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男が記憶喪失になったようです19


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新ジャンル表記一例
※注意:多少ゆがんだ観点多いです

新ジャンル全般=男 (ツンと幼馴染)



父親「いやぁ~それにしてもこりゃ一雨来るなぁ……そういやウチの息子
   記憶無い筈だけど、大丈夫かな、外に飛び出しちゃって」

ツ母「あらら、お髭無くなるとやっぱり男君にそっくりですのねぇ。やっぱり貴方の息子でしたか」

父親「はっはっは、それでもこの偉大なる父を超えるには些か若いかなぁっと」

ツ母「ホント、中身は似なくて良かったわね♪ ツンちゃん♪」

ツン「ちょ、何でそこで私が出てくるのよっ! 私にはぜんぜぇん関係な――
  やぁん! ちょっと弱ツっちゃん離してぇ! む、胸なんて触るんじゃ」

父親「いやそれがベッドじゃ獣」

ツ母「そうなの? ツンちゃん、男君優しくしてくれないの?」

ツン「し、知らないわよッ! もう、いいかげんに……離しな、さいッ!!」 がすっ!

弱ツ「へうっ!! うぐぅ~ぅ……ぐー」 

ツン「わ、私ちょっと男探しに行って来るわね! 傘くらい持ちなさいよ、もう!」

父親「……んふぅ~」

ツ母「……どうしました? ニヤニヤとして」

父親「いやぁ、脳みそまっさらな状態で、雨の中を不安と焦燥に駆られながら
   迷いに迷い、疲れ果ててしゃがみ込んだそこに、傘を持って現れる少女」

ツ母「あら♪」
父親「こりゃあ恋に落ちるには中々のシチュエーションじゃないか、っと」



ツン「まったくあの男はあっちフラフラこっちフラフラ……」

店主「ん? お帰りかい?」

ツン「あ、いえ。少し出て直ぐに戻ってきますよ。さっきの男を迎えに行こうかと思って」

ザル「迎えに? もしかして迷子かい、話してみたらどうだ?」

ツン「あはは……彼はその、携帯持たない人なので、ってクーのお姉さん!?」

ザル「ははは、お久しぶり。でも上で騒いでたのは君たちだったのか」

ツン「えっと、煩かったですか?」

ザル「気にはならんよ」

店主「それよりも迎えに行くなら早いほうが良い、どうやら強くなるらしいからな」

がらがら

ツン「はい! それじゃあ行ってきます」

がらがら

店主「知り合いかい?」

ザル「妹のにっくきライバル、と同時に親友だそうな」

店主「何だか複雑な関係なんだな」

ザル「何かいい物語があって、それを語る相手がいる。それだけで人生は捨てたもんじゃないさ」





(素直クール=クー表記)

店員「ありがとうございましたー!」

ウィーン カタ シュー

クー「……」

ざわざわ

クー(ったく、面倒臭いな)

ポツン ポツポツ しとしとしとしと

クー「雨か」

しとしとしとしと ザー

クー「まったく、天気予報どおりというのに」

ザー

クー「何故にウチの姉は傘もタクシー代も持たずに酒代だけ持ってフラフラ出歩くんだ」





(素直ヒート=ヒー表記)

店主「ヒーちゃん?」

ヒー「はぁい! 何だ、店長!」

店主「ははははは、相変わらず声がでけぇな、いや、今天気予報見てたんだけど」

ヒー「おおっ?」

店主「やっぱ一雨来るかもしれないから、今日の所は早めに上がりな」

ヒー「良いのかッッ!? いよっしゃあああ!」

店主「ああ、今日は元々裏方仕事しか無かったしな、気にすんな」

ヒー「うん! じゃあ着替えてくる!!」

店主「はは」
TV 「この雨は次第に強くなり、雷雨を伴うでしょう」

店主「そうだ、ヒーちゃん!? お店の傘、良かったら持っていきな!!
   結構大きめの傘だからな! 少々の強い雨なら大丈夫だろうし!」

ヒー「だらっしゃあ!! 借りるよっ! お疲れ様でしたッッ! 走れぇ!」

店主「ちょ走るなッ! 相変わらずせっかちだなぁ……」

ザル「相変わらず元気な子だ」

店主「元気過ぎるくらいだ」





(新ジャンル「素直冷静不良」=冷不表記)

冷不「……」

DQN「があっ……痛ってぇ、腹が。ああ」

冷不「男との約束、その86『 喧嘩は買わない 』だったな」

DQN「があっ……てめぇ、女の癖に」

冷不「男との約束、その87『 しかし自分の身は全力で守れ 』だ」

DQN「何を、さっきから訳のわかんねぇ事を――げうっ! がはっ!」

冷不「ふん、ナンパにしては随分手荒い事をするものだな」

DQN「がはっ! がはっ」

冷不「それに随分手馴れた感じだ、よって」

DQN「な、何だよ! もう勘弁してくれよ! なぁ!」

冷不「二度と表に出られない顔になるだけだ、気にするな」

DQN「ぷぎゃん!」

冷不「ったく、喧嘩するなら雨の当たらない所にしてくれなきゃ困るぞ」

しとしとしと ザー





(新ジャンル「甘え下手の策略アンニュイ」=甘策表記 )

甘策「……んー」

しとしとしと ザー

甘策「はぁ」

ザー

携帯電話 ピッ ピピピ 

甘策「……姉さん? 今どこ?」

甘策「ええ、私は駅前。もし近くだったら拾って欲しくって」

甘策「ふぅん、じゃあついでにこっち寄ってよ、帰りがてら」

ザー ゴロゴロゴロゴロ

甘策「もう、雷も鳴って……さてさて、オールドファッションでいいかしら」

甘策「ふふ、ドーナツ好きがバレるの嫌なの? バカねぇ」

甘策「出来る女の演出って、ふふ」

甘策「そんな事、皆知ってるわよ。とっくにそのカードは切ったもの」





(新ジャンル「やさしい」=優表記)

優 (ぴっちぴっちちゃっぷちゃっぷらんらんる~♪)

しとしとしとしと ざー

優 (雨強くなって来そうなんだよー)

ざー

優 (さすがにこんな天気でお母さん買い物に行かせる訳にいかないんだよー)

ざー

優 「……」

ざー

優 (ぴっちぴっちちゃっぷちゃっぷらんらんる~♪)

ざー

優 (うーん。近くの商店街は閉まっちゃってるだろうなー)

ざー

優 (ちょっと遠出して駅前に行くしかないんだよー)

カンカンカンカンカンカンカン

優 「こ、この踏み切り中々上がらないんだよー」





(新ジャンル「無駄に荘厳」=荘厳表記)

しとしとしとしと ザー

荘厳「う~いい加減に雨止まないかしら……」

荘厳(お父様の傘持って行けの言いつけをうっちゃ投げて出てきてしまったのが
   いまさらながら重くのしかかってきますわね……)

荘厳「……はぁ」

人々1「な、何だこのおどろおどろしい雰囲気並びに冷たく赤く光る暗雲は!?」
人々2「なん……だと? この脳髄に叩き込まれる絶望に満ちた音楽は!」
人々3「だ、誰か助けてくれぇ! 冥界王ハーデスがロータリ中央から今まさに召還されようと――」

荘厳 「アラ? お父様?」

荘厳父 スッ

荘厳 「まあ……私のお傘。もしかして私を迎えに来たのですか? ふふ、ありがとうございます」

荘厳父 くいっ つかつかつか

荘厳 「ふふ、照れなくてもよろしいじゃないですか。それじゃ一緒に行きましょうか」

人々1「お、おお……あの大きなデパートの入り口から立ち上る光によって――」
人々2「いや! 光だけじゃない! 脳内に響き渡る天使の歌声のような響き――」
人々3「ああっ! ロータリー中央に湧き出たハーデスが『チッ!』と唾を吐いて消えた!」
ALL 「奇跡だ! 奇跡が起こった!!!!」

荘厳「ん? うふふ、はいはい、今日の夕飯のオカズはいかめしですよ」
荘厳父「……む」





(新ジャンル「軍事オタ」=ミリ表記)

店主「これで注文の品は全部の筈だよ、確認は済んだかい?」

ミリ ぱたん

店主「領収書切るかい?」

ミリ「領収書は結構だ、商品に問題無い。支払いは今現金で行うよ」

店主「へっ、こっちは何でも揃える何でも屋さ、何だったらもっとヤバイもの仕入れてやろうか?」

ミリ「ふん、この中に金はある」

店主「そりゃまいど……ん? これ随分多くないかい!?」

ミリ「それじゃ、私はこれで行かせて貰うよ」

店主「お、おい! ちょっと!!」

ドア ギィィィ バタン

店主「ったく、口止め料って事か……へっ」

ぶろろろろろっろろろ

店主「……つかお菓子くらい普通に買えばいいのに。何であそこまで恥ずかしがるんだろうな」

しとしとしとしと ざー

店主「ふぅ、雨が強くなってきやがったな」





(新ジャンル「誤解殺気」=誤殺表記)

誤殺「……雨」
しとしとしと ざー

誤殺(……えぅ、雨強いぃ)
ざー

誤殺「あ、カバンの中に折りたたみが確か……えっと」 ごそごそ

警察「き、君! え、駅の構内で何を取り出そうとしているんだ!」

誤殺「ふぇ?」

警察「そ、そのカバンを……床にそうっと置き給え! いいか!」

誤殺「へ? ええ? え?」

警察「ひいっ! ほ、本部に連絡だ! あーあーシキュオウエンモトムーモトムー」

誤殺(な、何か大変な事になっちゃってるよ! だ、大丈夫! この傘を出せばきっと)

警察「動くんじゃない! 君のような……その、まだ若いんだ! さあ!」

誤殺(この傘出せばきっと『なーんだ、おじさんの勘違いだね』で纏まるよっ!)

警察「いいか……そぅっと、そぅぅっと置くんだ」

誤殺 (い、今出しても大丈夫、かな? かな?) じりじり

警察 (この女……スキがまったく無いッ! 出来る……) じりじり





(新ジャンル「ツンサメ」=鮫子、不良)

不良「……っだぁく! あのクソババァ! こんな時間まで残しやがって!」

チャリン ピッ 

不良「相変わらずここの自販機のコーヒーは種類がねぇな」

ピッ がちゃこん

不良「ちょ、誰だコラァ! 勝手に――って鮫子?」

鮫子「随分と遅かったじゃない、こってりやられたようね」

不良「はぁ、オレは余り金ねぇってのに。大体な」

鮫子「はい」

不良「何時も自分勝手に――肉まんと、お茶?」

鮫子「後これ、傘」

不良「……ワリ」

鮫子「ばーか」

不良「傘かぁ、しゃあねぇバイク置いて行くか。一緒に帰ろうぜ」

鮫子「ふふ良いの? バイク。まあ構わないわよ」

しとしとしと ざー





コンビニ
店員「ありゃーとごじゃーっしゃー」

男 「……」

うぃーん うぃーん

しとしとしと ざー

男 「はぁ、貴重なオレの300円が……傘代になるとは」

男 (ツンにもう少しお小遣い請求しないといかんよなぁ……一日500円て)

男 「しっかしここはどこなんじゃろうなぁ、まったく判らんのだが」

男 「……」

男 「まあホロホロ歩いてりゃどっかに付くかねぇ」

ざー

男 「うーむ、記憶が無いってのはこういう時にピンチを招くんだなぁ」

男 「うげ、何か薄汚い路地裏じゃあ。ここは無いな、うん」

男 「少し戻って……あ! コンビニの店員に聞けばいいじゃん!」

男 「よっし、今すぐ戻って……店の名前はっと」