出身スレ
物語
男「・・・なあ」
女「ん?何?」
女「ん?何?」
くねくね
男「・・・なんでお前はいつもそうやってくねくねしてるんだ?」
女「仕方ないでしょう。私の一族はそういうモノなんだもの。貴方も知っての通りよ」
女「仕方ないでしょう。私の一族はそういうモノなんだもの。貴方も知っての通りよ」
くねくね
男「・・・だけど都市伝説ではお前を見たら頭が狂っちまうはずだろ。何で俺はお前を見ても狂わないんだ?」
女「・・・さあ、何故かしら。私も長いこと田んぼに住みついてたけど、貴方のような人は初めてよ」
女「・・・さあ、何故かしら。私も長いこと田んぼに住みついてたけど、貴方のような人は初めてよ」
くねくね
男「一体お前は何なんだ?」
女「さあ・・・自分でも分からないわ。気がついたら田んぼにいたの。私の頭の中で声がするのよ。『踊れ』・・・ってね。だから私は踊っていたの。それが私の全てだった」
女「さあ・・・自分でも分からないわ。気がついたら田んぼにいたの。私の頭の中で声がするのよ。『踊れ』・・・ってね。だから私は踊っていたの。それが私の全てだった」
くねくね
男「・・・」
女「だけどね、貴方と出会って私は変わったわ。狭い田んぼの中が全てだった私を、外に連れ出してくれたもの。いっぱい楽しいことを教えてくれたわ。・・・人が居るところには行けないけど、私はそれでも十分よ。貴方が居てくれれば、私はそれで十分」
女「だけどね、貴方と出会って私は変わったわ。狭い田んぼの中が全てだった私を、外に連れ出してくれたもの。いっぱい楽しいことを教えてくれたわ。・・・人が居るところには行けないけど、私はそれでも十分よ。貴方が居てくれれば、私はそれで十分」
くねくね
男「・・・悪いな。いつか、お前が普通の女の子になったら、もっと色んな所に行こうな」
女「・・・うん」
女「・・・うん」
くねくね
男「もっと近くへ来いよ」
女「えっ・・・でも、余り近づきすぎると何があるか分からないわ。貴方でも狂ってしまうかもしれない」
女「えっ・・・でも、余り近づきすぎると何があるか分からないわ。貴方でも狂ってしまうかもしれない」
くねくね
男「・・・心配ない」
ぎゅっ
女「あっ・・・」
男「・・・もう狂ってるさ」
ぎゅっ
女「あっ・・・」
男「・・・もう狂ってるさ」
備考
いつもくねくねしている。
見たものは発狂するらしい。
本来、たんぼのなかでくねくねしている白い物体。
見たものは発狂するらしい。
本来、たんぼのなかでくねくねしている白い物体。