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ねこつん51


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あの日

上田 「ほら、玄関だよ!難聴!手ぇ!」
難聴 「あう…怖い」
軍師 「ちぃっ!回転ドアがっ…開かない!」
脇谷 「ここまで来たのに…どうしよう?」

その背後から上田の声

上田 「あんた達!どきなさい!!」
その叫び声と共に瓦礫の破片を抱えたまま回転ドアにぶつかって行く上田

がしゃああああん ぱりーん

その刹那周りのガラスも粉々に砕け散る
光のカーテンが下がっていくような風景を黙って見つめる軍師・脇谷・難聴・えーじ

そのカーテンは上田の体を覆っていく

脇谷「上田ちゃん!!!」
軍師「上田ぁぁぁ!!!」

二人は上田に駆け寄る、破片によってか制服は一瞬にして裂かれ、肩からは大量の血を流している

難聴 「う、上田…ちゃん?」
えーじ「うえだー!!!」

その瞬間、上田はきりっと立ち上がり、難聴とえーじの手を取り走り出す
上田 「早く!!離れよう!早く!」

一瞬呆気に取られる四人、そしてその背後を追う

ホテルの周りには消防車・救急車・パトカーが野次馬の整理、消火活動・救助活動を行っている
救急 「大丈夫か!?君たち!?」
上田に駆け寄る救急隊員、しかし上田はその胸倉を掴み叫ぶ

上田 「他の連中は!?クラスメイトは!帰ってきてる?!」

向こうのほうから走ってくるヤンデレとプロミス、きちょうめんに学
ヤン「落ち着け!上田!」
上田「うるさい!他の連中は!?まだ中なの!?」
プロ「おそらく…未だに中かと、けど先ほどから救助活動も行わ」

しかしその瞬間、上田はパトカーの中にあったスピーカーに手を伸ばし
ホテルに向かい叫んだのだった

上田 「聞こえるかーーーー!!!皆ぁぁぁぁぁ!!新ジャンル学園のクソったれどもぉぉぉぉ!!!」

目は虚ろながら、その目はホテルに見据えられる

上田 「男のウンコたれー!!!脇谷は一生引きずるよ!!!あんたが死んだら一生引きずるんだよー!!!」
脇谷はその言葉をシャツの胸元を握り締めながら聞いている

上田 「他の連中もぉぉぉぉお!!!聞こえるでしょぉぉぉぉ!!!一人たりとも死ぬのは許さないんだからぁぁぁぁぁ!!!」
そのホテル周辺に響き渡る絶叫に救急隊員、警官は上田の保護に走る。しかし体に巻かれた毛布を剥ぎ取りさらに叫ぶ

上田 「絶対にぃぃぃ!!!許さないわよぉぉぉ!!!生きないと!!!生きないと!!!ぶっ殺してやるんだかあ…」
その瞬間崩れ落ちる上田
それを支えるヤンデレ、脇谷

脇谷 「上田ちゃん!もう良いよ!お願い…もう…休もう?」
ヤン 「届いてる!!きっとあいつらに届いてる!!死ぬかよ!一人だって死ぬかよぉぉぉ!!!だから上田ぁぁぁ!!」

その右手に握り締められたマイクがことりと地面に落ちる
軍師 「バカぁ…貴様が無理してどうするのだ…上田ぁ!」
上田 「ひぐぅ…ぐす、ぐす。痛いよぉ痛いよぉ…」

きちょ「早く!!!上田ちゃんを…上田を助けて!!!!」

荒鷹「あれ、聞こえたよ、あたしはヒートさん、荘厳さん、ミリ子さんとツンバカちゃん、アホの子と一緒だったけど」
そう呟きながら荒鷹はグラスを空にする

荒鷹「聞こえてたよ、上田ちゃんの声」
その横で日下がふふふと笑いながら荒鷹のグラスに酒を注ぐ

日下「私たちも聞こえてたよ、私は銀さんとがしっこさん、日和ちゃんに、ゆうや君にタケル君」
ヤンデレも苦笑いしながら

ヤン「あたしゃ最初上田が何してんのかさっぱりわかんなかったけどな、意外つか…」
ヤンデレはぷはあっと酒を飲み干す

ヤン「意外と熱い、いい女だと思ったよ」
荒鷹「多分、男だったらスッゴイモテてると思うよ」
日下「わかります、何となく」

軍師と上田がわいわいと騒がしく叫びあってる
その風景をにこやかに見つめる三人

荒鷹「せ、性格は結構破綻系なんだよね…」
日下「あ、あはは」
ヤン「本人は乙女系だと思ってるらしいがな」