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友ミル05」(2006/11/04 (土) 15:31:02) の最新版変更点

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ミルナとのつきあいが始まって、もう2週間になった。 といっても、俺ら二人の関係は以前とはあまり変わらなかった。 毎日一緒に帰るのかと言えばそうでもなく。 一緒に弁当食べるときもあれば一人の時だってある。 ごくごく普通の、自然体のまま過ごせる。 男の取り巻きみたいにベタベタしてくれないでホッとした反面、ちとさびしいかな。 あ。 一つ変わったことがあったな。 男「友ぉ~、最近どうだぁ~?」 俺「チェリーボーイにさよならは告げたかぁ~?」 こいつらのウザさが増した。てめぇら死ね!氏ねじゃなくて死ね! 俺「…そんなに怒るなって、冗談だよ冗談」 男「…メガネメガネ」 友「そこの横山やすし師匠、てめぇはコンタクトだろ。っていうかほっとけお前ら」 俺「ほっといたらお前一人寂しくランチタイムだぜ?」 男「そういや、ミルナちゃんと一緒じゃないな」 友「…」 話の転がし方までウザいというか、思ってることを…邪気眼かよ。 まあいいや…女の子の気持ちなんてまったくワカラン自分よりかは、いい考え導くかもな。 友「ミルナはさ…なんか、いっしょにいるとき、話してるとき…つまんなさそうっていうわけじゃないんだけど…」 男「ああ。笑ってたしな」 俺「初めて見たぞ」 度々見せてくれるようになったあの笑顔、盗み見してたのか? シメるぞコイツラ。 友「ただ、俺の顔見てるだけでも充分幸せそうなんだ…むしろ、一番いい顔してる」 確かに、傍目には微妙すぎて分からないかもしれない。 だが…傲慢かもしれないが、これだけはハッキリ言ってやろう。 あの微笑が俺にとってのベストスマイルだ。 無理の無い笑いなんだ。 男「…まあ…あの子らしいよな」 俺「…で?お前はそれでいいのか?満足してないとかか?」 友「満足……ね……」 俺「やっぱ、見てもらうだけじゃなくって、まずはカラダのお付き合い、いやお突き合いってか」 友「歯ぁ食いしばれ…その股間もいでやる」 男「待て、俺の変装がバレる」 俺「てめえらくぁw背drftgyふじこlp;@:」 またギャーギャー男たちの喧騒が屋上に響く。 俺の野郎、女子にしてやろうか。 そしたら顔もイケてるし、男とお似合いなんじゃないか…って、バカなことを考えてんじゃねえ俺。 男「…OK、まずは落ち着け俺者」 俺「ぜー、ぜー。ちょっとイキそうになったじゃねえか…」 友「あ、そっちのケに目覚めた?」 俺「落とすぞおい」 男「そろそろ話を戻してやれ…発端はお前の下半身ネタだから」 俺「へいへい…で。ミルナに何を求める?今のままじゃ不満か?」 友「いや…そんなんじゃない。俺だって笑ってるミルナを見てるとなんかうれしい」 男「あー、背中かいいかいいかいい(ボリボリボリ」 俺「ムヒのウナコーワ和えキンカン仕立てにございます」 友「聞けよてめえら。………まあ…」 ふと、前に男や俺と馬鹿話で女の話題になったとき。 男のロマンとして語ったなあ、と思い出した。 もっとも、俺氏に比べれば自分のロマンは純情パイ○じゃねえかと罵られたよなあ。 友「いっしょに、アイツの手作り弁当でも食いたいな」 ミルナ「…………」 このとき、気づかないで迂闊にこんな事言ってなかったらな。 俺、あんなにならなくてすんだんだけどな…。

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