用語解説

団体名

砂嵐(ハムシーン)

 魔族や妖魔達、邪教団に警戒すべく作られた、メアンダールの自警団。主に若者で構成されており、士気は非常に高い。治安維持が主な仕事だが、隊商や遺跡の調査隊の護衛といった仕事も引き受けている。彼らを束ねるのが、グレイという青年である。発足したのは比較的最近のことで、たまたまメアンダールに滞在していたグレイが、街を脅かしていた魔族を打ち倒したことがきっかけとなった。初めはただの冒険者と言い張っていたグレイだが、周りからの熱い要望もあってか、自警団発足に至ったのである。
 容姿端麗な男性が多く、女性からの人気が非常に高い。イケメンパラダイスである。 男性の団員を題材にした薄い本が度々発行されている。
 名前の由来は、北アフリカ・アラビア半島に吹く熱風から。

ハニートラップ

 ルネスにある温泉旅館で、スタッフ全員が容姿端麗な男性で構成されている。その外見はあまりにも豪奢で、どちらかというと、旅館というよりもホストクラブにしか見えない。
 怪しげな名前とは裏腹に、客足はかなり良いらしい。やはり、様々な属性を幅広くカバーしているためだろう。イケメンパワーは偉大である。
 経営者は、タイム・ウーリーという男性。少し危険な香りのするイケメンである。

ディアマンテ商会

 カルカンドに本店、メアンダールに支店を置く骨董品などを取り扱う貿易商。
 法律には触れないが悪趣味なモノを取り扱っているため、評判はあまりよろしくない。支店長のセルド・ベラーノはポメロオタクとしても有名で、彼の屋敷には大量のポメログッズが置いてある。本店の会長であるマウラ・ディアマンテの方も変人で、カーバンクルやマッスルームを放し飼いにしている。マウラは鉄扇術の使い手でもある。
 また、セキュリティがザル。知らず知らずのうちに邪教団に関係するような物を取り入れたり、怪しい壺を買ったり、冒険者に倉庫を漁られたりといったことは日常茶飯事。それでも経営を続けていける辺りは流石といったところか。尤も、泥棒に入ったところで某メイドに半殺しにされるので、金銭的な被害はあまりないのだが。
  週休二日、有給あり、学歴不問、未経験者も大歓迎、やる気さえあればOK、福利厚生も充実、オフの時は楽しいイベントもあり、とても可愛いメイドさんが優しく指導、アットホームで笑顔が絶えない職場である。
 ちなみに、ディアマンテはイタリア語でダイヤモンドの意味。


ペルラ商会

 カルカンドに本店を置く貿易商で、ディアマンテ商会のライバル的存在。
 こちらも法律に触れるようなことはしないのだが、会長がボケてしまっており、利益を追求するあまり邪教団と契約をしてしまっている。第6話でなんとか足を洗うことはできたようだが、会長はさらにボケてしまった。美人秘書のおかげで、何とかこの先の経営は大丈夫のようだ。
 使用人が女性しかおらず、戦闘力の高いメイドさん達が屋敷内を徘徊している。非常に精度が高く、まるで軍隊のように統制がとれている。変装して潜入したとしても、仕事が出来ないと一瞬でバレてしまうほどである。
 ちなみに、ペルラはイタリア語で真珠の意味。

地名

“はぐれ者の街”アマル

 無限の砂漠の地下遺跡に築かれた街。迷路の街メアンダールから東へ五日ほどの距離にある。
 その名の通り、この街にははぐれ者が集まる。例えば、差別を受けて他の国や街を逃げ出した者や、掟を破った結果追い出された者、元犯罪者など様々である。意外なことに、一部の妖魔や魔族も、この小さな町で人間と共存しているのだ。この街を訪れると、必ずしも妖魔や魔族が人間を敵視しているわけでないことに気付かされる。キルディア共和国領にあるが、その特殊さ故に独立した街と言っても過言ではない。特殊な街故に初めて此処を訪れた者は驚かされるが、この街に訪れてみると、皆幸せそうな表情をしているのが窺える。ただ、問題も多く残っている。やはり、妖魔や魔族といった者達が存在することを好ましく思ってない者も多いためだ。
 名前の由来は、アラビア語の「希望」から。文字は知らん。

“廃滅の地”アッテムト

 コーネリアスとレイシャの故郷。ルディオン山脈の東部の麓にあった、小さな村。
 『女帝』の襲撃により壊滅し、瘴気により辺りの植物が変容し、一時期は触手まみれになった。しかし、アルカナフォースの活躍で瘴気は浄化された。

ネツァクの領域

 アッテムトの近くに存在する、“緑の”ネツァクが住む領域。まるで整備されていない山道を抜けた先にある。
 ネツァクはそこの洞窟に住んでいるのだが、古代竜の荘厳さや洞窟の薄暗さとはかけ離れた、物凄い生活感がする洞窟である。