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それぞれの1週間編」(2006/11/04 (土) 15:55:10) の最新版変更点

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プリント掲示より、数日後。朝礼。 校長の話、生活指導の先生からの諸連絡が終わる。 「えー、次に。週末開催される武闘会について、  運営会長の軍師さんよりお知らせがあります。ではお願いします」 「参加者の概算・スポンサーである魔王一家との交渉の結果、  賞品の発表・若干のルールの変更及び、観戦における注意事項を記載したプリントを  全クラスに配布した。参加・観戦希望者は目を通しておくように。  確認だが、参加登録は当日朝7:00まで可能だ。  希望者は奮って参加して欲しい。以上だ」 「……えー、では。これにて朝礼を終了します。一年生から順番に教室へ戻ってください」 ----             ○月○日 全校生徒諸君   校内武闘会についての補足             企画部       追記  ・運営による蘇生はリング上での   死者にのみ施される   観戦に際する被害は自己責任とする   回復はこの限りではない  ・大会当日までの残り日数及び、   当日、試合開催時以外での   参加者への協力を許可する   参加者同士の協力も可とする  ・武器自体が意思を持つ場合、   それは武器の能力とみなし、   第三者協力にはならないものとする   但し、武器を通じて第三者と連携した場合、   それは協力とみなし、反則とする  ・優勝者は、魔王により望みを1つ叶えられる   時間を戻す・進める   無関係者である死者の蘇生   等、魔法の存在しない願いは叶えられない   当日朝礼、魔王より詳細な説明がある               以上 ---- 3年教室にて。 「……武器に意思て。ヴァル姐さんだろ。絶対」 「フン、どうだろうな」 「望みがかなうおwwwww翼が欲しいおwww( ^ω^)=3」 「おっしゃぁぁ!内藤も参加するのかぁぁ!受けて立つぞぉぉおぉ!」 「……無理だって。ここの男連中にそんな勇気あるやついねぇよ」 「おとなしくポロリにでも期待してようぜ。な。」 「うぅ……でもこんなチャンス滅多に無いお(^ω^;)」 「優勝狙い、ということは私にすら勝つつもりか。いい度胸だ」 「う……ヴァル姐怖いお。目がマジだお((((^ω^;)」 「ってか内藤さ、なんでそこまで羽にこだわるんだ?」 「……そ、それは……秘密だお!ブーン⊂二二二( ^ω^)二⊃」 「あぁ、こら逃げるな!待て!」 校内。某所。 「……㍉子さん」 「お、アンタめずらしいね!なんか要りよう?」 「武器が、欲しいんです。……売って欲しいんです」 「え、あ、アンタも出るの?  あたしも出るんだよ!パワードスーツは一体しか無いからね!  搭乗兵器は免許なきゃ売れないし、  そんないい爆弾も、重火器も売れないよ!敵なんだから!」 「……この4つと、弾は少しだけでいいんです。だめですか?」 「……アンタさ、リングの広さ知ってるの?  20m四方ってパンフに書いてあったでしょ?  こんなのあっても……」 「だめ、ですか?」 「……いいよ。明日持ってくる  もしアタシと当たっても、手加減は出来ないよ。  まぁ、アンタのことだから、それも……」 「……はい。計算済み、です」 荘厳家。蔵にて。 「どうした。そんな物騒なもの持ち出して」 「……お父様……これは……」 「言い訳はいい。  昨日お前の部屋からこんなものが見つかってな。  学校に行っているとばかり思っていたが……  もしや、と思って来てみればこの有様か」 「……パンフレット……そうですか。ばれてしまいましたか……」 「そこまで、嫌か」 「えぇ」 「なら好きにしろ」 「……」 帰り道にて。 「えー。佐藤さん参加登録したんだ!」 「……(コクリ)」 「そうだよね、佐藤さん強いもんね!」 「……(コクリ)」 「がんばってね!あたしお惣菜屋さんのお弁当もってくるから!」 「……(///)」 「……もし……」 「ふぇ?」 「もし、私が勝ったら……その……」 ピロリーリーローー♪ ピロリーリーローー♪ (森のくまさん) 「あ、ちょっとごめんね。もしもしー?  あ、店長さんですか?はい。 はい。  え、土曜日ですか?うー、ちょっと用事が……  えっ? そうなんですか?おめでとうございますー。  え? 今からですか? わかりました、大丈夫です。  はい。しつれいしまーす」 「……」 「ごめんねー。店長さん、土曜日親戚の結婚式なんだって……  バイト入っちゃったから行けないや……」 「……ぇ、ぁ、」 「でねー、今日からちょっとずつ分けて 仕込みするみたいだから手伝ってくるね。  じゃ、お店こっちだから。 バイバーイ!」 「え、そ……わ、渡辺さぁん……」 某所。深夜。 「……この店も、もうそう長くないかもしれないな」 「何弱気になってるんだい父さん」 「私たちが働ける年になれば大丈夫なんじゃないかな」 「ありがとう、お前たち。……でもな、それまで持ちそうに無いんだ  今日だってそうだったろう。  馴染みの年寄りがちらほら来るだけ。  査察の警察だけはきっちりやってくるのにな」 「……」 「今月でこの店、畳むかな」 「親父……」 「……(´・ω・`)」

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