鹿児島情報高校 スーパー・イングリッシュ・ランゲージ・ハイ・スクール SELHi指定

1年目の研究概要

最終更新:

匿名ユーザー

- view
だれでも歓迎! 編集

(1)コミュニケーション能力をバランス良く向上させるためのCALLを活用したカリキュラムの開発

対象クラス

e―プレップ科

到達目標

英語検定準2級に設定

取り組み

①「ライティングI」「英語演習I」では対面授業で,基礎事項を確認して,オンライン教材システムを使用した。その中でChatやForumを用い,自分の意見や考えを述べさせた。
②具体的な言語活動としてオンライン教材システムでスキット作成やフォーラムでディベートを行った。
③評価基準は発音,流暢さ,正確さ,理解力,コミュニケーション能力,プレゼンテーション能力の観点においた。
④実践的コミュニケーション能力向上の一環として,e-プレップの生徒が全員留学したニュージーランドの各高校で鹿児島の歴史紹介ができるように,島津家ゆかりの地,仙巌園を訪問した後,リサーチをまとめたものをグループでプレゼンテーションをさせて,評価した。
⑤以上の能力の評価として,英語資格試験に取り組ませ,その結果当初の目標である英語検定準2級を全員取得,2級を5名,準1級を2名取得した。
⑥ニュージーランドに留学中の生徒に対して,項目を設けて,自己評価,ホストファミリーからの評価を得る。

(2)CALLを活用した自主学習支援システムの確立

宿題データの一元管理化がコンピュータの利用を含むオンライン教材システム活用の魅力である。IDを持つ関係教師が,データを共有したうえで,細かな個人指導が可能なので,生徒の自宅学習率もアップした。このように,オンライン教材システムとそれを基にしたカウンセリング形式の指導の二重体制がうまく機能した。また,留学を前にした生徒たちが,自然と英語に触れることに慣れるための自主学習促進の一環として,オンラインによる自己紹介やクリスマスカードを作成させ,ニュージーランドのステイ先に送った。扱う教材内容がやや難しい面があり,生徒個人の理解度に合わせた教材の提供ができなかった。

(3)Cueとしてのトランジッション・ワードの指導の研究

 第2年次からの開始に向けて「ハンドブック」を作成し,例文・働きを明示できるよう準備を続けた。

タグ:

+ タグ編集
  • タグ:

このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleの プライバシーポリシー利用規約 が適用されます。

目安箱バナー