,' 3「つまり、こういう事だよ。
   ブーン君と私の士気差は1.5だから、小戦を使った時点で士気は4.5。
   後6c粘られてしまうと、求心を使われて容易く凌がれた上にカウンターされてしまう」

荒巻は話しながら、手を青いボタンへ伸ばす。

/ ,' 3「そこで、だ。主力である凌統をわざと撤退させる釣り針を作る。
   そうすれば、その釣り針に釣られて、端攻城に戦力を割いてくれる。
   ふふふ……そこに小戦を使い、雲散を使わせる。そして――」

してやったり、というような微笑みを見せた。
そして、伸ばした手で青いボタンを押した。

          人
                『諸葛亮』  LV15
                『   荒巻軍   』

― 我が智謀をお見せしましょう ―

     集        精




     陣        兵


911 :合作、第七戦目:2008/12/14(日) 21:12:28 ID:2GaVrb880
/ ,' 3「これで、押し潰すという訳さ」
  _
(;゚∀゚)「……何から何まで計算通り、って訳っすか。
     有利かと思いきや、荒巻さんの手の上で踊っているって感じだな」

――――

エロ軍師と呼ばれる所以である、おうぎぃん☆という声と共にかかる精兵集陣。
これで雲散されなかった弓は武力+4、他の部隊も武力+2となった。
流石に曹操、夏候惇、王異だけではこれを止めきれない。

何故、ブーンはこの精兵集陣が予想出来なかったのか。
それは、最盛期だった「忠義デッキ」の存在に他ならない。
何とか兵力を減らしても、忠義の大号令で回復。
そこをまた減らしても、七星祈祷で回復、そして忠義の大号令……

そんな、負けを何度も繰り返す内に、人属性の陣――精兵集陣という存在が薄れていったのだ。

(;^ω^)(まさか……)

ここでブーンは気付いた。
凌統を撤退させたのも、二体を端攻城させたのも、全ては荒巻の計算通りだったという事を。
いくらかの攻城を、ブーンは覚悟した。

『郭皇后』
『  ブーン軍  』

― この程度? ―


          『攻城』
     ―TARGET STRIKE―

914 :合作、第七戦目:2008/12/14(日) 21:15:28 ID:2GaVrb880
流れるムービー。
郭皇后の城壁攻城が入るが、ブーンは違和感に気づいた。
最初に攻城へ向かわせていたはずの、曹昂が先に攻城していないと。

やはり、曹昂は攻城ラインに入っていなかった。
この痛恨のミスを悔やむ暇も無く、荒巻は進軍してくる。
ブーンは攻城ラインへしっかりと入れ、郭皇后を城門へ移動させた。
それを見て、荒巻は柵を壊し終えた後に廖化を戻らせた。

(;^ω^)(落ち着いて……ローテーションを上手くするんだお)

程普とホウ統が張り付いてくる。
後ろには陸抗と周倉で、マウントを取っている。
ブーンはやや慌てつつも、しっかりと王異でホウ統に弓を撃ち、程普には曹操を乱戦させた。
続いて夏候惇で場内突撃をホウ統にしようとした。

迎撃

(;^ω^)(一瞬で槍オーラが出たお!? ずるいお!)

青い文字。
飛天使いにとって、これが快感になっていくという話があるが、今はとりあえず置いておこう。
恐ろしく浅く張り付けといて、突撃してきた敵を一瞬で槍オーラを出し迎撃する。
そのせいで兵力がほんの僅かしかなくなり、城へ戻っていった。

某五虎将の動画を見た事がある方は、あれをイメージしてほしい。

『撤退』「曹操」
<何だと!?>

槍撃の音が、途切れる事のなく聞こえてくる。
兵力に余裕があったはずの曹操が、周倉の槍撃と陸抗の弓によって撤退する。

916 :合作、第七戦目:2008/12/14(日) 21:18:42 ID:2GaVrb880
『撤退』「郭皇后」
<こんなの嫌>

後僅かで城門攻城に入ろうという所で、廖化に突撃されてしまった。
攻城する時間、そして騎馬の移動にかかる時間。
1時代から長い間、やってきた荒巻にはその事が体に染み付いていたのだ。

曹昂の攻城で荒巻の城ゲージを削るものの、やはりブーンにとっては辛い状況に変わりはない。

(;^ω^)(きっついお……)

『程普』
『   荒巻軍   』

― 攻めて攻めて攻めまくれぃ ―


          『攻城』
     ―TARGET STRIKE―

程普の攻城が入り、ブーンの城ゲージが削られる。
しかし、精兵集陣と小戦の指揮はもう切れた。
これで求心によるカウンターを荒巻は止められない、とブーンは考えていた。

( ^ω^)(お、廖化がこっちに向かってくるお? 曹昂も城門に向かわせるかお)

曹昂を城門へ移動させ、いくらか兵力が回復した夏候惇を出撃させた。

『撃破』「程普」
<無念>

919 :合作、第七戦目:2008/12/14(日) 21:21:22 ID:2GaVrb880
同じく兵力が減っていた程普を撃破した。
カウンターの為に、夏候惇を撤退させる訳はいかない。
すぐ城へ戻らせようとした時、予想外の出来事が起こった。

突然、突撃という文字が現れる。

『撤退』「夏候惇」
<やるじゃねぇか>

(;^ω^)「アッー!」

ブーンは思わず声を出してしまった。
まさかの、瀕死の廖化での突撃。

荒巻は主力を倒せるのならば、1コストの武将など撤退させても構わないという考えを持つ。
上級者にとっても、こういう事は普通だろう。
だが、ブーンは出来るだけ武将を撤退させずに戦うという考え方を持っている。
だから、向かってくる廖化を見ても「突撃はしてこないだろう」と安堵してしまっていた。

(;^ω^)(主力を倒せるなら、撤退しても構わない。こういう考えが重要なのかお……)

撤退した程普の代わりに、ほぼ無傷の陸抗が張り付いてくる。
さらに、兵力が少なくなったホウ統を戻らせて、今度は周倉で城門へ張り付いてきた。

開幕デッキには、様々な種類がある。
荒巻のように、小戦の指揮や陣を利用し「号令デッキ」のような戦い方を開幕に行うデッキ。
魅力持ちを多く入れ、通常ならば中盤ぐらいしか使えない計略を開幕から使うデッキ。
スペックがよい武将を多く入れ、素武力によって押すデッキ。

いずれも様々な戦い方があるが、ほとんどは中盤からは「局地戦」デッキになる。
号令型デッキに、足並みを揃えさせてしまうとほぼ負けは確定する。
その事を、荒巻はよく知っていた。

921 :合作、第七戦目:2008/12/14(日) 21:24:33 ID:2GaVrb880
ブーンは無理攻めしすぎるのではないか、と思ったが今のブーンには何よりも、効果的な戦い方だった。

(;^ω^)(これは再起を使うしかない)

          地
                『陳グン』  LV11
                『  ブーン軍  』

― これが私の奥義です ―

     興        再




     軍        起

<寝ておられん>
<いいかしら>

『周倉』
『   荒巻軍   』

― ひるむなぁ、進めぇ ―


          『攻城』
     ―TARGET STRIKE―


奥義の再起興軍を使い、曹操と郭皇后が復活する。
しかし、周倉の城門攻城は止められなかった。


923 :合作、第七戦目:2008/12/14(日) 21:27:56 ID:2GaVrb880
『撃破』「廖化」
<ここは退かせてもらう>
『撃破』「周倉」
<ぬぅあぁぁーっ!>

ブーンはすぐ城に戻っていた王異と曹操を出撃させ、撃破する。
城ゲージは一見、同じように見えるがよく見てみると、ブーンの方がやや負けている。

ここでまたもやブーンは違和感に気付いた。
曹昂の攻城はどうしたのか、と思い敵城の方に目をやった。

『撤退』「曹昂」
<おさらばです>

(;^ω^)(凌統が復活してたのかお……)

攻城ゲージはほぼ赤く染まっている。
しかし、凌統が乱戦しており攻城には到らなかった。
そこまで計算し、廖化を進軍させてきた荒巻は流石としか言い様が無いだろう。

『撃破』「陸抗」
<父のようには行きませんね>

さらに、陸抗も撃破する。
ここで再び仕切り直しになり、睨み合いになる。

城ゲージはこちらが負けている。
しかし、この仕切り直しで、足並みは揃う。
このまま覇者の求心からの猛攻へ繋げれば、逆転するのは容易いだろう、とブーンは考えていた。

<まだ終われねぇ>
<私は生きています!>

926 :合作、第七戦目:2008/12/14(日) 21:31:34 ID:2GaVrb880
しばらくして、夏候惇と曹昂が復活した。
ブーンは今すぐ出撃させたい気持ちを抑え、兵力が十分に回復したのを見てから全軍を出撃させた。

荒巻も出撃させてきた。
しかし、ばらけており小戦の指揮を使える布陣ではない。

『英傑号令』―HEROIC COMMAND―

― 皆の者、力を見せよ ―


『        覇者の求心   [知力時間]
      味方の武力が上がる
                          』

それを訝しげに思ったブーンだが、ここは求心が最善の選択と考えた。
柵にぶつかった瞬間、求心を使って武力を上げる。

連環もこう城に近くては、あまり効果が無い。
他にも特に気をつけるべき計略はほとんど無い。
これで勝った、とブーンは確信した。

『撤退』「曹昂」
<おさらばです>
『撃破』「廖化」
<ここは退かせてもらう>
『撃破』「周倉」
<ぬぅああぁーっ!>

周倉の迎撃、そして廖化の突撃で兵力を削られた曹昂が、撤退する。
しかし、曹昂の犠牲で廖化・周倉を撃破する事に成功する。

928 :合作、第七戦目:2008/12/14(日) 21:34:57 ID:2GaVrb880
それを見た荒巻は、すぐ陸抗、ホウ統の部隊を退かせる。

『王異』
『  ブーン軍  』

― 楽勝ね ―


          『攻城』
     ―TARGET STRIKE―

程普と凌統が弓を撃ち、槍撃をしてくるがブーンはそれを気にせずに攻城を重視した。
王異の城門攻城を皮切りに次々と攻城が入り、荒巻の城ゲージが削れていく。

覇者の求心を使い、攻城をする。
確かにそれは確実で、最善の策だ。
だが、ブーンはそれだけで、勝利を確信してしまった。
――荒巻の狙いが、それであると気付かずに。

求心の効果が切れ、武力が元に戻る。
そこを狙ったのかように、城から荒巻の部隊が現れてくる。

その時、ブーンはある人の言葉を思い出していた。

―― 相手が勝ち誇った時、そいつは既に敗北している ――

(;^ω^)「しまっ……」

ブーンは思わず、という風に声を出してしまった。
だが、状況は変わらない。
もう、手遅れだった。

931 :合作、第七戦目:2008/12/14(日) 21:38:42 ID:2GaVrb880
『撤退』「郭皇后」
<こんなの嫌>
『撤退』「夏候惇」
<やるじゃねぇか>

荒巻の狙いに気付いたブーンはすぐ退こうとした。
しかし、いつの間にか退路に程普と凌統がいて塞がれてしまった。
曹操で助けようとするものの、的確な槍撃で邪魔をされ撤退してしまう。

『撤退』「王異」
<参ったわね>

王異は城門に深く入り込んでいる。
退く事は出来ないという事は、ブーンは分かっていた。
問題なのは、夏候惇と郭皇后が逃げられなかった事だ。

これでブーンの部隊は曹操しかいなくなり、それに対し荒巻の部隊は周倉と廖化しか撤退していない。
しかも、士気も9残している。
そんな絶好のカウンターチャンスを荒巻は逃す訳も無く、容赦なく部隊を進軍してくる。

ブーンは曹操を城の中へ逃がし、兵力を回復したのを見て出撃させ、突撃オーラをまとった。

『妨害』―INTERRUPT―

― そのまま倒れるがいい ―


『        連環の計    [知力時間]   
      移動速度を下げる
                          』
しかし、荒巻はそれに対して無情にも連環の計を使う。

933 :合作、第七戦目:2008/12/14(日) 21:41:23 ID:2GaVrb880
(;^ω^)(一人掛け!? しかも、知力10に!? まさか、落城させる気かお!)

ブーンの城ゲージは残り7割程。
荒巻の攻城する部隊は、程普、陸抗、そして城門に張り付いている凌統。
何とか乱戦しようとするも、廖化の乱戦でさらに移動速度が遅くなりなかなか攻城阻止が出来ない。

荒巻の事だ、この機を逃さずに連続城門攻城をしてくるだろう。
――曹昂が復活する頃には、既に落城するとブーンは悟った。

『凌統』
『   荒巻軍   』

― 突き進め ―


          『攻城』
     ―TARGET STRIKE―

まず、凌統の兵士が城門に丸太を叩き込み。

『陸抗』
『   荒巻軍   』

― 今こそ好機、攻め上がれ ―


          『攻城』
     ―TARGET STRIKE―

続いて陸抗が移動してきて、連続で城門に攻城をしていく。
曹操が動けない間に城ゲージが大幅に削れ、黄色になる。

7 :合作、第七戦目:2008/12/14(日) 22:02:42 ID:2GaVrb880
そして――

『落城』「凌統」
―― 死にたくなけりゃ武器を捨てろ! ――



――――

/ ,' 3「ふう……悪く思わないでくれよ、ブーン君」

荒巻は溜息をつきながら言った。
その溜息は、ブーンの太尉昇格戦に一敗をつけてしまった罪悪感からか。
それとも、単なる疲れからか。
  _
(;゚∀゚)「かー、容赦ねえなぁ。俺には一人掛けの判断は出来ねえや」

/ ,' 3「最後の求心の攻めに対して士気を使わなかったんだ。
   ここで使わなければ無駄になるし、落城出来ると踏んだものでね」

画面に壁画が現れ、欠片が1つ増える。

――証18――

次の位である、丞相までの道。
残る欠片は、2つ。

/ ,' 3(……ブーン君には辛い事をしてしまったが、後1戦ある。
   その1戦がプレッシャーとなり負けるか、跳ね返して勝つかは君次第だよ)

――――

9 :合作、第七戦目:2008/12/14(日) 22:04:33 ID:2GaVrb880
ショボンは仕事に一段落つき、大戦コーナーへ向かった。
しかし、ブーンが座っているはずの台に、ブーンがいない。

(´・ω・`)(……ん? ブーン君がいない?
       性格からして、勝ったら僕が戻ってくるまで待つはず。
       ……これで挫けていなければ、いいんだけどね……)

ふう、とショボンは小さく溜息をつくとドアの方へ視線を向けた。
ブーンは、今頃どうしているんだろうか、というような事を考えながら。




とにもかくも、これで太尉昇格戦第四戦目はブーンの敗北で終わった。
三勝一敗。後一回勝てば太尉に昇格、一回負ければ昇格が出来ない。

今まで「一敗しても大丈夫」という保険があったが、目的の太尉を目前にしてその保険がなくなる恐怖。
そんな心境で、果たしてブーンは無事太尉昇格戦を突破出来るのか?
それは、合作最後の作品である第八戦を見て頂きたい。