386 :本筋 第五回戦1:2006/07/31(月) 22:08:31 ID:IdJ9fiqq

第四回戦の幕が下り、準決勝となるツンVSジョルジュの試合が始まろうとしていた。

(´・ω・`)「次のカードはUC蔡文姫。飛天の舞だよ。
それでは、10分間の準備時間を設けるのでデッキを組んでくれ」


ジョルジュは蔡文姫を受け取ると、筐体に付いた。
カードを並べて考えているうちに、隣に坊やがいることに気づく。

(´;д;)「あの・・・」
( ゚∀゚)「おう?」
(´;д;)「次のしあい、がんばってくださいね!」
( ゚∀゚)「当たり前よォ!勝ち進んでお前の敵をとってやるよ!」
(´;д;)「ありがとうおにぃちゃん!おうえんしてるね!!」
( ゚∀゚)「ありがとよっ!この勝負、負けられねえ!!」
(・∀・)「戦友ノタメニガンバル!!カコイイ!!」
(;゚∀゚)「うぉ?!お前もいたのか」
( ゚∀゚)「とにかく、勝ってくるぜ!」

意気揚々と会話するジョルジュだったが、彼の脳内では自問自答が繰り広げられ続けていた。

( ゚∀゚)o0(指定カードは蔡文姫・・・速度二倍の飛天の舞)
( ゚∀゚)o0(ケニアデッキにはならないが、馬主体の準ケニアなら真価を発揮できる)
( ゚∀゚)o0(しかしあの嬢ちゃんの事だ・・・まず馬対策はしてくるに違いねえ)
( ゚∀゚)o0(人馬号令はコストパフォーマンスが悪い・・・人馬一体で済ませるか)
( ゚∀゚)o0(・・・このデッキだな)



387 :本筋 第五回戦2:2006/07/31(月) 22:09:06 ID:IdJ9fiqq

同じく筐体についたツンの周りには、すでにブーン・ドクオが控えている。

ξ゚⊿゚)ξ「次の試合のカードは蔡文姫ね。使ったことのないカードだわ」
( ^ω^)「おっwパンツ見えたおにゃのこktkr!!」
( 'A`)「確か移動速度上がる踊りだよな」
ξ゚⊿゚)ξ「ええ、けどその分、迎撃を受けやすくなるの。
槍兵・弓兵・歩兵でも迎撃を受けるし、騎兵は迎撃ダメージが倍くらいになるのよ。
攻城兵は迎撃されないちょうどいい速さになるけどね」
( ^ω^)「なんか危うい踊りだお・・・」
( 'A`)「でも足が速い分、突撃が連続で出せるよな」
ξ゚⊿゚)ξ「飛天の舞は馬だけに有効な計略じゃないわ。
弓兵は、弓を撃つのが速くなるし、戦線離脱や敵を追いかけるのも容易になる。
槍兵は、騎兵を逃がすことが無くなるし、ワイパーが使えるようになるわ」
( 'A`)「ワイパー?kwsk」
ξ゚⊿゚)ξ「私は使わないから、あとで店長さんにでも聞きなさい」
( ^ω^)「それにしてもツン詳しいおw勉強になるおww」
ξ*゚⊿゚)ξ「べっ、別にあんたに教えるために話してるんじゃないんだから!」

ツンも会話しながらであるが、筐体にカードを並べてデッキを考えている様子だった。

ξ゚⊿゚)ξo0(飛天デッキは槍兵に相性が悪いのよね・・・)
ξ゚⊿゚)ξo0(姜維は必須ね。あとは騎兵と・・・)

ツンもデッキが定まったようである。



389 :本筋 第五回戦3:2006/07/31(月) 22:10:03 ID:IdJ9fiqq

(´・ω・`)「それじゃあ時間だね。各自用意してくれ」
( ^ω^)「ツン、頑張るお!!」
( 'A`)「負けるんじゃないぞ」
ξ゚⊿゚)ξ「何よ!私が負けるわけないじゃない!!
アンタたちこそ、しっかり見てなさいよ!!」
ξ*゚⊿゚)ξo0(ブーンが見てるんだから・・・負けれる訳ないじゃない・・・)
( ゚∀゚)「嬢ちゃん、威勢はいいが・・・、勝利は俺が頂くぜ!!」
(´;д;)「僕のぶんまでがんばってね!」
(・∀・)「ガンガレ!ガンガレ!!」
( ゚∀゚)「おーよ!任せとけ!!」
(´・ω・`)「お互いに正々堂々と。ギャラリーは口添え禁止だよ。
では、張り切ってどうぞ!」

お互いに店内を選択、対戦相手が映し出される。

14州 ξ゚⊿゚)ξ VS (゚∀゚ ) 12州

ツン軍 UC蔡文姫・SRホウ徳・R蜀馬超・R姜維・C趙累
ジョルジュ軍 UC蔡文姫・SR涼呂布・R華雄・R張遼

ξ゚⊿゚)ξ「・・・やっぱり人馬を入れてきたわね」
(;゚∀゚)「げぇっ、姜維・・・よりによってか」



390 :本筋 第五回戦4:2006/07/31(月) 22:11:36 ID:IdJ9fiqq

!!開戦!!
戦場は平地で、まさに騎馬での戦に適している。
ツンは左寄りに姜維・趙累を少し前、ホウ徳・馬超を後ろ、蔡文姫は右端。
ジョルジュは中心に姫と華雄を先頭、少し後ろに張遼と呂布。

( ゚∀゚)「挑発が来る前に一気に攻める!」

ジョルジュは槍兵に乱戦させようと、蔡文姫・華雄を押し出す。
ツンはそれを避けるよう、槍兵をいったん引かせて騎兵を走らせる。
だが趙累が華雄に追いつかれ、乱戦状態に。その奥からは呂布と張遼が走ってきている。

( ゚∀゚)「まずは一つ!」

呂布と張遼の突撃により、趙累が撤退。
しかし、オーラを失った4騎の騎馬に槍撃・突撃が襲い来る。

ξ゚⊿゚)ξ「肉を切らせて骨を絶つのよ!」
( 'A`)o0(やられただけだろ・・・)
( ゚∀゚)「チッ、ここは華雄を盾にして・・・」

<イッチャエイッチャエ~

(;゚∀゚)「何!?端攻めか!」
( 'A`)「槍兵に目がいって端攻めした蔡文姫を見落としてたのか」
( ^ω^)「おにゃのこの攻城カワユスw」
ξ゚⊿゚)ξ「リードは頂いたわ」
(;゚∀゚)「いったん戻すしか・・・」
ジョルジュは全軍を戻すも、華雄が槍撃・突撃で撤退してしまう。
ツンの蔡文姫は帰ってきた呂布に撤退させられるも、城壁に3発攻城できた。

ツン軍 城100% 趙累・蔡文姫撤退
ジョルジュ軍 城73% 華雄撤退



391 :本筋 第五回戦5:2006/07/31(月) 22:13:52 ID:IdJ9fiqq

試合は仕切りなおしとなった。
お互いの武将全てが城に戻った時点で、ジョルジュの城から土煙があがる。

[舞踊]!飛天の舞!
<アハッ、ツヨクシテアゲル!

蔡文姫が右端から出てきて、少し城に埋まった状態で踊りだす。

( ^ω^)「パンツ見えたおwww」
( 'A`)「店長、アレは?」

ドクオが半分城に埋まった蔡文姫を指差す。

(´・ω・`)「あれは『半埋め』と言って、舞い手を城へ戻しながら計略を使うことで、
舞い手が城と戦場との間で舞うのさ。
ああすることによって、攻城表示が出る為、突撃がほとんどできなくなる。
他にも、槍撃とワイパーは届くけど攻城表示が出やすくなるため槍オーラが消えるし、
弓は埋まっている分距離をつめる必要があるんだ。
城内突撃や城内乱戦と同じ感覚だよ」
( 'A`)「へぇ、でもそれっていいのか?反則じゃね?」
(´・ω・`)「城内突撃がテクニックとして扱われる中、
これもテクニックの一つとして認識されているようだよ。
昔は城内踊りっていう完全に城の中で踊るバグが・・・・・・」
ξ゚⊿゚)ξ「こっちに槍がいるのに踊るなんて・・・よほど自信があるのかしら」



394 :本筋 第五回戦6:2006/07/31(月) 22:17:43 ID:IdJ9fiqq

(´;д;)「おにぃちゃん、相手にキョウイがいるのに踊っていいの?」
( ゚∀゚)「ああ、こっちには人馬もあるし、槍が二本ならまだまだいけるさ」
(´;д;)「そうなんだ、頑張って!」
( ゚∀゚)「ああ、頑張るぜ!」
( ゚∀゚)o0(・・・応援されるって、いいな)

今まで初心者狩りをしてきたジョルジュに、観客からの応援なんてものはなかった。
白い目で見られ、陰で非難され、時に(^Д^)9mされながらも、
ずっと低州と戦い続けてきた。
だが、今はどうだろう。
自分の背中にかかってくるのは、罵倒でも視線でもなく、純粋な『頑張れ』。
その単純な言葉に何が秘められているのか、不思議と力が入る。
・・・この試合、負けるわけにはいかない。
いや、負ける気がしない・・・!

( ゚∀゚)「さぁ、行くぜ!」

張遼を先頭に、呂布・華雄が猛スピードで突っ込む。
蔡文姫が舞ったことにより騎馬三枚となり、使い慣れているケニアへと化した。
カードと腕との間にはラグはなく、思い通りに馬を動かすことが出来る。
縦横無尽に駆け回る騎馬はまさに神速。
三つの騎馬軍団は己の手足の如く。狂い無く敵へと突撃する。



395 :本筋 第五回戦7:2006/07/31(月) 22:18:41 ID:IdJ9fiqq

( ^ω^)「なんて速いんだお!」
( 'A`)「だけどその分迎撃ダメージが増えるリスクが付く・・・難しいな」
ξ゚⊿゚)ξ「姜維でなんとかなるわ!」

ツンはホウ徳・馬超を城門前へと出し、姜維をすこし右に出す。
趙累と蔡文姫は回復しきってないため城内待機である。
華雄が城門に張り付くも、すぐホウ徳・馬超により乱戦状態となる。

( ゚∀゚)「ハッ、むざむざやられに出てきたか!」

張遼と呂布がマウント突撃をしようとした時。

[挑発]!挑発!
<ハイ、ソコマデ!

城の右端から出てきた姜維が張遼と呂布に挑発をかけた。
張遼・呂布が、槍を向けている姜維に吸い寄せられていく。

(#^ω^)「うはっwオッサンがおしりペンペンしてたお!むかつくお!」
( 'A`)「これは・・・迎撃大打撃だな」
(´;д;)「わぁぁ、おにぃちゃんの馬が槍に刺さっちゃうよぉ!」
( ゚∀゚)「そんなのは予測済みだってのww」



396 :本筋 第五回戦8:2006/07/31(月) 22:19:19 ID:IdJ9fiqq

[強化]!人馬一体!

姜維の槍に引きよせられるも、張遼が槍に刺さった瞬間。
青いオーラが発せられ、何事も無かったように乱戦される。

( ^ω^)「なんだお?!迎撃されないお!」
(´・ω・`)「あれは『人馬一体』っていう計略で、
騎兵の突撃オーラと槍兵の槍オーラを相殺させる計略なんだ」
ξ゚⊿゚)ξ「やはり来たわね・・・」

姜維が後続の呂布の突撃を食らい、兵力が著しく減っていく。
だが、ツンは攻城中の華雄にホウ徳で城内突撃を仕掛ける。

( ^ω^)「城内突撃だお!」
( 'A`)「馬超で攻城をとめ、ホウ徳で突撃か」
(´・ω・`)「だけど姜維が・・・」

<テッタイスル

(´;д;)「やった、キョウイを倒したよ!」
( ゚∀゚)「これで流れは俺のもんだ!一気に攻めるぜ!」

<オノレムシケラドモメガ

(´;д;)「アーッ!カユウがやられちゃった!」
( ゚∀゚)o0(華雄・・・よく耐えてくれた)
( ^ω^)「やっと華雄を倒せたお!」
ξ゚⊿゚)ξ「なんとかなったわね・・・」



397 :本筋 第五回戦9:2006/07/31(月) 22:20:32 ID:IdJ9fiqq

だが、張遼が華雄の代わりに城門へと張り付く。
馬超とホウ徳は兵力が少ないため、城内で回復している。
ツンの蔡文姫が攻城を阻止せんと城から出すも、

<ジョウモンヲコジアケロ!

張遼が城門を叩いた。
( ^ω^)「一発入っちゃったお!ツン大丈夫かお!?」
ξ#゚⊿゚)ξ「うるさいわね!まだリードはこちらのものよ!!」
(;^ω^)「ツ、ツン、焦るなお、ごめんだお、落ち着くお」
( 'A`)「おいブーン、ツンは真剣なんだ、黙っておこうぜ」
(;^ω^)「わ、わかったお・・・ツン頑張るお」
ξ#゚⊿゚)ξ「・・・・・・」

ツンは画面に夢中だ。常に神速状態の高武力馬の対処に手を煩わせている。
蔡文姫は早々に呂布のマウントで撤退、馬超を張遼に乱戦させ、ホウ徳で城内突撃をする。

( ゚∀゚)「くそ、城内乱戦か、突撃できない!」

張遼が撤退し、ホウ徳・馬超が戦場に出る。
加えて趙累が蔡文姫へと向かって戦場の端を進んでいた。



398 :本筋 第五回戦10:2006/07/31(月) 22:21:15 ID:IdJ9fiqq

( ゚∀゚)「ここは引いて姫の護衛だ!」

ジョルジュは呂布を自城へ引かせ、呂布はあっという間に城へ入っていった。
ツンはホウ徳・馬超を城へ戻し、趙累を蔡文姫に近づけるも呂布が城から現れ、
蔡文姫の正面に静止したので、大人しく帰ってゆく。

ξ#゚⊿゚)ξo0(なんとか凌げた・・・リードはまだこちらね)
( ゚∀゚)o0(飛天・・・なんてスリリングなデッキなんだ!)

ツン軍 城85% 蔡文姫・姜維撤退
ジョルジュ軍 城73% 華雄・張遼撤退



400 :本筋 第五回戦11:2006/07/31(月) 22:24:08 ID:IdJ9fiqq

試合は後半へと進んだ。
お互いに全軍復活した様子。
ツンは櫓の後ろに蔡文姫を出し、飛天の舞を使う。

(´・ω・`)「これでお互い舞っているね。ここからの試合はハイレベルになるよ」
ξ゚⊿゚)ξ「まずは厄介な蔡文姫を落とさせてもらうわ」

ツンは馬超・ホウ徳を蔡文姫に向かって直進させ、姜維・趙累をその後ろからつけさせる。
ジョルジュも華雄・呂布を出し、馬超・ホウ徳と突撃する。

ξ;゚⊿゚)ξ「は、速いっ・・・」

ツンは騎兵の速さに戸惑っているようだ。
武将のスピードに反応しきれない。
これは準ケニアのジョルジュのほうが有利だろう。
突撃の繰り返しのタイミングがつかめず、時に一方的に連突される。
だが後方から姜維が槍撃を繰り出し、兵力の減少はお互いに大きかった。
しかし何枚ものカードを素早く動かすことなどできず、動きがぎこちなくなっている。

(;^ω^)「あ、騎兵がやられるお!槍でカバーするお!!」
ξ#゚⊿゚)ξ「わかってるわよ、黙ってあっち行ってて!!」
(;^ω^)「ご、ごめんだお・・・」
(´・ω・`)「ブーン君、ツンちゃんは必死なんだ、邪魔はよくない。
それにアドバイスをしたら君も失格になる。思わず口が出るなら引いていたほうがいい」
(;^ω^)「ツン・・・・・・」



402 :本筋 第五回戦12:2006/07/31(月) 22:26:36 ID:IdJ9fiqq

ツンは兵を捌くのに精一杯で試合以外のことに気を使っている余裕は無かった。
ブーンとドクオはツンの筐体から離れ、遠くからツンの後姿を見守ることにした。
そうこうしているうちにも突撃合戦は繰り広げられ、順に武将が撤退してゆく。

<オノレムシケラドモメガ
<マサカ、コノオレガ
<モエツキタ

華雄と馬超・ホウ徳が撤退し、呂布は兵力ミリ残した状態で城へ帰っていった。
ツンは姜維と趙累で櫓を破壊し、蔡文姫に槍撃を浴びせる。
だが、城から現れた張遼が一直線に突撃してくる。

( ゚∀゚)「張遼、お前に任せた!」

[強化]!人馬一体!

張遼が趙累を襲う。姜維が槍撃で蔡文姫を撤退させるも、趙累は撤退し、姜維も突撃を受けてしまう。

( ゚∀゚)「槍を当てなければ、突撃はちゃんと受けるんだぜ?『投げやり』になっちゃいけねぇよ!」
(・A・)「・・・・・・サムイギャグ、イクナイ!」
(´;д;)「おにぃちゃん・・・・・・」
(;゚∀゚)「じ、冗談だっての・・・・・・」



403 :本筋 第五回戦13:2006/07/31(月) 22:27:31 ID:IdJ9fiqq

張遼が姜維に突撃をしかけるが、姜維は槍を突き出す。

<ヤッテクレルナ

その際に槍撃が発生し、突撃オーラが出る前の張遼が撤退した。

( ゚∀゚)「・・・・・・アレ?人馬中なのになんで撤退したんだ?」
(´・ω・`)「解説しよう。人馬一体の計略は『突撃オーラと槍オーラを相殺』する。
つまり、槍オーラを出していない槍には突撃が入るし、
突撃オーラを出していない騎兵は、迎撃される速度なら迎撃を受けてしまうのさ。
ちなみに槍撃で迎撃をすると、『槍撃』としか出ないけど迎撃ダメージはちゃんと入っているんだよ。
(;゚∀゚)「そ、そうなのか・・・奥が深いな、人馬一体」

ジョルジュが納得している間に、相手の姜維は城へと帰ってゆく。
だが、城門前で立ち止まる。募兵の能力で回復しているのだ。

(´;д;)「あれ?立ってるだけで兵力回復していくよ?」
(´・ω・`)「あれは募兵といって(説明略
城から出てこない分、敵に対応する時間が大幅に短縮するんだ。」

ツン軍 城85% 馬超・ホウ徳・趙累撤退
    蔡文姫=舞 姜維=募兵回復中
ジョルジュ軍 城73% 華雄・張遼・蔡文姫撤退



404 :本筋 第五回戦14:2006/07/31(月) 22:28:31 ID:IdJ9fiqq

残りカウントは20をきった。
ジョルジュ軍は最後の逆転を賭け、全軍を出陣させる。
ツン軍も勝利を勝ち取らんと、全武将を戦場に駆り出す。

(´・ω・`)o0(これで勝負が決まる・・・お互いに兵法も使っていない・・・大激戦となるな)

[回復]!忠義の援兵!
[強化]!人馬一体!

( ゚∀゚)「行けェ!」

ツンは全軍の兵力をオーバー回復させ、守りに備える。
ジョルジュは張遼を先頭に突撃してくる。
それを馬超・ホウ徳で応戦する。お互いに突撃ダメージが入り、
槍兵はその後ろで槍撃を放つ。

ξ゚⊿゚)ξ「スピードではこちらが有利よ!」
( ゚∀゚)「よし、今だ!!」

<兵法マスター プラス外伝!!神速の大攻勢!!増援増援>

馬超・ホウ徳は蔡文姫・華雄によって乱戦させられ、張遼・呂布の連突を直に食らってしまう。
ジョルジュの連突は見事なものだった。
突撃という表示が出た時には標的から離れ、すぐに助走をつけて突撃する。
兵力が多いのでなんとか持ちこたえているものの、撤退するのは時間の問題だ。



405 :本筋 第五回戦15:2006/07/31(月) 22:29:30 ID:IdJ9fiqq

ξ;゚⊿゚)ξ「なんて突撃テクニック・・・蔡文姫を潰しておいてよかったわ」

といっても、ツンもやられっぱなしではなかった。
槍撃を的確に、正確に、高速で打ち出し、華雄・蔡文姫の兵力は見る見る減ってゆく。
ジョルジュの蔡文姫が撤退し、ホウ徳が城へ帰ろうとした時であった。

チャン!チャンチャン!チャン!
【 一 騎 打 ち 】
ホウ徳VS呂布

ξ;゚⊿゚)ξ「なっ!い、一騎打ち?!」
( ゚∀゚)「これは・・・もらったっっ!!」
(´;д;)「がんばってー!」
( ・∀・)「呂布ガンガレ!キミモガンガレ!!」


ξ;゚⊿゚)ξ「無双・無双・無双・無双・激・・・やったかしら!?」

△△△△×
<ワレニカナウモノナシ
<モエツキタ

ξ;゚⊿゚)ξ「なっ!なんだってー!?(AA略」
( ゚∀゚)「ALL無双・・・決まった!!」
(´;д;)「おにぃちゃんスゴイ!!」
(・∀・)「スゴイ!カコイイ!!」
( ゚∀゚)「よっしゃぁ!このまま行くぜ!!」



406 :本筋 第五回戦16:2006/07/31(月) 22:31:01 ID:IdJ9fiqq

奮戦するも馬超も撤退し、残るは姜維と趙累のみ。
華雄・張遼が城壁へ取り付き、呂布がその後ろを駆け回る。
姜維を華雄へ、趙累を張遼へと当てる。
残りは7カウント。このまま守りきればツンの勝利────だが。

( ゚∀゚)「行け、呂布よ!!赤兎咆哮!!!!」

[超絶強化]!!赤兎咆哮!!

武力35と化した呂布が、城壁と水平に猛進する。
姜維も趙累も乱戦状態。突撃を食らえば一瞬である。

( ・∀・)「赤兎呂布、カコイイ!!」
( ゚∀゚)「アヒャヒャヒャヒャ!蒸発だぜェ!!」
(´・ω・`)o0(これで詰みだな・・・)


誰もがそう感じた。
いくら忠義で兵力を上げても、武力35の前では何の役にも立たない。
赤兎を駆る呂布が、一直線に姜維へと突撃する。




409 :本筋 第五回戦17:2006/07/31(月) 22:34:40 ID:IdJ9fiqq

ξ;゚⊿゚)ξ「今よ!!」

<兵法マスター プラス外伝!!車輪の大攻勢!!正兵増援>

(´д) A) A)   ゚ ゚ ゚ ゚ ゚ ゚ 「な、なんだってー!?(AA略」

大車輪の姜維に呂布が突っ込み、文字通り蒸発していった。
<セキトヨ、ココハヒクゾ

(;゚A゚)「いやおまっ、退いちゃ駄目だァァァァァァ!!!」
(´・ω・`)o0(最後まで兵法を温存しておいて正解だったね)
ξ;゚⊿゚)ξo0(危なかった・・・)
(´;д;)「お、おにぃちゃん・・・・・・」

華雄・張遼は乱戦で攻城できず、結果はツンの勝利となった。
画面の中では、ツンの兵たちが槍を高々と掲げていた。



411 :本筋 第五回戦18:2006/07/31(月) 22:35:52 ID:IdJ9fiqq

敗北したジョルジュ―――

( A  )「すまねぇ・・・二人とも・・・」
(´;д;)「うぅん。すごくかっこよかったよ、おにいちゃん」
( ・∀・)「ソウダヨ、キニスルコトナイ!キミハカコイイ!!」
( A  )「でも、約束したのに・・・」

ジョルジュは悔しさを隠し切れなかった。
正直、この試合は今までの試合よりも格段に力を出せた。
一騎打ちがそうだ。武力差・勇猛があるとはいえ、ALL無双は初めてだ。
何故か。それはきっとわかっている。
彼らとの約束・そして彼らの応援があったから、だと思う。
自分の背中を押してくれる存在に、知らずに力を貰っていたのかもしれない。
自分は出来る限りやった。だけど勝てなかった。力無き故。
約束を、守れなかった。

( A  )「ごめんな・・・約束したのに・・・俺の力不足で・・・」
( ・A・)「チガウ!!!」
(゚A゚ )「!?」
( ・A・)「キミハイッタ!!勝つことよりも楽しむってことの方が大事ダッテ!!」
(゚A゚ )「お前・・・・・・」
( ・A・)「前向きに生きろッテ、イッタ!!!」



412 :本筋 第五回戦19:2006/07/31(月) 22:37:14 ID:IdJ9fiqq

それはジサクジエンがブーンに負けた時。泣いていたジエンにジョルジュがかけた言葉だった。
勝つことよりも楽しむことのほうが大事―――。

(´;д;)「おにぃちゃんはさっきのしあい、楽しかった?」
(゚A゚ )「そりゃ・・・・・・」
(´;д;)「楽しかったよね?僕らだって見てるだけで楽しかったもん。
負けちゃったのはザンネンだけど、楽しかったらいいんだよ。
だれだって負けることはあるよ。僕だって負けまくりだし、おにぃちゃんだって負けることもあるでしょ?
でも、僕は負けても楽しい。楽しいもん。だから気にしないで。
僕がたのしくやれるのも、おにぃちゃんのおかげだよ。
えっと、だから・・・だから・・・また楽しく、さんごくしやろうよ?」

まだ幼い子供が、必死で自分を励ましてくれている。
その優しさに、ちょっと涙が出そうになった。

( A  )「お、お前ら・・・・・・」

( ・∀・)「キミハガンバッタ。ソレデ イイ!!」
(´;∀;)「ね?またがんばろうよ」

(゚∀゚ )「・・・おうよ!!俺としたことが、ガラにもねぇな!悪い!!」
( ・∀・)「ソレデ イイ!!カコイイ!!!」
(´;∀;)「うん!みんなで楽しくやろうよ!!」
(゚∀゚ )「そうだな!後でみんなで対戦だっ!」
(;・A・)「チョ、初心者狩りイクナイ!!」
(´;д;)「おにぃちゃん相手はむりだよ~」
(゚∀゚ )「ははっ、冗談だよ!・・・ありがとな!!」



414 :本筋 第五回戦20:2006/07/31(月) 22:38:31 ID:IdJ9fiqq

一方、勝利したツンは――――

ξ;゚⊿゚)ξ「危なかった・・・兵法が増援じゃなくてよかった・・・」
ξ゚⊿゚)ξ「見事に勝ったわよ!どう?ブー・・・・」
ξ;゚⊿゚)ξ「ブーン・・・・・・?
・・・・・・・・・・・・あっ」

彼女は思い出した。
自分がゲームに夢中になって、ブーンを罵倒したこと。
イライラを、自分を応援している仲間にぶつけてしまったこと。
今更になって、気づいた。



彼はもう、自分の後ろにはいないんだと。





415 :本筋 第五回戦21:2006/07/31(月) 22:40:33 ID:IdJ9fiqq

ξ゚⊿゚)ξo0(あたし・・・何やってるんだろ・・・)

悲しさがこみ上げてくる。ゲームに夢中になっていた自分が情けない。
勝利を得た代わりに、失ったものは大きかった。
向かいの筐体では、ジョルジュがジエンと坊やと楽しそうに騒いでいる。
勝った自分より、負けた彼のほうが楽しいなんて、なんて皮肉なんだろう。

ξ ⊿ )ξo0(・・・・・・馬鹿みたい・・・・・・)

涙がこみ上げてきた。
みっともない、みっともない、みっともない。
けど、どうにも涙は止まってくれそうにない。

ξ ⊿ )ξ「・・・・・・」
(´・ω・`)「ツン・・・・・・。この紙おしぼりはサービスだから、まず涙を拭いて落ち着いて欲しい・・・・・・」
ξ ⊿ )ξ「・・・・・・私って、馬鹿ですよね・・・」
ξ ー )ξ「ゲームなんかに夢中になって・・・・・・ホント・・・・・・あた・・・し・・・」
ξ ⊿ )ξ「店長・・・スン・・・大会、辞退してもいい・・・ですか・・・?」
(´・ω・`)「ツン・・・」
ξ ⊿ )ξ「家に帰って、頭冷やしてきます・・・。ブーン達にも、そう・・・」

(´・ω・`)「・・・」



418 :本筋 第五回戦22:2006/07/31(月) 22:42:42 ID:IdJ9fiqq

( ^ω^)「ツーーーン!!」
Σξ; ⊿ )ξ「!!?!」
( 'A`)「悪ぃ、三国志対戦のバインダー取ろうととしてたら夢中になって」
( ^ω^)「試合見逃したお!どうだったんだお!?」
(´・ω・`)「無事に勝ったよ」
( ^ω^)「やったじゃないかお!おめでとうだおww」
( 'A`)「さすがだな!このまま優勝じゃねーか?」
ξ ⊿ )ξ「ブーン・・・みんな・・・」
ξ//⊿/)ξ「ばっ、馬鹿じゃないの!?あっあっ当たり前じゃない!
そんなこと言われたって・・・言われたって・・・」
ξ////)ξ「ぅ・・・ぅれしくなんて・・・ないんだ・・・から・・・」

ツンは俯いたまま、言葉を少しずつつないでいった。
そこに疑問を抱くドクオだが、店長に引っ張られてどこかへ連れ去られてしまった。

( ^ω^)「ツン・・・?どうしたお?目が赤いお」
ξ//⊿/)ξ「ちっ、ちがっ・・・なななななな泣いてたりなんかしてないんだからねっ」
( ^ω^)「そうかお?とにかく、おめでとうだお!」
ξ//⊿/)ξ「そ、そんなことより次ブーンの試合でしょ!?シャキっとしなさいよ!!」
(;^ω^)「おっwおっwおっwみ、耳引っ張るのは痛いおw」
ξ//⊿/)ξ「もうっ・・・馬鹿っ馬鹿っ馬鹿っ・・・・・・」


ξ*゚⊿゚)ξ「・・・・・・ばか・・・・・・・・・ありがとう・・・なんて・・・言えないんだから・・・」




419 :本筋 第五回戦23:2006/07/31(月) 22:44:41 ID:IdJ9fiqq

(´・ω・`)「・・・・・・」
( 'A`)「・・・・・・」
(´・ω・`)「・・・・・・」
( 'A`)「・・・・・・何?」
(´・ω・`)「 や ら な い か 」
(;’A`)「ちょ!?おまっ・・・」
(;’A`)「ぶ・・・ぶちころすぞ・・・」
(´・ω・`)「冗談だよ」

(´・ω・`)「あの二人は放っておいて、排出カードを見てみよう」
(;’A`)「ちょ・・・おまっ・・・とって来たのかよ」

(´・ω・`)「>>425か。次の試合はどうなることやら・・・」



423 :本筋 第五回戦の中の人:2006/07/31(月) 22:47:46 ID:IdJ9fiqq
・・・長文駄文失礼しました。
区切りのいいとこで書き込んでいったら23にまでなってしまいましたか。
しかも、多少ミスが・・・。「カードバインダー取ろうとと」
↑「と」一つイラネ・・・。

なにはともあれ、支援してくださった方々、読んで頂いた方々、ありがとうございました。
また何か違う作品を書かせてもらう時は、ヨロシクお願いします。

セリフ青臭いのは許してくださいorz


425 :ゲームセンター名無し :2006/07/31(月) 22:48:27 ID:rayFwR1s
UC小喬

 >>425
流星小喬ktkr