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とらいん14


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あらすじ

誤解殺気、ウエックス、不良の三人のお話

命短し恋せよ乙女
影の伸びる夕暮れに咲いた彼女の笑顔

そして間近のウエックス
望んだ笑顔
けど、少し悲しい

そして命削りし不良の背後
襲いかかる棒に
彼はまだ気付かない

ハバネロの不良

がすん

鈍いピリピリとした音が脳髄まで響く
後ろだ、誰だ
デカイ図体の・・・気持ち悪い目をした奴が笑ってやがる

気がついたら頬に床の感触

友  「おい!!・・・何やってんだ!!!おまえぇぇぇぇぇえ!!!」

行くな、友よ
お前は本当は弱いくせに何時も
止めろ親友、掴むんじゃねぇ、俺の親友に馬乗りになるな

がんがんがんがん
止めろ止めてくれ

涙が溢れてくる

俺を不意打ちした奴が友を担ぎ上げ、端っこのイスの積まれた所に投げ捨てる
友はぴくりとも動かなかった

何かの影が自分の顔に被さるの感じる

授業遅刻の誤殺

誤殺 「す・・・すいません・・・遅れました・・・」

からからからと教室のドアを開ける
数学の教師がびくっと教卓前でふためく

数学 「ギギギ・・・つ・・・次からおくれにゃいように!」

うへへ・・・あんまし怒られなかった
でもウエックス君、少し遅れるって言ってたけど・・・大丈夫かな?

そう思いながら机に座る
駄目だ、全然集中出来ない

さっきの会話が何度も頭の中で盆踊りしてる

うへへ

あぅ・・・二つ前の席の子が・・・おびえちゃった

あれ?そういえば前の席の子も居なくなってる・・・う・・・うんこ?

トイレのウエックス

ざばーーーーー

便座にもたれかかるようにウエックスは下を向いている
その眼には涙、涙

ウエックス 「ひぐぅ・・・これで・・・よがった・・・」
何度も何度も癪を切る
もっと背が高かったら
もっと強かったら
何度も何度も鏡の前で練習した大人びた表情も
彼女の前では無意味だった

ウエックス 「だめだよぉ・・・ないちゃ・・・目あかくしたら・・・彼女のしあ・・・わせ・・」

ぼたぼたと床のタイルに落ちる涙は止まらない

ウエックス 「ひぐっ・・・ひぐっ・・・立てよぉ・・・ボクぅ」

結局ウエックスは授業を初めてサボってしまう

ハバネロの不良

意識を歯を食いしばるように維持する
落ちたら負けだ、負けてたまるか

目線を上にあげる
殴られた首筋に激痛が走る

そこに自分に影を落とす意外な人

隣の席の女だった

自分を庇うように手を広げ
男達の前に立ちふさがる

男って奴は単純馬鹿だなあと

その女が凄く綺麗に見えた