業務日誌/2005年08月07日/特訓 - 中州の日々～亜鳥紫音 業務日誌～

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とりあえず昨日の事件からポン刀メイドを外す。
破魔弓についても忘れさせたほうがいいだろうな。

とりあえずこの事件の発端は、
ポン刀メイドが叢雲さんの飛び道具を攻略できないところからきている。
しかたないので対遠距離戦のやりかたを教えてやることにする。
ていうか刀で戦っていくならこれくらい知っとけ。

ポン刀メイドの部屋にいくが返事がない。
鍵が開いていたので入ると部屋の隅で体育座りしていた。
やっぱりアイツらしくない。
いろいろ話していると、やはり自分の無力を悔いているようだ。
あと何故か俺が「ポン刀メイド」と呼ぶのが気に入らないらしい。
落ち込んでいる暇があったら弱点を克服しろ、と叱咤し、森に連れ出す。

飛び道具を使わせない戦い方、流水のように相手に近づく方法、
剣で銃弾を斬るための心得、それらを統括する目の使い方・・・

最初は俺が手本を見せるためにマコトに撃たせまくった。
そしてその後は俺がポン刀メイド相手に撃ちまくった。
２人ともボロボロになるまで特訓した。

終わった後、ポン刀メイドは何か吹っ切れたような顔をしていた
「今日覚えたこと、完璧に自分のものにしとけよ。アカネ」
この言葉は、俺なりの誉め言葉のつもりだった。伝わっただろうか。

あいつはよくやっている。後は俺の仕事だ。
謎のメイドは俺が絶対捕まえる、とは言わない。
それは実行できるかどうかわからないからだ。
けど、諦めるつもりはない。不思議とできる気がする。

にしても、ガンブルなんて久しぶりに使ったな。
仁虎以外の武器で使ったのなんて鈴の孤狼くらいだったからな。

カテゴリ: [普通] - &trackback() - 2005年08月07日 01:55:50

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