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・現在 後夜祭 PM:17:00 体育館 「 「 「 「 「 お 疲 れ ! ! 」 」 」 」 」 ジュースを持つ手が高く掲げられる 閉店後、簡単に片づけをした後体育館で立食パーティー風の後夜祭 各々が今日のメイド喫茶の事を話している どんなお客が居て こんなセクハラされたよ でも結構楽しかったよね 皆思い出話に華が咲く せめてひと時でもいい。この時間が永遠のものであるようにと そんな中男子吹奏楽部がBGMを奏でる 優しいムーディーな曲 ちらほらとカップルがペアで踊りだし それを見てため息をつくもの、意中の人に声をどのようにかけるのか迷うもの ツン「べ・・・別に貴方と踊りたい訳じゃなくて・・・その・・・淋しいだろうなって!!貴方が!」 男「はは、じゃあお願いしようかな」 ツン「う・・・うん」 メイド服を着たツン子は顔を真っ赤にしながら右手を男に掲げる その手を優しく微笑みながら男が取る・・・瞬間!! パラララララララララ!!!! ・現在 後夜祭 PM:17:15 体育館 壇上のワイヤーに吊るされながらミリ子が銃を乱射する ミリ子「フリーーーーズ!!!!この後夜祭は一時我々『SMC・サイタマ・メタル・シティ』が乗っ取る!!」 ヒー子「あたしのギターをききやがれえええええええ!!!」 クー「・・・キーボードだよ」 荘厳「ドラムです」 ミリ子「起立!!全員こちらに目線を送れぃ!!アイアム!ベース!!」 ぽかーんとするツン子と男 ツン「・・・聞いてた?」 男「・・・全然」 すると後ろの緞帳がずたずたに切り裂かれる、そしてその切れ目から二人の少女 殺人鬼と狂うである 殺「キシャアアアアアアア!!!!」 狂「狂うがいい!あたしらの音楽によって!!」 一瞬双子?かと思うくらい息が合っている 大概この二人の息が合う時は状況が負の方向に走るのだが そのきょとんとした空気を一閃に切るクーのピアノが弾かれ始める ・現在 後夜祭 PM:17:20 体育館 クーのピアノが体育館内に響き渡る 優しくそして強い旋律で そして荘厳さんが両腕を高く上げ一気に振り下ろす すると今まで微動だにしなかった残りのメンバーが演奏し始める ヒートの炎の如き熱とクーの氷の様な切れ、ミリ子の鋼の強さが荘厳波紋によって体育館内を支配する そして殺と狂の二人が歌いだす 殺狂「「抱ぁきしめった♪こぉころの小宇宙っ♪」」 男「嘘だあああああ!!!!」 殺狂「「セイセイヤーー!!!♪」」 ツン「ちょ・・・男・・・舞台の上・・・」 男「何か・・・悪夢か?あれは・・・」 舞台の上に荘厳波紋による影響だろうか空中をペガサスが舞っていた ツン「しかも、ペガサスに乗ってるのあれって」 男「鯱子だ・・・」 鯱子「・・・せいせいやー♪」 シュ「その手があったか!!」 俺「何をする気だったんだよ・・・」 ・現在 後夜祭 PM:17:25 体育館 殺狂の熱唱が終わり、皆の拍手の中 鯱子は日下の所に歩いてくる 鯱子「・・・おつ」 ぴっ 片手を軽くあげ日下に挨拶する、少し偉そうだ 日下「あ・・・あははおつかれさん、鮫子さん迎えに来たの?」 鯱子「おねえちゃむ・・・どこ?」 日下「え・・・後夜祭は、何か参加しないってどこか行ったんだけど・・・一緒じゃないの?」 鯱子「ん、じゃあいい」 するとくるっと向きを変え、どこかへ立ち去ろうとする 日下「あ!迷子になっちゃうから・・・ここにいたらいいよ」 鯱子「だいちょぶ」 こちらに目も向けず鯱子はすたすたと人ごみに消えた と、思ったらシューに捕まってた シュ「ずるいじゃないか!!なんで混ぜてくれなかったんだよぅ!」 鯱「・・・こめはしょくもつれんさのしたっぱ、うにゅぼれるなこわっぱ」 少し暗くなってきた、もうすぐ日が沈む

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