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初めの終わり」(2007/11/16 (金) 01:27:23) の最新版変更点

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***20世紀SF〈2〉 初めの終わり 「初めの終わり」 レイ・ブラッドベリ ☆☆ 主人公の息子が、初の宇宙飛行をする。重力にとらわれていた時代の終わり。 個人的には、こういう小説は好きではない。実際の宇宙開発のドキュメンタリーなどの方が面白い。「事実は小説より奇なり」である。 「ひる」 ロバート・シェクリィ  別のところで書いたので省略。 「父さんもどき」 フィリップ・K・ディック ☆☆☆☆ これはいい。科学は無いが、面白いのでOK。特に偽者(父さんもどき)の半透明抜け殻があったりするところが良い。ちと子供向けに書かれている気もするが、別にいい。 「終わりの日」 リチャード・マシスン  省略。 「なんでも箱」 ゼナ・ヘンダースン ☆☆ ちょっと長い。それにSFでなくファンタジーじゃないのか、これは。なんでも出てくる「なんでも箱」(空想?)を持ってる女の子。 「隣人」 クリフォード・D・シマック ☆☆☆☆ 引っ越してきた隣人はとても良い人。その人が来てからは毎年良い天気だ。その街では死亡者が無い。いいことずくめだ。政府の人間は調査をしたがるが、ほおって置こう。彼は良い隣人なのだから。 『幻影の街』 フレデリック・ポール  読んでいない。 『真夜中の祭壇』 C・M・コーンブルース ☆ 主人公が「好奇心ネコを殺す」てな感じで、変な宗教のいけにえにされる。出来の悪い「世にも奇妙な物語」の一話のよう。 『証言』 エリック・フランク・ラッセル  エイリアンを裁判にかける。その異形から「死刑にすべし」派が優勢と思われるが、弁護士が頑張る。なかなか細かいところも頑張っていて、面白く読める。ラスト周辺で、エイリアンが実は女だと分かり、ついには無罪に。 『消失トリック』 アルフレッド・ベスター ☆☆☆ 消失トリックが「エスパーだったから」というのが素晴らしい。その他の「詩人がいない」(つまり世界を良くするためにいろいろしているのにダメじゃん、みたいな)とかいうところもそこそこ面白かった記憶がある。 『芸術作品』 ジェイムズ・ブリュッシュ ☆☆ 記憶の再生だかクローンだかで、伝説の音楽家ワグナーが復活。かれは曲を作るが、納得いかないでき。だが、ワグナーそのものを復活させたと技術者は絶賛される。こんな曲ダメなのに分かっているのはおれだけ、みたいな。 つまらなくはないんだろうが、僕がSFに求めているものと違う。 『燃える脳』 コードウェウイナー・スミス ☆☆ 精神で動かす宇宙船。その名船長が、難しい船の操縦で廃人に。で、老化防止の手入れをしていない自然のままに年をとり、老婆となって後悔している奥さんの元へ帰る。 良く・・・わからん・・・何となく重厚な感じはする。面白いっぽい感じはある。 でもダメだろ、これは・・・?つまらなくないか? 「たとえ世界を失っても」 セオドア・スタージョン ☆ あー、ムカついた。気持ち悪いんだけど。頑張って最後まで読んだらゲイ小説なんだぜー。ネタそのものも大したこと無いぞー。 『サム・ホール』 ポール・アンダースン ☆☆☆ 主人公は巨大コンピュータの管理者。コンピュータ上に架空の犯罪者・サム・ホールを作り出す。詳しい話は忘れたが、なかなか面白かった。 『20世紀SF③砂の檻』 「砂の檻」 J・G・バラード 地球の資源が星の外に持ち出され、地球がわずかに軽くなり、そのせいで軌道がわずかにズレ、そのわずかが長年の蓄積でトラブルを引き起こす。その発想はすごい。で、火星から砂を持ってきてバランスを取る。だが、その砂に未知のウィルスが潜んでいたのだ! 大本のアイデアは最高なのだが。でも読みづらい。もっとストレートに書けないものなのか。話は全然理解してない。もう一遍読んで理解したい気もするが、面倒の感が勝る・・・ 『20世紀SF③』も大体読んだが、何だかだんだんつまらなくなってきて、読むのが苦痛。「ロボットによる地球征服!」とか「タイムトラベル」とか大きなアイデアが無くなり、小粒感漂う作品が多くなったような。④から先は読みたくない。
***20世紀SF〈2〉 初めの終わり 「初めの終わり」 レイ・ブラッドベリ ☆☆ 主人公の息子が、初の宇宙飛行をする。重力にとらわれていた時代の終わり。 個人的には、こういう小説は好きではない。実際の宇宙開発のドキュメンタリーなどの方が面白い。「事実は小説より奇なり」である。 「ひる」 ロバート・シェクリィ  別のところで書いたので省略。 「父さんもどき」 フィリップ・K・ディック ☆☆☆☆ これはいい。科学は無いが、面白いのでOK。特に偽者(父さんもどき)の半透明抜け殻があったりするところが良い。ちと子供向けに書かれている気もするが、別にいい。 「終わりの日」 リチャード・マシスン  省略。 「なんでも箱」 ゼナ・ヘンダースン ☆☆ ちょっと長い。それにSFでなくファンタジーじゃないのか、これは。なんでも出てくる「なんでも箱」(空想?)を持ってる女の子。 「隣人」 クリフォード・D・シマック ☆☆☆☆ 引っ越してきた隣人はとても良い人。その人が来てからは毎年良い天気だ。その街では死亡者が無い。いいことずくめだ。政府の人間は調査をしたがるが、ほおって置こう。彼は良い隣人なのだから。 『幻影の街』 フレデリック・ポール  読んでいない。 『真夜中の祭壇』 C・M・コーンブルース ☆ 主人公が「好奇心ネコを殺す」てな感じで、変な宗教のいけにえにされる。出来の悪い「世にも奇妙な物語」の一話のよう。 『証言』 エリック・フランク・ラッセル  エイリアンを裁判にかける。その異形から「死刑にすべし」派が優勢と思われるが、弁護士が頑張る。なかなか細かいところも頑張っていて、面白く読める。ラスト周辺で、エイリアンが実は女だと分かり、ついには無罪に。 『消失トリック』 アルフレッド・ベスター ☆☆☆ 消失トリックが「エスパーだったから」というのが素晴らしい。その他の「詩人がいない」(つまり世界を良くするためにいろいろしているのにダメじゃん、みたいな)とかいうところもそこそこ面白かった記憶がある。 『芸術作品』 ジェイムズ・ブリュッシュ ☆☆ 記憶の再生だかクローンだかで、伝説の音楽家ワグナーが復活。かれは曲を作るが、納得いかないでき。だが、ワグナーそのものを復活させたと技術者は絶賛される。こんな曲ダメなのに分かっているのはおれだけ、みたいな。 つまらなくはないんだろうが、僕がSFに求めているものと違う。 『燃える脳』 コードウェウイナー・スミス ☆☆ 精神で動かす宇宙船。その名船長が、難しい船の操縦で廃人に。で、老化防止の手入れをしていない自然のままに年をとり、老婆となって後悔している奥さんの元へ帰る。 良く・・・わからん・・・何となく重厚な感じはする。面白いっぽい感じはある。 でもダメだろ、これは・・・?つまらなくないか? 「たとえ世界を失っても」 セオドア・スタージョン ☆ あー、ムカついた。気持ち悪いんだけど。頑張って最後まで読んだらゲイ小説なんだぜー。ネタそのものも大したこと無いぞー。 『サム・ホール』 ポール・アンダースン ☆☆☆ 主人公は巨大コンピュータの管理者。コンピュータ上に架空の犯罪者・サム・ホールを作り出す。詳しい話は忘れたが、なかなか面白かった。 ----

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