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ねこつん38


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あらすじ

ホテル・VIPザ・武道の最上階
貧嬢のお見合い相手の太田

その変態教師の意外な男気に救われる貧嬢

なぜか太田の頭に釘バット

男とツン二人の世界を見つめる不幸
その胸中にあるのは

その横のデバガメダンボールと囚人猫・犬・オウム

京都の夜は終わらない

太田 「ぬぐおぉぉぉぉ!!血が!!血がぁぁぁ!!」
貧嬢の背後から多人数の声

貧嬢 「あ・・・皆様・・・」
きょとんとした貧嬢の肩をそっと橘が抱く

釘バットを投げてきたヤンデレ
ヤン 「この糞教師がぁぁ!!!立て!!立って全力で死ね!!」

太田の携帯に手を伸ばすプロセス
プロ 「すでにこの携帯は出会い系サイトからワンクリック詐欺!カリビアンコムから妻MAP×妻MAPに登録済みです」

きちょうめんに太田の鼻の下を同じポイントで殴り続けるきちょうめん
きちょ「こう!こう!こう!こう!こうよ!!!」

ヤンデレの真似をして太田の頭に花瓶を叩きつける学
学  「貴様は最低だ!!最低だ!!」

そこへ和嬢が貧嬢の頬を思い切り叩く
和嬢 「お嬢の馬鹿!」 ぱちーん

貧嬢 「痛っ!あ・・・あの・・・えっと・・・・」

和嬢 「私は・・・貴方の親友では無いのですか!?」
貧嬢 「あ・・・あのね・・・太田先生は・・・」
和嬢 「可愛そうに・・・混乱しているわ・・・」

その横で太田は空中コンボ
なぜか学は大田父もついでに鈍器で

和嬢 「・・・私の家に来なさい・・・これは命令よ!」
貧嬢 「いえ・・・あの・・・ですから」
和嬢 「心までボロボロになって・・・ああ!大丈夫よ!もう怯えないで!」
貧嬢 「いぃ!?あの・・・正直和嬢様のほうが・・・少し・・・怖」
和嬢 「忘れなさい・・・少し休んだら・・・元の貴方に戻れるから・・・」

その風景をニコニコ見つめる古風と橘
古風 「微笑ましいですね・・・でもまさか和嬢様もこちらにおいででしたとは・・・」

首をかしげる橘
橘  「微笑ましいというか・・・現在238コンボですが・・・」

佐藤 「渡辺さん・・・」
渡辺 「あ~!佐藤さんだよ~皆どこ行ったのかな」
佐藤 「鮫子なら今・・・向こうのテラスで大事な話があるみたいだから・・・」
渡辺 「そうなの~?」

にこにことしながら佐藤さんにくっつく渡辺さん
その可愛さに佐藤さんちょっぴり紅顔

佐藤 「そういえば・・・?優さんと一緒じゃ?」
渡辺 「優ちゃんもう寝てるよ~」

すこし心配になる、今朝のあの騒動を思い出す
男への想いから夢の中に自分の本当の理想の世界を作り出し
その中に閉じこもった優

渡辺 「大丈夫だよ~」

佐藤さんの心配そうな雰囲気に気遣ってか、渡辺さん

渡辺 「優ちゃん強いから~」
佐藤 「・・・そう・・・よね?」

優が寝ているであろう自分たちの班の部屋のほうをすっと見つめる佐藤さん

優  『居るのかなー?』

まっ白い世界に優一人
既に寝入った優の夢の世界

優  『・・・居るんでしょだよー』

その白い世界がふいっと動く

邪眼優 『・・・いるんだよー』
優    『あ、あははー今朝はごめんなさいだよー』

邪気眼優は同じようににこにこしながら優の声を手でさえぎる

邪眼優 『ここにいれば・・・幸せになれるって思ってたよ』
優    『・・・』
邪眼優 『優ちゃんが泣かないようにーしたかったんだよー』
優    『・・・』
邪眼優 『ここに、いれば、もう一人で泣かないですむん』

その言葉を言い切る前に優は同じ姿の邪気眼優をそっと抱きしめる

優    『・・・ずっと一人にしててごめんなさいだよ』

邪気眼優は目を伏せたまま、立ちすくんでいる

優    『受け入れるんだよ』
邪眼優 『受け入れ・・・る?』

優は邪気眼優の目をじっと見つめる

優    『一人で寂しい想いしなくていいんだよー』
邪眼優 『あ、あー・・・』
優    『一緒に・・・居よう?』
邪眼優 『わ、わだし・・・さみしぐて・・・』

邪気眼優の体が白くなっていく
優    『大丈夫だよー』
邪眼優 『ごめんなさい・・・私寂しかったよー!寂しかったよー』
優    『私こそ、ずっと・・・もう一人の私、受け入れなくてごめん・・・なさいだよー』

ぱち
ベッドの上の優が両目を開く
その片目は--------------赤い

ツンと男
その二人を見つめる不幸、その体はすこし震え、目は虚ろ

猫 (・・・こいつもあの猿の事が・・・まったく)

猫はそのまま犬と鸚鵡を連れて廊下に出る
ホテルの従業員に見つからないように・・・どうすればいいかのう・・・
そう思いながらその場所を離れる

不幸 「・・・嫌・・・嫌」
その口元から同じ言葉が繰り返される
近くに居たダンボールと同じ箱の中の囚人は不幸の存在に気付かない

ダン 「wktk!!wktk!!」
囚人 「そこよ!!そこをがばーーーっと!!!」

ゆらゆらと床が黒くなっていく
一瞬水が漏っているのかと思った瞬間

不幸 「嫌ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」

黒い柱が立ち上がった

鮫子 「・・・シュー」
シュー「・・・?」

伏せ目のシューに向かい声をかける鮫子

鮫子 「面倒な事考えすぎよ・・・」
シュー「・・・え?」
鮫子は外のほうに目をやる

鮫子 「今まで沢山のこと言われた」
シュー「?」
鮫子 「・・・自分に酔っているだけだとか」
シュー「あ・・・」
鮫子 「過去に引きずられているとか、新しい恋をしたほうが良いとか」

はんと少し笑う

鮫子 「寒気がするわ、全部知ったような顔でね、漫画とかドラマみたいに」
シュー「・・・なんか悪い女に見えるぞ」

鮫子 「もし・・・もしね」
シュー「ん」
鮫子 「初恋が叶って、その人と純粋に永遠に添い遂げられたら・・・スゴイ幸せよね」
シュー「ああ」

顔が少し赤い、鮫子が少し照れてる
鮫子 「・・・でも、たとえ叶わなかった人がいるとするじゃない?」
シュー「うん」
鮫子 「でもその・・・なんというか・・・その恋心を・・・ただ純粋に」
シュー「うんうん」
鮫子 「純粋に抱き続け・・・もしそのままおばあちゃんになって・・・死ねたら」
シュー「・・・」

頭をがしがしと掻き毟る鮫子
鮫子 「それはそれで幸せなんじゃない?」
シュー「そんなことは不可能だよ」
鮫子 「だから純粋によ、意地とか・・・その・・・あー!もう!」
シュー「・・・馬鹿だよ」
鮫子 「賢い人は嫌いよ、熱い馬鹿が丁度いいわ」

シュー「ふふ、言いたい事は、わかってるよ・・・」
鮫子 「恋を・・・諦めるのも・・・違う恋に生きるも・・・あたしが決めるわ」

その瞬間大きな音を立てながら床が揺れる