ライアンですが馬車内の空気が最悪です
気分が乗り次第更新
7月30日
とうとう勇者様とめぐり合う。
1章以来の出番にテンションが上がる。
戦闘開始、頑張るぞ。皆速い。俺が「たたかう」前に戦闘終了。
おもむろに勇者様が「馬車のアリーナと交代な」とおっしゃった。
しぶしぶ了解する。
馬車の中にはデブとジジイとやたら帽子の長い緑なヤツがいた。
こちらを一瞥して、奴らはまた視線を床に落とす。
「あの…はじめまして。王宮戦士のライアンと申します」
返事はなかった
7月31日
全く会話をしないまま1日が過ぎた。
見た目がカタい人間にうつるからかもしれないと思い、
馬車内で今日は兜をかぶらなかった。
誰もそれに気付かないようだった。
最終更新:2007年10月19日 19:39