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あらすじ 猫とツン 完結編 子供の頃の夢 幼い約束、バスの中で遠い過去を夢に見るツン バスを降り、飛行機に乗り込む新ジャンル学園生徒 行き先は京都 飛行機嫌いの鮫子、海は大好き空は嫌い その飛行機の中で 叫ぶヒートに 響く何かを叩く音 そしてウエックスは石川県 猫が喋ってる事に今気付いた ---- ぱぁん 飛行機の中の空気を凍らせる音 ツン 「・・・く」 ツンの頬を叩く音 叩いたのはクーだった クー 「ツン子・・・何を考えて」 ヒー 「どけぇ!!クー!!こいつは・・・こいつはああああ!!!」 暴れるヒー子を背に押さえつつ、クーがツン子をまっすぐ見据える ツン 「・・・」 ツンの足下で男が目の横から血を流している そしてその男の血を優しくふき取る優 優 「ツン子さん・・・」 ツン子の席の上の荷物入れが開いている ツン子の後ろを男が通ろうとした時 急に近づいてきた事に心揺れたツン子 詰めようとした大きな荷物のバランスを失い、男にぶつけてしまう けど、それを遠巻きに見ていたクーとヒー子には ツンが荷物を掲げ、男に殴りかかったとしか見えなかった 悲しい偶然だった 優 「きっと、わ・・・わざとじゃ無いんだよー!そんな・・・何も聞かずに叩くなんておかしいよー!!」 ツン子を庇うように優がツン子とクーの間に潜り込む クーが一瞬たじろぐ 判っていた、自分も少し冷静さを失ってる事を ツン 「いいよ・・・優」 そっと優の肩に手を乗せる 優  「ツン子ちゃん・・・言わないと・・・言わないと駄目なんだよー!!」 なんて優しい子、こんな自分の為に泣きそうになって ツン 「もう・・・いいの」 優  「ツン子さん!」 膝をついて少し朦朧気味だった男が、立ち上がる 男  「大丈夫・・・俺は大丈夫だから・・・クーも少し落ち着け」 クー 「私は・・・落ち着いている」 ヒー 「男っ!!だだっだだ大丈夫なのか!?」 男は優しく大丈夫だと手でヒー子を宥める クーもまた少し潤んだ瞳で不安そうに男を見上げていた ツン 「じゃ・・・行くから」 優  「ツン子さん!!男君も止めてよ!ねぇ!ねぇ・・・」 ゆうや 「日和・・・落ち着け」 日和  ぶるぶる 雰囲気に飲まれてか 少し怯え気味の日和 落ち着かせるため頭を優しく撫でている 偽善 「嫌な空気ね・・・」 がし  「言わないのかい?」 偽善 「・・・」 がし  「?」 偽善 「多分・・・私は立ち入っちゃ駄目なんだと思う」 がし  「・・・」 偽善 「ツン子と男の・・・大事な何かだと思うから」 がし  「タケルぅ・・・」 タケル 「うん」 がしッ子がそっとタケルに甘えてくる タケルもまたがしっ子の不安を取り除いてやるかの様に そっと肩を抱き寄せた 不幸 「男くん・・・」 日下 「どうしたの?不幸ちゃん」 そのやり取りを不安そうに見つめていた不幸 隣の席の日下がそっと声を掛ける 不幸 「なんかおかしいよ・・・全部」 日下 「不幸ちゃん・・・」 そして声を殺しながら 俯き、膝小僧に涙を垂らしつつ、不幸が呟く 不幸 「私ね・・・修学旅行初めてだったんだ・・・」 日下 「え・・・?」 不幸 「小学校も、中学校も・・・あまり仲の良い子って居なかったし、その・・・」 日下 「・・・」 不幸 「お家にそんな余裕も・・・無かったから」 日下 「あ・・・」 不幸 「でも!高校では・・・頑張ってバイトして・・・少しづつお金貯めて」 日下 「うん」 不幸 「みんな・・・ずぎだっだがら・・・いっじょのおもいでづぐりたがったの・・・」 日下 「うん・・・ぐす」 不幸 「ごんなの、なんがいやだよ・・・」 ウエックス 「ってあーーーーー!!!猫っ!!この猫!!学校で見た事ある!!」 猫  「あ・・・?」 ウエックス 「ししししし新ジャンル学園なんだよ!ボク!!」 猫  「・・・あー」 ウエックス 「実は・・・今日から修学旅行の予定なんだけど」 猫  「んあー言ってたな、確か」 ウエックス 「でもほら・・・ちょっと間違えちゃってwwwwwww」 猫  「そか、駅はあっちやぞ。頑張れ」 ウエックス 「ちょ・・・その、一緒に行かないかい?」 猫  「はぁ!?」 ウエックス 「ひ・・・一人で行ったらもうどこ行くかわかんないよ・・・」

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